都市伝説 No280 かくれんぼで鬼になったおじさん
子供の時に誰しもが一度はやるであろう「かくれんぼ」。みんなでやると面白いのだけど、もしその中に異質な存在が混ざっていたとしたら――。
自分の家で友達大勢を集めてかくれんぼするのが流行った時期があった。
10人前後で、庭先から屋内のあらゆる場所を範囲内にして隠れて遊んだ。
他の誰かが鬼になった時、俺は台所の流し台の下に隠れた。
かなりのマイナースポットを発見したので、絶対見つからないと思ったし
自分はかくれんぼの天才なんじゃないかと思ったりして妙に嬉しかった。
ところが、いつまでたっても鬼が探しに来る気配がない。
それどころか、他のみんなが捕まった様子すらなくて、不気味な感じになった。
流し台の隙間から外を覗くと、和室を挟んだ5~6メートル程先に縁側と庭が見えた。
庭先の藪の中に誰かが隠れていた。
そう、知らないおじさんが。
せむし男みたいな小柄なおじさんが藪の中に潜んでいて、
なぜかこっちに気がついているようで、ニコニコしていた。
足音一つしない、あまりにも静かすぎるかくれんぼ。
もしかして、友達はみんなおじさんが…dffっふぁああああああああああああ
気がついたら病院のベッドの上でボォーっとしていた。
看護婦さんが気がついたらしく、俺にリンゴジュースを飲ませてくれた。
ある程度落ちつきを取り戻した俺に、母親が抱きついた。
その後は良く覚えてないけど、しばらくしたら別の部屋にいて
刑事のおじさんと若い女の警察の人が付き添って俺に色々質問をした。
正直なにも覚えていなかった。
庭にいたおじさんは警察に捕まる前にどこかのビルから飛び降りたらしい。
こどもだったからどういうことかよくわからなかった。
恐らく、おじさんは鬼の変わりにかくれんぼに参加して、
隠れてたやつを全員見つけてしまった。
もしも、俺が台所以外に隠れていたらどうなっていただろうか……。
看護婦さんが気がついたらしく、俺にリンゴジュースを飲ませてくれた。
ある程度落ちつきを取り戻した俺に、母親が抱きついた。
その後は良く覚えてないけど、しばらくしたら別の部屋にいて
刑事のおじさんと若い女の警察の人が付き添って俺に色々質問をした。
正直なにも覚えていなかった。
庭にいたおじさんは警察に捕まる前にどこかのビルから飛び降りたらしい。
こどもだったからどういうことかよくわからなかった。
恐らく、おじさんは鬼の変わりにかくれんぼに参加して、
隠れてたやつを全員見つけてしまった。
もしも、俺が台所以外に隠れていたらどうなっていただろうか……。


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