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心霊『稲荷の祠にズ~っと居る自サツ者の霊』『知ってる顔』 『清めの塩を蔑ろにしてはいけない』


『稲荷の祠にズ~っと居る自サツ者の霊』

昔勤めてた会社で、
バブル時に取引先の銀行から出向で来てたひとが
ビルから飛んだことがあって後から知ったんだけど、
精神的に病んでて銀行で使えないけど首にも出来ないってことで
まぁ、体よくウチの会社に押し付けられた人だったらしい

で、事件はうま~くもみ消して
新聞にも載らないようにしてたみたいなんだけど
会社の屋上に、お稲荷さまを祭る祠があったのね

どうもその飛んだひと、
その祠の横にズ~っと居るらしいの
ある日霊感の強い人が事件後に入社してきて
毎朝祠の前で朝礼してたんだけど

『ねぇ~・・・あの祠の横に、こんな感じの人立ってるんだけど・・・』

それ以来皆ビビッて屋上に行けなくなってしまいましたよ・・・
ほど無くして会社倒産しまいまして
その後某電気ショップがビル買い取ったんだけど、そのショップも倒産~

今は有名PCショップが入ってるけど、
多分知らないんだろうなぁ~


『知ってる顔』

道歩いてたら向かいから顔見知りのおじさんが歩いてきた。
会釈したらあちらもこっちに気付いてにこっと笑って会釈した。
え~っとどこのおじさんだったかな~って考えた。
よく知ってる顔なんだけど・・・

ぞぞ~~っと鳥肌が立った。

あのおじさんは俺が小さい頃から何度か夢の中に出てくる人で
現実にはいないはずの人なんだけど・・・

振り返ったらおじさんはいなかった。


『清めの塩を蔑ろにしてはいけない』

先日職場で聞いた話

結婚式場専属の写真部門なんだけど、
冠婚葬祭ひっくるめたグループ企業だから時々葬儀の撮影の仕事も入る。
私自身はまだ結婚式の方しかやらせて貰えてないけど、社長から聞いた話だ。

結婚式にもいろんな宗教が関連しているが、
日本の場合仏教徒でも教会で結婚式、というのはよくある話。
宗教観が結構薄いからだけど、さすがに葬式ではそうは行かない。
撮影する側もしっかり知っておかなければいけないし、
迷信と思って馬鹿にしたりするのは絶対に駄目だそうだ。

宗教や宗派によって撮影してはいけないものと言うのもあるらしいし、
決まりごともいろいろある。
憑かれる奴や何人か連れてきてしまう奴もいる、
連れて行かれたのもいた、そう言っていた。

以前、お清めとかそういうことを全く気にしないカメラマンがいたそうだ。
彼はある時、葬儀の撮影からの帰りに交通事故にあって亡くなった。
そういうこともあるから、今では葬儀の撮影は
“そういうこと”を信じているカメラマンにしか行かせないのだそうだ。

オカ板ではよくある話でしかないんだけれど、
それを大の大人が真面目に話すのを聞いて、
ああやっぱあるんだな、と思った。

「清めの塩とかを蔑ろにしてはいけない。あいつは引っ張られたんだろうなぁ」

そう言ったのがすごく印象的だった。