将棋盤

No.22 将棋盤にある「血溜まり」と呼ばれる穴

昔の将棋盤には「血溜まり」と呼ばれる穴が盤の裏にあった。

徳川将軍が考案したと言い伝えられている。

対局中に迷惑行為(口出ししたりルールやマナーを守らない人)を打ち首にし、
盤をひっくり返し、血溜まりと呼ばれる穴に生首を乗せて晒したという。

当然、生首から流れる血が穴に溜まっていくので
「血溜まり」と呼ばれるようになったのは言うまでもない。
それを見た将棋指し達は自分はそうならないようにと気を使ったそうだ。

しかし後の将軍が愛する将棋をそういう行いをする者の血で汚すのはよくないと考えて
血溜まりのある盤は片っ端から焼き払ったとされている。

今では血溜まりと呼ばれる穴がある将棋盤は数える程度の希少品。

もちろん使用済みの血がついた物は皆無といわれているが真偽は不明。
もし、生首を乗せたことのある使用済みの盤が発見されたらかなりの価値がつくとも噂されている。

現代ではルールやマナーを守らないからと言って死刑にされることはないから安心だが、
いつの時代でも他人の対局中に口出しするなどの迷惑行為は忌み嫌われるということだ。