
海怖小話『魍魎やっさん』『海の中に潜むもの』
夜の海に漂うクニャクニャとした人外のもの。海面に薄らと浮き上がる不気味な影。海に巣食う魔物と出会ってしまったのだろうか――!?
427 :第一話 :2005/07/01(金) 22:39:57 ID:zf5Pw04qO
去年、泊まり掛けで東北の海の家に行ったん。
八月頭に行くつもりが客が多く、
予約入れれなかったから盆しか開いてなかったんで15日の夜から二泊になった。
んで15日の夕方に向こうに着いて、
夜は海辺でバーベQして、次の日の朝1から海で遊ぶために早く寝た。
夜中、喉が渇いて目が覚め、何げに窓から海を見ると、月明かりに照らされた海が。
「うわ~!綺麗やなぁ。」
って思ってたら、夜中の三時ぐらいに関わらず、沖に人がいる。
全身真っ白な。
サーファーかな?って思ったけど、沖なのに水面に立っている。
しかも何か踊ってるように体がクニャクニャ動いていた。
しばらく観察していると、クニャクニャしながら少しずつこちらへ向かってきている。
妙に気持ち悪くなって、横で寝てた友達起こして一緒に見た。
近づいてくるにつれ、
クニャクニャした動きが激しくなって、真っすぐに波の上を歩いて(?)きた。
人間の様に二本足、二本腕に見えたが全身タイツみたいに真っ白。
途中、頭痛がしだし、恐くなってカーテン閉めて友達と布団に潜った。
次の日の朝、海の家のオジさんにその事言うと
「こんな時期に夜の海眺めちゃー、そりゃ見る。だめだって見ちゃ!」
みたいな事言われた。
あれは何なの?
クニャクニャした動きが激しくなって、真っすぐに波の上を歩いて(?)きた。
人間の様に二本足、二本腕に見えたが全身タイツみたいに真っ白。
途中、頭痛がしだし、恐くなってカーテン閉めて友達と布団に潜った。
次の日の朝、海の家のオジさんにその事言うと
「こんな時期に夜の海眺めちゃー、そりゃ見る。だめだって見ちゃ!」
みたいな事言われた。
あれは何なの?
442 :うしろにななしさん :2005/07/02(土) 01:04:27 ID:yr+a/AhZ0
>>431
「魍魎やっさん」
海で亡くなられた人。海の幽霊の一種。
長く見つめていると引き寄せられて知らず知らずのうちに
海に入ってしまい、彼らの仲間となる。
頭痛が始まった時点で半分魅入られていたな。
こいつのおかげで甲板から海へ飛び込んだ
船乗りが何人もいる。
「魍魎やっさん」
海で亡くなられた人。海の幽霊の一種。
長く見つめていると引き寄せられて知らず知らずのうちに
海に入ってしまい、彼らの仲間となる。
頭痛が始まった時点で半分魅入られていたな。
こいつのおかげで甲板から海へ飛び込んだ
船乗りが何人もいる。
927 :第二話 : 2005/08/05(金) 09:30:47 ID:Q4WuFmMi0
大学生の時に忍者の国の南端にある海で
かなり沖のほうまで泳いだ。
ブイなんかとうの昔に通り過ぎた。
この海は足がつかないくらい深い場所でも、
海底が見えるほど水が澄んでいるのだが、
台風の影響かいつもより海水が濁っている。
水の底は一面に茶色く濁った緑色である。
相当沖に来たところで疲れたからそろそろ引き返そうと思い、
立ち泳ぎで体を休めていると、足の下の緑に濁った海水の中を、
大きな長い影がすぅっと横切った。
長細いうなぎか蛇のようなシルエットだったけど、
頭が大きめの浮き輪ぐらいあったと思う。
見えたのはほんの数秒だったけれど、とにかく長いという印象を持った。
しばらく固まった後、
とにかく刺激しちゃいけないと思いゆっくり平泳ぎで海岸まで戻った。
足がつくほどの浅瀬になると、全身が今頃恐怖でがたがた震えだした。
ただの見間違いだったのかもしれないが、
それ以来、海で泳いでいない。船にも乗っていない。


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