297
私の極端な霊感体質の友人の話を。
彼女は私が今まで会った人のなかで最も霊感があって、
その強さたるや、プロになって食べていけるのではないか?というくらい。
で、彼女は霊感だけでなく、仕事もバリバリできておまけに
バイリンガルなので日本のある大手企業につとめて
しょっちゅう海外出張をしていました。

英語ができるので、海外出張は主にアメリカだったのだけど、
ある日いつものようにロスに到着後、あわただしくホテルにチェックイン、
ベルボーイのあとをついて部屋に入った。
ぱっとクイーンサイズのベッドを見るや、一面血の海。
一瞬、目の錯覚か、と思い見直しても血の海。
ゲ、見てしまったと思い、
こんなとこにとまったら夜またとんでもないことになると確信し、
ベルボーイに部屋をかえてもらうことにした。

(以下の会話はすべて英語ですので、洋画の吹き替え風におおげさな日本語風で脳内変換おねがいします)




298
友人:「。。。悪いけど私この部屋にとまりたくないわ。変えてもらえないかしら?」

ベルボーイ:「何かお気に召さないがございますか?」

友人:「そういうわけじゃないの。ちょっとこの部屋がいやな感じがするから。それだけよ。」

ベルボーイ:「いやな感じ?。。どういうことですか?」

友人:「ちょっと変なものが見えるの、私にはね。あなたに言っても 狂ってるって思われるでしょうけど。」

ベルボーイ:「とんでもない、いや、あの、もしさしつかえがなければ なにが見えるのか教えていただけませんか?もちろん部屋は変えますし あの、個人的に興味があるんで。」

友人:「。。。わかったわ。狂ってるなんておもわないでね。 私には見えるの、あのベッドが血だらけにみえるのよ。」

ベルボーイ:(しばらくまじまじ友人の顔をみて)
「なんてこった。おれ、いままでゴーストとかそういったものが見えるなんて いうやつはイカサマだと思ってたんだ。でもあなたをみてそれが間違いだってわかったよ! この部屋は、殺人事件が昔あった部屋で、あなたが見たように、あのベッドのうえで 殺されたんだ。発見されたとき、血の海でね。」

そのあとベルボーイが部屋を変えてくれて彼女はほっとしたそうだが
そのあともベルボーイはかなり興奮した様子だったらしい。

そのほかにも彼女のしんじられないエピソードが沢山ありますので
それはまた今度。


299
頭の中で吹き替え版で読んでもうたよ>>298
是非、またエピソードを聞かせてくだちい。


303
しかしそんな部屋に人泊めるなよ~。


306
吹き替えが素晴らしい


323
何かの本で読んだんだけど
もし、ホテルに泊まることがあって
その部屋に絵がかかっていたら、その額縁の裏をみたほうがいいんだって。
額縁のうらに、お守りがはさんであったら
その部屋は・・・・・・・・・ってことらしい


324
>>323
それ、もう古いよ。その話があまりにも流布されすぎて
絵の裏、ベットのマットの裏引き出しの裏ありとあらゆるところを
チェックする客が出てきて、ホテル側も隠し方が上手くなってきてる。


348
>>323
高校の修学旅旅行で隣の部屋の子が、冗談で額縁をめくったら
裏におふだが貼ってあった。
他の部屋には無かったから、ヤバイ部屋だったのね・・。

うちの近所のお寺の隣の民家が、お寺に面した窓ガラスにだけ
何枚もおふだを貼っている。
夜散歩していて見つけたときは、すごい怖かった。
貼らなきゃ窓からなにかが、入ってくるというのだろうか・・。





引用:【恐怖】春がきても怖い話【心霊】8