『友達の母親にコロされかけた』『アイツも連れて行ってくれ』『手紙を送りませんよ送りませんよ』洒落にならない怖い話
幽霊よりも生きている人間の方が怖いとはよく聞く言葉だが、まさか子供を失った母親の怨みが私に向けられることになるなんて――
『友達の母親にコロされかけた』
小学生の時、友達と二人で下校してたら暴走バイクが歩道に突っ込んできて、
目の前にいた友達ごと吹っ飛んだ。
本当に友達が消えたように見えて、一瞬何が何だかわからなかった。
友達は即氏だった。
お葬式に出た後、友達の母(母子家庭だった)が私を執拗に付け回すようになり、
「お前が道路側を歩いてればうちの子は生きてたんだ!」
というような罵声を度々浴びせられ、
最終的に
「うちの子はお前のかわりに氏んだんだから、お前をコロせば生き返る」
というような事を言い出して刃物を持って追いかけられた。
そこそこ人がいる道端だった為、周りの人が取り押さえてくれて110番。
「心神喪失」で友達の母が刑罰を受ける事は無かったが、
友達の祖父母がうちまで来て、
「娘(友達の母)は県外の病院に入れます。今後一切娘さん(私)に接触させません」
と泣きながら土下座していった。
私は事件後数年、外出恐怖症みたいになってしまったが、今は普通に生活している。
しかし、町であの頃の友達の母に背格好の似た人を見付けたりすると、いまだに過呼吸を起こす。
本当に、幽霊なんかより人の方がよっぽど怖い。
『アイツも連れて行ってくれ』
父が葬儀やら保険やら色々やってる大きい企業で働いてて、
葬儀担当してた時の話。
火葬の最中に、火葬場のホールの端の方で、参加者の一人のお婆さんが、
手をこすり合わせてブツブツ何かを言ってたらしい。
あの世で安らかに~的なお経みたいなものかな?と最初は気にしなかったんだけど、
たまたまその近くに立ってしまって、そのお婆さんが何言ってるか聞いてしまった。
古臭くて聞き取りづらい言葉だったけど、
「【故人の名前】さん、どうか何処其処(地名)の○○もそっちに連れて行ってしまって下せえ」
と呪詛的な事をブツブツ言ってたらしい。
あー聞かなきゃ良かったって父後悔したそうな。
お婆さんの念願かなって○○さんは連れて行かれたかどうかは定かではない。
『手紙を送りませんよ送りませんよ』
小学校4年生の時に仲の良かった友人が転校した。
自分は東京で、友人の転校先は高知。
当時はメールとか無かったし長距離電話もしづらかったから、手紙のやり取りをしてた。
小学生だからファンシーなレターセットでね。シール貼りまくったり、イラスト描いたりして。
一年半くらい続けた後、急に向こうから返事が途絶えた。
で、ブランクが空いてから3ヶ月くらいして、久しぶりに手紙が届いた。
返事が途絶える前の最後の手紙と同じレターセット(因みに、たれぱんだ)だったけど、
宛名書きが、どう見ても友人の筆跡ではなかった。大人の筆跡にしか見えなかった。
で、中に入ってた便箋には一行、同じ筆跡で、
「○○(友人の名前)はもう手紙を送りませんよ送りませんよ」
とだけ書いてあった。
友人に何かあったんじゃないかと思ったけど、
長距離電話するのも億劫だったし怖かったから、結局何もしないまま現在に至ってる。
友人の家にはよく遊びに行っていて友人母とも勿論面識があったから、
友人が病気や事故に遭ったならば、もうちょいマシな連絡をくれたと思うのだが。
未だに訳が分からない。
父が葬儀やら保険やら色々やってる大きい企業で働いてて、
葬儀担当してた時の話。
火葬の最中に、火葬場のホールの端の方で、参加者の一人のお婆さんが、
手をこすり合わせてブツブツ何かを言ってたらしい。
あの世で安らかに~的なお経みたいなものかな?と最初は気にしなかったんだけど、
たまたまその近くに立ってしまって、そのお婆さんが何言ってるか聞いてしまった。
古臭くて聞き取りづらい言葉だったけど、
「【故人の名前】さん、どうか何処其処(地名)の○○もそっちに連れて行ってしまって下せえ」
と呪詛的な事をブツブツ言ってたらしい。
あー聞かなきゃ良かったって父後悔したそうな。
お婆さんの念願かなって○○さんは連れて行かれたかどうかは定かではない。
『手紙を送りませんよ送りませんよ』
小学校4年生の時に仲の良かった友人が転校した。
自分は東京で、友人の転校先は高知。
当時はメールとか無かったし長距離電話もしづらかったから、手紙のやり取りをしてた。
小学生だからファンシーなレターセットでね。シール貼りまくったり、イラスト描いたりして。
一年半くらい続けた後、急に向こうから返事が途絶えた。
で、ブランクが空いてから3ヶ月くらいして、久しぶりに手紙が届いた。
返事が途絶える前の最後の手紙と同じレターセット(因みに、たれぱんだ)だったけど、
宛名書きが、どう見ても友人の筆跡ではなかった。大人の筆跡にしか見えなかった。
で、中に入ってた便箋には一行、同じ筆跡で、
「○○(友人の名前)はもう手紙を送りませんよ送りませんよ」
とだけ書いてあった。
友人に何かあったんじゃないかと思ったけど、
長距離電話するのも億劫だったし怖かったから、結局何もしないまま現在に至ってる。
友人の家にはよく遊びに行っていて友人母とも勿論面識があったから、
友人が病気や事故に遭ったならば、もうちょいマシな連絡をくれたと思うのだが。
未だに訳が分からない。
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