4802017/07/22(土)
色々ありまして、少し書いていきたいと思っています

①仕事を頼まれた時の話

②お寺に泊まった時の出来事の話

を書いていきたいと思います。思い出しながらですので表現に変なところが出てくるかもしれません
一応フェイクかけておきます



481
①仕事を頼まれた時の話
偶にだけれども、他の寺院から助っ人を頼まれる事がある
たいていは大きな法要の準備や出仕なのだけれども、その時はいつもと違っていた

法要を終えてそこの副住職と一息ついていると、住職がやってきて「急にすまないが祈祷を行うから出てくれないか」と頼まれた
別に断る理由もないので引き受けて、副住職と一緒に法要の準備をしているのだが一向に祈祷を受ける人が来ない
住職に聞いたら、実はこの祈祷を受ける人は檀信徒で、しかも自称霊感持ち。
祈祷内容は「犬に霊が取りつき命を奪おうとしている。今すぐお経をあげてくれないか」との事。
いわゆる遠隔祈祷(という言葉があるか知らないけれども…)だった

この時私が一番最初に思ったのは
「アホくせぇ…」
の一言
一緒に聞いた副住職も「まいったなこりゃ」みたいな顔をしていた。

その後法要準備ができるまで
「なんでそんな事につきあう必要があるのか」
「そんなんで良くなるなら医者なんていらないだろう」
と副住職と一緒に言っていたが、どんな事でも仕事は仕事なので準備を終えて祈祷を行った

で、お経を唱えていくうちに御宝前に薄い靄の様な膜がかかっている事に気付いた
「あれは何だろう。線香の煙にしては広がりすぎるし、臭いもしてこない」
と思っていたが、靄の中に僅かだけれども半透明の着物を着た古い時代の女性が見えた
「うっそー さっきの話は本当なのかよ!」
と思いつつお経を唱えて祈祷を行うと、靄が晴れていつもの御宝前に戻った

祈祷を終え、控室に下がってくるや副住職と一緒に
「見たか御宝前?」「おお見た」「あれは何だったんだ?」
と言い合っていると、住職がまたやってきて
「犬は息を吹き返したそうだ」
と言ってきた。住職に御宝前の女性を見たのか尋ねると
「そりゃ当然見えたさ。大体本当に霊がとりついていないのならわざわざ祈祷なんてするわけないだろ」
と返された。



486
>>481
その着物の女性が犬に取り憑いていたという事ですか…?


482
へえー!祈祷してるお坊さん本人が
「あほくせぇ」
と思いながらやっても効くんだ?
こりゃビックリ


483
>>482
まぁ俺らも普通の人だからね
幽霊がいるいないは別として、
例えば病院で医者にいきなり
「私胃癌のステージ3だと思いますので今すぐ手術してください」
って患者が言ってきたら医者も
「何言ってんだコイツ」
ってなる。まず具体的にどんな症状があるか調べないとなんとも言えない

勿論やるとなったら真剣勝負だけど



484
>>483
少なくとも坊さんや祈祷師は普通の人間じゃないし
普通の人間であろうとしてはいけないかと
「何言ってんだコイツ」  と言う反応をなくすのも修行だと思う


496
>>484
祈祷師はともかく、坊さんは本来仏教哲学をおさめただけの普通の人間だから
内心で「何こいつ」くらいはいいんじゃないかな
それでも祈祷すれば効果が出るってのが不思議だけれど、そういうものらしい

お坊さんの内側ではなく、外側の神仏に語りかけるせいなのかなあ


487
坊さんだろうが神主だろうが霊能のない人は霊現象に遭遇したら驚くんだろ
生まれつきの霊能者には敵わないよ


488
霊能は才能だから、
訓練したら誰でも身につくってもんじゃない
陸上部には誰でも入部できるけど、100メートルを9秒台で走れる人は世界で数人とか数十人しかいない


499
御宝前って、本尊様の祭壇(の前)ってことだよね?
そんなところに何の悪いこともしてない無邪気な犬を取りころそうとかいう邪霊が
現れることあるんだ・・・

つか犬ころしてなんになるってんだ
飼い主が憎いからかわいがってる弱い方をやってやろう、ってことなのか?


507
>>499
多分だけど犬を取りころすのが目的でなく、本来その飼い主に向かう所を飼い犬が主人に代わって被った、という類かも。
それを祈祷する事で憑き物が本尊さんの前に引きずり出されて祓われた案配なんだろう。
大陸では風水で金魚を飼うのを奨めるけど、金気を象徴する金魚と水を置いて金運を招く意味もあるが
風水でいう悪い運気・悪い気である「サツ気」を金魚に被らせるというテクニックの意味もあるという。
往々にして呪詛や悪運に見舞われると、家の一番弱い所に来るというから犬に被りかかったのかもしれない。


639 2017/07/28(金)
②お寺に泊まった時の出来事

ある大きなお寺に法要と片付けの仕事の依頼を受けた
法要も無事に終わり、夕方頃には片付けも終わってそろそろ帰ろうかと思った時に、このお寺の副住職から
「少し話をしないか」
と言う事で寺に残る事になった

本来ならここで怪奇現象についての相談かと思うけれども、実際は自分達の教義について意見を聞きたいという事だった
実はこのお寺は俺と同じ宗派だけれども少し教義が違う。元々別宗派だったけれども一緒になったという事もあり、外から見れば教えの内容はほとんど変わらないけれども
厳密に言えば違う所も多かった

こういう話になるとお互い譲らないので(この辺は色々な事情がある)時間がたつのも忘れて言い合っている間に深夜なった
帰りの電車は当然ないし、日帰りの予定だったのでホテルも予約していない
向うも「こんな時間になったのは自分のせいだから」と言って寺に泊めてもらえる事になった

問題はこの夜の事



640
寺だから空いている部屋はいっぱいある。その中で八畳ほどの部屋を用意してくれた
といっても布団と隅にテレビがある位でほとんど何もなかった。元々外部の人が寺に泊まるための部屋との事
現在は誰も使わないらしい
風呂に入って部屋に戻り、電気を消して寝たのだが何故か急に眼が覚めた

目が覚めると自分がうつぶせに寝ていて、しかも部屋の電気がついていた
「あれ、電気は消したはずなのに…」
と思ってうつ伏せから起き上がろうとした瞬間体が動かなくなった
最初は「金縛りか?」と思ったけれど、手は動かす事が出来たので金縛りではない事はすぐ分かった
それに金縛りが来る時は感覚的にわかるので直ぐ外す事もできる
「あっ、これ違う」と思った時、耳元でものすごい風の音がした
それは風と言うよりも暴風といった「ゴー」という音で、金縛りにあったというよりも暴風に体を抑えられて身動きが取れない状態に近かった

手で踏ん張って上体を起こそうとしても全く体が上がらない。耳元で暴風の音がして体にもかなり強い風を受けているという感覚があった
結局は「これは無理だ」とあきらめてそのまま寝た。

というかいつの間にか寝ていた



641
朝、副住職が「もうすぐ朝のお勤めがあるから」と起こしに来た
起こされた俺は部屋を見回すと、電気は消えていて、部屋の隅にテレビがあるという寝る前の光景そのまま 昨日の事を思い出し、副住職に話をすると
「俺も前にこの部屋に泊った事があるけどそんなことなかったぞ」
と普通に返された
「あれ、ひょっとして昨日のは夢?でも体に昨日の感覚が残っているし…」
と思っていると、僧侶が
「そういえば昨日の真夜中何を急いでいたの?」
と聞いてきた
俺は何のことかわからず、「昨日は夜中は部屋にいた」と答えると
「夜中三時ごろだと思うんだけど…廊下を走るものすごい足音が聞こえたから何の音か部屋から出たら、ちょうどお前の部屋に入る姿を見たんだよ」
と言われ、

俺「何言ってんだよ?そんな夜中に足音立てて走るわけないだろ。寝ている住職が起きたらどうするんだよ」

副住職「でも、確かに見たんだよ。お前の寝ている部屋に入口を開けて入る白い衣に袈裟をつけた着た若い人を…」(白い衣…法要で使う衣)

俺「お前なぁ…どの世界に白い衣に袈裟つけて布団で寝る奴がいるんだよ」

副住職「しかし、若い人って今ここにいる二人以外にはいないはずだぞ」


俺はこの部屋が使われない理由がわかった気がした



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>>639
待ってました

心霊現象の真っ只中で抵抗あきらめて寝られるあたり…
お坊さんてやっぱ肝が座ってるんだね


643
耳元でゴーって聞こえて実際に体に押さえつけられる感覚がある、そのまま眠ったとかってエピソードは
幽体離脱や明晰夢の類っぽいけど第三者から見ても変なこと起きてるって聞くと怖いな


647
その道のプロである坊さんが、何の対処も出来てないという


648
霊能力者じゃなければ、お坊さんになれないというわけではない
ただ、人前では言わないけれど心霊現象に遭っているお坊さんは多い


650
仏教僧侶の仕事には、成仏させること、もあるからな。西洋のエクソシストではないし、ゴーストバスターでもないから、そういう洋風のイメージしか持ってない人には不審におもえるのかもね。





引用: 【神社】寺社にまつわるオカルト話34【寺】