438: うしろにななしさん 2005/12/25(日) 05:14:38 ID:9egzt3Tp0

海怖「海面が光ることがあるから、気をつけよ ワッチが見た謎の光」
航海士が言った「海面が光ることがあるから気をつけろ」という言葉。エンジニアとして乗り込んだ船で見た不思議で美しく得体の知れない謎の光。海には人が知らないナニカが存在するのかもしれない――。
■用語解説
ワッチとは?
船の航海中は、航海士と部員(甲板手)がペアで船橋(ブリッジ)に立ち、
船の運航状況や周囲の船舶の動きなどを監視しますが、
これを航海当直(ワッチ)と言います。
航海当直は午前0時から4時間ごとの6つの時間帯に分けて行われます。
担当航海士と甲板手1名は、
それぞれが4時間作業して8時間休むというサイクルで当直に立ちます。
サイクルには3つ種類があります。
0-4(ゼロヨン)
0時~4時、12時~16時
二等航海士が担当する。
4-8(ヨンパー)
4時~8時、16時~20時
ベテランの一等航海士が担当する。
8-0(パーゼロ)
8時~12時、20時~24時
一番経験の少ない三等航海士が担当する。
船に乗っていた頃に遭遇した不思議な体験です。
今まで、友人たちに言っても、誰にも相手にされず、
それ以来話すこともなく忘れておりましたが、
ふと思い出したので書き込んでみます。
もう、10年近く前になるでしょうか?
季節は春の初め頃、4月ぐらいだったと思います。
その頃はあちこちで乗船してましたので、もはや記憶は混乱しています。
ただ、夜中のワッチの時間に毎日、百武彗星(だったかな?)が、
水平線から10~20度ぐらい上に、とても綺麗に見えていたので、
調べれば時期は特定できるかもしれません。
私は少々特殊な業務で、
船に艤装(ぎそう)した機械を扱う
エンジニアとして乗り込んでいたのですが、
機械が正常に動いている限り何もすることがないので、
他の船員さんと調査員さんに混じって、
ワッチ当番に組み込まれていました。
しかも0-4のワッチ当番でしたから、
真夜中の0-4時、昼の12ー16時に毎日ブリッジで
当番の航海士さんと一緒に見張りをしておりました。
台湾の高雄港を出航した日の夜だったと思いますが、
ワッチの前任者から、引き継ぎを受けたときに、
『前方の海面が光ることがあるから、気をつけとけよ」
と言われました。
前任者は、引き継ぎしたらすぐに食堂へ夜食を食べに
降りていってしまいましたので、その時は、それ以上聞けず、
航海士も同じことを8-12当番の航海士から言われていたようで、
二人して「???」な状態で当番に入りました。
それは、当番が始まってから30分もしないうちに始まりました。
計器のランプ以外はなにも明かりがついていない
真っ暗なブリッジで、コーヒーを飲みながら、前方監視をしていたときです。
水平線付近が「ぼ~っ」と光っている(瞬いている?)のに気付いた私は、
その時の当番航海士(たしか二等航海士)さんに、
「○○さん、前方、ほら、光ってないですか?」
と言ったところ、航海士さんも、ほぼ同じタイミングで、
前方が光っていることに気が付きました。
「△△さん(私の名前)、あれ、なんだか、大きくなっているような気がしません?」
「そうですね、しかも、本船があの光に向かって進んでいるような?
いや、光が本船に向かってきてるんですかね?」
「△△さん、レーダーには何も映ってませんよ。」
と言って、観測レンジのつまみをがちゃがちゃいじっている。
「10マイル以内には、本船後方に先ほどすれ違っていった漁船以外は映ってないなあ。」
こんな感じのことを二人して喋っていたところ、
光はどんどん大きく見えてきます。
しかも、何と言っていいのか、
海の下が光っているような、緑っぽい感じの光で、
波の加減で、ちらちらと光っているような感じでしょうか。
30分(たぶんそれぐらいの時間だったと思う)もしないうちに、
ブリッジにいる二人にも完全に見えるぐらい、
光っているものが近づいて来ます。
そのころには二人にもはっきりとそれが分かりました。
本船よりも大きな丸くて光る何かが、
海面下5~10mぐらいでしょうか、
こちらめがけてかなりの速度で動いています。
すれ違うころになると、
ブリッジでの二人の興奮した話し声を聞きつけて上がってきた、
船長と通信長さんの4人して、その海面下の光る何かを目で追ってました。
「船長、ほら、やっぱりレーダーには何も映ってませんよ」
「そうやね、△△さんの面倒見てるドップラーソーナーにも何にも映ってませんね」
「なんだろ、あれ?」
「でも、本船の右舷をかわすようだから進路だから、注意して」
「そもそも、あれ、海面下ですよね?動いているの?」
「そうだな」
などと言うような会話を記憶しています。
確かに光る何かは、本船のかなり右舷のほうですれ違いそうな感じです。
ただ海上では、あまり距離感が分からなくて、
(私が慣れていなかっただけかも?)
100mだったのか、それとも
200mだったのか、よく分からないのですが、
そんなには近くないけど、間近を光る何かは通り過ぎていきました。
すれ違うときは、それはもう綺麗な緑色の光の丸でした。
4人して「おおっ~」ってため息が出たぐらい。
そのまま海面下の光は、
進路も速度も変えることなく、
本船から遠ざかっていきました。
オチもなにもありませんが、船に乗っていた数年間で唯一度の不思議な体験です。
ワッチの前任者から、引き継ぎを受けたときに、
『前方の海面が光ることがあるから、気をつけとけよ」
と言われました。
前任者は、引き継ぎしたらすぐに食堂へ夜食を食べに
降りていってしまいましたので、その時は、それ以上聞けず、
航海士も同じことを8-12当番の航海士から言われていたようで、
二人して「???」な状態で当番に入りました。
それは、当番が始まってから30分もしないうちに始まりました。
計器のランプ以外はなにも明かりがついていない
真っ暗なブリッジで、コーヒーを飲みながら、前方監視をしていたときです。
水平線付近が「ぼ~っ」と光っている(瞬いている?)のに気付いた私は、
その時の当番航海士(たしか二等航海士)さんに、
「○○さん、前方、ほら、光ってないですか?」
と言ったところ、航海士さんも、ほぼ同じタイミングで、
前方が光っていることに気が付きました。
「△△さん(私の名前)、あれ、なんだか、大きくなっているような気がしません?」
「そうですね、しかも、本船があの光に向かって進んでいるような?
いや、光が本船に向かってきてるんですかね?」
「△△さん、レーダーには何も映ってませんよ。」
と言って、観測レンジのつまみをがちゃがちゃいじっている。
「10マイル以内には、本船後方に先ほどすれ違っていった漁船以外は映ってないなあ。」
こんな感じのことを二人して喋っていたところ、
光はどんどん大きく見えてきます。
しかも、何と言っていいのか、
海の下が光っているような、緑っぽい感じの光で、
波の加減で、ちらちらと光っているような感じでしょうか。
30分(たぶんそれぐらいの時間だったと思う)もしないうちに、
ブリッジにいる二人にも完全に見えるぐらい、
光っているものが近づいて来ます。
そのころには二人にもはっきりとそれが分かりました。
本船よりも大きな丸くて光る何かが、
海面下5~10mぐらいでしょうか、
こちらめがけてかなりの速度で動いています。
すれ違うころになると、
ブリッジでの二人の興奮した話し声を聞きつけて上がってきた、
船長と通信長さんの4人して、その海面下の光る何かを目で追ってました。
「船長、ほら、やっぱりレーダーには何も映ってませんよ」
「そうやね、△△さんの面倒見てるドップラーソーナーにも何にも映ってませんね」
「なんだろ、あれ?」
「でも、本船の右舷をかわすようだから進路だから、注意して」
「そもそも、あれ、海面下ですよね?動いているの?」
「そうだな」
などと言うような会話を記憶しています。
確かに光る何かは、本船のかなり右舷のほうですれ違いそうな感じです。
ただ海上では、あまり距離感が分からなくて、
(私が慣れていなかっただけかも?)
100mだったのか、それとも
200mだったのか、よく分からないのですが、
そんなには近くないけど、間近を光る何かは通り過ぎていきました。
すれ違うときは、それはもう綺麗な緑色の光の丸でした。
4人して「おおっ~」ってため息が出たぐらい。
そのまま海面下の光は、
進路も速度も変えることなく、
本船から遠ざかっていきました。
オチもなにもありませんが、船に乗っていた数年間で唯一度の不思議な体験です。


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