1
これ

物心のついたときにはAはすでにいじめられていました。
Aはいつもニコニコしているのに、どうしてだろうと親戚は首をかしげていましたが、
医者も両親も驚くほど、Aはいつもニコニコしているのです、というよりも笑顔しか表情がないのです。

小学生になり、Aはやはりいじめられていました。
Aはかえるの亡骸を食べさせられても笑っていました。
トイレに放課後まで閉じ込められても、やはり笑っていました。
突き飛ばされ階段から転げ落ち、顔の真ん中が裂けて9針も縫う大怪我を負ってもやはりAは笑っているのでした。
気味が悪い、と、Aは今度は無視されるようになりました。
それでもAは笑っていました。

中学時代、Aは父親の転勤で引っ越しましたが、
その土地でもやはりいじめられました。
上履きに画鋲を入れられ、落書きされ、机にボンドを塗られ、自転車に泥を塗られ、
体育のサッカーの時には腹に蹴りを入れられ、掃除の時間にはバケツの水を頭から被せられ・・・
およそすべてのいじめを体験したといってもいいぐらいでした。

担任は見るに見かねてAといじめに関わっている全員を指導室に呼び、
一同にAにたいして謝らせましたがAは笑って許しました。

全く分からないんだけど頼む



3
物心のついたときには
既にいじめられていた


4
笑顔≠笑っている


5
Aはすでに氏んでて皆それに気づかなかったってこと?


7
>>5
そういうことか
小学生で突き落とされて氏んで
そこからは完全に意識だけだ


6
みんなに笑顔を……


9
これ続きあんじゃん
怖い話 イジメ いつもニコニコ
でググれ


16
>>9
Aが変人であることはわかった
というか続き読まなくても変人だけど
そして怖い話なのか?


17
>>16
意味が分からない怖い話っていうのにあったから多分意味怖だとおもうんだが



10
てっきり書いてる人がAをいじめ続けてるってオチかと思った


13
これ続きがあるよ


14
担任は、心の広い少年だと思っていましたが、
ならばなぜいじめられるのか本当に不思議でした。
ボランティア精神に溢れ、
顔立ちは整っていないものの平凡普通で、
家庭環境も珍しくなく、成績も中の上。
内申は勿論のこと上々であるのに
何かAの人格に問題があると思えない、
と、担任はAについて
個人的に調査することを心に決めました。
Aの帰宅路を、
Aに気付かれぬよう担任はつけました。
土手、商店街の書店、
図書館…不思議なところはいまのところ見られない。
唯一の違和感といえば常々感じていたことだが、
Aが独りでいるときも笑顔を浮かべていることだ。
角をまがるたびみえる横顔が笑っている。
やがて――細い苔むした路へ
Aは引き込まれるように入って行きました。
見失いそうになり、
担任は少々小走りに追いました。
Aの足が止まりました。
木の陰へ隠れ、担任が様子を伺っていると、
Aが何かを拾おうという様子で屈みました。
ゆっくりと回り込んで、
Aの手元の見える位置へ行くと、
Aの手にはぼろぼろの少女趣味な人形が握られていました。
Aは徐に鞄から何か小さな布を取り出して、
人形のぼろぼろの服を脱がせはじめました。
どうやら、布はAが裁縫で繕った人形の服らしく、
多少不恰好ではあるけれども
しっかりと人形のからだにおさまりました。
Aは満足そうに頷きました。
担任は背筋にうっすらと寒気を感じましたが、
やはりAは気心の優しい男だと
自らに言い聞かせました。
そうしていると、Aがこちらに歩いてきました。
担任は戦いて、見つかった!と
ばつのわるい顔をし、自ら出てゆきました。
「Aすまん、お前をつけていたんだ、おまえほことが心配で。」
しかし、Aは担任など目に入っていないのか、
脇を通り過ぎました。
そうして、人形に話しかけ始めました。
「もう足も古くなっちゃったね、とりかえなくちゃ。
やっぱりつくりものの皮膚じゃいやだよねぇ、
人間の皮膚じゃないと、ふしぜんだもんね。
大丈夫、ボクが今度病院にお願いして、
人間の皮膚をもらってきてあげるから。大丈夫だよ。
うん、ぼくね、昨日きみにあったときに恋したんだ。
こんな気持ちはじめてなんだ。
ぼくはかならずやりとげるよ。
こんなところに一日も放っておいてごめんね、
さあかえろう、かえってお風呂に入ろう…」
担任は、謎がとけたような思いがした。
Aはもとより人間など相手にしていないのだ。
そういえば家庭訪問の折、
一つ不審な点を家族より耳にしたのを思い出した。
「うちの子、誰とも口を利いたことがないんですよ。
ええ、うちの誰とも」


18
意味がわかると怖い話ではないと思うぞ


20
>>18
マジ?
じゃあこれはAが変人だったってことでいいのか?



22
じゃあ意味怖ではなかったってことで
次いくぞ



23
早くしろ


25
さっきさぁ、お兄ちゃんが大慌てで帰ってきたのね
なんでも「隣の家でサツ人があるぞ」って
そんなバカなってかんじ だって隣普通に談笑してるっぽい声聞こえるし
なのにお兄ちゃんてば「早く逃げろ、危ない」の一点張り
お兄ちゃんてば頭どうかしちゃったのかな
なんかその内お姉ちゃんにまで話し出すし
そしたらお姉ちゃんまで「逃げなさい」って怖い顔で言うんだよ
二人ともホントイッちゃってる感じ
「二人とも何言ってんの」って言おうとしたその時、隣んちから
「あはは、それはないよ」って聞こえたの

その次の瞬間、私たちは家から逃げ出した


頼むぞ



26
>>25
かまかけた


29
>>25
書き手の反応が呑気すぎる
最後、隣人はこっちの話を聴いてた+声がはっきり聞こえるほど近くにいた

この二点が気になるけどよくわからん


35
>>25
隣の家でサツ人は嘘
兄の目的は盗聴・監視されている事を確かめる事
隣人は会話を聞いていて(盗聴で)「あはは、それは(サツ人事件なんて)ないよ」と独り言

これだろ


43
>>35
それならとなりの言ってることが聞こえてる自宅も盗聴してることになるんじゃ
単純に壁が薄くて双方聞こえてるんでしょ


47
>>43
最初は談笑っぽい声がしてる程度だから後半のはハッキリ声が聞こえる所まで接近されてるって事じゃね


46
>>43
それが怖いところ
わざわざメガホンで「それはないよ」だからな


48
>>46
メガホンはどこからでてきたんだ


51
>>48
店で買ってきたんだろうな


27
監視されてる


28
>>27
あーなるほど
「あはは、それはないよ」って語り手に言ってたことだったのね
スッキリしたわ
次言っていいか?



30
私は、携帯が鳴ると心がつまる。

それは以前の話、夜中にケータイの鳴る音が聞こえた。
こんな時間に電話か?と思い携帯を覗いた。
どうやら先輩の携帯からのようだ。

電話に出ると、先輩は慌てた声で「俺のケータイ知らない!?」と聞いてきた。
ハァ、バカかと・・・眠かった私は「はいはい先輩が持ってますよ・・・」といって電話を切ってまた寝た。

朝、目が覚めてから昨夜の先輩の電話、事の重大さに気付いた俺は、急いで起き上がり、
リダイヤルしたのだが間に合わなかった・・・

・・・ごめんなさい、10年も経った未だにショックから立ち直れません。

頼む



31
携帯とケータイがあるのに意味がありそうだけどよくわからん


32
携帯用の生命維持装置みたいなものか?


34
http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1348976658
なんと怖い話ですらなかった模様


36
>>34
マジかよ



37
じゃあ30はそもそも怖い話じゃなかったってことでいいのか?
次行くぞ
ちなみに直接書いてるから少しの時間はかかる



39
「人をころしたことがあるって本当?」
「・・・本当ですよ」
「人をころすのって楽しい?」
「・・・ええ、楽しいです」
「またころしたい?」
「・・・そうですね、今すぐにでも」
「・・・嘘つきだな、君は」

彼は間違っている。俺はひとつしか嘘をつかなかった。

頼む



42
>>39
語り手が後者


49
>>39
「彼は間違っている。」が嘘


60
ごめん
>>49で言った『嘘』は間違いだ
話としての矛盾点

「彼は間違っている。俺はひとつしか嘘をつかなかった。」

つまり嘘をついて居る自覚はあるのに
「自分は嘘つきでは無い」
って思ってる所が怖い所じゃね?


56
いまさらだけど、>>39のやつは
嘘ついてる部分は「・・・ええ、楽しいです」じゃね?
人をころしたのも本当だし、今すぐにでも相手をころしたいのも本当


57
>>56
楽しくないのにまた人ころすの?


61
>>57
なんとなく思ったのは、仕事or憎悪でサツ人をする語り手
「彼」は自分はころされないと思い込んでいる


58
>>56
仕事で目の前の奴をころしにきたのか


59
>>58
これなら納得できるわ


52
次行ってしまうぞ

俺は田舎のある小さな村にある、旅館に泊まっていた。
木造の小さな旅館である。

時刻はもう夕方。
この旅館では夕飯は部屋まで持ってきてくれることになっている。
そんなわけで、俺は夕食を待っているのだが・・・
「お待たせいたしました」

女将さんが直接料理を運んできてくれたようだ。
早速、頂くとしよう。
一口食べる。

・・・妙な味だ。なんだかやけに鉄くさい。今までに食べたことのない食材だ。
しかし、それはなぜかすごく懐かしくもあった
二口、三口と食べるうちに、俺はその味の虜になった。

「やはり、気に入っていただけましたか」

料理に夢中で気付かなかったのだが、いつの間にやら女将さんは俺の背後に立っている。
そして、その手には・・・
「お帰りなさい。そして・・・おやすみなさい」

とたん、頭に強い衝撃が走る。
そして・・・消えかかる意識の中で、俺は全てを思い出したのであった。



55
>>52
意味と意図がわからなすぎて
考察してたサイトググってしまったww
非常にワロタ


76
ずっと>>52を考えてるんだが、
なんとなく語り手は自分自身を食べているような気がする
最後に調理されたのが頭で


78
>>76
籠城した野生の熊さんかもしれん


引用元: http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1472196601