no.113 ねぇ、話を聞いて
とある深夜のこと。
Mさんは自室で眠っていましたが、電話のベルで起こされました。
しかし、電話を取っても無言です。
せっかくの眠りを邪魔されたMさんは怒って、
「誰だ!?悪戯はやめろ!」
と怒鳴って切ってしまいました。
数分後、また電話が鳴りました。
また無言電話です。
「おい!何なんだよ!?いい加減にしろ!!」
Mさんが怒鳴ると、電話から、か細い女性の声が聞こえました。
「誤解なの。ねぇ、Tさん話を聞いて」
(間違い電話か?)」Mさんはそう思いました。
「あのね、うちはMだよ!間違いじゃないの?」
「ねえTさん、私今、○○霊園の前の電話ボックスにいるの。すぐに来て?お願い」
さすがのMさんも怒りが頂点に達し、思い切り怒鳴りました。
「ふざけんな!今何時だと思ってんだ!やっちまうぞ!!」
受話器の向こう側から悲しそうな女の声が聴こえました。
「もうしたじゃない」
また無言電話です。
「おい!何なんだよ!?いい加減にしろ!!」
Mさんが怒鳴ると、電話から、か細い女性の声が聞こえました。
「誤解なの。ねぇ、Tさん話を聞いて」
(間違い電話か?)」Mさんはそう思いました。
「あのね、うちはMだよ!間違いじゃないの?」
「ねえTさん、私今、○○霊園の前の電話ボックスにいるの。すぐに来て?お願い」
さすがのMさんも怒りが頂点に達し、思い切り怒鳴りました。
「ふざけんな!今何時だと思ってんだ!やっちまうぞ!!」
受話器の向こう側から悲しそうな女の声が聴こえました。
「もうしたじゃない」
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