お坊さんの心霊体験談

前回、お坊さんの体験談ということでその職業ならではの不可思議な現象などを語ってくれた報告者が、今回もまた自身が体験したという奇妙な怪異を語ってくれています――(おうまがタイムズ)



7602017/07/31(月)
こんばんわ

また少し書いていきたいと思います

質問があればできる範囲で答えたいと思います

①お墓での出来事
②自サツ者の訪問



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あまり怖くは無いですが…フェイク入ってます

①お墓での出来事

俺が僧侶になって間もないころ、友人(友人も僧侶)と一緒に関東某県にある友人の寺に遊びに行く事になった
関東某県と言っても結構山奥にあり、お寺は店どころかコンビニもない地域にある

何だかんだで出発が夜になり、友人が運転する車に乗って行った
高速道路を超えて山道を車で走っていると途中で田舎の共同墓地みたいなところを通った

友人は「ここ幽霊がでる雰囲気あるよな」と言っていたので、俺も見てみると見た感じは普通の共同墓地だった(というか暗くてよくわからなかった)
しかし、その墓地に今風ではない古いお墓があった
まぁ、田舎の地域の共同墓地なのでそんな物もあるかなと思っていたのだが、よく見ると何か違う
確かに何かが違うのだが、何が違うのかは説明できない。
勘とかそんな感じでしかわからない



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「あれ」っと思った瞬間、全身に悪寒が走り急に吐きそうになった
「うわっやばい。吐きそうだ」と思ったが、その時には何故か「吐いたら負けになる」と思って我慢した
友人も異変に気付いたのだが
「うぁーお前ひょっとしてビビっちゃってるのw」
「お前よく坊さんになろうと思ったな」
とか言ってくるのだが、こっちはそれどころじゃない。
急な吐き気と戦っているのだから
だが、友人もタダ事ではないと気づいたらしく
「もうすぐウチの寺につくけど頑張れるか」と勇気づけてくれた
何故気づいたかというと(これは友人の話なのだが)黙って返事をしなくなったと思ったら急にブツブツ呟いていたらしい
勿論本人は吐き気と格闘中なので、友人をからかう余裕は無い。
というか口を開けた記憶もない

家につくと友人はすぐに住職を呼び、俺は本堂に座らされお経が始まった
お経が終わると今までが嘘のように楽になった

因みに友人はお経の後、住職の奥さん(つまり母親)に絞られていた
聞くとそこは見た感じは普通の墓地だが、見える人は行きたがらない場所との事
奥さんの友人(見える人らしい)はそこで、七人の僧侶の幽霊を見たらしい
「あそこは性質の悪いのがとりつくから、絶対にふざけたり騒いだりしないように」と怒られていた

だが、何故俺に来たのかについては今もわからない
そこの住職曰く「たまたま波長があって君の所に来たのかもしれない」との事



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②自サツ者の訪問

土建屋の事務長との話
別の寺から法事を頼まれて行った時、たまたまその法事に参列していた土建屋の社長と仲良くなった
きっかけは土建屋の仏教に関する質問に俺の回答が気に入ってもらえたらしい

その後何度か土建屋の近くに寄る事があり、社長にあいさつしていこうと立ち寄っても、忙しいのか社長は留守が多かった
そこで代わりにこの会社ナンバー2である事務長が対応するのだが、何故か気に入ってもらえた
この様な事が何回か重なるうちに、社長よりも事務長と話す機会が多くなり、「何かあったらよろしく」と事務長とも連絡先を交換した

ある日の夜、事務長から連絡があり「会社の経営についての相談(実際は会社への愚痴)」を受けていた(というか聞かされていた)
ある程度の常識的な範囲でのアドバイス(俺は土建屋じゃないから)をした後、事務長が不意に

「そう言えば話変わるけど」

と切り出してきた



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「何でしょうか?」
「○○土建の社長って知ってるよね?」
「この前お伺いした時にいらっしゃった方ですよね。確か一人親方でこの前の工事を手伝ったお金を受け取りに来ていた…」
「あの人自サツしたよ」
「えっ!そうなんですか。それは知りませんでした」

当時は民主党政権で公共工事を減らすとかで、土建屋も不景気だったらしいのだが…

「まあ、仕事が減ったのは確かだけど、それだけじゃないんだけよね」
と色々俺に話してくれた。詳細は書かないが仕事以外にも色々な案件が重なった事が原因らしい

そんな話をしていると今俺がいる部屋の窓から
「コンコン」
と窓をノックする様な音が聞こえた

2~3回聞こえたので「虫か何か窓にぶつかっているのかな」と最初は思っていたのだが、よく考えると夜なので窓はサッシをしてあるから窓に虫がぶつかるわけがない
「うーん。いったいこの音は何だろう」と考えながら電話をしていると、社長の自サツの話になると音がするのに気がついた

「あー。これ社長がこっちに来てるなぁ…」

と考えた俺は、事務長に

「もう社長の話はやめた方がいい」
「何故?」
「おそらく社長がうちに来ている」

口調が変わった事に気付いた事務長は「わかった。じゃあお休み」といって電話を切った

すると窓からのノック音は聞こえなくなった

次の日、朝のお勤めで社長の冥福を祈った



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>>760-764
待ってました!上質な怪談を乙です!
自死された社長さんは亡くなってから時間が経ってないんですかね?
まだ成仏してないってことだろうか
自サツ者が成仏するのは難しいとよく聞くし、此岸を彷徨ってる最中自分の話をしている所へ引き寄せられたんでしょうか
それぞれに事情があるとはいえ切ない話ですね


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>>764
ゾクッとした
いい話をありがとう


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>>764
私の想像だけど、たぶん社長さんは、僧侶として信頼していたあなたに弔ってほしくて、自分の存在を知らせたのだと思う。
いろいろ考えさせられるお話しをありがとうございました。


768
①の話は、僧侶でも浮かばれなくてさまよっちゃうことあるんだなー、としみじみするな
出家得度してようが修行してようが、生前の行き方とか氏ぬ際の想いとかが重要なんだろうか

②もいろいろ考えさせられるな
肉体がない分、自分に意識を向けてくれる話題にしてくれるところにすぐに来るんだな


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②に関して
以前オーラの泉という番組で、歌舞伎座(建て替え前)には歌舞伎にかかわってきたいろんな
人の想いが集まっててかなりの、まあ簡単に言うと不成仏霊がいる、という話をしたところ
スタジオ内で異音がし始めたことがあった
彼らの想いがわかってる出演者がそれを感じ「幽霊でもなんでもいらっしゃい!」と招く発言を
したところ異音の頻度が急にあがった
死後年月が経ってもうだれも自分のことを覚えてる人気にかけてくれる人もいなくなったが
それでも執着が残って上にあがれない霊たちにとっては距離とか関係なく、話題にしてもらったら
飛んでいって、たぶん必氏に助けを求めて取りすがっていたんだろう
(その後出演者は気合で祓っていたが、供養できず祓うくらいなら呼ぶべきでないとも思った。
 そんなに一気に押し寄せて来るとは思ってなかったんだろうけど)

関連するかもしれない話として、
東日本大震災の被災地では、実は当初から今でも数多くのいわゆる「心霊現象」が起きているという
不謹慎だとして報道は自粛されてるみたいだが、普通にさまよってるらしい
ところが中には(生き残って復興をがんばってる現地の人たち)、むしろそれがかえって
遺族や死者への供養になる、と考えてる人もいる
つらいから、悲しいから、悲惨だからと、まるで臭いものに蓋をするがごとく話さないようにする
それは忘れてなかったことにするようなものでよくないのでは、という意見
むしろ、現実にそういうことがあったのだと積極的に受け入れることが大事なのだと

日本には自分の血縁者でない者に対しても何十年後でも定期的に〇〇慰霊祭、供養祭などを
行うが、大切に受け継いでいくべき文化かもしれない





引用: 【神社】寺社にまつわるオカルト話34【寺】