天岩戸神話の天照大神

天照大御神(あまてらすおおみかみ、てんしょうだいじん)は、
日本神話に登場する神。皇室の祖神で、日本国民の総氏神とされる。『延喜式』では自然神として神社などに祀られた場合の「天照」は「あまてる」と称されている。
天岩戸の神隠れで有名であり、記紀によれば太陽を神格化した神であり、皇室の祖神(皇祖神)の一柱とされる。鎮座している場所としては伊勢神宮が特に有名
『日本書紀』ではスサノヲが姉と呼んでいること、アマテラスとスサノオの誓約において武装する前に髪を解き角髪に結び直す、つまり平素には男性の髪型をしていなかったことに加え、機織り部屋で仕事をすることなど女性と読み取れる記述が多いこと、後述の別名に女性を表す言葉があることなどから、古来より女神とされている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/天照大神 



5
天照大神は別に主神というわけではないだろ
イザナミイザナギのが神格は上


8
当時の東アジアが空前の女帝ブームだったのが影響したからだと思うけど


12
日本神話の最高神(イザナギ・イザナミより前)は
性別がない


13
天照大神は男神だよ。豊受姫が女神。なんか平賀源内か誰かが間違ったんだって。


17
ゼウスも女食ってばっかだし
神って女ありきな感じする


18
>>17
あの主神は女は疎か男にまで手を出してたような…




20
君達には「女」に見えているだけだよ
「女」として表現されていると言えばいいのかな?
姿を「現す」事でしか認識してもらえないって事だね
「男」として表現されていたケースもあるしね
なんらかの超越的な存在を捉まえる為には何らかの「名前と姿」があった方がいろいろと便利でしょ?
別に「A」でも「あ」でも何でも良いんだよ
それが「神」というものなのさ


25
ゲームでは主神で女神結構多い気がするな
男神の場合は裏ボスやラスボスになるイメージ


26
日本神話の女神様はとりあえず腐乱氏体になってみたり、口から食べ物を出したり妙な技持ちが多いからな
おもしろいぞな


27
考えたら天照って元祖引き篭もりなんだよな


28
アマテラスが女神として一般的に認知されたのは江戸時代以降だよ
それまでは男神女神両説あってはっきり確定されてなかった
髭と烏帽子で完全に男性の江戸時代のアマテラス像なんかもある
俺も古代のアマテラスの原型は間違いなく男だったと思ってる


29
>>28
天照大神はおんな神として明記されてたような・・・、そっちの議論でまだ決着ついてないのがツクヨミさん


31
>>29
明記というほどのものではない。女神説の根拠は曖昧で乏しい記紀の記述だけ
むしろ古文書や古い神社に伝わる伝承なんかにはアマテラス男性説を裏付けるものも多い


30
日本神話の主神といえばアメノミナカヌシだよな


33
あの神の性別がどっちなのか?
なんて事にくよくよするのは人間だけで、神自身にはどうでもいい話題だろうねw


37
まぁ神さまの姿はそれを知覚する人間の精神レベルで変わるって言うしな
ネガティブな人には神さまはネガティブにしか知覚されないし
男女って枠を取り外せない人には男神女神って枠でしか見られない
突き詰めていけば人間も神も同じものになったりもするとかね


35
卑弥呼がモデルになって天照大神の神話が生まれたんじゃないの
まさか日本神話が全て事実だと思ってるんじゃなかろうな


38
歴史上の人物や出来事がモデルなら日本神話とはつまり事実を基にして書かれてることになるんじゃねぇの?


39
>>38
日本神話の最初、造化の三神の登場からイザナギイザナミくらいまでは
歴史とはまったく関係ないし、また世界中の他の神話と似通った内容になってる。
永遠から有限が生まれ、有限から対なるものが生まれ、それが分化していく。
無量宇宙論とかそういう真理みたいなものが元になってると思われてる。


41
日本最古の歴史書が8世紀
それ以前の日本のことは中国の書物などには殆ど書かれてない
分かってるのは卑弥呼の時代のことだけ
だからそれ以外で数百年前とかの出来事を知るには伝承だけが頼りになる
しかし現代社会でも噂がとんでもない方向にいくことがあるのを考えると信憑性はないに等しいだろ
初期天皇の年齢なんてみんな100歳越えてることになってるんだぜ


43
>>41
ニニギノミコトが天孫降臨したあたりはほとんど史実の神話化だろうね。
天皇登場するあたりからは地方豪族をしばいてまとめる史実の神話化だろうし
世界中どこでも神話で史実が絡まないのは最初の方だけな気がする。


52
農耕民族は女神を、狩猟民族は男神を崇める傾向にあるな


54
基本、日本は女系だったからじゃないのかな

あとアマテラスが男か女かに関しては、古事記では女としてちゃんと描かれてる
例えば、スサノオと対峙した場所は天安河で、これは水辺における男女二神の神婚が下地と言われてる

更にスサノオに対し、我那勢命と言っている
那勢=汝兄で汝妹の対であり、女の方から夫や兄弟を親しんで使う言葉

スサノオが暴れた際、アマテラスは忌服屋で神御衣を織っている
これは巫女である女性の仕事


58
山の神様も女だよな
だから女連れで入山をすると、神様が嫉妬するから女人禁制なんてのも結構ある



63
>>58
山神=女というのも実はよく分からんのよね
調べると農耕(豊穣)との関係から女神とされるらしいけど
オオヤマツミとかは基本、男とされてるし
常陸国風土記では男性、女性両方いる
もしかしたら、修験道などの仏教絡みでの女性排出から
山=女という図式が一人歩きしたのではないかと考えた事がある


65
>>63
テレビ見てたら南米のどっかの鉱山が出てきてそこでも山の神が女だから
女性が入ると事故が起きるので作業員が嫌がるって言ってたけど
たぶん経験則で危険な環境で男だけで仕事してる所に女が来ると
ロクなことにならんことを悟った昔の人が禁忌にしたんだと思う


77
>>63
神様の名前の後ろに付く、「ミ」は女性を表し「チ」は男性を表す、という説がある
ヤマツミ、ワタツミは女神なのではないか、とも考えられているよ


80
>>77
オオヤマツミが女性ではないかという話は知ってるけど
カヤマヒメと子供を産んでるから、基本は男として扱ってみた
ミ・チに関しては類例が少ないのがね
面白いとは思うんだけど


92
>>77
ワタツミが男神、女神どちらも確認されている以上はその説は成り立たない
ミを最後に持つ男神はいるし、女神もいるのでミを女性を示す言葉としては考えがたい


古事記・日本書紀上の主神はアマテラス
実際に朝廷に尊ばれたのはタカミムスビ
神武が東征の道中で、出雲国造の国譲り神話で、朝廷の重要な奉りで、尊ばれているのはタカミムスビ
天御中主は多分天武あたりがこしらえた概念の神様だろうよ
そもそも700年より前は「天照らす日女」が主神だった可能性があって、
アマテラスが昔から偉いは実は間違い(天照らすの部分は形容詞、日女の部分が名前)


70
天照を祀る伊勢神宮に女連れでいくと嫉妬されるっつー言い伝え


72
神話や神と言うのは一本道で形成されるわけじゃないよー
例えば
一番原初的には「闇への畏れ」があり、それを照らす「太陽」への崇拝が始まる
自然信仰という事だね、これは世界各地で自然発生的に何処でも起こる
そうやって各地でそれなりに肉付けがされていくわけだが、人の交流が発生する事で
それらの「肉付けされた伝承」が接触し、融合される
例えば、大日如来とアマテラスが同一体と考えられるようになる…とかね
そりゃ、どちらももともとは「太陽」だしね
そうして2つの肉付けが融合する事でより重厚な神話へと進んでいく


78
>>72
大日如来とアマテラスの同一視はお互いの勢力拡大に都合が良かっただけで
別にそれによって重厚な神話なんて生まれてないんですが


73
そういう意味ではアポロンもアマテラスの姿の1つと捉える事もできるんだよね
アポロンは「男の姿」で描かれているよね
もちろんアマテラスと大日如来を同一視したくない人も当然でてくるよね
そうやって対立軸にもなったりするよねー
話を戻すと、多くの支流が次第に大河になって行き「定説」としての神話が生まれる
ということだねー
だから、その過程で「男」だったり「女」だったり人間の都合によって千変万化するのさー
つまり、全ての神は「人間の想像の産物」という事だねー
人間が絶滅すれば「神」も同時に滅ぶ存在だと言えばいいかな?


74
>>73
その「想像」させる意識とは何なのか?とか考えるとまた神って概念は楽しい
本質を突き詰めていくことを智慧、誤解が解かれていくほど本質は本当の姿を現す
常識は常に智慧によって塗り替えられていく

昔は大地を象と亀が支えている、ってのが常識な時代があったみたいにねw
現在常識の宇宙観や物理法則もひっくりかえるときは来るかもしれないんだよね


76
>>74
そこから先は「古典哲学」の世界に突入だねー
唯物論とか、「自分が思うからこの世界が存在する」とかねー
まぁ現代哲学ではそこらへんはあらかた一掃されてて、現代科学も取り入れたより現実的にぐつぐつ煮えているけどねー


81
まーた天照大御神を男神だと捏造が湧いてるのか
古事記や日本書紀を読んでみろよ
スサノヲは普通にアマテラスを姉と呼んでいるのだが?
あと主神は天之御中主神だから


83
>>81
アマテラス以前のもともとの存在を言っているんじゃね?
そりゃアマテラスは女神に決まっているが、持統天皇をモデルにして成立した神だし…

天之御中主神が主神かね?
中国の天皇大帝に影響され誕生した神で、たいして信仰されていた神でもない。
日本書記においては一書のなかでも一つにしか書かれていないしとても主神とは思えんな。


84
造化の三神は天地開闢の神だし、その手の三神はそこらじゅうにいるしね
永遠である0から、1が誕生して、1から2つの側面が出て三神になる
ってそんな宇宙観というか解釈を日本神話化したもんだし
そこまでスケールでかい神さまより、太陽神アマテラスさまの方が
俺ら人間には恩恵もわかりやすいし崇拝しやすいし主神でいいじゃないかなと思う


88
主神てことならタカミムスビじゃないかなー
日本書紀でアマテラスに天孫降臨やるように命令するの、この神様だよね


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古代において至高神というべき神はタカミムスヒだろうね
その後はアマテラスであろうよ


97
大祓詞
高天原に神留まり坐す。皇が親神漏岐神漏美の命以て八百万神等を。神集へに集へ給ひ。
訳:高天原にいらっしゃる皇祖神、カムロギ(タカミムスヒ)とカムロミ(カミムスヒ)の御命令によって
八百万の神々が一堂に集まり、幾度も議論が重ねられた。

『延喜式』「祝詞」・「出雲国神賀詞」には「“神王”高御魂命(タカミムスヒノミコト)」とされ
日本書紀において天孫降臨を「本文」で命令しているのはタカミムスヒだけであり
第二・第四・第六の異説でもタカミムスビ一神だけであり、アマテラスのみは第一の異説のみ。
かつての「高天原神話」の最高主神はアマテラスではなくタカミムスヒだった


98
ヒルコの名前に着目して、本来ヒルメとセットなのはツクヨミではなくヒルコって説もあるな
吉田敦彦の後継者あたりがエジプト・中近東の船に乗る太陽のモチーフ辺りとの関係を立証してくれると面白いんだが


99
そういやどこかでヒルコとエビスとオモイカネは同一人物みたいな話を見た気がするんだけどどうなんですかね
大黒と大国主とスサノオとか←こっちは孔雀王で見たような


100
大黒と大国主、恵比寿とヒルコは各々同一視されてる
大黒と恵比寿の原点は外来(仏教系のはず)であり、諸々あって同一視って感じ
ヒルコとオモイカネの接点はまったく知らないけど、
スサノオが泣き喚いて山野を枯らした、っていうのは元々ヒルコの説話って話は聞いたことある
ヒルコとスサノオが同一かって言ったら、そうとは言いがたい気がするけど


101
日本には存在しなかった海外の神格を輸入しただけのパターンと
実際に存在して伝説になった存在が脚色されて別の神格に重ね合わさったパターンがある


102
複数の神話由来の神が一本化される事で神話が重層的になっていくんだよね
その隙間にミッシングリンクが生まれ、みんなが好き勝手な解釈を始めちゃう
今も昔も、想像こそが最大の娯楽なんだろうねー


103
女神は豊穣神、男神は戦神の役割を担う傾向があるように思う
子供を産めるのは女だけだし、力は平均的には男の方が強いし

そして日本は、気候的に作物に恵まれやすく、かつ地理的に
他民族に攻められにくかったため、豊穣神の方が人気があった

ってあたりじゃないかな



引用元: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/ghard/1428748586