985: 本当にあった怖い名無し 2007/08/06(月) 12:13:45 ID:y4b+CHFcO

実話恐怖体験 ロゴ

実怖「老人ホームで起こったコスプレ連続事故と永眠の謎」

雛祭りとは、流し雛にも見られるように、一種の厄除け行事とされています。飾り物としての古の形式と、一生の災厄をこの人形に身代りさせる、という祭礼的意味あいもあるといいます。ですが、もし人形に人の身代わりをしてもらうのではなく、逆に人が人形の身代わりになってしまったとしたら――。


俺が働いていた老人ホームでの事。

そこには約15年前に就職したんだ。
季節行事が盛んなホームで、やれ花見だ夏祭りだなんだかんだとね。
でヒナマツリには最高齢のお年寄りに
御内裏様とお雛様のコスプレをさせて
みんなで歌うたったり踊りおどったり。
今思えば当時の利用者は元気だったな。

その利用者はその年に亡くなったのね。

最高齢だから誰も気にしていなかったみたい。
あたり前かな?って感じでね。

その後も二年最高齢の利用者にコスプレさせて、その年に亡くなって。
次の年(俺が入って四回目)に
「今度は元気な利用者にコスプレしてもらおう」って話になったんだよね。

で、雛祭り当日
ホーム内でも元気でしっかりした利用者を選んでコスプレをしてもらったんだ。

その雛祭りは楽しく賑やかに終了。
ところがその年に異常な事が起こったんだ。

今までコスプレしてくれた最高齢の利用者達は、あきらかに老衰だったんだけど。

その年の8月の夏祭りでお雛様役の利用者が、料理を喉に詰まらせて永眠。
その人は今まで一度も誤えんした事もないし、食事は自立だし。

御内裏様役の利用者は外出中に交通事故で永眠。
元気で付き添いを嫌がる人だったんだ。

上層部で話し合い、次の年から雛祭りのコスプレは無くなったんだ。
やはり流し雛云々の理由で、人が人形の災厄を身代わりに受けてしまっているんじゃないかって。

まあ派手な恐さは無いけど、俺が目の当たりにした話でした。