1
トラウマ必至の怖い話も、主人公に解決させることでいい話になるかも。


8
車が峠にさしかかった時、ふとルームミラーを見ると、
後ろからものすごい速度で何かが迫ってきているのが見えた。
よく見るとそれは女だった。しかも、女には下半身が無かった。
私は「やれやれ」とため息をつき、車内のボタンを押した。
車の後部から捕獲網が飛び出し、女を捕らえた。
路面を引きずられ泣き叫ぶ女を尻目に、私は車を走らせた。
わざとデコボコ道を走ったり、カーブなどで遠心力を利用して路傍の岩に女をぶつけたり、
急ブレーキをかけて女を車のバンパーにぶつけたりして楽しんだ。
何時間も走るとさすが飽きた私は、ふもとの村におりると、ゴミ捨て場にだした。
これが有名なテケテケである。


10
>>8
すがすがしいお話をありがとうございました


101
>>8はクール杉


403
>>402
一番最初の投稿でこのクールさは強すぎるw




13
そんなに怖くないのですがきいてください
私がまだ4~5歳の頃の話です。
当時家には風呂が無く、よく母親と銭湯に行っていました。
まだ小さかったので母と女湯に入っていました。
或る日のこと、身体を洗った後飽きてしまった私は、湯船の
中でプールよろしく遊んでいました。
今迄気付かなかったのですが、湯船の横から階段状になりドア
が付いているんですね(何処もそうなのかも知れません)
私はふとそのドアが気になって段々を昇りドアの前まで行った。
ドアノブの直下に大きな鍵穴があるのです。
ワクワクして覗きました。・・・・・向こう側は何かに覆われて見えない。
なんだ、ツマらない。いったん顔をあげました。
何を思ったかもう一度鍵穴を覗き込んだのです。
ぼんやりとした明かりの中、ボイラーとおぼしき器械が見えました
おわースゴい。夢中になって覗いていました。
ドアの向こうの気配、気を感じとった私は突然目を離し身を引いたのです。
そして次の瞬間、鍵穴からはマイナスドライバーの先端が狂ったように乱舞していました。・・・・・
すかさず私はマイナスドライバーを掴み、相手が怯んだ隙にドアを強引に開けました。
現れた人物は大柄の男で全身が真っ黒。目だけが異様にギラギラと光っていました。
男はマイナスドライバーから手を離し、ポケットからハンマーを取り出し振り回し始めました。
幾重もの修行を重ねた私にとってハンマーなど小枝も当然。
手刀で砕き、腹に拳を一発当てると男は気を失って倒れました。
やがて警察が駆けつけ、男は連行されていきました。

この話は今でも武勇伝と称えられ、母はまるで自分の事のように今も語っています。


248
>>13
> 私がまだ4~5歳の頃の話です。

> 幾重もの修行を重ねた私にとってハンマーなど小枝も当然。
> 手刀で砕き、腹に拳を一発当てると男は気を失って倒れました。

ワロス!どんな子供だ!


15
女の子が自分でピアスの穴を開けた。すると穴から白い糸が出ている。それを引っぱるとスーッと伸び、そして『プチッ』と切れた。突然、目の前が真っ暗になり彼女は言った。
『誰か電気を消したの!?』
糸は視神経だったがグラップラー刃牙を読んでいたようで
その場でオペをし事なきをえた。



16
>>15
器用な女の子GJ!!


25
「わたしリカちゃん、今あなたの後ろにいるの」

そういい終わるか否かのタイミングで
振り向きざまのパンチが炸裂した。

「俺の後ろに立つな」


26
>>25 ワロタw


393
クール【cool】
 ①涼しくさわやかなさま。清涼。
 ②超然とした、さめたさま。落ち着いたさま。冷静。「―な反応」

                              広辞苑より

俺的には>>25の、

「わたしリカちゃん、今あなたの後ろにいるの」

そういい終わるか否かのタイミングで
振り向きざまのパンチが炸裂した。

「俺の後ろに立つな」


がクール。



414
「赤いマント着せましょうか………?」 
トイレの個室で用を足し終え立ち上がろうとすると、そんな声が聞こえた。 
「ほう…ここのトイレではそんなサービスをしているのか」 
仕事柄派手な色の服はあまり好ましくないのだが、トイレの中ですら奉仕の精神を忘れない 
その心意気に胸を打たれ、俺はマントを着せてもらうことにした。 
「では、お願いしよう」 
俺がそう言った途端、突然背後に何者かの気配を感じた。 
「俺の後ろに立つな」 
振り向き様にパンチを放ち、俺はそのトイレをあとにした。 

後に赤マントは語る。 
「あんなに理不尽な人は初めてでした」 


25人気に便乗してやってしまった、今では反省している。 



48
ふっと静かになりました。どうやら何とか逃げられたと思い、目をあけようとしたその時
「 また逃げるんですか~次に来た時は最後ですよ~」とあのアナウンスの声がはっきりと聞こえました。
目を開けるとやはり、もう夢からは完全に覚めており自分の部屋にいました。最後に聞いたアナウンスは
絶対に夢ではありません。現実の世界で確かに聞きました。私がいったい何をしたと言うのでしょうか?

それから、現在まで何度もあの夢を見ました、時には毎日といえるほど。
でもその度に逃げ切ってます。
最近では大分コツも飲み込め、わざとぎりぎりまで夢の中にいて、猿を挑発なんかしてます。
猿の方も頭にきてるのか「覚えてろ」とか「次はぶっコロす」とか
ボギャブラリーの足りない捨て台詞ばかり残していきます。
とりあえず飽きるまでは楽しめそうです。


49
うまいね
ワロタw


55
昨日の話です。
仕事を終えて夜遅くに帰宅の途についていたんですが、
まっすぐ家に帰るのも面白くない気分だったもんで
ちょっと山道を遠回りしていこうと思い車を走らせました。

小雨が降る中まったりと走っておりました所、はるか前を
照らすライトの光に人影を見ました。
そこには女の人が立っていました。ポツンと一つだけある
橙色の街灯の下、雨に打たれて。
何をしているのかとは思ったのですが道路沿いに民家もある
事ですし、付近の住民さんかな、と思いつつ少しスピードを
上げて女の前を通り過ぎました。

そして何気なくバックミラーを覗くと、街灯の下に女は
立っていませんでした。
一瞬頭がパニックになりました。目の錯覚か?それとも幽霊か?
もう一度バックミラーを覗いてもやはり女は見えません。

腋の下に汗がにじみ出て来ました。
道路は急な右カーブにさしかかりました。私はブレーキを
踏みながら後ろをもう一度確認しました。
ブレーキランプが道路を赤く照らし出します。

・・・いました。ブレーキランプの赤い光の中で女が
リヤウィンドウから顔を半分だけ出して覗いているのです。
真っ赤な無表情な顔で。


56
私は車の中で今まで出したような事も無いような声をあげて
アクセルを踏みしめました。
愛車フェアレディZの2つのタービンが圧縮した空気をエンジンに送り込み、
280馬力のパワーで加速します。

100キロほどの速度でコーナーを抜けてミラーを見ます。暗くてよく解りません。
次のコーナーにさしかかりました。またブレーキを踏みます。
ブレーキランプに赤い女の顔が照らされます。急激な減速Gに、今度は口を
大きく開けて耐えています。
さらにコーナリングの横Gを受けて、女の顔が苦痛に歪みます。
情に流されて、手加減してしまうことがないようにバック
ミラーを大きく曲げて前だけを見て走る事にしました。
しかしブレーキを踏むたびに何かが車体に当たっているのが
おぼろげながら感じられます。



57
しばらく・・・走ったのでしょうか、前方に車のテール
ランプが見えました。
「も……やめて……」
後ろからなにか聞こえた気がしましたが、
恐怖に駆られていた私は追越禁止の車線にも関わらず車を追い抜きました

その瞬間、追い抜いた車(R34GTR)がものすごい加速で追走してきました。
私がそれまで感じていた恐怖を、闘争心が塗りかえて行きます。

峠に響きわたる2台のスキール音。
2t近い車重を受け止めるブレーキディスクは赤熱して、かがり火のように路面を照らします。

30分ほど全開走行を繰り返したでしょうか。
峠のふもとの駐車場で私の車と、34GTRは止まりました。
「いやあ、やはりGTRは速いですねえ」
「いえいえ、それほどでもないですよ」
和やかに談笑したあと、帰宅しました。

以上です。


58
>>56
> 愛車フェアレディZの2つのタービンが圧縮した空気をエンジンに送り込み、
こういうの好きwww


59
家に帰って来て、寝ようとしたら、ベッドの下にナイフを持った男がいたから
ボコってやったら、泣きながら3,000円渡された。


60
>>59
安w!


63
家に帰って来たら、女房子供がいなかった。


64
>>63
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚


77
俺の通っていた小学校には、女子トイレの三番目の個室に花子さんが住んでいるという噂があった。
ノックして「遊びましょ」というと「かくれんぼしよう」といわれ、
もし見つかるとコロされてしまうという話だ。

当時怖いもの知らずのガキだった俺は深夜に学校に忍び込み、女子トイレをノックし、
「遊びましょ」といった。
すると噂どおり「かくれんぼしよう」と聞こえ、
続いて「い~ち、に~ぃ」とカウントを取る声が聞こえだしたのだ。

俺はすばやく黒の夜間迷彩に着替え、顔を真っ黒に塗り物影に身を潜めた。
やがてカウントが10になり、花子さんらしき少女が素人丸出しの足取りで個室から出てきたところを、
俺は後ろから忍び寄って羽交い絞めにした。
奴は抵抗したが、物心ついたときから特殊部隊で地獄のような訓練を積んできた俺の敵ではない。
俺は大人しくなった奴を基地へ連れて行き、所属や目的についてたっぷり尋問してやった。
幼い頃学校の自警団気取りだった俺の、淡い思い出である。


88
>>77はチャックノリス


78
尋問してるとこ想像したらワロタ


79
不動産屋で働く友人から聞いた話。

その友人が担当するマンションの空室に一部屋だけ他と雰囲気の違う部屋があった。
その部屋に入ると、いつもなにか違和感を感じていたのだが、ある日その部屋の廊下が、
他の部屋より1m位短いことに気づいた。他の部屋よりも短い廊下が、
いつもこの部屋で感じる違和感の原因なのかと友人は思ったそうだ。
しかし、なぜ短いのだろうかと思い、廊下の突き当たりの壁を叩いてみるとどうやら本来の壁と、
今叩いている壁との間に空間があるようだった。イヤな予感がした友人は支店長の許可をもらい管理人と一緒にその壁を壊してみた。

友人:「白骨氏体でも出てきた方がスッキリしたんだけどさ。」


でも実際は、その空間の壁一面にびっしりと赤いクレヨンで"お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん・・・・”
と書かれていた…そうだ。


・・・だが友人は瞬時にその文字列の奇妙な法則を発見した。
以前所属していた米国家安全保障局の暗号解読チームで世界中のありとあらゆる暗号を解読してきた友人には朝飯前だった。
それはアフリカの某国の盗賊団が隠した財宝のありかを示した地図だったのだ。

友人はその話を誰にもせず、私に持ちかけてきた。
私は即座に彼の誘いを受け、共に宝探しへと旅立ったのだ。
その後私たちは想像を絶する大冒険をするのだが、その話はまた別の機会に。


81
これは小さい頃、秋田にある祖母の実家に帰省した時の事である。
年に一度のお盆にしか訪れる事のない祖母の家に着いた僕は、早速大はしゃぎで兄と外に遊びに行った。
都会とは違い、空気が断然うまい。
僕は、爽やかな風を浴びながら、兄と田んぼの周りを駆け回った。
そして、日が登りきり、真昼に差し掛かった頃、ピタリと風か止んだ。
と思ったら、気持ち悪いぐらいの生緩い風が吹いてきた。
僕は、『ただでさえ暑いのに、何でこんな暖かい風が吹いてくるんだよ!』と、さっきの爽快感を奪われた事で少し機嫌悪そうに言い放った。
すると、兄は、さっきから別な方向を見ている。
その方向には案山子(かかし)がある。
『あの案山子がどうしたの?』と兄に聞くと、兄は『いや、その向こうだ』と言って、ますます目を凝らして見ている。
僕も気になり、田んぼのずっと向こうをジーッと見た。
すると、確かに見える。何だ…あれは。
遠くからだからよく分からないが、人ぐらいの大きさの白い物体が、くねくねと動いている。
しかも周りには田んぼがあるだけ。
近くに人がいるわけでもない。
僕は一瞬奇妙に感じたが、ひとまずこう解釈した。
『あれ、新種の案山子(かかし)じゃない?きっと!今まで動く案山子なんか無かったから、農家の人か誰かが考えたんだ!多分さっきから吹いてる風で動いてるんだよ!』
兄は、僕のズバリ的確な解釈に納得した表情だったが、その表情は一瞬で消えた。
風がピタリと止んだのだ。
しかし例の白い物体は相変わらずくねくねと動いている。
兄は『おい…まだ動いてるぞ…あれは一体何なんだ?』と驚いた口調で言い、気になってしょうがなかったのか、兄は家に戻り、双眼鏡を持って再び現場にきた。
兄は、少々ワクワクした様子で、『最初俺が見てみるから、お前は少し待ってろよー!』と言い、はりきって双眼鏡を覗いた。
すると、急に兄の顔に変化が生じた。
みるみる真っ青になっていき、冷や汗をだくだく流して、ついには持ってる双眼鏡を落とした。
僕は、兄の変貌ぶりを恐れながらも、兄に聞いてみた。『何だったの?』


82
兄は何も答えず白い物体に向かって走り出した。
這い上がるような田んぼイン、堂々挑戦者を迎えるくねくね。
序盤から肘を出していく兄、くねくねの顔面は早くも血に染まった。
中盤、くねくねがくねりながら睨み付けると、ヒートアップして
くねくねのマスクをはがす兄。
弟が止めに入る。すんでのところでくねくねの素顔がさらされそうに。
お返しとばかりに睨み付けるくねくね、しかし体重の乗ったローリングエルボーに
崩れ落ちた。
終盤、あぜ道からくねくねがすごい形相で睨み付ける。兄も負けていない。
エルボー・スイシーダで用水路までくねくねをふっとばすと、続けざまに護岸壁での
タイガードライバー。苦しいくねくね、まだそのくねりには力があった。
田んぼ内にもどるや、兄を睨み付ける。最後はエメラルドフロウジョンでくねくねを下した兄。
試合終了後、「気合は感じる。でも、あれじゃあね。体ができてないから。
くねられて『ごめんなさい』って訳にいかないしね。まだよくわからない。
これからなんじゃないか、招待を突き止める価値はある」と語った。



84
ある小学校のトイレには「花子さん」が出たそうだ。
三階の女子トイレの三番目のドアを三回ノックし、
「はーなこさん、遊びましょう」
というと、
「はーい」
という返事が返ってくる。その後、
「何して遊ぶ?」
と聞かれ、
「首絞めごっこ」
というと、首を絞められコロされてしまう。

その日も三階の女子トイレからはノックの音がしていた。
「はーなこさん、遊びましょ」
すると、
「はーい」
誰もいないはずの個室から返事が返って来た。やはり噂は本当だったのだ。個室の中の少女の声はこう続けた。
「何して遊ぶ?」
それに答えて、ノックをした者はこういった。
「お医者さんごっこ」
「…え?」
中からの声には、明らかに動揺による震えが混ざっていた。そしてドアがゆっくりと開く。
「ひっ!」
個室の中の少女、即ち「トイレの花子さん」は、この時初めて成仏したい衝動に駆られた。

花子さんの目の前に立っていたのは成人の男だった。
アニメの美少女キャラクターの絵がプリントされたTシャツ、薄くて高価な本を蓄えた両手の紙袋、脂の浮き出た両の頬に伸びきった髪の毛。
男は薄笑いを浮かべながら、こう言った。

「さあ、お医者さんごっこしようよ」



85
>>84
koeeeeeeeeeeeeeeeee


406

>>84は本気で同情したくなるな。


105
ある日の夕方のことだ。
ある小学生の女の子が学校からの帰り道に、赤いコートを着て白い大きなマスクを口につけた女性に出会った。
女は少女に近づくと一言、こう尋ねた。
「私キレイ?」
マスクで顔の下半分が隠れていたのではっきりとはわからないものの、その女性はなかなかの美人であるようだ。
少女は素直に答えた。
「うん、きれいだよ」
するとその女性は突然マスクに手をかけ、それを剥ぎ取りながらこう言った。
「これでも・・・キレイかー!!」
何と、その女性の口は耳まで裂けていたのだ。
女の子は持ち合わせていたアロンアルファで女の裂けた口を接着。
ついでに女の鼻の穴までアロンアルファで接着。
両手も後ろに回して接着。
息ができず両手も使えず苦しむ女を蹴り倒すとすぐさまマウントポジションから
ハンマーパンチを浴びせる少女。
薄れ行く意識の中で口裂け女は思った、昔は良かったと・・・



115
>>105
>薄れ行く意識の中で口裂け女は思った、昔は良かったと・・・

せつねぇww


127
金曜の深夜、俺は東名高速を東京方面に向かって飛ばしていた。
もう一刻の猶予も無かった。大きな左カーブにさしかかった時、
助手席の窓の外を、得体の知れない何かが追い越していった。

なんだ? と思ってよく見ると柴犬に似た小型犬に見えた。だが
犬が車を追い越すほどの高速で走れるはずがない。ゾッとした俺は
アクセルを踏み込んで犬の後を追った。

あと少し……そう思った瞬間、俺のほうを振り返ったその犬の顔は、
ピーポ君のそれだった! そいつはゆっくりとした口調で言う。
「ちょっと、署まで来い」

パニックに陥った俺は、更にアクセルを踏み込んで強引にインターの
出口レーンへ割り込み、クラクションと罵声の雨を浴びながら料金所を
スルー、先の赤信号も無視で国1に飛び込んだ。

無理やり気を落ち着かせながらミラーを見ると、背中に回転灯を付けた
ピーポ君がきっちり追ってくる。もう逃げられないと諦めた時、目的地が
目の前に現れた。

よかった、どうやら間に合ったようだ……「ちわー、人面軒です~」
まだ湯気の立っている海老チリ丼を届けた先は、○○派出所だ。
お得意様なのはいいが、他県に出前を頼むのは勘弁して欲しい。
マジで。特に週末は。

「たまには奥さんの手料理食べに帰らないと、愛想尽かされますよ?」
ドーベルマン似のいかつい顔をしたお巡りは、「ほっといてくれよ」と
ぶっきらぼうにつぶやいた。


128
>>127
いろいろ混ざってるなw


139
何年か前家族で海水浴に出かけた時の事です。
初めての海にはしゃぐ息子を私はビデオで撮影していました。
しばらくして少し離れた波打ち際に人だかりができているのに気づきました。
人々の視線をカメラ越しに辿っていくとちょうど息子と同い年位の男の子が溺れています。
なぜあんな浅瀬で?と思いつつ撮影し続けました。
帰宅後、ビデオを編集していると問題のシーンにさしかかりました。
私はゾッとしました。
そこには男の子を引きずり込もうとする無数の手が写っていたのです。
次の瞬間私は家を飛び出しあの海水浴場へと車を走らせました。
海に着くとすぐに車を降り浅瀬に飛び込みます。
すぐにワラワラと無数の手が伸びてきましたが一匹ずつ倒し続けました。
倒しても倒してもキリがないほど出てくる手をもう数千匹は倒したでしょうか・・・
「そろそろいいかな・・・」
最後は全体攻撃魔法で一挙に方をつけると莫大な経験値が。
高らかに鳴り響くファンファーレはいつまでも鳴り止みませんでした。


140
>>139
ゲーマーワロスww


147
ある寺に一人の盲目のK住職がいた。
これはそのK住職が数人の若い住職を連れて恐山に行ったときのこと。
知っている人もいると思うけど恐山には所々に氏んだ人の冥福を祈るために
それぞれの思いが込められた、たくさんの小石が山のように積まれている。
盲目の住職は若い住職たちに向けて言った。
「ここに積まれている小石は絶対に持って帰ったりしてはいけない。」
それを聞いたある一人の若いT住職は
「なんだ?どってことない普通の石じゃないか。これが何だっていうんだ?」
と思い小石をひとつ掴み取ってふところに入れてしまった。

帰りの車の中でのこと。しばらく走っていると盲目のK住職が
突然ものすごい顔つきになり
「何てことだ!一体なぜ・・・」と叫んだ。
驚いた住職たちがどうしたんですか?と聞くとその住職は
「女がものすごい形相でこの車を追ってきている・・・」
「えっ、どういうことですか?」みんなで後ろを振り返ってみたがなにもいない。
しかしK住職の顔はどんどん険しくなっていく。
「この中の誰かを追ってきている・・・お前たち一体何をしたんだ?」
若いT住職ははっと気がついて自分のふところから石を取り出した。
「まさかこれが・・・?」
そして何気なくその石を裏返してみた。すると
そこにははっきりと女性の名前が書かれていたのだ。
「ひぃぃぃっ!」



148
完全に取り乱したその住職は思わず膝においていた釈杖を投げつけた。
「ヒットだ!だがまだ追ってくるぞ!」 K住職の切羽詰った声が響く。
「ならば私がやりましょう」 筋骨隆々のN住職は助手席から身を乗り出すと
腰の戒刀を引き抜き投げつけた。あたったらしく、グチュッという音がする。
「奴は左足を損傷した!もう少しだ!」「しかしK住職、我らにはもう武器がありません」「これを使え!」
袈裟の中からK住職が取り出した密造トカレフの9ミリパラベラムが、見事に亡霊の額を打ち抜く。
もんどりうって転げた幽霊は、なおも諦めない。もはや全員の目に、鬼気迫る彼女の姿が映っていた。
「いかがしましょう、K住職!もうエンジンが保ちませんよ!」
ステアリングを握り締める運転手のS住職も必死の形相だ。
K住職はシートの下から取り出した、涅槃経の彫られたパンツァー・ファウストを舌打ちしながら放り捨て、
苦い口調で宣言した。
「やむをえん。本山に支援を要請する」


149
あるところに5人の大学生がいました。
彼らは1999年の大晦日にシンガポールに旅行に来てました。
そして運よく100階建の最上階つまり100階の部屋に泊まれることになりました。
大晦日の日彼らはシンガポールのそのホテルにチェツクインして、
街にあそびに行こうとし、ロビーを通った時にフロントの人に、
「今夜、2000年問題が起こるかもしれないので、
12時ちょうどに、ホテル内すべての電気を消します。
だからそれまでには帰ってきてくださいね。」

・・・・ しかし彼らは遊びに夢中になり、約束をすっかり忘れて12時をすぎてしまいました。
フロントも真っ暗でエレベーターも止まっている。 寒すぎてこのままフロントで寝泊まることもできない。
仕方なく彼らは100階の部屋まで階段で100階の部屋まで行くことにした。
20階… 30階… 40階…とだんだんと足が棒になってきて、 50階でついにばててしまいました。
「オイ、このまま上がっていくと、本当に足が動かなくなる、
1階上がる毎に交代で怖い話しをして気を紛らわそう」
そして1階上がるごとに怖い話しをして、なんとか上にあがっていった。
そしてついに99階にたどりつくことが出来ました。
すると最後の一人が
「いいか、俺が今から言う話しは… 本当に怖いからな、 絶対にビビルなよ」
と他の4人に強く言った。

「一階に・・・ 鍵を忘れた・・・・・・」
すると、仲間の1人が大きくため息をついた。
「ふー。やれやれ、しっかりしてくれよ全く。ちょっと離れてろ。」
そういうと、彼は自分の口の中に手をつっこみ、ガキッと奥歯を抜いた。
そしてすかさず奥歯の裏に仕込んであったチュウインガムのような物体を
ドアの蝶番にくっつけ、飛び下がった。
「5、4、3、2、1…」
0、を数えると同時に、チュウインガムはボシュウ、と音を立てて爆発。
ドアはいとも簡単にはずれてしまった。
彼は、仲間を見て眉一つ動かさずに言った。
「入れよ。今、無線で秘書のキャサリンに連絡しといたから、20分後にはドアも元通りさ。」


150
「T住職、回線を開きたまえ。レベルD、パスコードは<BUDDA>だ」
「しかしK住職、そこまでは・・・私が石を持ってきたのが悪いのです」
「誰がいい悪いは今はいい!ぐずぐずするな、とりコロされたいのか!」
普段の温厚なK住職とは思えない、歴戦の住職にしか見せられない迫力でK住職は叫んだ。
釈杖に戒刀、ピストルにロケット弾の直撃をくらい、見る影もなく焦げ付いているが
いまだに亡霊は車を追ってきている。むしろ近づいているようだ。
車内の住職たちは、今まで数々の霊を折伏してきた猛者ぞろいであったが、彼女の執念に恐れ、怯えるしかなかった。
「・・・はい、こちら本山」
「こちら恐山沿道、K住職だ」 「認識しました、こんばんは住職」
「まずいことになった。亡霊がわしらを追ってくる。携行火器では太刀打ちできん。本山の支援を要請する。」
「了解しました。規模はどの程度ですか」 「ALL(すべて)だ!ありったけの支援火器を奴の頭にぶつけろ!」
「しかし・・・そこからではK住職たちも」
「かまわん!わしらの頭にクソを垂れろ!」 K住職の絶叫が車内に響いた。
無線の相手はしばらく押し黙ったままだった。やがて小さな声で了解、と答えると通信は切れた。
「これで助かるぞ、みんな」
やがて沿道の向こうから、ヘリコプターのローター音、キャタピラの発する重々しい低音が響いてきた。
T住職はちらりと後ろを見た。
今まで意気揚々と彼らを追ってきた亡霊の顔は、今は気のせいか恐怖にひきつっているように見えた。
「K住職、支援準備が整いました」 「よし、目標後方3メートル!南無!」
K住職の掛け声とともに弾幕が亡霊を包み、爆炎の中を住職たちを乗せた車が走っていく。
『ちょ・・・おま・・・まっ・・・』
亡霊の姿は爆撃の中でもはや見えない。
「さらばだ亡霊君。手向けだ、受け取りたまえ」
T住職は、持ってきた恐山の石を亡霊に向けて放り投げた。
彼女は無事に石を手にして恐山へ帰れたろうか。
T住職は心の中でそっと「南無阿弥陀仏・・・」とつぶやいたのだった。


152
>>150
フルメタ臭ただよう坊主だなwwwww


155
「見ると死ぬ呪いのビデオ、ねえ・・・」
俺は同僚の浅川の言葉を反芻しながらそのビデオテープをしげしげと見た。
ラベルがマジックのような物で塗りつぶされている他は至って普通な、
そこら辺で売っているようなVHSテープだった。
ビデオデッキにテープを入れ、再生ボタンを押す。
真っ暗なバックに白い、血文字のような字体のテロップが流れる。
「コノビデオヲミタモノハ、モウジャニクワレル」
「ビデオを見た者は亡者に喰われるだぁ?」
俺は苦笑した。その後、画面はCGで描かれた幾何学的な模様が暗闇の中で
なめらかに動く妙な映像に変わった。俺はリモコンの早送りボタンを押した。
ビデオデッキのカウンターが10分を超えた辺りで突然早送りが解除された。
先ほどまでの幾何学模様も姿を消し、なにやら場面は古い井戸のようだった。
俺は奇妙な胸騒ぎを覚え早送りボタンをもう一度押した。先ほどまで気に
ならなかった外の雨音がいやにはっきり聞こえた。遠くで雷も鳴っている。
・・・おかしい。リモコンの電池が切れたのだろうか、早送りが出来ないのだ。
手を伸ばし、ビデオデッキの方のボタンを押しても同じだった。俺は怖くなり
停止ボタンを押した。
・・・止まらない。稲妻が光った。雨はさらにひどくなったようだ。
その時、画面に変化が起こった。井戸から何かが・・・白い人間の手のような物が
伸びてきたのだ。続いて長い髪をべったりと顔に貼り付けた女の頭部が、その次に
白い着物を着た女の肩が現れた。やがて全身が井戸の外に出た「それ」は両手で
這うようにしてこちらへ向かってきた。


156
俺は単なる映像であるはずの「それ」に向かって
「来るな!来るな!」
と叫び続けていた。ビデオデッキの停止ボタンは先ほどから全く言うことを聞いてくれない。
「それ」はもうすぐそこまで近づいていた。俺は声にならない悲鳴を上げながら固く目をつぶった。
ぺたり
何かが俺の頬に触れた。冷たい、濡れた感触。
奴の手だ・・・俺は暗闇の中でそれを感じた。今、目を開けたら俺は確実にショック氏するであろう事も。
再び稲妻が光った。

悲鳴が聞こえた。俺の悲鳴?違う。奴の悲鳴だ。俺はおそるおそる目を開けた。
真っ暗だった。落雷による停電・・・。
そして次の瞬間、再び点いた電灯の明かりの下で俺は声を上げた。
俺の足下には、テレビから出てくる途中で停電が起きてしまったため、中途半端なポジションで
身体が切断されてしまった奴の姿があった。
奴は俺の方に情けない表情を向けると、俺から逃げるように部屋の窓を割り、外へ逃げていった。
そう、これがかの有名な「テケテケ」の正体なのである。


165
>>155
そう来るとは思わなかった。うまい!


188


「・・・!これは・・・」
若林教諭は現像されたその一枚の写真を見て息をのんだ。
その写真は数日前に行われた全校マラソンの時に撮影された物で
写っているのは最下位の生徒が正に今ゴールした、と言う瞬間で
全校生徒が彼に向かって惜しみない拍手を送っている。
「その偶然」が無ければ単なる学校行事の一コマに過ぎない写真だった。
何万分の一の偶然であろうか。
少年に向けて拍手を送る生徒たちの手は全員、まるで何かを祈るのように
ぴったりと合わさっていたのだ。

写真に写る最下位の生徒・・・
3年4組のY君は幼い頃から呼吸器系に重度の障害を抱え、全校マラソンの
二日後の日曜日に手術が行われることになっていた。
Y君が若林に「マラソンに参加したい」と言ってきたときには若林も最初は
反対した。医師から激しい運動を止められ、体育の授業もいつも見学していた
彼が、自分の身体のことは本人が一番よく解っているはずのY君がなぜそんな
事を言い出したのかが理解できなかったからだ。しかし、Y君が理由を聞かれて
笑いながら答えた一言に、若林は彼の出場を許可したのだった。
「だって、みんなと一緒に思い出を作れるのはこのマラソンが最後かも知れないから。」
Y君の様な症例は日本では珍しく、手術の成功率も決して高いとは言えない物だった。
若林は彼のために医師や家族を説得し、なんとか万が一の場合のために救急車が会場に
待機した上でのY君の全校マラソン参加にこぎ着けたのだ。


189


そして全校マラソン当日。若林は緊張した面持ちで校庭の3年4組の列に並ぶ
Y君に声を掛けた。
「本当に、走るんだね?」
Y君は深く息を吐くと、優勝しますよ、とにっこりと笑って頷いた。
がんばれ、と若林も笑ってY君の背中を叩いた。
長い校長の話が終わり、競技監督の教頭からのルール説明が始まった。
若林は生徒の列から離れ、スタート地点の教員用テントに向かった。
テントのパイプ椅子に腰掛け、落ち着かない様子でタバコに火を付けた若林に
保険医の新野が声を掛けた。
「Y君と話してたんですね?」
「ああ。」若林は自分の声が少し震えているのが解った。
「なんて、言ってました?」
「優勝するんだってさ。」
「・・・後悔してるんでしょ?」
新野は笑った。若林は眉をひそめる。「何を?」
「Y君に参加許可を出したこと。」
「・・・まあね。」若林は苦笑した。「『さっきまでは』悔やんでもいたさ。でも・・・」
若林は生徒達の列に視線を移す。
「彼の言葉を聞いたら、迷いなんて無くなったよ。」
教頭が朝礼台から降りた。ホイッスルの音で生徒達がスタート地点へ走る。
全員がスタートラインに立った。体育教師のピストルの音と共に生徒達は走り出した。


190


若林はY君から「ちゃんと撮ってよ」と渡された使い捨てカメラを握り締めたまま
スタート地点の周りを落ち着かない様子で行ったり来たりしていた。
全校マラソンは学校の周りを2周した後に校庭のトラックを1周する3㎞程のコースを
走る。ゴールはスタート地点と同じ場所だ。
続々と生徒達がゴールする中、Y君の姿はどこにも見あたらなかった。
当たり前だ。彼は普通の子のようには走れないのだから・・・。そう、自分を納得させ
ようとしながらも、「何かあったのではないか」という不安は消えなかった。

「あっ!Yだ!」
数人の生徒が声を上げた。Y君が校庭に入った。残すはトラック1週。生徒達が
次々とY君に駆け寄った。若林は慌ててカメラを構えた。
Y君がゴールした。
生徒全員が拍手でY君を迎えた。その中には先ほどから不安げにY君の姿を探していた
彼の両親や待機していた医師の姿もあった。Y君の身体がゴールと共に崩れ落ちた。
あっ、と声を上げ若林が駆け寄ると、Y君はにっこりと笑って「ちゃんと撮ってくれた?」
と訊ねた。若林も笑って頷いた。
3年4組のクラス委員二人がY君に駆け寄った。手には3年生全員で折った千羽鶴が
握られている。Y君はそれを受け取ると、優勝選手のトロフィーのように高々と掲げた。
さっきよりも大きな拍手がY君を包み、それはいつまでも鳴りやまなかった。


191


そして日曜日。職員室にやって来たY君は若林に一通の封筒を渡した。そしてこう言った。
「この封筒の中には手紙が入ってます。もし、僕が氏んだら開けてください。中身は
マラソンについてのことです。
手術が成功したらこれは捨ててください。感謝の気持ちは、自分の口から伝えたいので。」
若林は頷き、マラソンの時と同じように笑って彼の背中を叩いた。
手紙は今、若林のデスクの下のゴミ箱に一度も封を切られずに捨てられている。

写真を見つめながら若林は感じた。Y君のゴール、そして手術の成功。それを祈る
生徒達の気持ちが形となって、この写真が撮れたのではないか、と。

「人の心はどんな奇跡だって起こすことができるのです。」
数年後、校長になった若林は生徒達に向かってそんな言葉と共にある生徒の話をしていた。
若林が朝礼台から降りると教頭からのルール説明が始まる。
「今年も始まりますね。」
若林に声を掛けたのは、Y教諭だった。


192
めっちゃえぇ~話やなぁ~


193
ええ話や・・・

元ネタどんなんなんだ?


194
1の前半以降は完全オリジナルみたいだな
ゴールした少年は氏んでる⇒写真に気づく⇒合掌してる。
ってな話だったはず。コレはもはや別物だ。だが。・゚・(ノД`)b・゚・。エエ話ヤ


211
雨の日に、十字路になっている交差点で信号待ち。
道のむこうに、全身がもやもやした影みたいのに包まれた
男性が立っていた。わーやなかんじ、と思って傘で顔を
隠して通り過ぎようとしたらすーっとその人が寄ってきて
すれ違いざまに「よく気付いたな」と小さな声で言った。



ああ、本職だからな。吐き捨てた言葉と同時に、数珠を
握り締めた俺の拳が男のみぞおちに決まる。
驚愕と苦悶の表情を浮かべて姿を歪ませるそいつに
俺は経を読み、成仏させてやったのだった。南無。


250
誰かことりばこのクールな話作ってよ
マジ怖くて寝る時電気消せません


253
Sちゃんが俺の部屋まで上がってきました。
Mは顔面蒼白ってかんじで、
M「Sちゃんよ・・・・ 何持ってきたん?出してみ・・・」
S「え?え?もしかして私やばいの持ってきちゃった・・・のか・・な?」
M「うん・・」
S「これ・・・来週家の納屋を解体するんで掃除してたら出てきたん」

そういってSちゃんは木箱を出したんです。
20㌢四方ほどの木箱でした。電話でパズルって言ってたのはこのことだろう、
小さなテトリスのブロックみたいな木が組み合わさって箱になってたと思う。

M「それ以上触んなや!触んなや!!」
その瞬間、Mはトイレに猛ダッシュ「おぅえぇええ。ぅぇえぇうぇええええ」
嘔吐の声が聞えてきました。
Kがトイレに行ってMの背中をさすってやってるようでした。(良い彼女だ・・w)
Mがトイレに行ってる間、俺はその箱をじっと見ていました。



254
俺「これ…知ってる」
俺は霊感とかまったくないけどなぜか見覚えがありました。
Mに怒られると思ったけど、箱を手に取ってみました。
なぜそんな行動に出たのか自分でも分かりませんが、
両端を持ってねじってみたらパズルのような箱の一部が回転しました。

俺はなにかにとり憑かれたようにものすごい勢いで、ガチャガチャとパーツを回転させていきました。
箱の表面の模様はどんどん変化していき、やがて正方形の6つの面がそれぞれ
青や黄色などの単一の色を示しました。

理屈じゃない、俺のなかのもっと根本的な部分が「もう大丈夫だ」と伝えていました。

この箱がどれぐらい昔のものか俺には分かりませんが、おそらくこの6色の色の組み合わせで
相手に呪いをかける道具とかそういったものなのでしょう。
Mがあれだけ恐れるのも当然だと思いました。



255
ルービックキューブかよ 
いや、和んだ
今日から安心して眠れそうだ
ありがとう


350
引っ越した先のぼろアパートには、ありがたくない先住者がいた。
戦災をのがれて生き残ったという、古き昭和の面影を残すこの建物にじつにぴったりな、
うらさびしいその存在。

荷物をはこびこむとき、そいつは部屋のすみに座ってうつむいていた。
かべのほうを向いて。まるで無言の抵抗をこころみるように。

こころのなかで、
「ごめんよ。君はもうこの世界の住人じゃないんだよ」
と、手をあわせながら作業をすすめた。

帰るといつもそいつは部屋にいた。かべのほうを向いて、かなしそうにしていた。
寝るときもそいつは部屋のすみっこにいて、べつになにか悪さをするわけでもなかった。
もしかしたら、部屋にいくらか残ったままだった、
そいつのものと思われる遺留品が心残りで、成仏できないのかもしれない。
残念だが、捨てさせてもらったよ。ちゃんとお寺で供養までしたんだよ。

入居5日目。ついにファースト・コンタクトをこころみた。
そいつはくぐもった声で、
「ここはおれの部屋だ」
とくりかえした。

「君はここにいちゃいけないんだ。君の帰るべき家は、」
と説いて、窓の外、空の向こうを指差すと、そいつは肩をゆらして泣きじゃくった。

そのとき、ハッとこころあたりがして、
引き戸をあけて廊下へとびだし、すすけた部屋番号の木札を見た。

部屋をまちがえてた。

ゴメン。ほんとにゴメン。なんてあやまったらいいのか。
すてちゃったよ、君のもの。どうしよう。


353
>>350
なかなか甘酸っぱいお話だったよ


378
毎日、子供の安全の為に巡回をしている男がいました。

巡回を終え帰宅の途につこうとした、ある雨の日の出来事です。

突然マスクをした女が話しかけてきました。
例のやりとりですね。

女「私、きれい?」
男「うん、きれいだよ」
女がマスクを取り、裂けた口を見せながら
女「これでもきれいか~」

普通なら裂けた口をみて恐怖を感じ逃げ出すはずです。
しかし、男の反応は全く違ったものだったのです。

男「あぁ、君は口が裂けてるんだね」
男「さぁ、これを食べて元気を出すんだ」
なんと、男はそう言うやいなや『自分の顔を毟りとった』のです。
男「さぁ、お食べ」
口裂け女は恐怖に襲われ身動き一つできません。
男「そうか・・・やっぱり怖いよね。あそこを見てごらん」
男の指さす方を見ると雨に濡れグズグズになった男の頭が無数に転がっていました。
男「僕はね、みんなの夢を護る為に頑張ってるんだ。でも、友達は愛と勇気だけ・・・」
男「なんでこんな身体になってしまったんだろう・・・」
男は「そうだ・・・ジャムおじさんのせいだ」と言うと
傘を捨て『頭が濡れて力がでない』と呟きながら空を飛んでいきました。

一人残された口裂け女は、雨に打たれながら立ち尽くしていました。


380
いいね。雰囲気が。実にいい。


452
(前略)
そこには、三人の女の子が写ってましたが、真ん中の亡くなった女の子だけが
ミイラのような状態で写っていたそうです。
それを見たお母さんは、霊能者にこれは何かを暗示しているのではないかとたずねました。
すると、霊能者は言いたがりません。やはり無理に頼み込んで
話を聞ける事になりました。その霊能者が言うには、

「残念ですが、あなたの娘さんは地獄に落ちました。」

お母さんはすぐに閻魔大王の元に行くと、
大王のお弁当にレンジでチンしたせいでびしょびしょになったコロッケを入れたり
ポケットを確認しないで洗濯をして、お気に入りの服をティッシュまみれにしたり
掃除中見つけた大人の本を机に整えて置いておいたり、それを2回もしたり、
クラスの友達の前で名前を「ちゃん」付けで呼んだりしました。
大王はすぐに降参し、不当な処置を心から謝ると
お詫びに娘を生き返らせてくれました。よかったね。


453
>>452
ママンCoooooooooool!!


454
母は強し、ってやつだな。


487
「ヴゥゥー、ヴゥゥー」

午前1時。突然、何かが呻くような音が聞こえて、俺はびくりと反応した。
音のする方に目をやると、携帯電話が畳の上を這っている。バイブだ。
俺は少しホッとしながら携帯を捕まえ、電話に出た。
一瞬の沈黙の後、聞き覚えのない女の声が聞こえてきた。

「うふふ…私、メリーさん。今、あなたのアパートの前にいるの。」

それだけ言って、切れた。
うわあ。恐ろしいことに今夜はデリヘルなど頼んでいないのだ。
床に置いた途端、電話はすぐに着信した。
「私、メリーさん。今、アパートの階段の下よ。」
この女、本当に来る気か。とても怖い。
俺の部屋は206号室。一番端っこの部屋だ。どうしよう。
それから、メリーと名乗る女から、時間を置かず何度も電話がきたのだが、
俺は不覚にも全て取ってしまった。実に声が可愛かったのだ。
ついには、「私、メリーさん。今、あなたの部屋の前にいるの。」
などと言い出す始末。これはヤバイ。部屋汚れてるのに。
そして間髪を入れずに、俺とメリーのおそらく最後になるであろう電話が鳴った。
最後だと思うと、無性に名残惜しくなるもので、俺は電話を取ってしまった。

「私、メリーさん。今、あなたの後ろにいるの。」

「ぎゃああああああ!!」

電話が切れた途端、隣の部屋から大きな叫び声が上がった。
なるほど。俺は、壁にぴったりと背中をつけていたのだ。
畜生、隣の野郎め。俺は悔やんだ。


566
見ると1週間以内に死ぬというビデオを譲り受けたので、見ることにした。

ビデオデッキの再生ボタンを押すと、古い井戸から1人の女が這い出る様が映し出された。
やがてその女はディスプレイから・・・・・

「アレ?」
彼女はひどく甲高い声を出し、周囲を見回した。
そして眼前でほくそ笑む私に比べ、自身の体が異常なまでに小さいことを悟った。
なぜなら私がいま見ているのは携帯用液晶テレビ。画面のサイズなんか縦横5、6cm程度しかない。

タバコ1本ほどの身の丈でしかない彼女を掴み取り、
「キュウ」
指でひねりつぶしてやった。


604
都会育ちの5人は冬の山を軽視していたようだ。
登頂を諦め、下山に向かった頃には既に1メートル先も見えない吹雪。
更にリーダー格の男が事故にあって命を落とした。
仲間の屍を抱え山を降りることに、一度は死を覚悟した4人だったが、
山小屋を見つけて一心地付くことができた。
しかし熱源のない山小屋で夜を越えることは不可能なように思えた。
今は己の睡魔こそが最大の敵である。
夜の山小屋。完全な暗闇のなかで、お互いが眠らないように気をつけることは
並大抵のことではない。
仲間の屍は中央に寝かせ、それを囲みながら全員が、すぐ彼の後を追うことを覚悟した。
「そうだ、いいことを考えた。4人がそれぞれ部屋の隅に立ってリレーをするんだ。
もしこのリレーが途切れたらこの中の誰かが寝ていることになる。そうしたらみんな気付く」
これは名案だと4人は早速実行に移した。
4人は夜が明けるまでリレーを続け、無事に夜を明かすことが出来た。吹雪もやんでいた。

だが一人が言い出した。
「待って!4人であのリレーをすることは出来ない!誰かもう一人居たのよ!」
「まさかあいつが、俺たちを助けてくれたのか?」
全員がはっと気付き、氏んだ仲間の顔を覆った布を取った。
命を落としたときの表情とは違い、安らかな氏に顔があった。
でも山小屋は三角形だったので全然関係なかった。


808
ある日車で走っていると、
対向車の運転手が驚いた顔をしている。
後ろの車もしきりにしきりにパッシングしてくる。
すると、フロントウィンドウに長い髪の毛と一緒にずるりと女の顔がのぞいた。

驚いた俺は、スラローム、片輪走行を繰り返し、
車高ぎりぎりのガード下を通ったり、
ガソリンスタンドに入って洗車機に車を入れたりして、
なんとかそれを振り落とそうとした。

今は車が綺麗になって大満足です。


815
(前略)
杖をついた男が赤いコートを着て白い大きなマスクを口につけた女性に出会った。
女は男に近づくと一言、こう尋ねた。
「私キレイ?」
少し考えた後、男は答えた。
「ええ、キレイですよ」
するとその女性は突然マスクに手をかけ、それを剥ぎ取りながらこう言った。
「これでも・・・キレイかー!!」
何と、その女性の口は耳まで裂けていたのだ。
しかし、男は少しだけ困った顔をしながらこういった。
「私は目が見えないんですよ、なので"これでも"というのが何のことかはわかりません」
少し思案した後、女は男の手を取ると頬の裂けている部分をなぞらせた。
頬に触れた男の手が一瞬揺れ、自分の話している相手が口の裂けている女だと気づいた。
そして女は、もう一度先ほどの質問を繰り返した。
「これでも・・・口が裂けていてもキレイか!」


816
男の答えは変わらなかった。むしろ、よりはっきりと言い放った。
「あなたは、キレイな人です」
そして、男は光を感じない目を女に向けるとこう続けた。
「私が光を失ってからずいぶん経ちます、そして多くの人に会ってきました。
 今のように道で声をかけられたこともあります。多くの人は私が盲目だと知ると
 声をかけたことをあやまり、同情し、申し訳なさそうに去っていくのです。
 しかし、あなたは私の意見を聞こうとしてくれる。口のことも触れさせることで
 教えてくれた。私を特別視していないようですごく嬉しいことです。
 私は外見のことはわからないので、そういった基準でしか判断できませんが
 あなたは少なくとも、私にとってはキレイな人です。
 失礼でなければ、あなたともっと話をしてみたいです」
と、とても嬉しそうに話す男。
女はポカーンとした後、急にボンッ!と音が出そうな勢いで赤面し
「あ、ありがとう、きょきょきょ今日は時間がないから、これ、こここれで失礼します」
とだけ言うと走っていってしまった。


817
走りながら女は自分に言い聞かせる。
(心臓がすごくドキドキしているのは今走ってるから!)
頭に浮かぶ先ほどの男の嬉しそうな顔を振り払いながら赤面した女は走り続けた。



それから、杖を持った男と大きなマスクをした女性が
仲よさそうに話しながら歩いているのがたびたび目撃されたという。



818
何そのちょっといい話


819
反撃してないけどいい話じゃないかw
そうか付き合っちゃったのか……


873
昨日僕の家の前の田んぼにくねくねが出ました。
でも僕は暑くて動くのが面倒だったので、特に驚く事もせず、くねくねをそのまま踊らせておくことにしました。
「こんなに暑い日に踊らなくちゃいけないなんて、くねくねも大変だなぁ」と僕はアイスをかじりながら思いました。


941
>>873
こういうのなんか好き


934
ある晩、仕事で遅くなり仲間内では「通ってはいけない」峠を通ることにした。
呪われた峠と言われるそこは、幾人もの地元の走り屋が命を落としている。
事故を起こした連中には変なものを見たという者まで・・・。
丁度峠も中腹に差し掛かった頃。
俺はバックミラーに白い人影を認めた。老婆である。
白い装束を着た老婆が、髪を振り乱して猛スピードで追いついてくる。
こんな馬鹿な!?80kmは出ているんだぞ!
老婆は悠々と俺の愛車を追い抜いた。峠はもうすぐ終わる。



935
「直線なら俺の勝ちだーーー」

俺はアクセルを踏み込む。老婆がぐんぐんと近づいてくる。
振り向いて少し驚いたようだったが、老婆もスピードを上げる。
くっ、なんて馬力だ。
俺も全身のアドレナリンを集めて、更にアクセルを踏み込む。時空を越えそうだ。
老婆に並んだ。
ババァが俺に勝てると思ったのか。そんな殺気が俺に悪魔的な発想をさせた。幅寄せである。
迫り来る老婆の表情は恐怖に歪んでいた。
すると老婆はなんと、俺の車のフロントに飛び乗った。
それまで出ていた120km/hが相対速度で240km/h。
老婆はカタパルトに弾かれた戦闘機のように跳んだ。
なんて奴だ。この俺の完敗だ。
しかしこの先は・・・!
この先こそ、走り屋の志を砕いてきた魔のカーブである。
既に戦意を喪失していた俺は急ブレーキをかける。
老婆も慌てて止まろうとしたらしく、踵からは火柱と煙が上がり、体は大きく傾いた。
しかし老婆についていた加速度を制御することは最早出来なかった。

その先のガードレールを突き破り、老婆は跳んだ―。
しかしその姿は美しかった。オリンピック選手が見せるどんな跳躍よりも高く華麗に。
跳躍は落ちることなく、夜の星空を背景に、どんどんと舞い上がりそして―
スローモーションのように崖下の闇に飲み込まれていた。

後日俺は花束を持ってそのカーブを訪れた。
宵闇に散った、一人の戦友の勇気を称えに。



937
>>935
ハリウッドが泣い(て笑っ)た


939
友人から借りた、今時珍しくなった音楽のテープ。
今では大御所となったバンドのライブ盤だった。
それを再生していた時、ライブ終盤になって変なノイズが混じっているのに彼は気付いた。
繰り返しよく聞いてみると、その声は女性の酷く物悲し気な声で、

「・・・わたしにも聴かせて」

と言っているようだった。
そう、これはコンサート当日に、命を落とした熱心なファンの叫びだったのだ。
それに気付いた彼は、この子のために何とかしてあげたいと思ったのだが、
既にこのアーティストのメンバーは大変な大御所であり、バンド自体は既に解散してしまったのだ。
しかし彼は、一肌脱ぐことを心に決めた。

失神者32名、死者8名(心不全:4 蝉の抜け殻による食中毒:2 大福を喉につかえた:2)を出したこの大惨事は
後に「剛田たけし ディナーショー ~かあちゃんが留守の間に~」と呼ばれるが
どういうわけかテープに入っていた「わたしにも聴かせて」は聞こえなくなっていたと言う。



950
ある日の夕方のことだ。
あるサラリーマンの男性が学校からの帰り道に、赤いコートを着て白い大きなマスクを口につけた女性に出会った。
女は男性に近づくと一言、こう尋ねた。
「私キレくぁwせdrftgyふじこlp;!!!!!!」
言い終わらないうちに女は卒倒してしまった。

女が話し掛けた男性の顔には目鼻口がついていなかった。
のっぺらぼうだったのだ。


951
>>950 ワロスwww


952
あるビルで一人のサラリーマンが窓の外を眺めていたそうです。
そしてサラリーマンの目の前を女性が落ちていきました。
その後、そのサラリーマンがこう言ったそうです

「俺、目が合っちゃったよ、、、。」

そして、また窓の外を見ると今度は女性が上っていきました。
なんと!彼女は縦横無尽に空を飛んでいたのです。

「武空術で仕事場覗きにくるなよオカン」

気を操れようが息子がいくつだろうが心配なものは心配なのです。


956
>>952オカンスゴスwwwww






引用: 有名な怖い話を、クールに反撃する話に改変しよう