ネトゲの怖い話 おうまが

SNSやネットゲームなどで気軽に友達ができる時代ですが、あまりにもネットの中の人間関係に囚われると、こんな恐ろしい体験をすることになるかもしれません。ネット友達とリアルで会う予定の方、本当にその人はリアルで会っても大丈夫な人ですか…!?(おうまがタイムズ)

※後味の悪い話もでてきますので、苦手な方はご注意ください



1
某ネトゲをしているのだが、同じギルドの奴から聞いた話だ。

ネトゲにはまってる奴はフレをリア友以上に感じてしまう奴もいるだろうが、この話を聞いてフレとリアルで会う時はよく考えてからにしろ。
特に女はな。



2
その知り合いを仮にA子としよう。

A子は当時30以上年の離れたおっさんと同棲していた。
仔細は省くがそれがとんでもないおっさんで、要はA子はただの金蔓。
食い物にされてただけだ。

A子も薄々というか、今考えるとはっきりと分かっていたが、優しかった時のおっさんが忘れられず、ズルズルと鬱々とした日を過ごしていたそうだ。



3
そんなある日、A子は少しでも外では借金してまで金をばら蒔くくせに、家には1円も入れず、A子の稼ぎを持って行くばかりのおっさんとの生活費を少しでも稼ぐ為、ネットで小遣い稼ぎを探していた。
その中に某オンラインゲームの登録をするという条件があった。
登録してそれと引き換えにいくらかもらう。
そこで終わる筈だった。



4
しかし、元々ゲーム好きで、特にRPGが好きなA子はそれがきっかけでMMOの存在を知り、せっかくだからと少し遊んでみる事にした。

地獄の蓋を開けてしまったわけだ…



5
グラも余りきれいじゃなく、ストーリーもごくごく単純なマイナーゲームだったが、オフラインゲームしか知らなかったA子にとってゲーム内のキャラを通して生身の人間とコミュニケーションが出来るMMOは新鮮だった。

おまけに商売と戦闘が中心のゲームで、お世辞にも女ウケするグラではない為か、圧倒的に男ばかりで、リアル女を探すのが一苦労の世界で20代のA子は当然のごとくちやほやされ、ドンドンドンドンゲームにはまって行った…



6
リアルでは自分のおやじぐらいの男に食い物にされる。
しかし、ログインするとレベルの高い男ども(あくまでもゲーム内でだが…)がこぞってA子の機嫌を取ってくれる…

調子に乗ったA子は姫プレイヤーと化し、
ある男には妹キャラ、ある男にはツンデレ、別な男には真面目キャラ…
と使い分け、レベ上げを手伝わせたり、課金アイテムを貢いでもらったりやりたい放題だった。

そんな中、A子はある男と知り合う。



7
そいつはA子にとって一番太いスポンサーだった。

話し方は最初から馴れ馴れしく、とても丁寧とは言い難く、二世代ぐらい前の不良のような言葉を使い、時々さりげなくナンパ口調になる。
当時、上級者でも戦闘力が10万程度が普通、20万のキャラが通っても皆が注目する中、そいつはなんと30万超えの戦闘力を誇示し、雇っている兵もアプデ最新の兵、装備も最高級のものばかりだ。
それもその筈、羨ましい話だが、そいつは時間と金両方に余裕のある奴で、月に10万近く課金にぶちこみ、日がな一日パソの前に座り込んでいた。

そいつは、1日の大半はA子のレベ上げやチャットに時間を費やし、課金アイテムや高レベ兵を惜し気もなくA子にばらまいた。



9
そうなると、電話番号教えろとか、会おうとか度々言われ、最初は半ばウザいと思っていたA子も悪い気はしなくなって来てリアルでもメールや電話をしたりするようになり、そのうちログインする度に真っ先にそいつにチャットを送るようになった。
A子はその当時夜働いていた。
A子と一緒に住んでいたおっさんは何年も前から何故かA子の手料理は一切口にせず、出来合いの物を買って来て勝手に食べるか夜は必ず外食する。
A子が話し掛けてもろくに返事もない。
そういう事情で、A子は朝や昼は時間がたっぷりとあった。
やがてA子は仕事に行ってる時間以外は1日の大半ゲームの世界でそいつと過ごすようになった。



10
リアル生活はともかく、A子のゲームライフは順調そのものだった。

相変わらずギルドの男どもはちやほやしてくれるし、ギルド外でも知り合いはたくさん出来、なにより鯖でも1、2を争うセレブの彼氏がいる…

しかし、いくらゲーム内とは言っても動かしているのは生身の人間どもだ。
人間関係が深く広くなって行く程トラブルは付き物だ。



11
A子もご多分に漏れなかった。

A子のスポンサー兼ゲーム彼は実は評判の悪い男だった。
廃装備に廃戦闘力。
確かに他のプレイヤーに妬まれていたという事もあっただろう…
しかし、それだけではなく、混んでる狩り場で横入りしたり、人の多いエリアで一般チャットで暴言を吐くなど奴の行動にもかなり問題があったそうだ。

A子はその噂を他のフレからも充分に聞いていたが、余り気にしてはいなかった。



12
しかし、そいつといる時に何度もトラブルに巻き込まれたり、
そいつとPTを組んでいる時にそれを見掛けた他のプレイヤーにA子のギルマスに
「おたくのギルドの人間はあんな奴と付き合いしているのか?」
的なクレームをねじ込まれるという事が重なると、
ついにA子をかわいがっていたギルマスも、
ゲーム彼と別れるか、
それが無理ならギルドを抜けてくれと
A子に通告せざるおえなくなった。



13
二者選択を迫られたA子は焦った。

はっきり言ってどちらもA子にとっては捨てがたい。
リアルで言えば、
先輩や上司が自分をマドンナのようにちやほやしてくれる居心地の良い会社を辞めるか、
少々いかがわしいが、1日そばについててくれてブランド品やフルコース料理をおごってくれるリッチな彼氏と別れるかと迫られるようなものだ。

ゲームとリアルは全然違うだろ。
まともな頭で考えると当然の事だ。

しかし、リアルが充実していないA子の頭の中はその時既に
ゲーム>リアル
と化していた…




16
結局、A子は非常にムシの良い決断をした。

メインキャラは一応ギルドを抜けるが、
ギルマスに頼んでサブを作り、それをギルドに最入させるという事にしたのだ。

ギルマスにはもちろん、ゲーム彼双方に事情を説明したのだが、
ギルマスが気持ちよく了承してくれたのに対し、
それ以来ゲーム彼の態度は徐々に変わって行った。

これはA子にも責任は全くないわけではない。

廃プレイヤーは1秒でも自キャラ作成に打ち込みたいものなのだが、
A子のゲーム彼は1ヶ月以上も大半のイン時間をA子とのチャットやA子のレベ上げに費やした。
A子に貢いだり貸したりした品も当時のリアマネに換算すると何万円分ものある。
なのにA子はそれだけ費やしてもらったメインキャラと新しく1から作成したサブを半々にインさせると言うのだ。
もちろん、借りた物は借りっぱなしで…

しかも、A子はゲームの中では散々ゲーム彼に甘えたり、ワガママ言ったりしておきながら、
ゲーム彼がリアルで会おうと言うと、同棲相手が居るのを口実に会ってもいいけど変な下心持たないでと撥ね付けていた。



17
ゲーム彼は明らかにA子を避けるようになった。

インしているのにA子がチャットしても反応せず、時間をあけてもう一度チャットしたら、
放置して寝てた。の一言だけ。

A子のPCの性能が悪いからすぐバグると理由を付けPTを組んでくれなくなる。

チャットも避けるようになり、盛り上がらなくなり、時にはわざとA子を挑発したり、突然飽きたともらす…

後で考えるとそいつの作戦だったのかもしれないが、追い掛けられていた筈のA子が今度はゲーム彼を執拗に追い回すようになって行った。



18
A子の熱がちょうどピークに達した頃、
ゲーム彼から良かったら会いに行きたいとリアメが入った。

ゲーム彼は他県民。
A子のいる県まで車で4、5時間は掛かる。
本当に来るのか?と疑いつつA子は即OKの返信をした。

約束していた日時、
ゲーム彼が現れた瞬間、A子は自分の顔がこわばって行くのが分かった。

ネトゲ恋愛のお約束だが、
廃装備で颯爽と現れ、自分なんかとても倒せないモンスを舜コ□し、 高価なアイテムを気前よくくれる。
若干チャラかったり、ガラの悪い言葉遣いは気になっていたが、それすら魅力に思っていた。

ゲーム彼の年齢は知っていたが、金と人間的に余裕のあるイケてるチョイ悪おやじを想像していたのに、

そこに立っていたのは作り笑いをした目付きの悪いゴリラだった…



19
とてもゲーム内やメールのように甘える気持ちになれなかったA子の様子を察知したゴリラは、
「こんなおっさんだったってガッカリした?」
とにやけた。
「いえ。別に…」
わざとらしいな…と思いながらもA子は一応否定した。

他県から何時間も掛けて来てくれた手前、一応ご飯ぐらいは付き合って帰ろう。
そう思っていた。

飲食店で向き合って、改めてゴリラを観察してみると本当に不細工だった。
それだけならまだいいにしろ、にこやかに話していても目付きが異常に暗かった。
なんというか…
体全体からヤバいにおいがただよっていた。



22
くそ、書いてる最中かこれ。早く続きを読ませるんだ 



25
お待たせ。

結構見てくれてる奴らがいて嬉しいな。



27
A子が普通のOLとかをしている女だったら食事に付き合った後、適当な事情を付けてばっくれていたかもしれない。

しかし、その当時夜職にどっぷりとはまりこんでいたA子は、悪い事に、そういう男に変な免疫が出来ていた。

また、そういう男は普通の男よりも、ある時期までは優しく、口も上手い。
それに何より、最近はリアル以上に多くの時間を費やしていた世界の恋愛相手だった男だ。

図らずしも会話は盛り上がり、A子は食事が終わる頃にネカフェに誘うゴリラの言葉に承諾した。



28
ゴリラが泊まっているホテルのそばのネカフェでA子は隣のブースのゴリラといつものようにチャットをしていた。

なんか変な感じだねw

と打った瞬間隣から、
「てゆうかチャットいらねえしw」
とゴリラの声が。
知ってる人間同士、しかも充分声が届く距離でするチャットは、知らない者同士がするチャットとはまた別の面白さがある。
ゴリラのブースに出張し、自分がとても行けないダンジョンの中の狩りを見せてもらったり、A子はちょうどいい感じで酔っていた事も手伝って気を許してはいけない相手に気を許してしまっていた…



29
ゴリラとネカフェを出た時は既に深夜を回っていた。

終電も過ぎてる事だし送って行くけど、その前にホテルに車のキーを取りに行くという言葉にA子はなんの疑いもなくゴリラの部屋までついて行った。

店の客に同じ事を言われたらA子は絶対について行かなかっただろう。

だが、ネトゲ、特にMMOの怖いところだが、
1日の大半を毎日共に過ごすフレを無二の親友、理想の王子様と錯覚してしまうプレイヤーも少なくない。
特にリアルが充実してないが為に病んでる奴になるなと言う方が無理な話だろう。

もちろんお前らが想像した通りの事が起きた。


30
さすがにA子もこれに懲りてゴリラとの事は悪夢だと葬り去り、そのMMOも止めた…

正常な頭で考えると次の展開はこうなる筈だ。

しかし、何の希望もないリアル生活の中で、自分では気付かないうちに壊れていたA子はゴリラと別れて自宅に帰った後も真っ先にゲームにログインした。

今帰ったよw
わざわざ遠いところ来てくれてありがとうね。

ゴリラにリアメを送りながら、地元に帰って行ったゴリラがインして来るのをパソを見ながらA子はじっと待っていた…



31
よくあるメンヘラの体験記に見えるがこの後どんな悲劇があるのか


34
>>31
ここまではよくある話だな。
だが、お察しの通りただのキャッキャウフフのネトゲ恋愛の話では終わらないぞ。
悪いがもう少し付き合ってくれ。


32
数時間後、ゴリラがインして来た。

チャットであちらも今帰った事を伝え、A子もそれに応えた。

しかしその後がいけなかった。
いつもの通りの会話の流れの中で、
ゴリラが地元の女を口説こうとしたが見事にフラれたと言って来たのだ。

A子は頭にサッと血が登るのを感じた。

あんたには常識ってものがないの?
そんなんでよく生きてるな!

女だったら誰でもいいんだ!
あんたがどう生きようと勝手だけど私に変な病気うつしてたら許さないから!

キーボードから次々に繰り出す暴言をA子は止める事が出来なかった。

なんで怒ってるの?

はぁ?別に怒ってないけど!
女と見たら変なことしか考えてないんでしょ?

勝手にしろ!今日は俺落ちるわ。気分じゃなくなった。

ゴリラが落ちた後、A子もすぐにログアウトした。



33
次の日ゴリラはインして来なかった。
丸一日インして来ないなんて今までなかった事だ。

さすがに心配になったA子はゴリラにリアメを送った。

今晩は。今日は1日インして来なかったね。
風邪でもひいた?

返信は来ず、次の日もゴリラはインして来なかった。

A子はまたリアメした。

よく考えてみると私があんな事言うのっておかしいね。
私とあなたはなんにもないんだし。

返信はまた来なかった。

今までメールを全く無視される事なんてなかったのに…
これが世間で言うやり逃げか…

A子が諦め掛けた更に次の日、ゴリラが久々にインして来た。



35
A子は早速チャットした。
少し時間が開いてゴリラから短い挨拶の後、

この前怒ってたみたいだったけどどうして?

と続いた。

だから、リアメでももういいって言ったしいいじゃないw

あっそ。

会話はそれだけだった。

久しぶりのインなのに、その日ゴリラは狩りにも誘ってくれず、チャットも余り帰って来ず、
A子はその日、仕方なく他の奴にレベ上げしてもらったり、ソロプレイに徹した。



36
その日以来、ゴリラは毎日インはして来た。
しかし、ほとんどA子とは組まなくなった。

たまにチャットで話し掛けても無視されたり、
たまに返信が帰って来ても、
明らかにA子を挑発するような罵倒しかしなくなった。
A子が切れると逆ギレするか、wwwwwと帰って来てとてもまともに話が出来る状態ではない。

インしてからゴリラにチャットを送ろうとしたら登録が消えていて、もう一度登録するべく申請したら拒否されたという事もあった。



37
ゴリラは明らかに自分をウザがっている。
無視したり、わざと挑発して自分がゴリラを追い掛けるのをやめさせる方向に持って行こうとしている…

わざわざそんな事しなくても、遠距離だし、こちらも同棲相手がいる。
それにゴリラを好きなのかどうなのかA子もはっきりとは分からない…

今までゲームで仲良く組んでいたのに、会った事が原因で気まずくなるのは嫌だ。
どうしても嫌ならリアルで二度と会わなくてもいい。
でもせっかく縁があって知り合ったのだからゲームの中では男とか女とかややこしい事考えずに今まで通り仲良くして欲しい。

嫌な気持ちのままゲームをしたくないA子はチャットでゴリラに気持ちを伝えた。



38
ゴリラの返事が来た。

あんたが俺好みの女かどうか考えたが、はっきり言って好きなタイプじゃないな。
でも、どうしても嫌いならあんたを泊めたりしねえよ。

なんで俺がお前を拒否ってるって勝手に決めつけてんだよ?
いちいち俺の言う事に反応し過ぎでうぜえよ。

長いやりとりをしてもA子はいまいちゴリラの真意を掴めずにいた。

やはりもう一度会わないと何も分からない…

ゴリラは、
会ってもいいが、今はそっちに行く時間がない。
とレスして来た。

A子は自分がゴリラの地元へ会いに行くとレスした。



39
指定された日時に、A子は鈍行を乗り継いで ゴリラの地元へ着いた。
駅には約束通りゴリラが迎えに来ていた。

「本当に来たか。」

ゴリラは、自分が経営していると言う会社や、店、趣味を兼ねて片手間にしているというサークルの事務所、
家族と一緒に住みながら彼女も時々泊まって行くという自宅も案内してくれた。

その夜はゴリラの地元の友人が何人も集まってA子も交えて飲んだ。

A子は翌日、ゴリラに駅まで送られ帰路についた。



40
しかし、ゴリラの態度は相変わらずだった。

リアメに返信はほとんどなく、
ゲームの中ではA子を馬鹿にする発言を連発し、
A子が挑発に乗らない時は難癖をつけてキレたりした。

お前には俺の気持ちは分からない。
俺とお前は相性が合わない。
お前が軽い女だと思って付き合った方が俺は楽なんだ。
俺が好きならプライドなんかいらないだろ?
俺好みの女になれよ。

そんなある日、ゴリラがいつものようにA子を挑発した後、
俺に会いたいか?と聞いた?

積み重なるイライラで、A子は、
あんたはそうやっていつも女をたらす事しか考えてないんでしょ?
最低男!
会いたかったらそっちが勝手に来い!
とゴリラを罵倒した。



41
ゴリラはA子の地元に来て、A子を呼び出した。

「どこそこのホテルに泊まってるから来い!」

既に酔っているのかろれつの回らない声だった。

指定されたホテルに着いてゴリラを呼び出すが、いっこうに降りて来ず、電話にも出ない。
諦めて帰ろうとした時、やっとゴリラから何号室
に来いと連絡が入った。

ゲーム内での態度はともかく、
今までリアルで会った時はさほどひどい態度ではなかったゴリラだったが、
その日は部屋に来たA子をいきなり罵倒した。

まず、俺は会社や店の経営で忙しいのにお前ごときが何で俺を呼び出した?
から始まって、
買って来た飲み物が俺の好きなのじゃない。
と絡み、
俺は本当はこんなひどい奴じゃない。お前が俺をだめにしたんだ。
と最後はA子を小突いたり髪をひっぱっり回した。

言い争う声とゴリラの暴れる音はホテル内に響き、
ついに隣の泊まり客に通報され、A子とゴリラは警官に連れて行かれてしまった。



42
事件性などあるわけがなく、
A子とゴリラはただの痴話喧嘩という事で処理された。

しかしそれ以来、ゴリラは何かとA子に、
「お前のせいで俺はパクられたんだぞ!」
と絡み、当然のようにA子をゲーム内でこきつかった。
時間に関係なくリアメでA子に命令し、ゲームのアイテムを集めさせた。

自分で集められない時は人から買ったり、A子は言われるままに必死で集めた。

罵声を浴びながら、ただ人にこきつかわれるインなんて楽しい筈はない。

A子の様子がおかしいのは周りのプレイヤーも気付き、
事情を話したA子にそんな奴とはゲームでも、リアルでも付き合いをやめるように説得した。

しかし、A子は出会う前の優しく、気前の良かったゴリラと、地元で自分の生活環境を次々に案内してくれたゴリラの顔が忘れられなかった。

今は言う通りにしてあげればいつかは昔のゴリラに戻ってくれる…

後で考えると、そんな事は永遠にある筈がないのに…

A子はその時になってもまだゴリラの正体が分からずにいた。



43
そんな中、ゴリラが突然A子を自分の地元に呼び出した。
以前、ゴリラの地元に行った時の記憶がA子をいそいそと向かわせた。

本当の地獄を見るとは知らずに…

しかし、今回はゴリラは迎えに来てはいなかった。
電話をしてもなかなか出てくれず、やっと出たゴリラは、
勝手にそのへんのホテルでも泊まっとけ。
と電話を切った。

A子は慣れない土地を徘徊したがホテルはいっこうに見付からず、
再びゴリラを呼び出した。

更に待たされて、迎えには来たが、
いちいちくだらねえ事で俺を手こずらせやがったとゴリラはA子を罵倒した。


44
次の日、チェックアウトの時間にA子はゴリラに電話した。

ホテルを出てから一本道を歩いたら喫茶店があるからそこに居ろ。
それだけ言い放たれ電話は切れた。

教えられた喫茶店は、歩いて行くには遠すぎる所だった。
道を間違えたかな?と思い引き換えそうとした時にやっと件の店は見えて来た。

いくら待っても電話は鳴らず、
ゴリラが迎えに来たのは夕方だった。



45
A子を自分の地元まで呼び出しておきながら、
ほったらかしにした挙げ句、散々待たせた事に一切弁明も詫びも入れず、
A子にいきなり暴力をふるった
そしてそれを写真に撮った

そして例に寄って、
お前のせいで俺はパクられたんだ。
お前なんかコ□してやりたいが、コ□す価値もない女だ。
詫びる気があるなら形で示せと絡んだ。

お金?と言うA子に、
俺は金持ちだからお前ごときの金なんかいらん。
と言い放ちゴリラは恐ろしい事をA子に強要した。



46
結論から言うと、
ゴリラが趣味を兼ねて小遣い稼ぎにしているサークルに参加しろ。
とA子に言ったのだ。

もちろんA子は断ったが、
ゴリラは自分の恐ろしい闇の経歴を話し、
俺は女が沢山いるが、本命も含めてみんなそのサークルに喜んで参加している。
と言いながらA子の荷物を引ったくり、
携帯や財布の中を隅々まで勝手に漁り、
お前の住所や働いてる店や知り合いはみんな把握したぞ。
ここは俺の地元だ。
お前なんかどうする事も出来るんだぞ。
と脅し、嫌がるA子を無理矢理連れて行った…



47
解放されたのは深夜だった。
今からA子の地元へ帰る鈍行はない。

ゴリラは、 1万円だけA子に投げつけ、
これで泊まって勝手に帰れとA子をホテルの前で放り投げた。

別れ際にA子を罵倒するのも忘れなかった。

1日中ゲームにかじりついている癖に課金をどっさりし、大きな自宅に住んでいる…
通常なら考えられないゴリラの生活資金がどんな方法で捻出されているか悟ったA子は、自分の背筋が冷たくなって行くのを覚えた。



50
さすがにA子もゴリラとこれ以上関わってはいけないと悟った。
そして、ゲームにインしている限りゴリラと手を切る事は出来ない事も分かってはいた。

しかし、ゴリラに自宅の住所や写真を押さえられている。
相変わらずゴリラからはログインとアイテム集めを強要するリアメが毎日来る。

それに…
これもネトゲの怖さなのだが、
何ヵ月間リアルとゲームと逆さまの生活を送っていたA子は、難局を相談出来る相手がゲームの中にしか居なくなっていたのだ…

さすがに最後にゴリラの地元で起きた悪夢は誰にも言えたものではなかったが、
それ以外のリアルで起きた事は、以前に居たギルドのマスターや他の人間にも相談した。

警察に相談する事をすすめる人間、
鯖やキャラを作り直す事をすすめる人間、
ゴリラのかわりに俺と付き合え。
そんな事を言う人間も居たが、
A子はどうして良いか決めかねていた。



51
しかし、毎日毎日ゴリラに罵声や命令を飛ばされるのはさすがにA子も我慢がならなかった。

例によってゴリラに理に叶っていない罵声を浴びられ、
ついにA子はゴリラに絶縁宣言した。

あんたは最低な奴。
犬以下だよね。
かまってちゃんで精神年齢子供並み。
頭おかしいんじゃない?
一度病院行ったら?
気持ち悪っw

今まで押さえていた気持ちが止まらなかった。

しかし…
ゴリラはやはり普通の人間ではなかった。
ゴリラは日頃から複数パソでインしていたのだが、
A子の行きそうな所にサブを放ち、
行く先々で全体チャットや個人チャットを駆使し、A子の邪魔をした。

粘着をやめてやるからの条件でゲーム内でのA子の財産を全部取り上げた。
そんな奴が出した条件など守られる筈はないが…

ゴリラと縁を切ったという事でせっかく戻れたギルドも、
ゴリラの粘着の為に再び抜けざるおえなくなった。



52
A子に歯向かわれたゴリラは、
怒り心頭でA子の地元に現れた。

楽しさの欠片もない2日間だった。

殴られ、髪を引っ張られ、罵声を浴びられた。

最後には、深夜の知らない町に捨てられた。

過ごした期間の支払いはほとんどA子がさせられた。

もう男にいいようにされるのは嫌だ。
リアルでもゲームでも…

あいつらとは別れよう。

A子はリアルの同棲相手のおっさんにも、ゴリラにも同時期に別れを切り出した。

自分の利益しか考えられず、
女と誠意を持って向き合えない男に限って別れ際は往生際が悪い。

双方共に承諾を口にしながらもA子にまとわりつくのをやめない。

思い余ったA子は、以前親しくしていたリアルの男友達に言える範囲を話し相談した。
元々A子に気があったその男は、
とりあえずA子に住所をかえる事をすすめ、
ゲームを今後一切やめる事を条件にA子を自分の住まいに匿った。

彼のおかげでA子はゲーム内でもリアルでも、悪い男どもから逃れる事は出来た。



53
しかし…

ある意味本当に怖いのはここからかもしれない…

A子は例の男友達と婚約し、
一緒に暮らしたらしいが、うまく行かなかったらしい。
その過程も聞いたが、
このスレには関係ないので省かせてくれ。
とにもかくにもA子はそいつとも別れた。

そいつと居た3年間はそいつの命令でネトゲは一切禁止とされていた。
しかし、3年ぶりにパソの前に座ってみると、驚いた事におぞましさよりも、懐かしさがフツフツと沸いて来た。

もう一度チャットがしたい。
もう一度戦闘がしたい。
もう一度お金儲けがしたい。
もう一度PT組んで狩り行きたい…

さすがにあのゲームは嫌だ。
怖い…

A子は某有名ゲームサイトから簡単さをうたった人気ナンバーワンのMMOをダウンロードした。

最初は懐かしく楽しかった。
しかし、それは1ヶ月も続かなかった。

このゲームじゃない!

次は別サイトからグラのきれいさを売りにした基本無料の中国制のMMOをダウンロードした。
しかし、それも3ヶ月経たないうちに飽きてしまった。



54
やっぱりあのゲームじゃないとだめなのかな?

A子は久しぶりに件のゲームサイトを開けた。
心臓がドキドキした。

口の中が乾いて行くのを感じながら、震える手でダウンロードのボタンを押した。

前の垢は残っているが、さすがにあのキャラでインするわけには行かない。
別垢を取ったA子は1からキャラを作り、数年ぶりに鯖を覗いてみた。

昔の知り合いは皆引退してしまったらしく、
検索しても出て来なかった。
まさかと思いながらも最後にゴリラのキャラを検索してみた。

なっ!なんと!!
奴はまだその鯖に居座っていた!!!

A子は悪夢を思い出し吐き気がした。

慌ててゲームを閉じ、
ゲーム名とゴリラのキャラ名をググッた。

大量の2CHスレがヒットし、
なんとゴリラは晒しスレで毎度毎度、もちろんリアルタイムでも叩かれていた!!



55
お前ら普通に考えると、A子は即そのゲームをアンインストールしたと思うだろ?

だってよ、
あんな酷いことした男だぞ
そんな野郎と知り合ったゲーム、
しかも、そいつがまだ現役で居座ってやがるゲームだぞ。

普通の神経してる奴ならそのゲームとか関係なしに一生MMOに近寄らないと言ってもおかしくないぞ。

お前らのレスはだいたい想像つくぜ。

まだその男に未練あるんじゃね?

違うんだ…

A子は今でも、(さすがに鯖はかえたが)ケロりとそのゲームをやってるよ。

さすがに少しは学習したみたいで、
姫プレイヤーはやめて今は礼儀正しく敬語に徹してるし、
レベ上げ手伝ってやったらちゃんとお礼は持って来るがな。

漏れなんか前してたゲームで、
ゲーム内でだけ腐女子に付きまとわれたってだけで怖くなってそのゲームアンインストールして二度と触ってないというのに…

男と女の違いか?
A子が特別なのか?

以上だ。

単独スレに長々と付き合わせてすまそ。



57
ご苦労であった
結局のところ自業自得であったというオチ
あとゴリラがリアルでもゲームでも勝ち組過ぎる


59
>>57
リアル勝ち組はゲームでも簡単に勝ち組になれるぞ。
課金が一番近道だからな。


58
とりあえず、ネトゲの怖い体験を語ってみた。

A子のようなガチで痛い体験はレアかもしれないが、似たような体験をした奴は何人かいたりする。

これからフレとリアルで会おうとしてる奴がいたらよく考えてから会った方がいいぞ。



56
後味悪いし最悪だな


59
>>56
確かに後味悪いな。
すまん。



60
おもろかったし別にスレの趣旨にも外れてない
後味良い話は他のスレに書けばいい


61
>>60
サンクス。

でも確かに後味ガチ悪いよな。
A子が今はリアもまとものようだし、
ゲームもちゃんと時間を決めてプレイしてるみたいだし、
もう変な奴と付き合いしてる気配がないのだけが救いかもな。



62
つーか>>1は誰なんだ?
さすがに全部は言えない、ってレベルの伏せられた情報をどうやって入手したんだ
>>1は誰なのか設定が抜けてるのは良くない


63
普通にA子のギルメートだよ。

確かに普通は余り人に話せる事じゃないよな。
それをなんで俺が知ってるかというと

俺達がプレイしているゲームってかなり古いゲームなんだ。
だから濃いというか、この手の話は多いんだ。
仕事せず、課金続けたせいで莫大な借金家売った奴。
ゲームで知り合った奴がとんでもない奴でヒモ化して家に住み着かれた奴。
リアル嫁より、ゲーム嫁が良くなって離婚した奴…
ゴリラじゃねえけど、本当にリアルヤバい奴も混ざっていたりな。

オフの時、ゲーム内で経験した、人から聞いたヤバい話を百物語的にやったんだ。

大抵みんな人から聞いた事と話すが、
A子の場合、普段の会話とも併せて聞くとどう見ても自分の話だと分かったね。

オフ終わってから個人的に確認してみると、
あっさり認めて自分から仔細を話してくれた


65
俺個人の意見だ。

ゴリラのような犯罪行為をして金を儲ける奴がいるのは仕方がない。
因果応報でいつかバチが当たる事だしな…

しかし、許せないのはそういう事にネトゲを利用する事だ。

ネトゲプレイヤーは実社会を忘れて顔が見えない世界に遊びに来てるんだ。
直結するにも、純粋に求めろ。
お世話にも合法とは言えない商売に利用するな。

まだ俺に付きまとっていたメンヘラ女や、伝説のカズヤの方がプレイヤーとしては遥かに上等だ。



66
>俺に付きまとっていたメンヘラ女
ここの部分をkwsk頼む


67
A子の事に比べたらホントに小ネタだ。
リアルには食い込んでないしな。

このゲームとは別のゲームでの事だ。

そのゲームは逆に女人口の多いゲームだった。
だからリアル女のギルマスなんて珍しくもない。
俺がたまたま知り合いに誘われて入ったギルドのマスターも女だった。
年齢や職業は分からんがギルマスとしては感心な事に、飛び飛びながらも朝から晩までインしてたから女子大生かニートか主婦だと俺は睨んだ。

最初は良かった。
リアル世界でも女上司としても立派に通用するんじゃね?
と思うほど気配りも出来、親切で、
全員に上手に話を振り、ギル茶を盛り上げるのもうまかった。
ギルメン全員に平等に親切で、
自分の事よりもギルメンの事を先に考え、
人のレベ上げに何時間でも付き合ってやってたな。



68
俺も思わずゲームの世界だという事を忘れて、
恩義もあり、少しでもギルマスの役に立ちたいと頑張ったよ。
ギルメンには1はギルマスに片想いとか彼氏とか冷やかされたけど、
さすがにそこはちゃんと割り切って、リアルでどうこうしようとか下心も恋愛感情もなかった。
ギルマスにもそれははっきり言ってあったし、
彼女も割り切ってると思ってたな。

でも、ある時ギルマスがいきなりPKされたんだ。
相手は前からギルマスにしつこくストーカー行為を繰り返していた野郎だったが、
ギルマスにはっきりと断られて…
要は逆恨みだ。
しかも、1人じゃなくて仲間を連れて罵声を全茶でわめきながらだぜ。

いくらゲームの事だと言っても俺はさすがにキレたね。
とりあえず参戦してギルマスを逃がした。
多勢に無勢で俺はやられたがなwww
その後、その野郎のギルマスを交えて、
うちのギルメンやその他、そいつの行為を今まで見ていた証人も集めて、

俺が取ったSSもブログで公開してそいつを吊し上げ、謝罪させた。

それからだな…
ギルマスがおかしくなったのは…



69
まず、ギル茶で他の奴はスルーして俺としか話さなくなったな。
俺が他の奴と話していたら横から違う話で割り込んだり…
当然空気が悪くなる。
だから、俺も他の奴にもあえて話をふったりしてギルマスとばかり話さないようにしたら、
いきなりギルマスから個人チャットが来てギル茶と全然違う話をして来たり。

俺が他の奴と狩りしてるのを知ってるくせに個人チャットで長々と話し掛けて来たり、
しかも今どこそこいるけど来ない?
とか…

ギルドメンバーが集まって遊んでいる時でも、
みんなの前で俺にだけ物くれたり。

そのせいか皆が俺を避けるようになって来たんだ。
である日ギルマスがちょうどいない時間に、
ギルメンの1人から個人チャットが来たんだ。

衝撃の内容だったよ…
ギルマスはギルメンみんなに
1とは会ってリア彼になった。
とふいていやがったんだ!



70
悪い事に、
俺はギルマスをすっかり信用してたから自分の年齢や職業、家族構成や住んでる町、
ビジュアルが芸能人の誰に似てるかまで開示してしまっていた…

だからギルマスの作り話をみんな信用してしまってたね。
元々人望厚いギルマスだけに余計ね…
ちなみにギルマスの年齢はA子より少し上だってよ。
つまり、俺からしたら年のだいぶ離れた姉ちゃんのようなもんだ。
色んな意味でゾッとしたな…

俺はギルマスがいない間にと、
慌ててインしてるギルメン全員を、
人がほとんど通らないエリアに集めたよ。
1人のギルメンが、
そう言えばギルマス時々言う事が前と違ったりする。
と言い出して、
皆分かってはくれたけど、
とりあえず1はギルドを抜けた方がいいと言われたな。



71
前から俺とよく組んでた他ギルの奴が俺を誘ってくれてたし、
幸いそっちの方が廃ギルドだったから、
俺はそんなに不自然じゃなく、
ギルマスに卒業を切り出せた。

ギルマスは渋々だが承諾して、
卒業式まで開いてくれたよ。
ギルメン達がリア彼なら別にいいじゃんってつついてくれて、
そうなったらギルマスも今更嘘でしたって言えなくて、
気持ちよく送り出さざるおえなくなったんだろうな。

俺は正直肩の荷が降りたよ。
卒業式が終わるとすぐに知り合いのギルドに移った。

ところが…
それからもっともっと恐ろしい展開になるとは…



74
新しいギルドは快適そのものだった。
俺はすぐに馴染んで、
ギルメン達とPTを組んで狩りを楽しんだ。

前のギルマスからは毎日個人チャットやゲーム内のメールは来たが、
俺は当たり障りなく対応していた。

ところが、ある日PTで狩りをしていた時だ。
いきなり個人チャットが開いた。

1見ぃつけたぁ^^

前のギルマスだ。

1のそばにいたりしてぇ^^

居る…
本当に俺のそばに1人で居た。



75
狩りっすか?

ううん^^1に逢いに来たの^^

全体チャットで叫んでいた。

これから○○(別の狩り場)いかない??

また全体チャットだ…

今は無理っスよ。PT中^^

俺も全体チャットで返した。

ふぅぅん…ノリわるっ!プンプン><

また全体チャットで…
しかもギルマスの年齢を知った今プンプンって…
ゆうか俺とPT組んでる奴に普通に失礼だろ!

じゃあ1が終わるまで私ここで待ってる!!

全体チャットで宣言した元ギルマスは、本当にそこから一歩も動かなくなった…

PT組んでた奴らは異様に思いながらも事情を知らず、
前のギルマスだろ?
行ってやれよ。
と気を使った。

俺は仕方なくその日は元ギルマスに付き合った。

それがかえっていけなかったのだが…



79
その日だけで済んだわけではなかった。

元ギルマスはそれからも度々同じような事を行った。
現ギルメートもさすがに引いて行き、
俺はPTに余り誘われなくなった。
中には、
1が実力者だったからお宅の元ギルマス逆勧誘してるんじゃないの?
熱心過ぎてかわいそうだよ。
戻ってあげれば?
と言う奴まで居た。

俺は元ギルマスにはっきりと言った。

お世話になった事は今でも感謝です。
でも、今は別ギルで頑張ってます。
俺がまだまだ未熟者だからギルマスが心配してくれる気持ちは分かります。
でも、余りギルマスに出て来てもらったら、
今のギルにいつまでも馴染めないんす。
しばらくは俺じゃなくてもっと初心者さん応援してあげて欲しいっす。

我ながらうまく言えたと俺は悦に入った。

元ギルマスは承諾し、
その日以来現れなくなった。

しかし…
彼女が狂いだしたのはこれからだった。



80
ある日、現ギルマスとの個人チャット中何気に言われた。

同じギルに自分のリア彼女が居るのもちょっとな…
しかも、相手は平じゃねえし、お前うち来て本当良かったし、俺も助かったw

??
全く意味が分からなかった。

とぼけなくてもいいぞ。
俺は人に迷惑さえ掛けなかったらそういうの全然いいと思うぜ。

???

うちのギルメン達が○○ちゃん(元ギルマス)のやってた事不思議がってたけど意味分かったわ。

!!!

お前○○ちゃんと付き合ってんだろ?リアで。
○○ちゃんこの前挨拶してくれたぞ。
私のリア彼がお世話になってますって。
あの人は人の為に一生懸命やり過ぎる人だから体壊さないように、
俺からも適当に休憩しろと言ってやって下さいと言ってたぞ。
お前いい彼女を持って幸せだな。
羨ましいぜ!

!!!!!!!

元ギルマスは何度も断る現ギルマスに、
高額課金アイテムの付け届けまでしていた…



81
俺は現ギルマスに本当の事は言えなかった。

ネトゲ経験者には分かるだろう…
この世界は古ければ古い程、
よほど迷惑プレイヤーでもない限りは、
堅いつながりが出来るのだ。
ギルマスなんて言ったら、
リアル地元の有力者のようなものだ。

俺が真実を暴露したとして、
俺が信じてもらえず信用を失うだけか、
信じてもらえたとしたら、
今度は元ギルマスが長年築き上げて来た居場所をなくしてしまう。

俺は元ギルマスとは会った事もありません。
でも俺の事をすごくかわいがってくれてたから、
リア彼と言っておけば、
現ギルマスが俺を余計に大事にしてくれるんじゃないかと思って、
俺の為に嘘ついてくれたんだと思います。

俺はその場を切り抜けた。

人の良い現ギルマスは、
○○ちゃんらしいな。
と何も知らずに元ギルマスを褒めた。



82
俺は久しぶりに自分から元ギルマスを呼び出した。

ギルマス、俺の今のギルマスに俺の事リア彼と言ったんすか?

返事はなかった。

冗談キツいっすよw
俺なんかがギルマスの彼氏なんかつとまるわけないっしょ!

精一杯おどけて書いたが返事はない。

だから俺ギルマスは俺の事を思って、
今のギルマスに嘘ついたんだってちゃんと言っておきましたよ!

相変わらず返事はない。

そしたら今のギルマス○○ちゃんはそこまで元ギルメンの事を考えてるんだな!
と感動してましたよ!!

しばしの沈黙の後、やっと返事が来た。

狩り行こうか?

え?

アプデで新しく出来たとこ経験うまうまだよ^^

俺はゾッとした。
断る言葉も思い付かず、
俺はこの日は元ギルマスの狩りに付き合った。

この後、本当に恐ろしい事が俺の周りで起きる…



83
ある日、俺は同じギルドの新人と個人チャットしていた。
なぜか俺になついてくれていてリアル女子大生らしい。

どういう話の流れか、
ゲーム内での人間関係の話になり、
俺は子細はともかく、
ついポロりと前のギルドを辞めたのは人間関係だと言ってしまった。

次の日、元ギルマスからゲーム内でのメールが来た。

1君うちを辞めたのは何か嫌な事があったからじゃない?
私にだけはなんでも相談してくれたら良かったのに…

まさか!

俺は件の女子大生にしかしゃべっていない。

事情を聞くべく女子大生がインして来るのを待ったが、
彼女は二度とインして来なかった。

さりげなく、現ギルマスに彼女がどういう経緯でギルド入りしたのかを聞いてみたが、
現ギルマス自らがいきなり声を掛けられ、

ギルマスさんですよね?
私全くの初心者で…
ギルドに入れてくださ~い!

と言われたのがきっかけだったそうだ…



84
それからいくらも経たないうちに、
俺の周りで異変が起きた。

前のギルドで俺と仲良くしていたリアル女達を中心に、
俺の周りのリアル女ほとんど全員が何者かに酷い嫌がらせを受け出したのだ。

知らないキャラから罵倒のゲーム内メールを毎日受ける。
しかも、毎日違うキャラからだ。
どのキャラも捨てキャラらしく、
返信をした時には既に垢はなかった。

ゲームサイトの掲示板や2CHに晒される。
しかも、どれもこれも全く根拠のないものばかりだった…

明らかに捨てキャラの見知らぬキャラに付きまとわれ、
人の多いエリアで全体チャットで覚えのない罵声を浴びせられる。

○○は詐欺師です!!
皆さんも気を付けましょう!

いくら言い返しても全く取り合われなかった。

俺の元ギルドのギルメンがそんな事をされると、
ギルマスは体を張って庇った。

しかし、元ギルマスは相談して来たギルメン達に、
しばらくゲームを休むように促したり、
ギルドを出るよう促した。
おかげで元ギルドで俺と親しくしていた女達は続々と引退したり、ギルドを抜けて行った。



85
俺はさほど情報に明るい方ではなかった。
自分の周りの事以外は全くの無知だった。
酷いいたずらが流行ってるのに運営はなにやってんだ!!
いつか俺のとこにも嫌がらせが来るのか?
と思っていた。

前のギルドでギルメンが引退したり、抜けたりする度に元ギルマスから

○○が抜けたんだけど…
1戻って来ない?

と連絡が来た。

それでも俺は今回多発する事件を自分に繋げつ考えられずにいた!



88
前のギルドの女達で、
酷い嫌がらせを受けながらも、
引退も退ギルもしない強者が2人だけいた。

嫌がらせ多発事件から2ヶ月程経ったある日、
そのうちの1人に呼び出された。
気持ちの悪い事があって相談に乗って欲しいと。

話を聞いてみると、
最近しょっちゅうPKに遭うんだそうだ。
それだけ聞くと普通の話だが、
気持ちの悪い事が何点かあると言う。

1、彼女はそんなにレベは高くなく、
どちらかと言うとマッタリ派で、
野良PKは嫌いなのでだいたいいつもはPKオフにしている。
なのに、時々ギルドでやるPK訓練の後、
解散した途端にいきなり襲われる。
2、襲って来るキャラはいつも同じキャラで、
こちらが話し掛けても一切返事をしない。
たいしてレベの高いキャラではないが、
全身を課金やレア装備で固め、
またいきなりの事だからいつもやられてしまう。
3、やられるのは自分ともう1人、
何者かの嫌がらせに屈しなかった子だけ。



89
ギルマスに相談したか?
と聞くと、
ギルマスが居ない時に限って襲われるし、
ギルマスは最近インして来ないし、
インして来ても忙しそうにしてるから話せてないとの事だった。

そう言えば、
最近俺の元ギルマスは余りインしていなかった。

俺は元ギルマスにゲーム内メールを送り、
相談したい事があると伝えた。

次にインして来た元ギルマスは、
いつになくテンションが高かった。
しかし、俺が件の2人の事を話し、
相談に乗ってやって下さいと言うと急に返事がなくなった。

次の日、俺に相談して来た方から礼の言葉と、
ギルマスに一応話せました。
の報告があった。
俺はこれでトラブルは解決したと安心した。

しかし、彼女から聞いた内容に俺は驚いた。



91
彼女達の訴えを元ギルマスは軽く流した。

PKなんてよくある事よ。
あなた達もそれだけ顔が売れて来たんじゃない?

彼女達は、
ただのPKじゃないっぽいんです。
と俺に話した事と同じ内容を話した。

ふうん…
何か心当たりはないの?
誰かに恨まれてるとか。

彼女達は否定した。
俺に相談して来た方も、
もう1人も姫プレイヤーや、迷惑プレイヤーとは対局の人間だ。

あのね。
悪いけど、特に女の子は気付いてない子多いの。
人に迷惑掛けといて本人全然気付いてないとかが。
PT組んでもトロトロしてて全然役に立ってくれなかったり、
リアル女ってだけでちやほやされるのを勘違いしちゃったり。
うち以前は女の子多かったでしょ?
ぶっちゃけ尻拭い大変だったわ。
あなた達がそうだとは言ってないけど、
もう一度よく反省してみて。
心当たりが分かったらまた相談してくれない?



92
信じられなかった…
あの誰にでも平等に優しく、
自分の事より先に相手の事を考えていた元ギルマスが…

俺はもう一度元ギルマスにメールした。

彼女達の1人から聞いた事は言わずに、
あれどうなりました?
的に探ってみた。

私が居ない時に起こった事だから私も何もしてあげられないわ。

俺は食い下がった。
MMOのギルメンはギルマスを親のように思ってます。
具体的に何かが出来なくても、
もっと話を聞いてやった方が良くないですか?

そのぐらいの事ゲームをやってると一度は経験する事よ。
それで我慢出来ないならかわいそうだけど向いてなかったって事だわ。
それにこの前の嫌がらせといい、
そんな事をされるのはあの子達にも問題があるんじゃないの?
少しは突き放して反省させるのも親心よ。

ギルマスなんか冷たくなってませんか?
昔のギルマスならもっと親身になってやってたのに…
ついに俺は元ギルマスにはっきりと意見した。



93
しばしの沈黙の後、
個人チャットに返信が来た。

1あの子達のどっちかが好きなの?

全くちぐはぐな返事に俺は焦った。
ちがいますよ!
そういう問題じゃないでしょう!
このままじゃあの2人もギルド上がるか引退になっちゃいますよ!
この前から何人いなくなってるんですか!?
ギルドなくなっちゃいますよ!

いいよ。

え?

私は1がいてくれたらいいの。

この後元ギルマスの言葉に、
俺は恐ろしい事に気付いてしまう…



94
1戻ってよ。
もう戻ってくれるよね?
あの子達も辞めるし、
女の子はほとんどいなくなるんだよ。

え?

だって1言ってたよね。
リアル女は付き合うのが大変。
前のギルド辞めたのもそれが理由だって…

確かに俺は言った事がある。
しかしそれは元ギルマスではなく、
現ギルドに居た突然消えてしまった自称女子大生に言った言葉だ!!

そう言えば…
俺が誰かと長時間話していたら、
いつも横から割り込んで来ていた元ギルマスが、あの女子大生と話している時だけ割り込んでは来なかった…
いや!思い出した!
元ギルマスと女子大生のインが重なった事がないのだ!!
女子大生ときゃっきゃウフフと話す度に毎回、
今日も元ギルマスに邪魔されなかった。
しめしめと思ったものだ。



95
起承転結の 転 くらいか?面白いぞ。続き楽しみにしてる


96
同時にインしてなかった…
元ギルマスは確か1PCだと言っていた。
ギルマスなのに珍しいなと思った記憶がある。
まさか!

その時俺はもう1つ思い出したのだ!!

ギルマスのいない時に限って襲われるんです…

俺にPK事件を相談して来た女の子だ。

うちのギルドに恨みがあるとかなら、
私達だけじゃなくてみんな襲われると思うんです。
でもいつも襲われるのは私達2人だけなんです…

あの2人は嫌がらせ事件に屈しなかったプレイヤーだ。
やはり…
PK事件と嫌がらせ事件は同一犯なのか…

そう言えば…
あの嫌がらせ事件は俺の周りの女達だけが被害者だった。
よそでそんな話を聞いた事はない…

俺は頭を殴られたような衝撃が走った。



97
ショックの余り、
なんの返信も出来ない俺の茶窓にドンドンドンドン元ギルマスの文字が流れる。

どうしたの1?
そうだ!2人だけでギル作り直そうよ^^
そしたら1に迷惑掛ける人だれも居ないよ!
私は1だけでいいの^^
1は私の王子様だもん…
私本気だよ!!
恥ずかしいけど言っちゃうね…
あのね、私1が住んでる町に時々行くんだ^^

え?
向こうは東日本の上の方、
こっちは西日本の左寄りだぞ。
ふかしに決まってる!



98
さあ盛り上がってまいりました


99
○○駅ってあるでしょ?
あそこのキオスク広いよね。
駅前のパン屋さんの看板商品の胡桃パンおいしいよね。

逆ロータリーのうどん屋さん安くておいしいけどおばさん愛想悪くない?

!!!!!!!!!!!

その駅は最寄り駅ではないが、
俺の家から自転車で15分程で行ける駅だ。
パン屋もうどん屋もちゃんとあり、
おぞましい事に…
それらの情報は全て正解だ。

私ね。あのへんウロウロして1をさがしてるんだ。
1って○○に似てるんでしょ?
芸人さんなのにあの人かっこいいよね^^
絶対すぐ分かるよ!
周りの人の顔じっと見てて○歳ぐらいの○○似の男の子ずっとさがしてるんだ。
いつか絶対見付けて声掛けるから待っててね…

「やめてくれ!!」
俺は深夜に家族が揃って飛んで来るような悲鳴をリアルでわめいていた…



100
俺は速攻そのゲームをアンインストールした。

あれから3年経つが未だに元ギルマスがウロウロしていたという駅には行けない。

後日談として、
リアメ交換していた何人かに聞いたが、
元ギルマスは俺がインしなくなってすぐに、
「○○(俺が住んでる県)で仕事をさがす。」
と宣言して引退したからだ…

正直未だに元ギルマスぐらいの年齢の年増が道を歩いていたら避けてしまう…

以上だ。

長々とすまそ。



101
1は未だにその町に居るって事か
本当か嘘か解らないが、元ギルマスの行動力だけは見習わないとな。

ほとぼりも冷めただろうし、一度連絡入れてみたらどうだ?


102
正直今でも怖いな…

なんて言うか、
元ギルマスが最初っからメンヘラだったらそういう奴だったんだなと思えるが、
全然そうじゃなかったんだぞ。

面倒見がいいんだが、押し付けがましくないし、空気読むのすげえうまくて、
色んな知識もあって機転もきく。
もちろん常識もあるし、
視野も広い。
自分は曲がった事はしなかったが、
人の気持ちを理解してやれる寛容さもあったな。

あれはゲームだから猫かぶってるとかじゃなくてガチだと思ったよ。
未だに昔の元ギルマス程の中身の整った奴に会った事ないな…



104
そんなねえちゃんが平気でひでえ嘘みんなにふきまくったり、
人にドン引きされるような迷惑行為をした上、
サブで俺の新しいギルドに入団して俺を監視したり、
挙げ句、
自分のかわいいギルメンや無関係な奴らを陥れる卑劣な行為。
捨てキャラ使っての嫌がらせや、
わざわざPK用のサブまで育てるって…

人の悪意ってゆうか、毒気にあてられてマジ吐きそうだった。

一時期ガチ人間不信になったよ。



105
ネトゲ世界だけに限らず、リアルでも色恋沙汰で狂気じみた行動をとるのはよくあること・・・
元ギルマスはまじで1に惚れたんだろうな


106
俺は元ギルマスがおかしくなる前から、
下心とか恋愛感情は持っていなかった。

それは、所詮ゲームだから割り切ってたとか、
好みのタイプじゃないから…
とかじゃなかった。
元ギルマスがそこまで年上だって事は知らなかったけど、
それを知ったからというわけでもない。

俺には無理だと思ったからだ

俺は普通に女と仲良くなったらデレデレするし、
変な奴に絡まれたらきたねえ言葉で言い返す。
人をヘルプするにしても、
結局義理や優越感だ。
元ギルマスは全然そんなとこなかったな。
自分が悪くなくてもギルメンの為に頭下げたり、
損ばかりして自分の実入りどころかマイナスになっても
「みんなありがとう^^」
といつも言ってたな…
誰にも何の下心も持たずに純粋に相手の事考える奴だった。

俺に釣り合うわけないと思ってたからだ。



107
なんて言うか、
実際に会って変になるよりは、
もう割り切って、
ゲームの中でだけ元ギルマスのナイトでいて楽しくやろうと思っていたな。
元ギルマスもそのつもりだと思っていた。

余りの変貌ぶりに俺は彼女が分からなくなって、
引いちまったんだ。



108
>>1
この手の話では久々に面白かったわ

なんつーか、ギルマスとして人の為にそこまでやれて、レベル上げにも何時間も付き合ってやってて、
飛び飛びだけど一日中インしてるヤツって、リアル破綻してる奴だろ?
飛び飛び抜けてる間に、サブキャラやらPKキャラ育ててたんじゃないの?
1の前に晒し者になってた男も、ギルマスが飛び飛び抜けてる間に嫌がらせ受けてたんじゃね?w


110
>>108
前半だが半分正解だな…
今思えば
嫌がらせ事件の時、
PK事件の前、
元ギルマスのイン時間や頻度極端に減ってたな。
その合間にお前の言う通り、
嫌がらせやPKキャラの作成をしていたわけだ。

晒し男は嫌がらせとかは受けてないな。
そいつは事件起こしてからバツが悪いのか、
全くインして来なくなったな。

いずれにせよ、
元ギルマスのリアルはどうか知らんが、
普通じゃなくなったのは確かだ。



109
直接一緒にプレイした訳ではないが少し変なのとはチャットルームで遭遇したことある。
一人目は自分は恋人とし別したと聞いた訳でもないのにカミングアウト
重すぎる話題なので自重するように他の方が注意したら「私が話したから話して何が悪いの?」
この痛い発言とゲームが合わないので2ヶ月ちょいで課金停止した。

もう一人はゲーム内の教会でみんなの為にお祈りを捧げてると意味不明な事をいう奴もいた。
しかもそいつは糖質を発症しているらしく電波じみた発言もあった。
病気にはカレーを食べれば治るだとか、俺は怒りっぽい等と中二病発言を繰り返して周りドン引きさせてた。

心の病は仕方ないとしても周りに迷惑をかけるなら完治するまではオンゲは控えて欲しいと思ったorz


111
>>109
書き込みサンキュー。
後半の中二男剥げしくウケたwwwwwwwww



112
まあA子や俺のような体験はレアかもしれんが、
多かれ少なかれネトゲでは付き物だ。



172
ネトゲは人を狂わせる・・・


引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/mmosaloon/1340971655