東北 鬼

日本の伝記や小説などに登場する伝説の生き物「鬼」ですが、スレ主は10年近く前に東北のとある山中で「鬼」を目撃したといいます。その鬼には、大きい角が2本あり真っ赤な般若のような顔をしていたそうです。東北地方の鬼といえば「なまはげ」が思い浮かびますが、山にいたモノの正体は何だったのでしょうか――。



1
俺が二十歳なりかけのヒキニートだった時に体験した話なんだけど
あんまり怖くないしオチが無いからつまらないと思うが、誰かに聞いてほしいので書きます。


2
実家は東北の内陸で見渡す限りの田園と山に囲まれたところにある。
俺は高校卒業後就職しないで、毎日実家に来る甥っ子2人と遊んで過ごしてたんだ。
甥っ子は当時小学校中学年と低学年くらいで外で遊ぶのが好きだったから、学校から帰っ
てきたら一緒に近くの原っぱに行ってバドミントンしたりキャッチボールしたりしてた。

原っぱは山の入り口にあって、その山は山って言うほど高くもなく丘ってわりには広い、なんか中途半端な山だった。少し高いところにある森って感じかな。
それでその山は実家の裏に続いてて、実家はちょうどその山を切り崩したような崖の下に
建ってた。崖って言っても2階建の実家より少し高いくらいなんだけど。
わかりづらかったらごめん。


3
俺が子供の頃はしょっちゅうその山に入って遊んでたんだけど、他の山の麓に熊が出るようになってからは親に禁止されてた。

その日は今くらいの秋口で、夕方よりずっと早い時間だったと思う。

最初はいつものように原っぱで甥っ子と3人でバドミントンしたりして遊んでたんだ。
だけどそのうち兄貴のヒデ(仮)が山に入ってみたいと言い出した。
日が落ちるのはまだまだだしいつも同じことばっかで俺も飽きてきてたから、
じゃ探検に行くか!ってさほど考えず、一応護身用のラケットを持って何年かぶりに入ってみることにした。


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弟のヨシ(仮)もあんまり怖がってなくて、俺は俺で懐かしいなあなんて思いながらズンズン進んでいった。
ちゃんとした舗装はされていないけど人が並んで通れるような道があって、進行方向の左側の林の先が家の裏の崖方面。
ちょうど家の裏のあたりを過ぎたくらいで、目線の先の開けた場所に一本大きな木があった。
その木の真ん中あたりが両側を綺麗な正方形型にえぐられて自分たち側から見るとアルファベットの大文字のIみたいになってて、
なぜかこれは熊が爪を研いだ跡だって直感で思った。


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やっぱ熊いるのかよ…ってビビった俺は、怖がらせないように甥っ子には秘密にしてすぐに引き返そうと思って振り返った。
だけど俺が振り返った瞬間、ヒデが俺の背後を指さして「鬼がいる!」って叫んだ。
ヤバイぞついに熊が出た!って一瞬思ったんだけど、すぐに(鬼?)とハテナになって、
それでおもわずその指さす先を見ちゃったんだ。


6
ほう


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そしたら、その木の後ろから、鬼のお面がこっちを覗いてた。おでこに大きい角が2本あって真っ赤な般若みたいな顔。
ひょっこり身を乗り出す感じでジッとこっちを見てて、上半身しか見えなかったけど着物?袴?みたいな服を着てた。多分。
なんかわからんけどその時は頭が真っ白になっちゃって、気づいたらヒデが俺をおもいっきりどつきながら逃げよう逃げようって泣き叫んでた。
いつの間にか周りの木がものすごい音で揺れてて、地響きじゃないけどブォ~というかゴォ~というか
とにかく聞いたことないような音も響いてて、恐怖と焦りと使命感が一気にきて本当頭の中が一瞬でカオスになった。
きっと甥っ子たちがいなかったらちびって動けなかったと思う。


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それでまた木のとこ見たらずっと同じ体勢でこっち見てて、もうそれが余計に怖くてヨシを脇に抱えて無我夢中で家まで走った。ヒデは俺の手引っ張って前を走ってくれた。そのころから良い奴だったな。
いつ音が止んだかとかよく覚えてないんだけど、原っぱまで抜けたときにはもう聞こえてなかった。
家について玄関と窓鍵全部かけて3人で布団に潜りながら親が帰ってくるの待ったけど追いかけてくることもなく、
それからなにかに呪われたりとり憑かれたり怪奇現象あったりとかもなかった。

親に話したら甥っ子を山に連れてったことをめちゃくちゃ怒られて、俺らが見たのは熊だとしか思ってもらえなかった。甥っ子たちも同じで俺が姉ちゃんにしばかれた。


10
以上で終わりです。
今では田舎を離れて無事就職してるんだが久しぶりに実家に帰ったら裏の山がソーラー発電施設建てるために禿げあがってたので、きっかけに誰かに話したくなって立てました。
当時の話を甥っ子たちにしたら、ヒデは「ずっと夢かと思ってたけど本当だったんだね」と少し驚いてました。ヨシは山に入ったことすら覚えてなかったです。
読んでくれてありがとうございました。質問あったら答えます。ちなみに結構フェイクあり。


13
鬼の和服って何色だった?
着物というより浴衣に近い感じじゃなかった?


16
>>13あんまり覚えてないけど、浴衣ではなかったと思います 


20
>>16
そうか
浴衣っぽい般若なら見たことがあるんだ
お面を見た、と感じたのが同じだったから
聞いてみた
でも鬼じゃないし般若は女性だったから違うか


18
鬼の身長はどれくらいだった?
筋骨隆々だった?


27
>>18遠目だったから着物っぽいの着てることくらいしかわからなかったです。
身長も異常なほど高いというわけでもなく多分大柄な成人男性くらいだったと思います。

>>20山で見ましたか?


30
>>27
かなり山に近い、川のそばだった
都会住みなんだがその時は田舎のお祭りにいた
あれはお面だと自分に言い聞かせたが
見た瞬間の違和感というか、そこだけが
浮き出るような恐ろしさが忘れられない

顔が少し傾いていて顔の側面まで見えたから
残念ながらお面ではないんだよな


17
仕事もしないでフラフラと遊んでいる自分に対する自己嫌悪と焦燥感が生んだ幻覚だな。


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>>17幻覚かはわからないけどその件がきっかけで田舎から離れたいと思ったのは確かですね


23
前世では見たな鬼


25
もしかして「なまはげ」?


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>>25
東北の鬼と言えばなまはげだね
親の言いつけを破った悪ガキを懲らしめようとしたとも捉えられる


28
鬼も天狗も妖怪もいるよwただし幽界?にだけどね
わりとこの次元に近いところにいる
それを感じる感性を失ったのさ、現代人は


29
妖精っていうか精霊(聖霊とは違う)もいるし、日本で妖怪と呼ばれるものの一部は
精霊だろな、自然霊って奴ね
アフリカとかアマゾンとか未開の人というか、自然の中で自然と一体化して
暮らしている人はそれらを感知する能力がある
必ずといっていいほど「精霊信仰」があるよな、精霊を普通に見ていたり
近くにいる存在として認めている、


31
信じるよ
テレビで鬼の顔のミイラ見たし
関東の方の神社に納められているらしい
顔の大きさ的に3mぐらい身長あるんじゃないかと言ってた
当時の人が討ち取った鬼らしい


引用元: http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1443591702/