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男4人でサーフィンに行った時の話です。
あれから3か月くらいかたって、客観的に考えたいので聞いてください。
長くなりそうですみません。
そこはたまに事故とか出る場所だそうですが、自分たちは結構長くやってるし、
危ないと感じた事がなかったので、甘く見ていました。
台風が近づいているので海は鉛色でしたが、
この夏は忙しくもう来れそうにないので、
みんなでボードを担いで海に向かいました。
僕の友人をA、B,Cとします。
夏なのに水温が結構低くて、
昼前には僕とAは上がる準備をしていました。
C,Bはまだやるんだと二人で沖へ出ていきます。
風も波も荒くなってきて、呼びにいこうとAと相談していると、
Bが顔色を変えてすごい勢いで走ってきました。
「Cが見えなくなった」
と彼は言うのです。
「その辺を潜ってみたけど、居ない・・・」
とBは歯を鳴らしています。
僕達も血の気が引くのが分かりました。
「戻ってもう一回探そう。この辺に人はあまり居ないし溺れた時って早くしないと…」
Bが僕の腕をひっぱります。
サイアクなことに、 早朝はいた人も、
さっさと切り上げて帰ってしまっていたのです。
僕は探しに行く決心をし、Aに上の車に戻って、
携帯で助けを呼んでもらう事にしました。
あれから3か月くらいかたって、客観的に考えたいので聞いてください。
長くなりそうですみません。
そこはたまに事故とか出る場所だそうですが、自分たちは結構長くやってるし、
危ないと感じた事がなかったので、甘く見ていました。
台風が近づいているので海は鉛色でしたが、
この夏は忙しくもう来れそうにないので、
みんなでボードを担いで海に向かいました。
僕の友人をA、B,Cとします。
夏なのに水温が結構低くて、
昼前には僕とAは上がる準備をしていました。
C,Bはまだやるんだと二人で沖へ出ていきます。
風も波も荒くなってきて、呼びにいこうとAと相談していると、
Bが顔色を変えてすごい勢いで走ってきました。
「Cが見えなくなった」
と彼は言うのです。
「その辺を潜ってみたけど、居ない・・・」
とBは歯を鳴らしています。
僕達も血の気が引くのが分かりました。
「戻ってもう一回探そう。この辺に人はあまり居ないし溺れた時って早くしないと…」
Bが僕の腕をひっぱります。
サイアクなことに、 早朝はいた人も、
さっさと切り上げて帰ってしまっていたのです。
僕は探しに行く決心をし、Aに上の車に戻って、
携帯で助けを呼んでもらう事にしました。
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海の水は朝の比じゃなく冷たくて、すぐに筋肉が強張って、
思うように前進できません。
「どこらへん?」
僕は頭から波をかぶりながら一緒にきたBに聞きます。
「ここらへんだよ」
僕は思いきってもぐりました。
日差しが強くないので、視界はとても悪かったけど、
自分の頑張りで友人がどうかなると思って、
息の続く限り辺りを見まわしました。
何も見えません。
水面に上がろうとして、僕は足に重みを感じました。
何かが絡まったのか激しく足をばたつかせたけど、とれません。
既に息を使いきっていたので、
本当に頚動脈とかすごい事になって、
俺も溺れるのかと思いました。
そして、絡まった何かは、すごい勢いで僕の足を引っ張りました。
悪意があるやり方でした。
そして、下を僕は見てしまいました。
それは一緒にきていたBでした。
驚きのあまり息を吐いてしまって、
頭が真っ白になりました。
次に気がついた時、僕はボードにしがみついていました。
隣に居たのはCでした。
「お前、大丈夫だったのか」
「お前こそな」
と言われてしまいました。
とにかく、僕達は息も絶え絶えな感じで岸に戻りました。
思うように前進できません。
「どこらへん?」
僕は頭から波をかぶりながら一緒にきたBに聞きます。
「ここらへんだよ」
僕は思いきってもぐりました。
日差しが強くないので、視界はとても悪かったけど、
自分の頑張りで友人がどうかなると思って、
息の続く限り辺りを見まわしました。
何も見えません。
水面に上がろうとして、僕は足に重みを感じました。
何かが絡まったのか激しく足をばたつかせたけど、とれません。
既に息を使いきっていたので、
本当に頚動脈とかすごい事になって、
俺も溺れるのかと思いました。
そして、絡まった何かは、すごい勢いで僕の足を引っ張りました。
悪意があるやり方でした。
そして、下を僕は見てしまいました。
それは一緒にきていたBでした。
驚きのあまり息を吐いてしまって、
頭が真っ白になりました。
次に気がついた時、僕はボードにしがみついていました。
隣に居たのはCでした。
「お前、大丈夫だったのか」
「お前こそな」
と言われてしまいました。
とにかく、僕達は息も絶え絶えな感じで岸に戻りました。
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「C、大丈夫だったのか」
岸にいたAが言いました。
「どういう意味?それよりお前、Bがいなくなったんだ。助けを呼ばないと。
俺、あいつのこと探したんだけど、沖に流されちゃって…。
帰る途中でこいつも溺れてたからびっくりしたよ」
それは、Bが僕達に言ったことの悪質な再現でした。
結局、Aが呼んだもともと 「Cのための捜索隊」は、
「Bのため」のものになりました。
Bは、元気に帰ってきはしませんでした。
そしてタイミング的に、彼が僕達を呼びに来るのはおかしいのです。
一緒に探しにいこうと僕の腕を引いた
Bの手が冷たかったことを思い出します。
その時は海につかっていたせいだと 思ったのですが。
Bは僕という仲間が欲しかったのでしょうか。
友達だと思っていたのですが、なんだか複雑です。
今でも、足を引かれたときの夢を時々見ます。
あざとかはできませんでしたが、 変な話ですけど、
つかまれた部分だけに体毛が生えなくなって、気味が悪いです。
岸にいたAが言いました。
「どういう意味?それよりお前、Bがいなくなったんだ。助けを呼ばないと。
俺、あいつのこと探したんだけど、沖に流されちゃって…。
帰る途中でこいつも溺れてたからびっくりしたよ」
それは、Bが僕達に言ったことの悪質な再現でした。
結局、Aが呼んだもともと 「Cのための捜索隊」は、
「Bのため」のものになりました。
Bは、元気に帰ってきはしませんでした。
そしてタイミング的に、彼が僕達を呼びに来るのはおかしいのです。
一緒に探しにいこうと僕の腕を引いた
Bの手が冷たかったことを思い出します。
その時は海につかっていたせいだと 思ったのですが。
Bは僕という仲間が欲しかったのでしょうか。
友達だと思っていたのですが、なんだか複雑です。
今でも、足を引かれたときの夢を時々見ます。
あざとかはできませんでしたが、 変な話ですけど、
つかまれた部分だけに体毛が生えなくなって、気味が悪いです。
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Bはしんだの?
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えーっと、
Bは先に氏んでたので、道連れが欲しくて「Cが遭難した」ってウソついてお前さんを引っ張り込もうとしたってこと?
Bは先に氏んでたので、道連れが欲しくて「Cが遭難した」ってウソついてお前さんを引っ張り込もうとしたってこと?
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書いたらまずかったのでしょうか。無言電話、かかってきました。
波の音がしたように思います。
波の音がしたように思います。
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二人に連絡をしました。無言電話が続くからです。
まだ頭に血が上っていたようで、分かりにくい話を読んでくれた人、
有難うございます。
僕がここに書いたこと、そしてその後のことを二人に話すと、今から海に行ってみることに なりました。
はっきり言って恐いし、できるなら行きたくありません。
でも、あの日、砂浜でスーツの中で膨らんでいたあいつに会いに行かなければなりません。
お前もここ読んでるのか。今から会いに行くから、待っていてくれ。
それでは、行って来ます。
まだ頭に血が上っていたようで、分かりにくい話を読んでくれた人、
有難うございます。
僕がここに書いたこと、そしてその後のことを二人に話すと、今から海に行ってみることに なりました。
はっきり言って恐いし、できるなら行きたくありません。
でも、あの日、砂浜でスーツの中で膨らんでいたあいつに会いに行かなければなりません。
お前もここ読んでるのか。今から会いに行くから、待っていてくれ。
それでは、行って来ます。
引用: 不可解な体験、謎な話~enigma~ Part18
コメント
コメント一覧 (14)
グアムの日本人もミサイルが来るかもってときに呑気なコメントしてたの思い出した。
危機管理できない人が多くなったな。
海とか山とか人気のない所で死ぬと寂しいだろうな
だからって友達ひっぱったらダメだろって思うけど
気持ちは分かるが、具体的に備えは何してる?
って聞かれて答えられないなら、五十歩百歩なんだぜ?
ミサイルだけが特別じゃない、今日本ではあれだけ震災など自然災害があっても大半の人間が大した備えもしていないのが現状だよ。
↓
それでは、逝って来ます
こうだな
子供のころにお盆に海で泳いでガチで足を引っ張られたことがある
友達と離れてたし友達のいたずらではないと思う
下みたけど誰もいないしかなり怖かった思い出
一回くらいは体験したかった
行ったらダメなやつやん…
ってどざえもんとして上がったって事?それを報告者は見たんだよね。
で
また呼ばれてるって感じかな。怖いなあ
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