
海怖小話『お盆、出航禁止なのに船を出したら』『テレポーテーション?』他1話
お盆は「地獄の釜の蓋が開く」と言われ、あの世から亡くなった人たちがこの世に帰ってくる日であるといいます。お盆は「海に行くと引っ張られる」という言い伝えもありますが、もし気にせず海に出たとしたら――。
193: 第一話 02/12/21 12:20
8月は死者が家に帰るお盆と言う行事があります
今回はそれにまつわるお話です。
私の友人の父親が近海漁業を仕事にしている人がいます。
彼が若い頃、出航は禁止されていたのにも関わらず
お盆の時期に船を出したそうです。
雲ひとつない快晴の早朝、
出航して10分もしないうちに急に雷雨となり、
前方の視界もほとんどなくなりました。
彼も心配になり、港に戻ろうと方向転換した直後、
海面に細い棒が無数にあることに気づきました。
それは棒ではない、人間の腕だったそうです。
無数の腕は一定の幅で沖の方に流れていったそうです。
何の音もなく、整然と流れていく腕に、
彼は老人が伝える、死者の行進を思い出しました。
その行進を刺激しないこと、
さもなくば連れて行かれるだろうと。
彼は、大男で豪快な男ですが、
お盆の3日間は絶対に海には出なくなりました。
彼は言います。
あれは海を渡って黄泉の国にいくのだと。
お盆の海水浴は避けた方がいいのかもしれません。
無数の腕は一定の幅で沖の方に流れていったそうです。
何の音もなく、整然と流れていく腕に、
彼は老人が伝える、死者の行進を思い出しました。
その行進を刺激しないこと、
さもなくば連れて行かれるだろうと。
彼は、大男で豪快な男ですが、
お盆の3日間は絶対に海には出なくなりました。
彼は言います。
あれは海を渡って黄泉の国にいくのだと。
お盆の海水浴は避けた方がいいのかもしれません。
503: 第二話 2008/01/13(日) 19:03:34 ID:NkHeAbL40
6歳くらいの頃だったか。
家族で海に行ったとき、兄貴と一緒に浮き輪つけて泳いでたんだ。
30分くらい遊んで、兄貴がジュース飲むーって浜辺に戻って行った。
しょぼんとしてたら、何かに呼ばれた感じがして沖の方に目をやったんだよ。
そしたら小島、水面から上が緑全開の小島が目に入ってきた。
ブロッコリーみたいだな…って思ったのを憶えてる。
(ブロッコリーが当時嫌いだったから良く憶えてるw)
したら急に、小島と目が合ったような感覚に捕らわれて動けなくなったんだ。
そんなに長くなくて、せいぜい10秒程だったと思う。
怖くなって必死で兄貴の方を振り返ったら、浜辺からえらく遠ざかってた。
真夏の浜で混んでたのに、人の喧騒が全然聞こえない程遠ざかってた。
頭が真っ白になって、必死に泳いだけど浜辺に近づかなくて。
何かに吸い込まれていくような感覚がすごい恐ろしくて。
どうにもならなくなって、泣きながら目を閉じたんだ。
そしたら急に父親に「何泣いてるんだ」って頭を撫でられて、
焦って目を開けたら最初に沖のほうを見た場所と同じ場所に浮かんでた。
今でも何だったのかわからないが…
海が怖くて行けなくなってしまったぜorz
656: 第三話 2008/04/09(水) 16:19:18 ID:MdR8W26b0
今から30年も昔の話になるが
東海汽船で三宅島にいく東京湾海上で不気味な船を発見した。
木造の巨大な丸っこい船で全長50mはあっただろうか。
灯りが一切みえず中世の船のようなたたずまいだった。
未だに何の船か見当がつかない。


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