笑える霊体験

笑える霊体験「心霊写真」「クリスマスプレゼント?」「ダイヤモンドは砕けない」


「心霊写真」

昔、俺が取った写真が心霊写真で、オカルト系サイトでチョット話題になった。
数年後、週刊プレイボーイ見てたら、その時に俺が取った写真が

「さまざまな不幸を巻き起こした写真」

として掲載されてた。
ちなみにその記事によると、写真を撮ったオレは消息不明だそうだ。


「クリスマスプレゼント?」

20代後半の時なんだが
クリスマスの夜中にかなしばりに合った
ホントに怖かった、目の前はまっくらになるし
誰かの叫び声と腕を触る感触、大きな物音があった
そのうち、だんだん聴覚と視覚が正常になってきた
テレビがついているらしく、その前で大きな駆動音と数人の話声が聞こえてた
何分かしたあと、手足にも感覚が戻ってきて
壁をバン!と叩いたら、話声が消えた
と同時にかなしばりが完全に消えて
テレビの前に行くと
誰もいなかった

が、テーブルの上にゲオのビニール袋、テレビ画面にはサイレントヒル2、床にはPS2
PS2は前から持っていたがサイレントヒル2なんて持ってなかった
そして、椅子の上には『中古』ってシールが貼られたパッケージとくしゃくしゃの説明書
セキュリティはキチンとしたマンションだったし
隣人とかはこの声を聴いてなかったらしい


「ダイヤモンドは砕けない」

うちのじーちゃんは、とある伝説の持ち主。

じーちゃんは何の病気か知らんが、俺がちっさいころにしんだ。
そのとき、ハートビートセンサーっていうのか?
心拍が止まった時に、「ピーーーーーー」てなる奴あるじゃん?
アレが「ピー」って鳴って、脈とって医者が「ご臨終です」って言ったのよ。

その瞬間、じーちゃんががばっ!!!!って上半身はね起きて、
ニッカリ笑って「根性の勝ちや」って言った。
一同、心臓が飛び出るくらいに驚いた。
(看護婦さんが、点滴のつり下げる台に引っかかってこけてたのを覚えてる)

おかげでじいちゃんのしに顔はニッカリ笑顔だった。
そのまま上半身だけ起こした姿で、もっかいしんだ。

遺書にこうあった。

昔、軍に居た頃に、先にしんだ同僚が泣き言を言った時に、
「根性と気合で人は死をも乗り越える」って言って励ましてた事を今でも気にしていて、
ならば自分が試してみれば良いと、実践するから残った者はよく見ておいてくれ。
もしそれが出来れば、意思は何よりも強いと言う事だ。私に出来て他の者に出来ぬ道理は無い。
私が出来たのなら、それに習って何者にも負けぬ意思で生きてくれ。
もし出来なければ、この遺書は燃やせ。恥を残してしぬのはやんぬるかな。

馬鹿なじーちゃんだ、アホすぎるw
おかげで葬式までその話題で持ち切りw
まぁ、俺はそれを見習って、この前ホノルルマラソンを完走できた。

「ダイヤモンド(意思)は砕けない」

を実践したボケジジイだったようで。
俺も死ぬ時は心臓止まってから、

「我が生涯に一片の悔いなし」

って叫ぶか。