診察中に、患者と話してると背後から誰もいないのに
肩を掴まれたり重たくなったりしてた時があった。

夜中当直室で、ふと目が覚めると体が動かない金縛り状態、
なんだこれはと焦っていると、電話が鳴って動けるようになった。
病室で患者急変、友引にされるところだったか。

深夜に病院で祖父の最期を看取った後、帰宅しようと病室から玄関に行くと叔父の靴だけがない。
盗むメリットもない汚れた運動靴。
間違えたにしては残された靴も無いし、小さな病院なうえに深夜も深夜、全く他の面会者はいない。

結局、祖父が履いて行ったのではという話になった…

私の知り合いで見えてしまう人がいるのですが、大きな病院一階のロビーなんかには大勢の方々がいらっしゃいます、とのことです。
きっとさびしいのでしょう。

聞いた話だが、以前勤めていた病院で、某学会の信者が入院していて、そろそろお迎えがという時に
仲間の信者が多数、来たそうだ。

そして、モニターで心電図がフラットになった時に、その信者たちが一斉に「南無妙法蓮華経～」と
勤行を唱え出した。
すると、また心電図が動きだしたらしい！！

結局、お亡くなりになるのだが、対応した医師、看護師は
「信じられない・・」
と唖然としていたそうだ。

研修医時代、末期卵巣がんで腹膜播種、もう意識がなく心停止を待つだけの患者さん
を担当していた。意識がない状態が続いており、もういつ亡くなってもおかしくない状況で、
家族は毎日見舞いにきていた。家族は生後間もない乳児をいつもつれてきていたが、
ある夕、病室に入った瞬間その赤ん坊が大泣きしたらしい。
今まで病室で泣いたことはなく、驚いた家族は今日が最期と悟ったそうな。
本当にその晩、亡くなられた。
後から皆で、赤ん坊には何か分かる能力があるもんなんだねーって思ったっていうお話。

寝たきりで寝返りも出来ず口も利けない初老期の患者さん。眼力だけは強かった。
喀痰吸引のため気管切開することになった。個室で切開手術を耳鼻科医がきてやった。
術野を照らすライトがおじさんが怒りの表情でぎりぎり歯軋りしたらパンって割れた。
2回目出血が続くので再度縫合するために2度目の個室でのオペ、オジサン怒りの表情、
再び新しいライトがパンって割れた。と同時にしっかり固定したはずの壁付け吸引瓶も
バンって割れた。すげー念力！って皆たまげた。

お坊さんが(見た目はお坊さんとしては分からないように)来る病院があったのは知ってる。

看護士などが救急外来でたまに見慣れない人を見かけるようになる、でも確認しようと
するとそんな人は居ないって状態が発生するとそのお坊さんが呼ばれるらしい。

でも怖い云々以前に、現場は忙しくて何より事故等に繋がる可能性を重要視してた。
だから、喩えとして相応しく無いかもしれないけど「ネズミが出たから駆除業者を呼ぶ」
感覚で現場は淡々と処理していたとのこと。

実際にポルターガイストが目の前で起こったら信じるっきゃないでしょ。

たまげて怖かったけどな。
あとから思うと良い経験した。

当直の時、詰所の近くの個室の病室が空いてるからと寝ていたんだ。
明け方にベッドの下からドンドンと突き上げる衝撃で目が覚めた。
目は覚めたが身体が全く動かせない。
「これが金縛りか」今まで経験した事のない出来事に何故か嬉しくなって
笑おうとしたが笑顔も作れない。それで急にゾッとして焦り、「悪霊退散」と
唱えているうちに金縛りが解けた。
すぐにベッドの下を覗いたが病室のベッドは下がガラ空きだ。
詰所に行って「生まれて初めて金縛りにあった」と言ったら
看護婦さんたちの顔が急に険しくなって「怖い話は止めて下さい。
一週間前にその部屋の下の階の病室で自サツが有ったんです。」
と言われてしまった。ベッドの下から衝撃が有った事は言いそびれたのに。

実に気持ちの悪い経験だった。その後は金縛りにあっていない。
金縛りの最中に斜め上から感じた視線が特に気持ち悪かった。

大学の時、解剖のスケッチを怠けてたので間に合わなくなりそうに
なり、解剖の先生に頼んで夜中の１２時頃までやらせてもらった。
友人と２人でやってたら、解剖室の端っこから「お～い、お～い」
と声がしたので、真っ青になって先生に言ったら「ああ、よくあるよ」
って言われた。

意識の無い、進行松果体部腫瘍で
ＩＣＵにてin-outの管理の一環で毎日体重のチェックするべく、ベットごと重さを測定していたんだけど

臨終で心肺停止になった瞬間、重さが数グラム軽くなった事はあった

ＮＳらは「魂の重さか？」と騒いでいたけど

金縛りは当直時みたいに睡眠のリズムが乱れた時に起き易い。

睡眠麻痺という理屈は分かっていても実際に体験すると恐ろしい。

理屈が分かっていないなら霊的な体験と思っても当然かもしれない。

じゃあ階段でいた女は？
先週見たんだよ
階段に女患者がいて「早く休んでくださいよーもう２時だよー」

つったらパッと消えた

あれ以来肩凝りと膝の関節がおかしい
霊は一切信じないからなあ！夢だよな？
起きてるときも人は夢を見るらしいしな

昔、入院中にハツエさんって言うお婆さんの患者が亡くなった夜から
深夜に廊下をスリッパでスタスタ歩き回る音を聞くようになった。
気になってドアを開けても誰も居ないし相部屋の人に「聞こえますよね？」
爺「知らんぞ、夢でも見たんだろ？」聞こえるのは私だけだった。
因みに退院する日まで毎日続いた。END

アメリカかどこかの病院をうろついてるある猫は、
氏期が迫ってる患者のベッドに行くとして有名。
その猫が枕元に座ると「あの患者さん、もうすぐだよ」と
ささやかれて、実際にじき氏ぬという。
匂いかなにかでわかるのか。報道された話。