1 2017/11/05(日)10:59:04
風邪薬飲んだせいで眠い
境内掃除するにはしんどすぎる





2
明日は忙しいから、今日中に症状治まるといいなあ


3
クスノキ切り倒したいなー


5
七五三にお参りに来られる人もずいぶん減ったなー
少子化は深刻だなー



6
連休なのに暇だー


7
神主さんが2chしてるの新鮮すぎる


8
そうでもないよ


10
境内見ると凹むわー


48
今日みたいに体調が悪いときとか忙しすぎるときとか掃除できなくてなー
お参りに来られる方に申し訳ないなー

そういうとき境内見ると凹むよー



49
>>48
近所なら俺が掃除に行くんだけどね
報酬はお神酒でw


57
>>49
是非来ていただきたい
奉献された御神酒ならたくさんあるよー



9
ほんっとまじでクスノキ切り倒してやりたい


19
>>9
そんな事言ってるから神罰当たったんだよ


22
>>19
そっかー、これは御神罰だったのかー
うっかりうっかり



23
>>22
お前ら払う金額によって神主さんのランク変えてくるだろ
車のおはらいに行った時に申し込んだ段階で若いにーちゃんが着替えてたのに
万札出したらオッサンが出てきて笑ったわw


26
>>23
あー、そういうところあるかもねー
まあ、それはその神社の経営方針なので、気に入らなかったら別の神社おすすめ



28
>>26
気に入らなくはない
面白かった
寺の方がえげつないから神社さんなんて可愛いもんよ
葬式長いのだけは勘弁して欲しいけど


15
クスノキって神木じゃないのか


18
>>15
うちのクスノキはご神木じゃないのだよー
たとえご神木であったとしても、春と秋のこの落ち葉の時期は憎いよー



13
最近は落ち葉かき集めても燃やせないから困るよなー


24
お昼ご飯なに食べるの?


27
>>24
風で胃がやられたのか、食欲ありませんなー



29
>>27
朝食べた?


33
>>29
お麩入りのお味噌汁とご飯食べたよー



30
>>27
つ「甘酒」


33
>>30
甘酒なー 申し訳ないが苦手なんだよー
ちなみに、酒が強くないからこの業界にいるの結構大変



35
>>33
イベントで客に飲ませるだけじゃなくて?
自分でも飲まないといけないの?
それは大変だな
飲むのだけ代わってあげたいわw


39
>>35
小さな神社だと、大祭のあと総代さんと直会するんだよ
まー、酒豪の多いこと多いこと



41
>>39
へー
神主さんと一回くらい飲んでみたい
寺って坊主が葬式の後の飯に乱入してくる時あるけど神主さんって帰っちゃうよね
汚れだからかな


44
>>41
地域によって違うかも知れないけれど、個人様の神葬祭のときはできる限り退出するねー



31
ちなみに、でかい神社だと「祭務部」もしくは「齋務部」というのがあってだな
基本的に御祈願はその担当が受け持つというのもある



32
>>31
齋務部ってカッコイイ響きだな


36
>>32
名前は確かにかっこいいよねー

観光地になってるところは「広報部」とか「渉外担当」なんてのもいるよー
大きな神社でメディア担当の神主はたいていここに所属してるよー



38
>>36
渉外担当ってwww芸能事務所みたいだなw


42
>>38
有名どころは観光協会や旅行会社なんかとも交渉するからねー
そこらへんは権宮司とかのお偉いさんが担当のとこ多いねー



34
神罰下っとるなw


39
>>34
定期的に神罰下るねー



37
普段の日って忙しいの?


40
>>37
掃除あんど掃除あんど掃除たまに事務
夏場は草むしりあんど草むしりたまに事務



43
>>40
施設の維持管理が主なのか
モチベ保てなそうだね


45
>>43
いやー、神社にお参りに来てくださる人に失礼じゃん
お参りに来てくださる人に失礼ということは、神さまに対しても失礼じゃん
そのモチベがある限りは、動けるときにはやれるよー



46
>>45
おおお
神主様らしい模範解答が!!


50
>>46
模範解答て
わりとそういうモチベがある人多いよ

ただーし、「お参りに来てくださる人に失礼」という考え方の神主はほぼいない



56
>>50
参拝者すっとばして神様に失礼って神主さんばっかってことで良い?


64
>>56
そうそうそういう神主多いよー
偉そうに参拝指導するのもいるしねー

もうちょっと参拝に来られた方のことを考えてほしいなーと思うときは多々ある



77
>>64
参拝指導で思い出したが
柄杓から直接水飲む馬鹿共はその場で抹殺でいいだろ


87
>>77
ちゃんとすすいでくれるならいいけど、少しだけお気遣いをしていただきたいねー



82
>>77
知ってて当然の知識なんてものは無いと思えばしゃーない


85
>>82
抹茶の世界もまわし飲み見たいのがあるやん?
あれ何なんだろうか
まわし飲みが気にならん人らが一定数いるのかなぁ
キモいからやめて欲しいわ


95
>>85
あれは「その場のすべてを共有する」という意味合いもあるのだよー
まあ、きもいと思う気持ちもわからないではない



90
>>85
あれ同じ釜の飯を食う的な仲間意識を作る意味じゃなかったっけ?
石田三成の逸話にそんなんあるよ確か


92
>>90
釜で炊かれた飯をよそって食うのは分るんだが
まわし飲みとかないわー
どっかの偉人が抹茶飲み過ぎちゃって吐き戻したエピソード聞いたときは引いたどころの話じゃなかった


93
>>92
吐き戻すのかよwwww


101
信徒だし酒も好きだし若い娘さんも好きだけど
口食み酒は飲めない自信がある(キリッ


94
>>82
玉串の作法はその場で「こうしてこうして右回りで捧げてください」とお教えするけれど
手水まではなかなかねー



96
>>94
玉串で思い出したw
ワイが幼少の頃ジジ様の葬式で玉串の備え方が覚えられなくて
でも本番できちんとできたら神主さんに褒めてもらえたw
当時は嬉しかったんだけど今思うと葬式の最中にアレってどうだったんだろうかw
大往生だから良かったんかなw


102
>>96
神道の考え方だと、人は氏んだら祖霊の仲間入りなのだよー
祖霊は「命(みこと)」となり子孫を守ってくださるというね

悲しい場面だけど、小さなお子さんがきちんとできたら、自分も褒めるねー



106
>>102
ほーーー


104
>>102
なんだっけ靖国神社で一つになるみたいなのあるじゃん?
あれが祖霊の仲間入りするってことなの?


107
>>104
神道のご家庭には「祖霊社(みたまや)」という、仏教でいうお仏壇がある
そこに祖霊を祀るんだよね

祖霊はその家の守り神になるという考え方だねー

靖国についてはいろいろ思うところがあるが、靖国を尊崇してらっしゃる方も多いから
あえて言わない



110
>>107
祖先だけをまとめてくのか
死者が皆一つに集約されてくのかと思った


51
祝詞って神主さんの個性が出るからおもしろい


59
>>51
あー、それはあるねー
自分も自分が奏上しやすいリズムで祝詞を書いちゃうしねー



52
>>51
この間クッソ若い神主さんが来たんだが
祝詞をじっくり聞いてたら古事記読んでただけだったんだけどアレは何だったんだろうか


54
>>52
それわかるのも凄いね


58
>>54
学生時代古典の勉強するじゃん?
古事記を原文で読めたらドヤ顔出来ると何故か思ってそっちに行ったんだよね
今思うと何で古事記をチョイスしたのかよく分らんのだけど
源氏物語とか枕草子でも良かった筈なのに


65
>>58
その神主さんのお陰で役に立って良かったなあ
歴史とかの知識って機会に恵まれないと本当出すとこ無いよね


59
>>52
たいてい古事記の縁起から作ることが多いからねー
若い神主はなかなか自分の言葉で書けないもんだよー

すごい人になると祝詞白紙でその場で即興祝詞を奏上することもあるよー



60
>>59
へーへーへーーーーーー!!(ボタンバンバン)


71
>>60
そういう人は研修部会のベテラン指導者クラスだけど、みててすごいなーと思う



65
>>59
祝詞って決まってるもんじゃないのか
初めて知ったわ


68
>>65
なー
名前部分が空白の定型文があるもんだと思ってたわ


76
>>65>>68
祝詞の教科書というか、「祝詞辞典」というものはあるよー
基本、そういうところから拝借して自分なりにアレンジすることも多いよー

自分は、こういう言葉を使いたい、こういう言葉だと自分がしっくりくる
というのを選びまくるねー



79
>>76
>自分は、こういう言葉を使いたい、こういう言葉だと自分がしっくりくる
神主さんつーより脚本家みたいやな
知らんかったー


89
>>79
言葉を大事にするからねー



69
神主の給料ってお幾らですか?


78
>>69
そこそこによって違うねー
下っ端は雀の涙というところもあるねー



72
>>69
聞いちゃダメ!!!
この間潰れかかった神社の実情聞いて泣いた

>>1はなんか裕福そうだけど


84
>>72
つぶれかかった神社は悲惨だよねー
兼業してる人も多いしねー

ちなみに年収は底辺です



70
南無阿弥陀


80
>>70
「歎異抄」は結構勉強になるねー



75
大教正 教正監 大先達
って肩書の人がいるんだけど、どれくらい偉いの?


86
>>75
いまはそういう統一組織も役職もないからねー
神社本庁なんてお飾りですよ



88
>>86
そうなんや
完全に神社が独立しちゃった感じかね


97
>>88
そうだねーそんな感じだねー
明治神宮なんてそりゃもうねー



81
神社も縦社会なのかよ


94
>>81
わりと縦社会だよー
おかげで面倒くさいことも多いねー



91
山奥に廃神社あるけど無視でエエんか?


99
>>91
そういうところは、「ああ、昔はここに人の営みがあったんだな」と思ってくださればー



108
口食み酒で思い出したが白人の娘さんが踏んだ葡萄酒も無理だわ
いや、オッサンの足と娘さんの足どっちか選べって言われたら娘さんだけど
酒って何でこんなエグイ作り方ばっかなんだろ


111
>>108
そもそも口噛みが酒の基本といわれてるから…



112
>>111
唾液がでんぷんを糖に分解する能力はスゴイと思う!!
でも誰かのヨダレが入ってる酒は飲めません!!


110
>>108
口食み酒って製法なのか


114
>>110
祖霊はいずれ「神」となって、山や海の神となるという考え方があるねー
柳田翁なんかは、その考えを採っているね



118
>>114
柳田翁ってなんか民俗研究の人か
面白そうだけど読んだこと無いな


120
>>118
自分も上っ面だけを舐めただけだねー
でも、祖霊が山の神や海の神になって、春にやってきて秋に帰るというのはロマンだねー



121
>>120
秋に帰っちゃうのか


122
>>121
農耕を主体とした考え方だけどねー

田の神は山の神で、春にやってきて、収穫を終えた秋に帰るという
祖霊がいつかそういった神になるという考え方だねー

で、年の神として正月にひょっこりやってきて、正月を見届けたらまた帰る
そんなことも考え方としてはあるねー



123
>>122
神道のというか神道的世界観に生きる庶民の考え方ってことだよね
突き詰めていくと面白そうだなそういうのも


124
>>123
まーそもそも神道は庶民というか生きて生活を営んでる人の信仰だからー



127
>>124
キリスト教、イスラム教、仏教が巨大化して組織化されて
教義が人間を支配してしまった(ように俺には見える)のと違って
神道はなんかゆるく庶民と一緒にやってる感じだね


132
>>127
ちなみに、宗教というものは「支配」と「被支配」を合理的に説明するための道具にも
使われやすいという一面は、間違いなくあるよー



130
>>127
「人が生きていくための理屈」として神さまは生み出されたわけでー
その「理屈」を突き詰めた極北に一神教があるのだと思うよー

仏教も同じく「人が生きていくための理屈」として生み出された可能性は高い
けれど、「悟り」という一点で、一神教とはちがった極北になっちゃったねー

神道が緩いのは、あんまりそういった「理屈」を突き詰めないというね



146
>>130
マジレスするけど、一神教はヘレニズム世界の支配と関係してるから
仏教や神道みたいな経緯で考えることは間違ってるよ
ユダヤ教は特に顕著だけど、ヘブライ人はギリシャ人の支配下に入った結果
被支配民となったけど、アレクサンドロス大王以来、支配形態は土着のルールで行ってた。
この時、ヘブライ人がギリシャ人に渡した土着のルールをまとめた物がトーラーだから
ギリシャ人はトーラーを元に支配した。結果、ヘブライ人はトーラーを守るという絶対条件になるんだけだよ
(語弊を含んで短くするとこんな感じ)


154
>>146
ああ、すごく詳しいですね
自分はそっち方面はざっくりとしか、というかかなりうろんな知識しか持ってないから
そういう歴史的経緯に詳しい人は尊敬します



152
>>146
トーラーって十戒石板のことか


155
>>152
トーラーってのは律法と訳されてるヤツ

いわゆる旧約聖書ってのは「トーラー・ネビイーム・ヴ・ケトゥビーム」
キリスト教からみて古い約束だから旧約ってなるだけで
ユダヤ人にしてみたら現在進行系の約束


125
>>122
神無月キリッ

よう分らんけど


126
>>125
もう霜月だねー

神無月は出雲に神さまが寄り集まって、男女の縁を結んだり切ったりとー
某「四畳半神話体系」で

他 に す る こ と は な い の か

って言われてしまう始末



131
>>126
少子化問題に早くから取り組んだんだよ(震え声)


135
>>131
神様やっぱイケてんな


136
>>131
出雲に集う神さま達に言いたい

ち ゃ ん と 縁 結 び の 仕 事 し て く だ さ い



128
ちなみに、神無月に出雲に寄り集まるのは田の神山の神ではない


129
>>128
その田の神山の神ってどんな存在なのそもそも


134
>>129
まー、いわゆる「名前などない自然の神々」だねー
こういった言い方を神主がするのもアレだけど、「名もなき神々」が原初の「神」だろうねー
名前つけないと面倒くさいっていうので、名前がついたけれどもー

ちなみに、名前がある神さまはたいていどこぞの一族の祖霊というパターンだねー



138
>>134
そういうのは出雲大社には行かないのか
収穫後で神無月とか何してるんだろう?


149
>>138
神無月に出雲に集まるのは名前がある神さまだけー
山の神とか田の神は、冬の間は寝てるんじゃないかな?



147
一般小市民の自分からすると宗教は生活に溶け込んだ自己規律か統治装置にしか思えないけど大事なもんではあるんだろうね


156
>>147
どちらも正解だと思いますよー
「人間が人間たるゆえん」が宗教の意識だと思いますから



158
>>156
人を人にするためのものという意味ではどちらもその役割ではあるね


164
>>158
そうそうそう思うのです

人が他の動物と決定的に違う点は、宗教を持つ感覚に至ったことだと



169
昔は宗教が担っていた機能を部分的に教育が担っているのが今なんかね


171
>>169
現代の「教育」というものが確立されたのは近代以降ですけれど
「人間としての社会性を埋め込む」という意味では、昔はそういう面もあったと思いますねー



173
ということで、戸締まりして帰りまするー
皆さんありがとうございましたー







引用: 風邪引いた神主がてきとうに昼まで遊ぶスレ