1
昔から取り残された事を誰かに聞いて欲しい




3
誰もいないな
書くか

俺の母方の実家は愛知のとあるど田舎なんだけど
そこに小学4年ぐらいの時に曾祖父の法事で里帰りした。

小学生に法事なんて退屈だし従兄弟の同い年とフラッと探検する事にしたんだ。



7
道の右側に森みたいなのが広がっててその入り口にお札だらけの鳥居が建ってた。
従兄弟はそこで生まれてそこで育ったからすごく詳しいはずなんだけど、こんなの見た事がないって若干興奮気味で行こう行こうってグイグイ手を引っ張る。
まだお昼で陽は高かったけど森の奥は薄暗くて気味が悪かった。



6
周りは田んぼと山ばっかのあぜ道でコンビニとかそういう店が全く無い。

田舎の道なんて都会育ちの自分には珍しくてとても楽しかったのを覚えてる。
そんな道をズンズン進んでると従兄弟が何かを見つけた。



8
正直帰りたかったけど従兄弟の暴走気味の興奮に根負けして探検する事にした。
その時はまだお昼だったから夕方には帰ろうって事ですぐ帰るつもりだった。
森の奥はほんとに未開の土地って感じで陽も届かない鬱蒼とした樹々に覆われた場所で本当に恐かった。
しばらく歩くと急に拓けた明るい場所に出た。



9
拓けた場所は真ん中に一本太い木が生えてる以外は特にこれといった特徴も見あたらずただ急に拓けたって感じで、とても晴れた空が記憶に残ってる。

真ん中の木には太い朽ちかけた注連縄が巻いてあった。
そういう神聖な物には好奇心より恐怖心があったから俺は帰りたくて仕方が無かった。



10
従兄弟は辺りを探検してるけどもう俺は注連縄がの木が不気味でしょうがなくてそこにずっと立ち尽くしてた。

「なんか木ばっかりでなんもないなー」って従兄弟が帰って来たのと同じくらいに周りの異変に気がついた。
さっきまで見事なぐらい晴れて陽が高かった空がもう夕方の茜色に変わってた。
こんなに暗くなるまで歩いた記憶も無かったし体感時間的にも1,2時間ってとこだったと思う。
でも陽が暮れた後真っ暗な森をさまよう事は考えるだけでも怖かったからもうとにかく帰る事にした。



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来た道は比較的分かりやすくて迷う事は無かったけどどんどん陽は落ちて来るし街灯なんてあるわけもないからとにかく早足で、最後の方は走って出口を目指した。
鳥居が見えた時にホッとしたけど、とにかく森から抜けたい一心で道を駆け抜けた。
元の道に戻ってきて息切れ気味の俺と従兄弟は近くに座り込んで呼吸が整うのを待った。
とても綺麗な夕焼けを二人で見ながらしばらくボーッとしてると更に奇妙な事が起こった。



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夕焼けの後はもちろん夜。
でも俺と従兄弟は太陽がビデオの逆再生みたいに天高く戻っていくのを唖然としながら見つめてた。
陽は落ちるどころか完全に昼間の位置に戻ってきた。
起こった出来事が2人とも信じれなくてとにかく家に帰って落ち着こうと思ったんだけどこの後更に不可思議な事が起こる。



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それは家に着いた瞬間だった。
ドアを蹴破る勢いで俺の母親が開けて思いっきり怒鳴りつけられた。
「あんた達!!!何やってたの!!!いい加減にしなさい!!!!」
法事を抜けただけでこんなに怒られる事はないだろうとは思ったけど普段温厚な母親だっただけにとても驚いたのを覚えている。
探検をしていた事を伝えたが何か話が喰い違う。
よくよく話を聞いてみると俺たちが帰ってきたのはなんと法事の日の3日後。
母親曰く法事の日にフラッといなくなってそれから3日間俺と従兄弟は帰って来なかったのだと言う。



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どこかで日を明かしたわけでも無いし冗談を言ってからかわれているのだろうとも思ったけど母親は真剣そのもの。他の親戚もヒドく心配していたし、新聞を見ると確かに日付は3日後の物が家にあった。
テレビのニュースも日付は進んでいたしとにかく従兄弟と俺は何が起こったのかさっぱりわからなかった。
未だにあの日の事を思い出してもなにがどうなったのかまったくわからない。



15
以上で話はおしまいです。
遅いレスにお付き合い頂きありがとうございました。
俺の他にもこんな体験した人いるのかなあ。。



16
なんか質問とかあったら聞くよ!


17
小4で3日も行方不明なら普通に捜索願い出されると思うんだけどそのあたりをkwsk


18
>>17
質問ありがと!
捜索願い出すことも考えたらしいんだけど交番なんかも近くに無いとこでさ、警察呼ぶより地元に詳しい
ご近所さん巻き込んで探してくれてたんだって

ほんとご迷惑おかけしました…



19
大人になってからその鳥居探してみたりしなかったのか?


36
>>19
実際大阪にずーっと住んでるしそれ以来あんまり帰ってなくて…
大人になってから探そうと思った事もなかったなあ



20
一種の神隠し…??


21
いつかまた別のところで同じ経験するぞ


37
>>20 >>21
神隠し的な事なのかなあ
もうあんなの怖いからいやだな(´・ω・`)



22
3日も捜索願い出さないなんてつじつまが合わない
やり直し


38
>>22
これはさっきも言ったけど祖父母がほんと楽観的な人だったから警察とかまったく考えてなかったんだって!
でも他の心配した親戚の人達が探し回って後少しで通報するところだったらしいの



23
鳥居と森は実在するのか?
3日間のあいだにそこは捜索されなかったのか?

鳥居と森が現存するなら場所は?
勇気あるオカ板民がレポートしてくれるかもしれない


39
>>23
当時の事は結構記憶に残ってる!
実在するのか?っていうのは今の事かな?
さっきも言ったけど大人になってからはそこの辺りは気持ち悪くて行こうとも思わなくてさ
いまはあるのかなあ?



27
まだまだだな。
3日後に帰ってきたら普通にもう一人の自分が家にいて生活。
恐る恐る事情を話すも家族の誰も自分と面識が無いという


42
>>27
何それこわい
いやだ(´・ω・`)



29
場所がわからない事には行けない


32
時間の流れが早いってことは異世界とか、そんなやつか?場所遠いから行けないけれど突撃するヤツいるなら待機


33
閏マンか…
俺の管轄でたまに見かける


40
場所についてみんなやっぱり気になるみたいね!

実は母さんの兄夫婦のお嫁さんがすっごい意地悪な人で実家とはかなり疎遠になっちゃってるみたいで、、
その法事以来あんまりっていうか一度も帰ってないのね(´・ω・`)
母親に実家の住所とか詳しくそれとなく聞いてみたんだけどすごく機嫌悪くなっちゃって聞けなかった、、



41
てかみんな行くの…?すっごく心配なんだけど…
もっと詳しく思い出せるように僕も調べてみるね(´・ω・`)、



43
閏マン…?
なんだいそれは(・ω・)



48
約1時間で3日なら、そこに1日いたら戻ってくると2カ月ちょっとか


49
>>48
そういう計算になるのかなあ
すっごくこわい



50
浦島太郎を思い浮かべた。


55
記憶が断片的で本当にごめんね(´;ω;`)
まさかこんなに興味持ってもらえると思わなかった…!
頑張って思い出してみる(´・ω・`)!



102
なんか覚えてる目印とかないかな?
山ばっかりだと難しいかw


104
>>102
ほんっとになんにもなくてさ!!
目印らしい目印も山、田んぼ、鳥居 以外なにも覚えてないの…(´・ω・`)



109
追いついた、見てるぞ。途中気を失う事はなかったのか?


112
>>109
2ch初心者のこんなスレに付き合ってくれてありがとう(´;ω;`)

途中で記憶失うとかそういった事は全く無かった!



130
もう一度それとなく母親に聞いてみろよ

怒られてもいいから


131
>>130
そうね、やっぱりちゃんと聞いてみる!



180
乙です 昨日から読ませていただいてます
鳥居の御札は その時だけ時空間がゆらいでいたのかも・・

以前 関西の某神社の古墳みたいな場所に ちらりと頭蓋骨をみかけました

私含む三人が見ていて 後日私以外の二人が 再度同じ場所に行ったら 跡形もなかった
ということがありました・・スレチだったらすみません


181
>>180
当時見た物がこの世のものじゃないとしたら…そう考えると本当にゾッとするね…



183
>>181 うん
見えたのは頭蓋骨だけなんだけど
とても小さかったから 子供くらいかな
多分 高貴なお姫様か皇子様?だと思う

冠みたいな装飾品かぶっていたので

怖い感じはしなくて 参道から外れた場所にあって 急にどうしてもそっちにいきたくて 行ったらあった


182
時空の歪みに遭ってる人は意外に多くいるのかもしれないな~






小さい時に時間から取り残された