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ちょっとした、体験談を・・

うちの近所に夫婦でやってるラーメン屋があった。
うちは一家全員麺好きで、よくそのラーメン屋に行ってた。
ただ、ラーメン作ってるのは、おばちゃん。
おじちゃんは、ちょっとグータラっぽくて配達だけは、してた。w

社会人になっても、そのラーメン屋さんにはお世話になってた。

ある日、おじちゃんが入院したと聞いたので会社帰りにラーメン屋さんに寄って、おばちゃんと話したら、「あぁうちの亭主?心配するような病気じゃないのにおおげさに入院したのよ。ガハハ」と笑ってたから少し安心した。

それから2ヶ月くらい経った頃だったかなぁ?
朝、出勤の為にバス停に向かっていたら
おじちゃんが愛車のスーパーカブの荷台におかもちを乗せて配達の準備してた。
おじちゃん、退院したんだ。と思って声をかけた。
(以下方言で会話した事を再現します。)

私「おじちゃん、退院したと?よかったねぇ」
お「おぉ!おはよう!退院したばい。病気の方が逃げて行ったばい!ww」
私「あ、バスの来るけん、行くね。今日帰り寄るけん!」
お「おぅ!いってらっしゃい!!」と私のお尻をポンと軽く叩いた。




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>>14の続きです。

その日の帰り、ラーメン屋さんに寄ろうと思ったら閉まってた。
家に帰ったら、母と姉が喪服を着ていた。
これから通夜に行くと言う。
私の喪服も用意してるから、急いで着替えるように言われた。
誰が亡くなったのか聞いたら、ラーメン屋のおじちゃんだった。

私「えぇぇ!?今朝、話したよ?」と今朝の事を話したら
母「あんた、また?いい?絶対その話おばちゃんにしたらダメよ。おじちゃん、末期ガンで、ずっと入院してたんだから・・・」

もちろん、おばちゃんには話しなかった。
余命いくばくもない事をおじちゃんやまわりの人に気づかれない様、空元気を出してたから話したら、きっと辛いだろうなと思ったから。

おじちゃん、家に帰りたかったんだろうね。
切なくて、通夜では大泣きしちゃったよ。



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怖いというより悲しい話ダネ…。


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やっぱり怖い話がいいよね?w
私、霊感があって、色々みたりとかするんだけど、どうしても最後笑い話か切ない話が多くてあんまり怖い思いした事ないんだよね・・・

まぁ、怖い思いしそうなとこには、行かないようにしてるんだけどねww

幽霊スポットとかに肝試し!とかだと直前に具合が悪くなったりして行けなくなるし・・・www


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切ないね。
でもおじちゃんは奥様に声をかけてもらって嬉しかったと思います。


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>>17
他の話も聞きたいです。よろしくお願いします。


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>>19
あんまり怖くないけど
まとめて、書き込みますね。


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まとめたので、カキコさせて頂きます。

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これは、私の母が他界した時の話です。
母が乳癌の再再発で、お医者さまから、末期で治療といっても延命治療しかできないと言われ、
苦しい思いをするなら延命治療はせずに家で最後を看取りたいと姉達と話し合い、
母を家に連れて帰りました。

痛みを和らげる為の強いモルヒネで
あの世とこの世の境目が解らない様な状態でしたので
私は仕事を辞め看病に専念する事にしました。

家に帰ってきてから一週間位した頃から
廊下を歩く足音が1日に何度も聞こえました。
「あぁ弟が来てるんだなぁ」と何の疑いもなく思いました。
私は末っ子なんですが、私の後に3人子供が出来たんです。
全員死産だったんで両親が名前を付けて水子供養してたんですね。
その弟が来てると思った。
全然怖くなかったし、いつも母が寝てるとこで 足音が止まるんですよ。



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-2/3-

その2週間後、母は亡くなりました。
葬儀も終わり家に帰って姉達と
(姉3人います。他県へ嫁いでいて今回看病の交代もかねて2週間程いました。)
母の思い出話や愚痴?笑い話などを酒の肴に飲んでいました。
長女がトイレに行って戻ってきたら、すぐに三女がトイレへ・・・と血相変えて戻ってきましたよ。

誰かいた!誰かいたのよぉぉ!!と騒ぎ出した。
長女「アロハシャツ着てなかった?短パンはいてなかった?」と三女に聞いていた。

三女は声もなく首が、もげるんじゃないかと思うくらい首をブンブン縦に振ってた。
長女も見てたのかよ!

三女「携帯もってて話してた!」
で、次女が私を見て、「あんた、なんか隠してない?」って聞くから、足音の事を話したら、

全員「弟だ!!年齢からいったら弟に間違いない!」と勝ってに納得。

でも、幽霊が携帯使いますかね?
つか、誰に電話してたんだよと私が反論すると

全員「お母さんに決まってるでしょ!私達が話しした事をチクってたのよ!油断も隙もありゃしないわ!!」

え~~っと、なんでそうなるんでしょうか?
実際、家捜ししたけど、ホントに私達以外誰もいなかったし・・w



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-3/3-

次の日、何事もなく夕方になり、晩御飯を姉達と作ってた時、
三女が玄関まで行って「どちら様でしょうか?」と・・・
台所に戻ってきて、
お参りに来た人みたいだけど、返事もしないのよ。
とりあえず、お茶の準備してね。と
そして小声で「アロハ着てるのよ・・・失礼よね。こんな時に・・なんかムカつくわ。」と・・・

それって・・・・全員脱兎のごとく玄関に行きましたよ。
案の定、誰もいません。

三女「ま、まさか、だって・・昨日のアロハシャツと違う色だったのよ!」

また、全員で家捜しですよ・・・。
もちろん誰もいませんでした。wwww

幽霊がアロハって・・・それも着替えてるって・・・
なんか、怖いとか切ないとか、ふっとんで笑ってしまいましたよ。
ただ、次女だけ姿見てないし、足音も聞いてないしで、末っ子は霊感あるから解るけど、長女・三女は霊感ないよね!
なんで私だけ見れないの!って拗ねて八つ当たりされました。
そっちの方が怖かった。wwww

なんかね、看病とか、目の前で母が痩せて弱って行くの見てて辛かったんだけど
そんな辛い思いが全部、この事で笑って話せるようになっていたのね。

弟は、母を連れに来たんじゃなくて、後々、私が笑っていられるように来てくれたのかな?
私は、この世にいない弟だけど感謝してる。


24
イイハナシダナー
お母様も>>14さんも御姉妹もアロハ弟さんも、良い方なのが伝わってくるようだよ。


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>>21
違う色という事は3人が交代でこられてたのかもね・・・。
しかしアロハとは。でも、普通の服装でこられたらもしかして!
って思われなかったかもしれないし、やっぱりアロハがよかったんでしょうね・・・。
しみじみするなぁ。


26
>>23
アロハっていうのが明るくて良い。
お母さんも天国でアロハ着て、弟さんたちと楽しく暮らしてそうですね!


27
ありがとうございます。
今でも月1で姉達が墓参り兼ねて
こちらへ来るので、宴会やってます。wwww

揃うと必ずといっていいほど、この話しが出るんですよ。ww
幽霊がアロハはないよね~~とか
長女は、この話しを仲良しさんに話したら信じて貰えなかったって今でも愚痴ります。
そりゃそうでしょ?
アロハだもん、携帯まで持ってるって普通だったらネタ認定ですよ。wwww

ただ、私が出会った幽霊は、あんまり怖くないんです。
てか、私が怖がらないだけかもしれませんけどwww


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>>27
素敵な話をありがとう~^^ 親しい人の幽霊なら怖くないよね。
怖い幽霊ってのは、見ず知らずの人から理不尽な要求されるからなのかな?


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兄弟姉妹が多いのっていいなぁと思った。
一大事の時なんか、存在してくれてるだけで心強そう。
不仲なとこは大変だろうけど。






引用: 【恐怖】既女が語る恐い話【心霊】31