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569 2017/01/18(水)
私は今年受験です。
学校帰りに週三、県内で一番大きな予備校の個別指導を受講しています。
予備校の最寄り駅は家の最寄り駅から電車で三十分ほどかかり、
少し遠いですが、地元の塾で他の受験生達と肩を並べて勉強するのはなんか嫌だったんです。
受講時間は夜の七時から八時。それから電車に乗って帰るので、
いつも家に着くのは夜遅く、九時をとうに過ぎています。
予備校は駅から歩いて十分くらいのところにあります。
行きは歩きですが、帰りは予備校のスクールバスで駅まで送ってもらいます。
その帰りのスクールバスでのことなんですが、どうやらその日は道が混み合い、
なかなか前に進まないようでした。
私は気にせず、のんびりスマホをいじっていましたが、交差点に差しかかったところで運転手のオジサンが
「事故だ! こわっ!」と大きな声をあげたので、私も驚いて窓の外を見ました。
外は真っ暗で街灯も少なく、景色がよく見えません。ですが、
信号機の近くの電柱の裏に、小さなスニーカーとズボンを履いた曲がった足が見えました。
バスはそこで右折し、それ以上のものは見ることが出来ませんでした。
私は最初なんだかよく分かりませんでしたが、やがてサイレンの音が聞こえてきて、心臓がばくばくし始めした。
……小さな子供だった。はねられたのだろうか? 大丈夫だろうか?
私はその子のことが心配で、その日の夜はよく眠れませんでした。
学校帰りに週三、県内で一番大きな予備校の個別指導を受講しています。
予備校の最寄り駅は家の最寄り駅から電車で三十分ほどかかり、
少し遠いですが、地元の塾で他の受験生達と肩を並べて勉強するのはなんか嫌だったんです。
受講時間は夜の七時から八時。それから電車に乗って帰るので、
いつも家に着くのは夜遅く、九時をとうに過ぎています。
予備校は駅から歩いて十分くらいのところにあります。
行きは歩きですが、帰りは予備校のスクールバスで駅まで送ってもらいます。
その帰りのスクールバスでのことなんですが、どうやらその日は道が混み合い、
なかなか前に進まないようでした。
私は気にせず、のんびりスマホをいじっていましたが、交差点に差しかかったところで運転手のオジサンが
「事故だ! こわっ!」と大きな声をあげたので、私も驚いて窓の外を見ました。
外は真っ暗で街灯も少なく、景色がよく見えません。ですが、
信号機の近くの電柱の裏に、小さなスニーカーとズボンを履いた曲がった足が見えました。
バスはそこで右折し、それ以上のものは見ることが出来ませんでした。
私は最初なんだかよく分かりませんでしたが、やがてサイレンの音が聞こえてきて、心臓がばくばくし始めした。
……小さな子供だった。はねられたのだろうか? 大丈夫だろうか?
私はその子のことが心配で、その日の夜はよく眠れませんでした。
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そして数日後、予備校の日、私はその交差点のあたりを通りました。
信号機近くの電柱の付近、花束が沢山積まれていました。
それを見て、あの時の子がどうなったのか私は察し、また心臓がばくばくしました。
そして、とても悲しくなりました。
帰りのスクールバスでもその交差点を通りましたが、私はとてもその電柱に目を向けることが出来ませんでした。
そんな気持ちのまま私は電車に乗り、家に帰りました。
自宅に着くと、まだ父も母も仕事から帰っていないようで、リビングは明かりがなく真っ暗でした。
台所の方からうっすら明かりが漏れていたので、気になって行ってみると、毎日自宅を警備してくれている七つ年上の兄が、一人でカップ麺をすすっていました。
「○○ちゃん、お帰りー」
兄は私にそう言いました。
なんだか心細かった私は、少しほっとして、「ただいまー」と言いました。
「家の電気もつけないで何やってんの?」
私がそう聞くと兄はにやにやしていました。
いつも私をからかって遊ぶ、意地の悪い笑顔です。
「……それより○○ちゃん、面白いものをつけてるね」
「 え?」
わけも分からず固まる私。
兄は私の右肩の斜め上に向かって手を伸ばし、撫でるように手の平を動かしました。
相変わらず顔はにやにやしています。
そしてぽつりと。
「そうですか。事故ですか」
信号機近くの電柱の付近、花束が沢山積まれていました。
それを見て、あの時の子がどうなったのか私は察し、また心臓がばくばくしました。
そして、とても悲しくなりました。
帰りのスクールバスでもその交差点を通りましたが、私はとてもその電柱に目を向けることが出来ませんでした。
そんな気持ちのまま私は電車に乗り、家に帰りました。
自宅に着くと、まだ父も母も仕事から帰っていないようで、リビングは明かりがなく真っ暗でした。
台所の方からうっすら明かりが漏れていたので、気になって行ってみると、毎日自宅を警備してくれている七つ年上の兄が、一人でカップ麺をすすっていました。
「○○ちゃん、お帰りー」
兄は私にそう言いました。
なんだか心細かった私は、少しほっとして、「ただいまー」と言いました。
「家の電気もつけないで何やってんの?」
私がそう聞くと兄はにやにやしていました。
いつも私をからかって遊ぶ、意地の悪い笑顔です。
「……それより○○ちゃん、面白いものをつけてるね」
「 え?」
わけも分からず固まる私。
兄は私の右肩の斜め上に向かって手を伸ばし、撫でるように手の平を動かしました。
相変わらず顔はにやにやしています。
そしてぽつりと。
「そうですか。事故ですか」
引用: 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?343


コメント
コメント一覧 (15)
その日から、嫌な事が起こるだろう場面で「みゃー」て声が聞こえる。
そこで引き返せば何事も無いんだけど、無視するとチョットしたトラブルに巻き込まれる。
チョットしたトラブルってどんなものなのか差し支えなければ聞きたいな
つまりダブルミーニングで怖いってことかW
そういやうちのばーちゃんも事故現場で
むやみに手を合わせたらあかんと言ってたな
上のは※1ねW
これで終わりなんじゃない?
想像の余地を残してるんだろうね
ネコさんの警告を無視のチョットしたトラブルの例を挙げますね。
1,職場の休憩が不定刻なので、ソロソロ休憩かな?て時にリーダーのサインを見て、そのまま休憩、実はそうでは無く、後でいろいろと謝罪が大変でした。
2,出張先の知らない路地を歩いていて、警告を無視したら恐い人のいる場所に出てしまいました。とぼけたふりして「あっ忘れ物」て言いながら180度Uターンしましたが、追いかけられました。必死に逃げて交番に飛び込み、ホテルまで送ってもらいました。
その他にも有りましたが、この2つでもう無視出来なくなりました。以上です。
無敵のお兄さんだ。
すでに部屋で腐っているんじゃ…
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