笑える霊体験

笑える霊体験「涙もろいおっさん霊」「日本人好きな建物」「河童のしおり」「出産に立ち会った夫霊」


「涙もろいおっさん霊」

職場の同僚の話。
絶対安静の怪我を負った同僚が、入院生活を送った時の事
暇だったので、備え付けのテレビを延々と見ていたら

ふと気がつくと、ベッドの上の足元に見知らぬオッサンがいたそうな
同僚の視線に気がついたオッサンは、オレが見えるのか?と驚いたようだが
その場から退かずに寛いだままなので
意図せず幽霊オッサンと一緒にテレビドラマを見る羽目になった

その内容は泣きドラマで、動けないから泣きたいのを同僚が我慢していた所
感極まったオッサンが泣きながら、同僚を振り向いて
「何でオマエは泣かないんだ!」と怒られたらしい

雨の日の幽霊は、生者と間違える程はっきり見える、と後に語ってくれました。

「日本人びいきの霊」

このスレ初めて書き込みます。
日本人びいき…のイギリスの話です。

もう20年も前の話。
姉がロンドン郊外のアパートで一人で暮らしていたんだ。
そこに入居する前に、不動産関係者から「日本人はきれいに使うから」と
大歓迎されてね。古いけど住み心地の良いところを借りられて。

姉自身も気に入って暮らしてたんだ。

ところが、ロンドンでの生活に慣れて一年半、日本に帰ることになってね。
部屋を片付けて引越しの準備を始めようってときのこと。
突然、 ビタンッ
と風も無いのにドアが閉まるんだって。
今までそんなことなかったのに。

他にも、風もないのに、窓が
バンッ
って勝手にしまったり。
TVつけながら、部屋でも片すか…って時には、TVがブァンッって消えたりもしたって。
なんか、掃除とか引越し準備の邪魔されてる感じ。
しばらくのあいだ、片付け・引越し準備しようとするといわゆるポルターガイストが続いたんだって。

帰国後、霊能力方面の得意な人に「こんあことあったよ」って話したら、

「あーそれ、なんていうか、建物そのものの霊っつうか、そういうのに
気に入られちゃったンじゃないかな。水周りとかきれいに使うでしょ」

「エー別に普通だよ?」

「日本人にとって普通でもね、イギリスの建物はうれしくてしょうがなかったんだよ。
日本人の建物の使い方がきれいだから。それで、あんたに出て行って欲しくなくて、
思わず引越しの邪魔しちゃったんだと思うよ。」

…別に変な霊とかついてるわけじゃないってことで安心した、とのこと。
日本人びいきの…イギリスの建物の霊の話でした。


「河童のしおり」

最近知り会った女の子が不思議ちゃん 

「私、河童が見えるんだよねー」 

と言うので興味津々で話を聞くと、 
本を読んでいる時に限り、ちっこい河童が見えるらしい 
本の上をテクテク歩いたりするんだとか 
時々しおりの代わりにしちゃうらしい… 

それを聞いた時、本をバチン!と閉じてぺったんこになった河童を想像した 
「今度会ったら、写メ撮ってね」って頼んでおいた


「出産に立ち会った夫の霊」

軽いオカルト入ってます。
私7か月の時夫が急逝、泣きながらもこの子を生んで立派に育てるぞ!と決意した。
いざ出産へ!

最初は「こ、こんな痛みあの人が感じた事に比べたら」と殊勝に頑張ったが、
そうも言ってられなくなってきた。
ベッドで唸っていたら何と亡くなった夫がベッドの真横に居る。
嬉しくて嬉しくて泣いてしまい、驚いた義母と兄嫁に説明すると泣かれた。

「夫さんが付いてくれてるから!」って頑張ってたら、
本気でそんな事言ってらんなくなった。

「ぎゅぬぬぬぬぬうぬうぬぬうううぬぬぬううううううううぬぬぬううううぬななうぬううう」と唸っていたら
ふと気がつくと夫が居ない。
「うぎゃああああああーーん!!」と泣き叫んで義母に
「夫さんが見えないーー見えないーー!」と八つ当たり、
義母も「こらバカ息子!!出て来い!!」と叫んで、しばらく意識飛んだらまた夫が見えた。

「夫ー夫ー…(泣き疲れて寝る)ぎゅわわあああああああぬぬあああああああああ(陣痛再開)」
本当に優しい夫、優柔不断と言われた事もあった夫、でも本当に私達を大事にしてくれた、
虫もコロせないとは夫の為の言葉、本当に本当に優しかった夫。
幽霊の癖にめっちゃビビって、ドア付近に立ってるw

「夫ーー!しっかり見ろーー!これがお前の最初で最後の子供だーー!」
「ここに居てお願い!夫、パパになるんだよー!」 だの叫んでたら看護師さん達も号泣。

でも私はビシバシと夫がビビってるのを感じたw
それから生まれるまでほぼ意識飛んでたけど、子供の顔見た時
「うわぁぁー夫ー夫ー子供だよー」って言ったら脳裏にあの優しい笑顔が出てきた。

医師や看護師さん達は泣いてたんだけど「大丈夫、夫いるから!そこに居るから!!」って言った。
生まれた子は夫クローンwwww笑っちゃう位wwww
義父母だけでなく、事情を知ってる夫親戚も見てうっかり笑う位w

陣痛の苦しみから見た幻かもしれないけど、義母は「ドアの所に居た」ってのを聞いて信じてくれたw
「夫は怖がりだったからね…」って。
頑張って育てるんで私が行くまであの世でのんびりしててくれよ、夫w