産土神と神社の人が祝詞怖い話

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友人の話。

4ヶ月の子供が寝ているベッドからすごく楽しそうな笑い声がするから見に行くと、
ベッドの下に猿みたいな顔で、黒目がちなのか空洞なのかわからない目をした小さな人がうずくまってたそうな。
友人が咄嗟に子供の名前を叫んで駆け寄ると、「聞いた聞いた」と猿が言った。
旦那から姑に話が行き、子供のお宮参りをした神社の人(名称失念)が来ることになった。
神社の人が祝詞?を唱えると、掃除したはずのベッドの下に真っ黒で少し油ぎった大きな綿ぼこりが見つかり、それを焼くと「もう大丈夫」と神社の人は笑ったそうな。


私も聞いた時ゾッとした、幽霊どころか妖怪じみてるよね。
神社の人は「たまにありますが、産土神(お宮参りした所の神)様は強いので心配いらない」と言っていたそう。ウトメGJw
その子はとても元気で名前もそのまま、もうすぐ1歳になる。
綿ぼこりはその場で燃やして、燃えカスは神社に持って帰ったと。
異様に臭かったそうだ。




私が聞いたのは「姑が『誰かが恨んでいるのですか?』と聞くと、
『ちょっかいをかけに来たんですな』と神社の人は笑った」という事だけだったんだ。
最近このスレを読むようになって、ふと思い出して書き込み、正体やら真偽やら友人にもう一度詳しく聞いてみようとも思ったんだけど、なんせ子供の事だからちょっと遠慮しちゃって…
姑の発言や突っ込んで聞かなかった(聞いたなら話すと思うんだけど)とこを見ると、旦那側に何かあるの?と邪推しそうになるんだけどw
嘘なら嘘で、その方が良いなと思う程気持ち悪い話だし。



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>>805
これに似た話をお前の親父が小さい頃な~みたいな感じで婆ちゃんに聞いたな
婆ちゃんに聞いてみるわ
俺が中学生の時だから大分前だし、婆ちゃんが適当言ったんじゃないといいがw


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>>805
こういうのを読むと昔の武人・貴人が「幼名」をつけていた意味っていうの実感だな。
相手に実名を名乗るなっていう、陰陽道とかの話も。


810
>>805
生まれた土地は縁があってのもので、その土地の神社=お宮参りした神社は産土(うぶすな)神社といい、そこの神様は一生の守り神になるらしい。






引用: ほんのりと怖い話スレ その64