156
これは、僕が小学校四年の頃に遭った体験です。
八月のお盆の頃、僕は家族で母方の祖父母の家に帰省していました。
祖父母の家は、岩手県の北上市というところに在って、北上川のすぐそばでした。
二階の窓から外を覗くと、堤防が良く見えました。
その出来事が起こったのは、家に着いたその日の夜のことでした。

僕は二階の部屋で寝ていました。
夜中の二時ごろです。
遠くから聞こえる鈴の音で僕は目を覚ましました。
どうやら外から聞こえるようです。僕はそっと窓から外を見ました。
堤防に誰かいる!?それも六,七人・・・。
全員白い服を着て、一列に並び、先頭の者が鈴のような物を持っていました。
ゆっくりと堤防を歩いているのです。
みんなうつむいている様でしたが、辺りを見まわしている様にも見えました。
暗くて顔は良く見えませんでした。
僕は怖くなり、急いで布団にもぐりこみました。

次の朝、祖母にそのことを話すと、祖母は顔色を変えました。

「彼らに見つからなかったか?」
「どうして?何なの?あれは」
「あれに見つかってはいけない。あれは浮かばれない霊たちがこの頃になると、自分たちの身代わりを探してさまよっているのだ。見つかればあの中に引きこまれてしまう。」


206
>>156
それはたぶん7人ミサキっていう悪霊だと思う・・・
7人ミサキは7人のうち1人でもなんらかの理由で成仏すると、その抜けた人数分、他の人を引き込むんだって。
というか家のばあちゃんは7人ミサキと目を合わすと絶対しぬと言っていた・・・


219
七人みさきの伝説

日暮れに七人の黒衣の「みさき(僧)」が現れ、鐘を鳴らして徳山の町を歩く。
見た者はしぬと言われ、女子供はさらわれるとも言われる。

親指を掌で握りしめていれば、出会っても無事である(山口県徳山市の伝説)。

通津の漁師たちが、漁場荒らしの二艘の船を見つけ、乗っていた七人をコロして岬に埋めた。
ところがその日から魚が取れなくなり、祠を立てて七人の霊を弔うと、もとのように魚が取れるようになった(山口県岩国市の伝説)。


217
>>7人みさき
この妖怪(?)最凶ですよね。
自分の中の7人みさきのイメージはかなりキツイんですが、首がもげかかってたり、
腕や足が取れてめちゃくちゃな所にくっついたグチャドロの7人分の人間の塊が暴走している感じ。
なんか「出会っちゃいけないモノ」って一番恐怖を感じるんですが。


221
>>217
そういえば前「アンビリバボー」で八丈島かどこかで七人の僧侶という話が出ましたね。
海で七人の僧侶が遭難して、やっと島に漂着したが、天然痘にかかっていた彼らを島の住人がサツ害した、という話。
それ以来島ではこの話がタブーになっている。
七人みさきの出所って、これですかね?


227
>>七人みさき
凶悪な感じのする妖怪(?)ですが、元々人の怨念が生んだものなんですね。
別スレ立てたら結構色んな話聞けたりするのかな。
地域ごとにかなり話が残ってたり。


249
>>221
遅レスですが こんなんありました

26 :03/01/11 21:59
八丈島の七人坊主ってどこよ?

28 :黄八丈 03/01/12 03:14
事の発端は1994年8月、八丈島の火葬場で身元不明の焼骨七体発見に始まる。
事件発覚後、この坊主伝説が脚光を浴びた。
元は江戸時代、七人の坊主が島に流れ着き島民に助けを求めたが、島全体が飢饉の最中。
島民達は坊主を見殺しにするしかなかった。
この様な伝説が残っています。
現在中之郷地区にこの七人坊主の墓が残っています。
詳細は「扶桑社刊・小池壮彦著・怪奇探偵の実録事件ファイル2にて公開中。



251
>>249
ありがとうございます。
火葬場の氏体というのも謎ですね。