怖い話 山道

スレ主が「釣りです」宣言をしてから語りだす怖い話。いつふざけて笑い話にするのかと思いきや、話はどんどん恐ろしくリアルになっていきます。この怖い話、本当に「釣り」だったのでしょうか――!?(おうまがタイムズ)



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釣りですけど
聞きたいなら話す



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2年ほど前に友達と夕方から車で山登って景色みようと話になったんだ
それで地元ではいい景色が見れる場所に行ったわけなんだ



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そしたら山登る途中に小屋というより木造建ての家みたいのがあったんで寄り道しようと友人達に言ったんだ
すまん友達紹介する



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友人…A
友人…B


まぁ、最初は警戒していたんだよ
山登る途中に家あるなんて
俺たちあんまり山とかいかないからさ



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それで家に寄ったんだけどおじいさんが一人いたんだ
おじいさんには「この山でいい景色が見れると聞いたんですがどの辺ですかね」って尋ねたんだけど首を横に振るんだよ
謎だった



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なに話してもずーと首を横に振るんだよ
変な人って思いながら友人と車に戻って山登ったんだ
するとAが「やっぱ帰らねぇ?」とか言い出した
俺たちが「ここまで来たら帰るわけねぇだろw」って返した
それでAも黙った
だがあの時あそこで帰ればよかったと後悔したけどね



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そろそろ夜になるわけよ
少し車で走ってから5分ほどで見るからに景色の良さそうなところ見つけたわけだ
で車止めて降りて下は崖みたいになってるんだけど柵?手すり?みたいなのがあって安全だったから30分ほどいたんだ



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またAが「やっぱ帰ろうぜ!」ってすごい声で言うんだよ
俺とBは「なに興奮してんだよwそんなにいい景色見れてよかったか?w」
てな感じで言ってたんだが
Aの様子が明らかにおかしいだよ



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でAが俺たちの手を引っ張って車に連れてかれて車に戻ったんだがAがすごい震えて怯えてんだよ
俺たちもさすがに焦ったよ



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震えながらAはいきなり語り出した

A「お前ら見えてなかったのか?」
俺とB「?」
A「まず俺は最初っから見えてたよ」
B「なにが?」
俺「なにを見たの?」



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Aが言ってたのはこうだ

俺たちが途中で入った家はAにはすごいボロく見えたらしいが俺たちは全くそういう風には見えなかった
じいさんについては一緒だったが俺たちはその後の話に驚いた



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なんと夜景を見ていた崖の下にはあのじいさんと孫?がいたそうだ
俺とBは夜景に見惚れて気づかなかったがAは気づいたらしい
それで俺たちを無理やり車に連れてったのこと



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それで俺たちもさすがに恐怖がこみ上げてきて帰ろうと車を走らせようとしたら崖の方でバッーンみたいな音が聞こえてみんなで振り向いたら柵が破れてんだよ
あれはびびった



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まじでやばくなり途中で寄った家を見たらまじでボロボロだった
それだけじゃなくそこにはじいさんと孫らしき人がおった
しかも血だらけ
俺たち全員泣いてた



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普通に怖い話やん


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やっと山を出て明るい街に着いてコンビニに寄ろうと思って
このまま家に帰っても寝れないからさ
でコンビニで食べ物買って車に戻ろうとしたら俺の車の窓に大人の手と子供手の跡があってしかも血らしきものが薄くついてた



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車走ってる時まったく気づかなかったよ
それでコンビニで買った食べ物買ってと一緒に着いてたおしぼりで拭いたんだけどとれないのよね
めっちゃ焦った



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それでBが「もしかして内側についるんじゃ…」
また冷や汗だらだら
恐る恐る拭いてみたら内側に着いてた
もう失神しそうでした



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拭いて家に帰ったけどあんなことあったから結局寝れなかったわけなんだ
それで昨日の出来事のことでAとBに連絡してまた山見に行かないか?ってな話になった



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Aは反対気味だかB納得した
それで見に行ったら案の定家はボロボロそして崖の柵は破れて花が添えられていた
まったく気づかなかった



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それでこの山で起きたことを知る者はいないか探してたんだがあっさり見つかった
この山の近くに住んでる人なんだけど
しかもその人はあそこの山のじいさんの知り合いだった



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ほの人曰く
あそこで起きたのは崖から車が落ちたと聞いた
俺たちもそんなんだろうと思った
車にはじいさんと孫が乗ってたらしい
崖に落ちたがやはり二人とも即氏でしかも孫は車の窓を突き破ってたらしい



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俺たちは崖の下を見に行かないかって話になったがここでAが急に様子おかしくなって帰り出した

俺は「送ってやろうか」って言ったが
Aは「いいよ別に」っ言われた
しかもいつものAの顔じゃなかった
それで俺とBで向かった



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そこでBが「やっぱあいつ危ないぞ、さっきから様子おかしいと思ってたんだよ、戻ろうぜ」ってすごい真剣で言うから戻ったんだけどAはいなかった


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そこで電話かけたら繋がった

俺「お前どこ?やっぱしんぱいになってきたし送るぞ」
A「は?なに言ってんだよ、俺朝から家にいるんだけど?」
俺「お前こそなに言ってんだよ、さっきまで俺たちと一緒だっただろうが」
俺とBは混乱した



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で、なんども説明したがまるで話にならない
しかもまた俺たちは驚かされた
昨日の出来事に関して全くAには記憶がないらしい



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俺「お前から夜景見ようって誘っただろうが!!」
A「だから、なんの話?いい加減切るぞ!」
俺とBは本当にパニクってた



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そこで電話を切り
俺たちは考えた
昨日のAは誰なんだとかあれだけ言って自分から誘ってないと言うからもう本当に混乱した



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そんなこといちいち考えても仕方ないと思って後にして
とりあえず崖下に行ったんだけど
ある物を見つけた
そこにはAの携帯があった



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風呂入ってから見にくるわ
あぶねぇあぶねぇ


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俺とBは驚いた
しかもその携帯はバキバキに割れていて使える状態ではない
なのになぜ先ほど携帯が繋がったのか
ますます怖くなり車に戻ってAの家に向かった



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普通に怖いwww


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Aの家に着いた
そういえば何年ぶりだろう
Aとは高校卒業してから遊んでないしなぜ急に夜景など見たくなったのだろうと
A母「あら、俺君B君久しぶりねぇ」
俺「どもす」
俺「今A君に会いに来たんですけど…」
そう言った途端A母が急に様子がおかしくなった



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A母「え?」
俺たちはなにか嫌な予感がした
A母が急に泣き出した
俺たちは焦って介抱して家に上がらせてもらった



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家に上がってリビングの向こうに仏壇があった
そこにはAの高校の時の写真があった
俺たちは驚かされた



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Bにも聞いたところAとは高校卒業して大学生になってからは遊ばなくなったらしい
まぁ俺も新しい友達といる時間が多いから高校の時の友達を忘れていた



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多分Bも俺と同じだろうと思った
A母が涙をポロポロながしながらこう語った
Aは大学生になって車の免許を取りよくドライブしていた
それでドライブするだけじゃなく山に行って夜景見たいと言って山に行ったんだがあの柵に突っ込んで落ちたらしい
その前に対向車が逆の車線で走っており右に避けたのこと



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本当に運が悪いと思った
そこで俺たちは疑問に思った
なぜあの時Aは急に俺たちを夜景に誘ったのだろうか
まさか道連れにしようとしたのか
でも、俺たちを途中で止める理由がわからない
疑問だらけだ



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そこでBは言った
B「俺の憶測に過ぎないが最初は道連れにしようとしていたがあの途中に家あったろ?あのじいさんにいたじゃねーか?その時に俺たちはそのじいーさんにたずねたじゃんか夜景のことを」



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B「じいーさんは分かってたんじゃないのか?Aの計画?を」
俺「さすがに話がうますぎないか?」
少し俺は心のどこかでそう思ってたのかもしれない、いやそう思うしかなかった



56
俺「でも、あの時Aは止めたじゃねーか」
B「そうだった」
やはりAはなにを俺たちに言いたかったのか



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そこでBはまた憶測を語り出した
B「いや、こうは考えられないか?俺たちはじいーさんにたずねたじゃんかよ、あのとき首を横に振ってだろ?あれはAへの止めろのサインじゃないか?」
B「それでAは友人を道連れにすることは止めようとしたが俺たちは帰らなかった」



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そこでBは言った
B「不思議なんだよね~Aが見たというじいさんと孫がいたとか
俺下見たけどなにもいなかったんだよ
もしかしてわざと俺たちを帰らすための嘘を言ったのかな?」
確かに俺も下を見たがいなかった



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俺は帰る途中考えた
コンビニでの血の手の跡
あれはなんだろうか
車を10分ほど走らせてうちに着いた



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うちに着いて部屋のベッドに横になると急に強い睡魔に襲われた
俺はやばいと思って必死で抑えたが無理だった



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みんなは明晰夢って見たことあるかな?
俺は眠り夢を見るがそれは夢だと気づく
俺は初めて明晰夢を経験した
そこはあの事故現場だった
そしてAがいた



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だが、不思議に怖くはなかった
俺は急に涙が出たかなり
Aの氏の受け入れきれず、さっきまでお前と話してたのに
Aが独り言のように話し始めた



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A「ごめんな、氏んでしまって。でも悲しまないでくれよ
あの時なんで誘ったか教えてあげるよ。
俺さあの夜景俺とお前とBで見に行きたかった場所だったんだよ
でも、事故っちまってw先に観ておきたくてなホントに俺バカだよな~でもこれからはお前らを見守っていくつもりだから悲しまないでくれよ!最初に言ったと思うけど。」
そう言って俺は目を覚めたら涙でカペカペになった顔になっていた



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その日は1人でずーとベッドの上に体育座りでいた
夜になるとBからの着信がきた
Bはすごい声で俺に話した



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やはり俺と同じ夢を見ていた
Bも泣いていた
その次の日はAの墓に行ってきた



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俺心の中で「お前が氏んだことに気づかなくてごめん…」
多分Bも同じこと考えてただろう
そのあと携帯をA母に渡して山に行き花を置いてきた



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もっとも悲しいことは家族、友人が亡くなることではないか


76
終わり


77
おつ!


78
釣りどころか最後まで楽しめたぞ
乙!


80
終わってた
面白かったよ


引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1468590596