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都市伝説 No229 「もう一人くらい乗れますよ」夢でみたあの男

「もう1人のれますよ」と不気味な笑顔で語りかけるあの男、どこかでみた顔だったが――。

夢の中で道を歩いてたら後から馬車がやってきた。

歩くのも疲れたから乗せてもらおうと思ったら、
荷台は既に人でいっぱいだった。

荷台の人がみんなで俺を見た。
みんな灰色の顔をしててゾンビみたいで無表情だったんだけど
一人だけ、その灰色のゾンビ顔の男が満面の笑みで俺に言ってくれた。

「もう一人くらい乗れますよ」

俺は断った。
そこで目が覚めた。

その日用事があって駅ビルに出掛けた。

エレベーターで最上階に行こうと思って待ってたら、
地下からやってきたそのエレベーターは既に満員。
灰色の顔をした中のヤツらはみな無表情でこっちを見てる。

その中の一人の男が笑顔で言った。

「もう一人くらい乗れますよ」

俺は乗らなかった。

そのエレベーターは数十秒後
ワイヤーが切れて下まで落ちた。

そういえば、あの男の顔は…。

何人亡くなったのかテレビニュースで言ってただろうが
俺は知らない。