世田谷幽霊ハウス怖い話

報告者は、15年くらい前にとあるお世話になっていた方に「私の実家に住みませんか?」とお誘いをうけたそうです。相場家賃で16万円する大きな家に彼女と住むことになった報告者、そこでとんでもなく恐ろしい体験をすることになったそうなのですが――(おうまがタイムズ)



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先ず大前提として、むかーしある村落の「お坊さん幽霊」シリーズ実話を書いてたけど、執拗に絡んでくるヤツがいたのでストップ。
神奈川の心霊スポットスレから来ました。
お坊さんシリーズは祖父祖母からの口伝民俗学及び、源義経なんかも絡んでて我ながらなかなか体験できない実話だったんだが、土地を晒してしまったので、「世田谷幽霊ハウス」について書きますわ。



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世田谷幽霊ハウス。4人住んで生き残りは俺だけ、のお話。

あれはね、15年くらい前の話かな。
俺は経営者なんだけど、ある方にお世話になっててさ。ビジネス会では有名な方だった。

Sさん「俺さん、私の実家にすみせんか?」

俺「なんですか?突然?」

Sさん「今ウチの実家に誰も住んでなくて、数年後に更地、マンション経営をする予定なんですが、その間に人が住んでいないと評価額が下がるんです。」

当時の俺は若く無知だったが、恐らく空き家にする位なら「恩のあるやつに住まわせて少しでも金にしよう」と言う魂胆だったと思う。



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鑑定士の相場家賃は16万円のデカイ一軒家。
庭付き、二階建て、世田谷一家サツ人事件の目と鼻の先。
余談だが、容疑者に俺も入ってて何度か事情聴取を受けたw
ノンキャリ刑事曰く、相当な人数の容疑者が当時いたみたい。

話を戻します。

その相場家賃16万を6万円でいいから、という条件。
独立まもなく、収益が安定していなかった俺は当時の彼女とその一軒家で同棲する事に。



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先ず間取り、一階は三部屋+キッチン。
トイレ2つ。
風呂は旧いタイプの、なんていうかガスとか後付けみたいな仕様。

2階は四部屋。
小さい二部屋は、旧い桐箪笥や荷物で埋まっていた。
残りの広い二部屋のウチ、ひと部屋はカーペットがめくれ、壁紙もボロボロ。

唯一活用出来そうなひと部屋は御札だらけだった。
消去法で「御札だらけの部屋」を寝室とし、ベッドなんかをセッティング。



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因みに俺が初めて心霊体験をしたのは10代。
例の「お坊さん」。

しかし、リアリストなので基本的に心霊体験は「脳の誤作動」だと思ってる。
霊魂や地縛霊といわれるものも、ある種の物理学なんかでそのうち解明されると思ってる。

で、引越し初日。
お約束のキーンからの金縛り。
「引越しの疲れと、不慣れな環境だからだろ」と思ったが、俺の中の「金縛りジャッジ」だと、科学的に解明されているタイプじゃない方の金縛りだ、と薄々勘づいていた。

それから2週間毎日金縛り。アレには参った。



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そして色々と異変が起き始めた。

先ず、同棲していた彼女が
「リビングに白いものが通った」
「廊下に白いものが通った」

などなど報告してくるようになった。
俺はお世話になっている人の手前、金縛りの件も彼女に隠していた。

そしてある日、彼女と喧嘩をして彼女は1階で就寝。
俺は二階の御札部屋で就寝したんだよね。

すると一階の彼女から泣きながら携帯がかかってきた。



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ちと、話が走りすぎかな?

「御札部屋」の雰囲気を少し書きますわ。
先ず御札は所謂一般的なモノが沢山。
神社で貰えるやつね。
お焚き上げして居ないようで、古びた物もたくさんあった。
額縁に入ったものもあった。

そして謎の「梵字」御札も多数。
これは比較的小さめでランダムに貼ってあった。

電気は紐を引っ張るタイプの昭和仕様。
テレビも小さいブラウン管。
湿気が多いのが気になったけど彼女は
「加湿器要らないね!」なんて言ってた。



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話を戻して「1階で就寝」していた彼女からの電話。

泣きじゃくって、ひきつけを起こしたように
「今すぐ降りてきて、おじいさん」と言う。

おじいさん?

何を言ってるんだ?と思ったが「仲直りの切欠作り」だろう、と仕方なく一階に降りた。

俺は愕然としたよね。
彼女が「完全に取り乱して」歯をガチガチならし、身体もガクガクさせて布団にくるまって泣き叫んでいた。

ちと!おいおい!と声を掛けるも過呼吸状態で声が聞き取れない。

気が狂ったのか?と不安になったが、飲み物や、摩ったりして宥めたんだよね。



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彼女「仰向けで寝ていたら、青い着物を着た手がしわくちゃなお爺さんが正座して顔を覗いていた」

と、継ぎ接ぎだらけの言葉で説明してきたんだよね。

想像するに、枕元で青い着物を着たお爺さんが正座して、ぐーーーーっと頭を垂れて彼女の顔3センチ辺りまで迫っていたんだと思う。

想像するとゾッとするよね。

それ以来は「御札部屋」で必ず就寝する生活だったのだが、また事件が起きたんだよ。



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二階の「御札部屋」で就寝していた時、
ものすんごい足音で誰かが階段を駆け上がって来た。
ダンダンダンダンダン!!
凄い音だった。

彼女とふたりでガバッと跳ね起きた。

俺は咄嗟に「強盗だ!」と確信して、鉄アレイを持って迎撃体制。

しかし、その後はシーン…としてるわけさ。

ん?と思い、鉄アレイ片手に恐る恐る襖を開けて周囲を見回した。

…誰もいない。

なんだ何だ?と思い、階段を覗いたんだよね。

そしたらさ、階段の下から3番目位に青い着物を着たお爺さんが座ってたんだ。

なんつーか、半透明ってか「薄っぺらい」感じ。
真っ暗なのに、クッキリ見える。

俺はその類を見る時は必ず「薄っぺらい」。
天城峠でみた親子も薄っぺらかった。



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俺は後ずさりする様に「御札部屋」に戻り、襖を閉めた。

彼女「なになに?何だったの?」

俺「ああ…カラスかなんかじゃない?」

我ながら無理があった。

彼女「カラスが階段登ってくるわけないじゃん!」

「あの日」の事がフラッシュバックしたのか、泣き出して震えだした。

これは流石に参ったな…と思っていた翌日、
Sさんから電話があったんだよね。

Sさん「俺さん、住み心地如何ですか?何にもありませんか?」

俺は一連の出来事を話すか否か迷った。
世話になってる人の好意(少なくとも無知な当時はそう思っていた)にケチをつけるのも、なんだかなぁ、と。



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が、決意をして一連の話を恐る恐るSさんにお話した。

Sさん「…俺さん、すみません、それは私の父です。」

俺「…はい?」

話を要約するとこうだ。

俺達が入居する前、Sさんのお父様が癌で自宅大往生。
亡くなった部屋が「御札部屋」。
49日を終えて俺に声を掛けた、との事。

先に言えよ…と思ったが、Sさんは続けた。

「明日母と父の墓参りに行きます。こういう事情で俺さんがお住まいになりている事情を父の墓前で話して参ります」と。



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Sさんがお墓参りに行った後、その類の現象はピタッと止まった。

そして事業も起動に乗り、俺は都内一等地のタワマンに引越し。

その後、Sさん、そしてSさんに莫大な借金を背負ってしまったOさんが亡くなる。
2チャンで嫌悪されている日本の某大企業で逮捕者も出て、ソコソコ衝撃の事件。
今でもネット検索すれば出てくるよ。

Oさんは借金まみれになったので、その世田谷ハウスに住むことになってさ…

長くなるからSさん、Oさんの氏に至るまでの経緯は第2章でいいかな?



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この話は「心霊」だけじゃなくて、「人間の欲」「権力」等の怖さも含んでいる話。

さて、借金まみれのOさんが幽霊ハウスに住むことになった。
Oさんは借金が原因で離婚。ご高齢。
生命保険受取人をSさんに移すだの「噂」は聴いたが真偽のほどは定かではない。

引っ越して1ヶ月後位かな?
幽霊ハウスに置きっぱなしにしておいた、サーフボード数本や、ウエットを取りに行こうとOさんに電話したんよ。

そしたらOさんがね、

「俺くん、正直に話して欲しいんだけどこの家でなんかなかった?」

と、か細い声で聞いてくるわけ。

俺は借金や離婚、高齢とOさんがいたたまれなくなって本当の事を全て話したんだよね。



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全てを話すとOさんは 

「…やっぱり…」とため息混じりに答えた。 

Oさんは俺と同じく「御札部屋」を寝室としていた。 
ベッドは俺が置いていってあげた。冷蔵庫とか、洗濯機も。 

Oさん曰く「アレは階段じゃない!屋根の上を人が走り回ってる!見たんだよ!」 

と、興奮気味だった。 

俺と彼女は明らかに「階段を駆け登る音」を聞いたし、俺はこの目で青い着物のおじいさんを見た。 

Oさんも最初は「階段」だと思って、襖を開けても誰もいない… 
で、「御札部屋」から外をぐーっと覗いたら「屋根の上をお爺さんが四つん這い」で動き回っていたのを見たんだ!ころされる!と。 

俺は階段よりこええ!とビビった。
 

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結局Oさんは借金の負い目もあって、Sさんには何も言えなかったみたい。

で、とりあえずサーフボードとか取りに行きますから!と、日時を決めた。

約束の日、車で世田谷ハウスに向かい到着。
表札は俺の名前が外れてSさんに戻っていた。
ピンポンを鳴らす、出ない。
電話もならす、出ない。

Oさんは人が良くて約束を破るような人じゃない。

一つだけ裏口玄関から侵入する方法を俺は知っていた。
お風呂のガスがすぐ止まるので、その度にリセット?しに良く裏口からガスボンベ調整、説明しにくいんだが、手を回すと裏口玄関を開けることが出来る。

元々の母屋に増築を繰り返した家だったから、所々作りがおかしかった。



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あ、80と81順番逆です、すんません。


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俺は早速裏口から侵入し、サーフボードを置いてある1階の部屋に向かった。

Oさーん!と言いながら。

その時初めて遺体を見ることになる。

コタツのチューブみたいなもので首吊り自サツしているOさん。

咄嗟にOさん!と駆け寄るも、確実に死後数日は経過してたね。

体液みたいなものがカーペットに染みを作り、Oさんの顔はパンパンだった。
目はどこを見てるか分からない、ってか眼球が…

すぐ110番通報して、世田谷一家サツ人事件で事情聴取された刑事含め制服警官もやってきた。

俺は不法侵入なんかも問われたが、Sさん交え、後の証言でお咎めなし。

遺書はなく「借金苦による自サツ」と断定された。

俺はOさんの「ころされる!」と言うご高齢とは思えない狼狽っぷりを思い出し身震いしたわ。



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そしてSさん。

この人は生粋のお金好きだった。
普段はニコニコしているが、目は笑っていない。

1度だけ心底笑っているのを見たが、パソコンで事業計画書を作成し、「アガリ」の試算をしている時だけだった。

そんなSさんを部下や事実上の子会社達は嫌っていたが、Sさんの資金調達手腕に頼っていた為、当然Sさんには逆らわず、プライベートの交流も皆無。

唯一若かった俺だけは特に先入観も無かったので良く食事に行ってビジネスのイロハを教わった。

その代わり「遊び」を知らないSさんに俺は「遊び」を教えた。

表からは入れない夜の六本木、歌舞伎。
車、時計、などなど。



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当時のSさんは数十億回していたが、更に上のフェーズを目指して厄介な相手と組んだんだ。

誰もが知る2チャンで嫌悪されている上場企業。

某メガバンクの紐付き融資から、全国の地銀に至るまで金を集め、更に組織を拡大した。

今振り返ればまさにこの世の春だったと思う。

しかし、突然の「事故」が起きた。
まだ裁判中なので詳しくは語れないが、簡単に言うとSさんは嵌められたんだ。

「ある契約書」はその企業の人間が勝手に持ち出した印鑑であり、対会社としての効力は無い、と主張され一気に資金繰りがショートした。
半端な額じゃない。



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メガバンクも地銀も大慌て。

特にメガバンクは酷かった。
すべての契約に立会い、一蓮托生だったのに容赦なくSさんを追い込んだ。

印鑑を持ち出した嫌われ上場企業の人間は特別背任で逮捕。

往年のSさんの勢いは半年も持たなかった。

極道で言うところの組織トップのコップさえ事務員が洗いもせず、すべての責任追及がSさんに重くのしかかった。

Sさんは自宅に引きこもり、痩せこけ、誰の電話にも出なくなった。

外出先と言えば父の墓参り。
あの「青い着物のお爺さん」だ。

俺は偶然見てしまったが、墓前でSさんは意味不明な事を虚ろな眼でブツブツ呟いていた。

「人が壊れた…」

俺は声も出なかった。



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そして本格的にSさんと連絡が取れずに組織が慌てふためいていた。

顧問なんかは、日本中が知っている某ミュージシャンや企業の顧問を初め、弁護団も「ある事件で」超有名弁護団だった。

それでも連絡が取れない。

白羽の矢が俺に立った。

理由は簡単、「俺さんが1番Sさんと親しかったですよね?お電話お願いできませんか?」

と。

実は俺は度々Sさんに連絡をしていた。

「食事行きましょう」
「気分転換に遊びに行きましょう」

Sさんは、お気持ちだけで結構です、と俺とも距離を置いた。

が、周囲のプレッシャーもあり、俺はSさんに電話を掛けた。

留守番電話になったのでメッセージを残しておいたんだよね。



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そして翌日、Sさんは自宅で氏亡していた。
原因は精神安定剤とアルコール併用による事故?自サツ?

最後の電話は俺の留守番電話。

また、警察に事情聴取された。

芸能人なんかも多数居住する有名なタワマンだったから捜査は秘密裏に行われたので、通行人なんかは誰も気付いてなかったね。

次にSさんとお会いしたのは葬儀場。

発見時の浮腫も無く、綺麗な氏に化粧で

「たいしたもんだな…」と場違いな事をぼんやり考えていた。

列席者の中に「そのビジネス」を持ちかけた人物がおり、罵声を浴びて撤退させていた。

俺は思ったよね。

アレだけSさんをぞんざいに扱っておいて、亡くなった瞬間、倫理ヅラかよ、って。



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その後はホントにゴタゴタが今でも続いてる。

そんでもって、何故封印してたこの話を俺が書いたか?

実は先月、この「世田谷ハウス」の因縁と思われる格好でもう一人人間が亡くなったんだ。

まだ心の整理が出来て居ないが、需要があったら頑張ってみる。


長文失礼。



97
>>90 続き待ってる


121
>>90
乙でした
続き楽しみに待ってます


92
>>90
まさか同棲してた彼女?

お父さんも連れてかれてしまったのかな
元々忌地なんかな?
見てますので、また時間があったらお願いします


95
>>92
長々と読んでくれてありがとうございます。

地名が地名ですからね…
「忌地」でしょうね…



引用元: http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1473770789