UFO 記憶操作

UFOの写真を持っていたというスレ主の友人。テレビに送ろうかと冗談で笑い合っていたのに、段々と奇妙なことが友人の周りで起こり始めたそうです。スレ主の家族や周囲の人間すら、友人の存在を「知らない」といい、友人はまるで最初からいない存在だったかのように扱われはじめ――(おうまがタイムズ)



1
頭おかしいと思われるかもしれんが聞いて欲しい。
釣りじゃない。かいつまんで書く。

俺、子どもんとき友達数人でUFO見たのね(俺の親父含む)。
そんで最近その友達の1人が遠くで一人暮らしすることになって、実家で荷物整理してた。

そしたら、昔撮ったUFOの写真が出てきたらしいんだ。
その写真見つけたときに、「これやべーわwテレビに出そうかなww」とか興奮しながら俺に電話してきて、
今度見せてくれるって話だった。
俺UFOのことなんかすっかり忘れてたから、そんなこともあったなーくらいに思ってた。


2
友達はもともと結構なオカルト好きで、ひとりかくれんぼ?とかやったり心霊スポット行ったり結構変わり者だったから、俺は正直「また変なこと言い出したわー」くらいにしか思ってなかった。

そんで、俺が去年の年末に実家に帰ったとき、親父に何気なく「あいつが昔撮ったUFOの写真が出てきたらしくて、今度見せてくれるってよ。親父も見る?w」って言ったら急に顔色変わったんだ。


3
親父は昔から非科学的なこととか心霊番組とか大嫌いで、テレビに矢追純一?とか出て来ると文句たれてすぐチャンネル変えるような人だから、
「あー、機嫌悪くしちゃったかな?」って思ったんだよね。

そしたら、親父「○○くん(友達の名前)いまどこにいる?」って妙に真剣な顔で言うんだよ。


4
んでんでんでwwwwwww


5
>>4
マジなんだって

俺「どこって転勤で北海道だけど」
親父「北海道に写真もってったのか?」
「たぶん持ってってるよ。あいつそーゆーの好きだし宝物なんじゃないw」

って若干小馬鹿にして言ったら、

親父「その写真すぐに捨てろって言っとけ」
俺「は?なんで」
親父、なんにも答えなかった。俺はひたすらわけわかんねーと思ってたんだ。


6
そしたら、後日友達から電話があった。出るとめっちゃ興奮してる。

友達「マジやべーことになったwww」
俺「どした?」
友達「今日wwうち帰ったらwwwスーツの男が俺んちのドアポスト覗いてたwww追い掛けてったらww消えたwwwww」
俺「はあ?不審者だろそれ。警察呼べよ」
友達「ちげーんだよww新耳袋の黒い男たちで調べろカスwwwじゃーな」


7
そんで、その黒い男たちとやらを調べてみたら、友達と同じ様な都市伝説が出てきた。
わけわからんと思って、また友達に折り返してみた。

「お前30にもなって不思議ちゃん辞めろw
UFOの写真出てきたからって都市伝説に便乗してんじゃねーよw」
「いやマジなんだってw追いかけたら急にいなくなったんだよwwww
男の写メ撮ったから送るわwwwつか今度連休取れそうだから、そっちに遊びがてらUFOの写真見せてやるよw」

「そういや、俺の親父がUFOの写真捨てろって伝えとけとか言ってたぞ」
「はぁぁぁwwなんでだよわけわかんねww」
「俺もわかんねwww」


8
そんなこんなで、不審者男の写真が送られてきた。
ドアポストのカバーを、外側からしゃがんで覗きこんでる、やたら背の高い黒いスーツの男が写っていた。
いやこれ普通に不審者だろ…と思って、オカルト脳の友達にちょっとウケた。


9
そんで2月の下旬、お互いに休み合わせて友達がうちに遊びに来ることになった。
向こうは北海道で俺は福岡に住んでるんで、飛行機で来ることになってた。
もちろん、UFOの写真を持って。


10
夕方には着くことになってたので、午後、部屋の片付けとか色々やってたら、友達から着信があった。

俺「なんだよ、まだ飛行機乗ってないのかよ?」
友達「何のんきに言ってんだよクソ。ニュース見てみろハゲ」

はぁ?と思いつつヤフーニュース開いてみたら、新千歳発福岡行きJALの騒ぎが載っていた。
友達が乗っていた便だった。


13
>>10
飛行機騒ぎついこないだのやつか?


15
>>13
そう。このあいだのJALの。


11
「おい、ケガは?大丈夫なんか?」
「まぁ電話出来てるくらいだから大丈夫かなww でもかなり疲れたから今日行くのはやめとくわ。有休合わせてもらったのに悪い」
「まぁ気にすんな。また連絡くれ」
「明日出直そうかな。UFOの写真も見せたいしなw」
「まだUFOのこと言ってんのかよww」

余談だけど、この騒ぎの続報って全然ないな。


12
まぁ、そんなことがあって次の日。
いつまで経っても友達から連絡がない。
午前中は、まあ疲れてるんだろと思ってたが、3時を過ぎた辺りからちょっと不安になってきた。
LINEも既読にならない。
友達は、まあふざけたやつだけど結構律儀で、連絡はマメにするんだ。
そんで電話してみた。


14
プップッと音が鳴ったあと、音声が流れた。

「この番号は現在使われておりません」


(゜.゜)←俺リアルにこんな顔したと思う。
は?は?と思って番号を確かめた。
何度も何度も見直した。
合ってる。完全に友達の番号だ。

そりゃそうだよ、昨日掛かってきた番号にリダイアルしたんだから。


16
俺、完全にパニック。
そんで、LINEの通話でかけてみようと思って開いた。
トーク履歴見た。

「○○が退出しました」


(゜.゜)はぁぁぁぁぁぁぁぁ???

意味わかんね、拒否られてる?つい5分前にLINE見たけど退出してなかったけど??もうね、完全にパニック。パニックすぎて笑った。


17
なんかの事件に巻き込まれたのか…?
でもケータイ解約してLINEのアカウント消去って、そんな面倒なことする犯人がいるか…?

困った俺は、実家に電話して、友達実家に連絡とろうと思った。
実家近所だし母親同士も知り合いだからさ。


18
俺「もしもしかーちゃん?」
母「なんだ珍しいね、電話してくるなんて」
俺「うん、あのさ、近所に鈴木(仮)っているじゃん」
母「あー、懐かしいね鈴木さん」
俺「懐かしい?かーちゃん鈴木のお母さんと仲良いべ?」
母「えー?ときどき挨拶はするけど、そこまで仲良くないわよ」
俺「は?そう?」

ここでちょっとおかしいなと思ったけど、親同士のことなんて子どもは結局よく分かってないのかなと話を進めたんだ。


19
俺「まあいいや、俺の友達で○○くんっているだろ?鈴木○○。そいつと連絡つかなくてちょっと心配でさ。実家に聞いてみたいから鈴木のうちの番号教えてくれない?」
母「は?○○?鈴木○○くん?」
俺「うん、そうだけど」

母「鈴木さんち は

娘 さ ん し か い な い け ど ?」


21
(゜.゜)(゜.゜)(゜.゜)(゜.゜)(゜.゜)(゜.゜)
わけわからん。完全にわけわからん。かーちゃんボケたんか?と思って、念のため実家にいた弟にも電話変わってもらったけど、逆にこっちが心配された。「兄ちゃん頭でもうったんだべ?」だと。

ちなみにここでは「鈴木(仮)」にしたけど、実際は結構珍しい名字で、地元にはそいつぐらいしかいない名字だから、間違えようがない。


23
なんだこれ、ホントに俺の頭がおかしくなったのか?
すげーー震えた。
今はおかしくなくても、すぐにでも発キョウしそうだった。
もういい、とりあえず飲んで落ち着こう、休みだし。
そう思った俺は、一旦買い出しに出ることにした。
ケータイと財布だけもって、スーパーで刺身とかテキトーに買った。

ネットしながらチビチビやってたんだが、やっぱり友達のことが気になる。
そこで、はっと気付いた。
アイツから2か月前に貰った年賀状がある!!


24
後はUFO見た数人の友達が田中(仮)を覚えているかどうかだな


25
大急ぎで引き出しを探した。
でも、内心すこし不安だった。もし年賀状がなかったら?
それは俺の頭がおかしくなった証拠だ。

でも、年賀状はちゃんとあったんだ。
北海道に引っ越ししたてで、住所を伝えるついでに書いてくれた久しぶりの年賀状。

「あけおめ。今年は中洲で飲みあかそうぜ、おごってやる」って、汚ねぇ字で書いてあった。


26
やっぱり、俺がおかしくなったわけじゃないんだ。なんか変なことが起きてるんだ。

そう確信した俺は、翌日、あいつが一人暮らししているはずの、北海道のアパートへ行ってみることにした。
幸い、有休はあと1日残っている。
なんか変に安心っていうか、興奮っていうか、複雑な気持ちに酔いもふっとんだ。

そうとなったら早めに寝るかな、と思いアラームをかけようとスマホをさがしたら…ない。
あれ??スーパーに忘れた…?
もういいや、疲れたから寝よう…。
でも、その夜は眠れなかった。


27
翌日、とりあえずドコモ行って紛失の手続き?やって、仮のケータイもらった。

そのあと、飛行機で札幌へ向かった。
年賀状の住所を便りにアパートへ着く。
正直、気が気じゃなかった。
なんか吐き気がした。

インターホンを押した。すげードキドキした。

女性が出てきた。


28
女性「?なんですか?」
俺「あっ、あっ、あの…」

びっくりしすぎてどもってもーた。俺完全に不審者。

「あっ、あのっ、友達を訪ねて来たんですけど、この住所ってここですよね…?」

そうだ。
俺がアパートを間違ってしまったんだ。
そうであってくれと思って、年賀状を見せた。

「この住所ならここですけど…この年賀状が間違ってるんじゃないですか」

クラクラした。
なんか、辻褄が合いすぎてる。
アイツが、元から存在してないことになっているような気がした。


29
そこではっとした。そ
ういえば、あいつ、独身寮として会社が借り上げたアパートに住んでるって言ってたぞ…!

俺「あの、ここって○○産業の寮ですよね?!」
「え…?はぁ…まぁ…」
「この名前の男知りませんか?!鈴木○○っていう、30歳くらいのやつなんですが!」
「えっ…いや…わからないですね…」

まぁ、急に女性の家に知らない男が訪ねて来て、知ってますとは言わないと思うが。
なんだか追い討ちをかけられたみたいで落ち込んでしまった。


30
そのあと、アイツが勤めてた会社に電話してみたが、鈴木○○なんて社員はいないと言われてしまった。

神隠し以上に、アイツは忽然と消えてしまった。

そのあとは、札幌を観光する気力もなく、意気消沈して福岡に帰った。
力なく家のドアを開けて、電気を着けようとしたら、玄関で何かを踏んづけた。

なくしたスマホだった。


32
なんで…?家を出るときは確かになかった。くっそ怖かった。チビる寸前だった。
誰かがドアポストからいれた…?ドアポスト…。

そのとき、友達が言ってた黒い男のことを思い出した。
今考えると、思い出すのが遅いくらいだな。
それで、親父が言ってた「UFOの写真捨てろ」って言葉もすごく恐ろしく思い出した。

親父に連絡してみるか…?でも親父もそのこと覚えてなかったら…。
ホントに俺がおかしくなってたら…。
悩んだけど、親父に電話してみることにした。


33
俺「もしもし、親父…だよね…?」
親父「なんだよ。ケータイに連絡してくるなんて珍しいな。」

情けないんだけど、泣きそうになった。親父も居なくなってるかも、とかちょっと思っちゃったからさ。

「うん、あのさぁ、ちょっと前に、昔UFOの写真撮った友達が居たって話したの覚えてる…?」
「UFOの写真撮った?20年前のか?」
「あ、いや…」

やっぱり親父もアイツのこと覚えてないのか。じゃあ、なんで俺だけ覚えてるんだ…?
マジで、すげー怖かった。

「UFOの写真撮ったヤツがいるのか?それ、すぐ捨てろって言っとけ。いいな」


34
あのときと同じことを言われた。なんなんだよ。UFOの写真てなんだよ!

「なんだよ!UFOの写真とったらどうなるんだよ!!!!」

思わず声を荒げてしまった。そしたら、親父がボソッと言った。

「黒い人がくるんだよ。」

「…は…?」
「変なこと聞くな。とにかく捨てろって言っとけ。」


35
親父が何を知ってるのかは分からない。
でも、それを親父の口から言わせてしまったら、親父もいなくなってしまいそうで、聞けなかった。

そのあと、呆然とした俺は、アイツが送ってくれた「黒いスーツのドアポスト覗き男」の写真を探した。

保存したはずなのに、どこにもなかった。
アイツのLINE履歴も、電話帳も消えてた。


36
情けないけど、アイツからの年賀状も捨ててしまった。
実家にあるはずの卒業アルバムも、確認したくない…。
これ以上調べるべきかどうか悩んでる。こんなこと信じてもらえるわけないし…。

なんか同じ様な事例知らないか?俺も消されるのか?


37
なかなか良かったぞ
おつかれー


38
>>37
いやマジなんだってマジなんだって。
こーゆーのどうしたらいいのか分かんなくて、誰かに聞いてもらわないと記憶消えそうで怖い。
変なTwitterからフォローされるし怖いんだよ


39
本当ならおもしろい
どこで見たんだ?福岡も北海道も地元じゃないってことだよな?


40
>>39
なんでID一緒なんだ…?


41
関東だな


42
は?は?は????


43
お?なんだこの急展開


44
なんなんだ?フリーWi-Fiだから???


45
わかった。


46
>>45
怖いからやめて


49
大丈夫大丈夫おもしろかったよ


51
>>49
さてはおまえが鈴木(仮)だな


53
怖くて外でらんねwww


引用元: http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1457080695/