※2017年9月6日に報告者様より追記があり、地名は熊本ではなく宮崎と訂正がありました。そのためタイトルを「熊本」から「宮崎」に変更しました。

※2018年1月中旬に、報告者様より本件に関する追加情報と「オーブ」らしき不思議なものが写っている写真を送って頂きましたので、1月22日記事の最後に追記致しました。


519 2017/09/05(火) 18:15:10
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熊本の、神さまが在所している土地に遊びに行ったときの話です。
これだけで推測できる人はわかっちゃうと思いますが。

ネットから宿泊する宿に申し込み、
友人と待ち合わせて行き当たりばったりで現地へ向かいました。
博多からバスで4時間弱掛かりました。
宿は最高点を付けたいほど良かったので、
もう一度行きたいなと思いますが
一緒に往った友人が二度と行きたくないと涙ながら訴えるので叶えられていません。
他の友人だと都合が付かないんですよね。
残念です。

何があったかと言うと、
某神社で夜神楽があると言うので午後9時だか10時だかに
宿の人に神社に送ってもらいました。
帰りは迎えに来てくれると言う親切な宿です。
夜神楽が始まるまで時間があり、
夜の境内を友人と散策しようと歩いていました。
夜神楽はかなり有名なのでそのとき、
観光客は100人はいたと思います。
だから夜の神社と言えど、
人がたくさんいて友人も怖くなかったようです。

ただ境内の、夜神楽を催す会場から少し外れると寂しくなります。
境内の周囲は木々がひしめきあっていて、
その神社は山の入り口にあるような作りでした。
友人はたくさん人がいる場所から遠ざかっていることが怖くなったのか
しきりに戻ろうと言ってきてましたが、
ふと前方を見ると境内敷地と山とを隔てる玉垣(石の柵のこと)を
支えに立て掛けている大きな笹が4本ありました。
笹は10メートルあったと思います。
風も無いのにその笹の1本だけバサバサと揺れていました。



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友人はそれを見て、
あまりの怖さに腰を抜かし座り込んでしまいました。
私は友人を隠すようにして、笹に話し掛けました。
周囲からは変に思えたかも知れませんが
人もいないし、友人だけだし、
旅の恥は掻き捨てと言いますし。

「ひとり?」と聞くとバサバサと振られます。
「この辺の人?」と聞くと竹は振られませんでした。違うようです。
「なんでいるの?夜神楽、見に来たの?」と聞くとまたもやバサバサ。
「じゃぁ、付いてきないよ、夜神楽の会場まで案内するから」と言うと
今度は激しくバサバサと竹が揺らぎました。
それを見て友人は泣いてました。メンタル弱すぎです。

最後に「写真撮っていい?」と聞くと、
バサバサと揺らいだので写真を撮らせて貰いました。
で、写ったのが真っ暗闇の中に浮かぶ、
属にオーブと呼ばれるものよりも濃い火の玉。
さすがに友人は走って逃げていきました。
置いてくなよって感じですよね。
「ごめんね。友だち怖がりだからさー」と言い、とりあえず会場へ移動しました。

背筋がゾゾゾとしていたので、あ、いるなーって感じです。
でも見えません。
こんな体験書いてても霊感無いと言い切れる自分です。

そのまま夜神楽の会場に入り、座っている友人を発見し、横に座りました。
友人は激しく拒否ってきましたが
「ここは由緒正しい神社だ、何が起こるってんだ」
と 言うと何やら納得したようで反撃はなくなりました。
素直な友人で良かったと思います。
会場へつくと同時に背筋のゾゾゾが無くなったので、
きっとどこかで見ているのかも思い周囲を確認していました。
ふと頭をトントンと叩かれた気がしたので、
天井に向けてデジカメで写真撮ったら、
綺麗な白いオーブが写りこみました。
おおっと思って友人に見せようと思いましたが、
ここで騒がれてもと思い、止めました。



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他にもこれヤバイやつかも知れないと思われる写真がかなり撮れたのですが、
友人には内緒にしていました。
で、友人にとって最大の恐怖が次の日の明け方に起こりました。

夜神楽の会場から宿に帰り、明日は帰るだけの日となります。
あとは寝るだけです。
電気を消して寝たんですが、
ドーンドーンと言うとんでもない騒音で目が覚めました。
気がつくと障子には薄っすらとですが外から太陽の光りが差し込んできています。
ああ、もう朝か、でも何、この音、としっかり意識が覚醒すると、
それは音だけではありませんでした。

天井にある板、土壁のある壁2ヶ所、4枚の襖、廊下側の障子、畳、
震度4くらいの地震のように揺れ続けていました。
揺れているだけでなくドンドンと叩かれているような。
友人が設定した携帯電話の目覚ましがリリリリと鳴ると、ピタリと振動が収まりました。
どうやら友人も起きていたらしく、地震?と尋ねてきました。
とりあえず、嫌な予感してたんで、そうかもねーと返しておきました。

身支度を整え、宿の人が用意してくれた朝食を食べながら、
友人は宿の人に「今朝の地震、凄かったですねー」と言うと
「地震?ありませんでしたけど」と返されてました。
「あ、じゃぁ、二階の人たちとか、隣りの人が騒いでただけかもですね」
と友人が 言うと宿の人は
「お客様のほかに宿泊されているお客様は別棟にいらっしゃるので、 それはありません」と。
この時点で友人は震えてました。
見るからに。

確かに平日で季節はずれの宿泊客な自分たちなのですが、
まさか同じ日に宿泊している客は5組だけで、
自分らがいた棟には自分らしかいなかったなんて知らなかったんです。

もしかしたら、あの激ヤバな写真のせいかもと密かに思った自分は、
宿の人に不審がられるとわかりつつも神社でお祓いできないかお願いしました。
宿の人は心得ていたようで
「わかりました。予約しますね。ああ、大丈夫です。土地が 土地なのでこういうことは慣れていますから」
と言ってくださいました。
「あんたのせいだ!」
と案の定、友人から責められました。
違うと言い切れず、撮った写真も隠していたので反論できませんでした。
謝りませんでしたが。



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神社に到着し、これ見よがしにデジカメを取り出した自分を見て
友人は、おいっと 突っ込んできました。
長年付き合っているせいか、気付くの早すぎです。
さり気なく 置いたのに勘が良過ぎる友人に驚きましたね。
宮司さんは笑ってました。
こういうこともありますよと。

で、本殿で宮司さんと一緒に激ヤバ写真を見ました。
友人はひたすら拒否って最後まで見ませんでしたが。
お祓いしたし大丈夫だろうと言う気持ちもあったです。
今でもその激ヤバ写真はあります。
その後、何も起こってません。
お祓い効果抜群です。

実は写真に写ったオーブの人、
その土地限定でずっと付いていたようで、
昼間でも写真撮るたびにひとつだけポツンと写真に写りこんでいました。
50枚くらい撮ったうち、 40枚くらい写っていたら、
これはもう意図的ですよね。
自宅に帰ってから気がつき、
友人に渡す分だけ加工させてもらいました。
正データはそのまま残してあります。
やっぱり記念ですし、オーブの人に写真を撮らせてもらったので、
もしかしたら写りたかったのかも知れないと。

ただ友人がこの時より「あんたと旅行行くときは泊まり無し日帰りで」になりました。
こんな自分ですが、未だに付き合ってくれている友人に頭が上がりません。

なんか笑い話っぽくなってしまって怖くなかったかも知れませんが、
友人にとって氏ぬほど洒落にならなかったと言うことで。



2017年9月6日 21:16 追記


531 2017/09/06(水) 14:04:43
今、見直して地名に大間違いしてました。
熊本じゃなく「宮崎県」でした。ごめんなさい。

ちなみに「あ○のやすがすら」より、「た○ち○きょう」のほうが怖いくらいに
色々と集まってくると思います。「あ○のやすがすら」は静かな場所なので。
あと、ありえないくらい凄いのが「タ○チホ神社」の境内奥です。ほんのちょっと
霊感あるかもー、なんて思ってる人なら裸眼で見れると思います。色々。
夜、好奇心で「タ○チホ」を散歩するのなら、勇気が要りますよ。

昼間なら神社境内奥に山道があって「タ○チホキョウ」に繋がっています。結構な
山道でここホントに通れるのかよと思うような場所ですが、人間じゃないと思われる
方々とすれ違う可能性はあります。実際にすれ違いました。友人は気がついてませんでしたが。
ただし面白半分に行くことはお奨めしません。と言うか止めて欲しいかも。
鈍感な自分でさえ、これヤバイと思ったほどのパワースポットなので。



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>>531
ああ、また間違えた、氏にたい・・・
「あ○のやすがすら」じゃなく、「あ○のやすがわら」でした。





2018年1月22日 追記(報告者様からの情報提供)

以下、報告者様からお送りいただいた、オーブが写った写真と追加の情報となります。

※報告者様より送って頂いた写真に関して、万が一にも霊障が起こる可能性もありますので、ご覧いただく際には自己責任でお願いいたします。

写真は加工をしていません。
写真のデータ上の記録は2008年5月16日20時12分20秒。撮影した日付と時間です。

頭をトントンとして気付かせてくれたオーブは、
写真の中の上部にある電灯3つのうちの、真ん中の電灯の左に薄く写っています。


写真
https://livedoor.blogimg.jp/o_cult/imgs/7/a/7aa153fa-s.jpg


・拡大写真
(※当サイトの判断により、オーブが写っている箇所のみを拡大させて頂きました。上の画像でオーブが確認できなかった際には、こちらをご覧ください。)
https://livedoor.blogimg.jp/o_cult/imgs/c/4/c47f639b-s.jpg


観光用写真と仕事用写真で分けて撮ったつもりだったのですが、
ただ、仕事用写真にもガッツリ全てにオーブらしき丸い光りが必ずひとつだけ写っていたのを見たとき、ぶちキレ掛かりました。
写真修正に2日も潰すことになりましたから。

実は夜神楽を見た次の日早朝の騒動なんですが、原因はこれだろうなと言う心当たりがあります。夜神楽が始まる直前に境内で撮った、特殊な2枚の写真がありました。
その写真は大きな杉の木が両側にあって、その奥が崖になっています。

問題はその崖に数百・数千にも及ぶかも知れない半透明な人々が行列で歩いていました。
薄暮のようでいて白から水色・群青色に変わる綺麗な濃霧っぽいところをたくさんの人が右から左へ移動してました。
幻想的なんですが、これはヤバいなと思う写真でした。
中央にお地蔵さん?っぽい人がいて、これ以上来るなと警告しているように見えました。
さすがにこの2枚は処分しています。

で、その写真を撮った翌日の早朝、宿泊施設で騒動に遭ったと言うわけです。
天井、周囲の壁や障子に襖、畳の全てがドンドンと激しく叩かれていました。
テレビがガタガタ左右に揺れ、畳が浮き上がってました。
あとから足でトントンと浮き上がった畳を元に戻したほどです。

そんな騒動も友人の携帯の目覚ましが鳴る直前にピタッと止まりました。
友人は最後まで地震だったと言い張ってましたね。
今でも否定してます。確かに気持ちはわかります。

彼らが部屋に入ってこれなかったのは勘ですが、
あのオーブのおかげだったんじゃないかと今でも思っています。
善行(案内しただけですが)しておくものです。

夜神楽会場の境内で撮った写真のほとんどはこの写真に連動しているような感があって、
このお送りした以外の他の写真はどうしてもお見せ出来ません。
送ることが出来るのは連動してないとわかるこの写真のみとなります。勘ですが。
見たばっかりに霊障が出たら申し訳ないのと責任が取れないのですけど。

それでは長々と書き綴ってしまいましたが、この辺で失礼します。







引用: 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?347