笑える霊体験

笑える霊体験『髪が伸びる人形vsハゲる人形』『めりこませて除霊』『ジャスコに地縛する父』


『髪が伸びる人形vsハゲる人形』

供養物庫に元から「髪が伸びる人形」というベタな物がある

先日「いくらやっても髪が全て抜けてしまう人形」をお預かりしたので両者を隣同士にしてみた。
和解でもしたのか相殺でもしたのかはともかく、両者とも現象がぴたりと止まった。

その夜、夢枕にハゲたオッサンが立って感謝されたのはただの夢だったと思いたい。


『めりこませて除霊』

小学生の頃の話なんだが
祖父母の家は田舎のそこそこでかいお屋敷で
家の周りをぐるっと漆喰の壁で囲まれてたんだ
道路からは田んぼの畦道を通って裏口から入るのが最短ルートなんだけど
裏口の門の近くの漆喰に右半身がめりこんだ状態の女性が昼夜問わずにいたんだ
黒髪で白っぽい長袖ワンピースみたいな格好で全体的に薄い
昼間は我慢できるんだけど夜はまじで無理!ってかんじだった
でもある日、じいさんがグズる俺にキレて
漆喰の壁をバンバン叩きながら
「どこにそんなんがおるんじゃ!わしにゃ何も見えんぞ!」とか言われた
その叩いてるとこがまさにめり込み女がいる場所だったんだけど
じいさんが叩く度に壁にめり込んでいって最終的にいなくなった
薄いから表情は読めなかったけど叩かれるとビクッとなりながらめり込む様が面白くて笑った
じいさんも笑ってた
高校生になって、なんとなくあの日なんでキレたのか聞いてみた
じいさん曰く「おまえの母さんも子供の頃におんなじ事いっとったんじゃ」とのこと
母さんの時はいろんなとこ叩いたらしい
俺の前で叩いた場所が母さんが泣き止んだ場所だったから覚えてたんだってさ


『ジャスコに地縛する父』

高校の時に父が死んで、家族みんな夢枕に父がでたと言うのに私にだけでなかった。
寂しかった。

一周忌もとっくに過ぎたころに突然父の夢を見た。

近所のジャスコで
レジ近くのケーキ屋のディスプレイに格好つけた感じでよりかかって立ってた。
びっくりして
お父さん死んだんじゃないのって聞いたら
死んだけどここにいるんだよねと言ってた。
その時は一緒に帰ったけど
また夢に出てきたときもジャスコだった。

また出てきたときもジャスコだった。

5年くらい定期的に見てたけど
例外なくジャスコだった。
もちろんジャスコに特別な思い出はない。