771
もう随分以前、独身の頃交通事故で入院していた時、
夜中にヘンな夢を見て目が覚めてしまった。
そしたら隣のベッドのお婆さんが苦しそうにしていたので
ナースステーションに知らせに行った。

お婆さんの具合は相当悪化していたらしく、翌朝早々に
大きな病院に転院して行ったんだけど、看護婦さんかお医者さんが

「隣のベッドの患者(私)が知らせてくれなかったら手遅れになっていた」

というような説明をしたらしく、いつもお見舞いや世話をしに来ている
顔だけは知っている娘さんと、初めてみる息子さんが揃って挨拶に来た。

丁度その時、私の両親が見舞いに来ていて、息子さんと、私の父が
瞬間冷凍の如く固まった。
そして息子さんはそそくさと退室して行った。


退院後、父(超口下手&無口)と母の話を総合すると、 
当時の父は、バブルで職を失い、運送系のバイトという立場だった。 
そしてその会社の役員が、お婆さんの息子さんだった。 

普段、親子程の年齢差を越えて偉そうに無理難題を押し付けている 
初老の地味な「負け組み」の娘に、結果的にとは言え、
自分の母の命を
救われた、という事だったらしい。 

父は程なくして会社を移った。
母によると「言いたくない。」という程の
嫌がらせを受けたらしい。
父本人は私には殆ど言わなかったけど。 

その父も今年氏んだ。 

受けた親切や善意を真っ直ぐに返して行けるような人生を送りたい。 



772
深いな。


778
深いね。

私の父も長年勤めた会社に 嫌がらせをうけて辞めさせられた。
何も言わないままボケたのでなにもしらない。

ボケてからのことだけど
会社の話を振っても 若いころ2年勤めた工場のことや、
その後5年ほどはたらいた労働基準局時代の話はポンポンでてくるのに

30年も働いた会社のことは全然覚えていなかった。
嫌なことは忘れちゃうんだよね。


779
ボケって嫌われるけど、いい面もあるんだよね。
痛みや苦しみを回避する術とか


780
>>779
ボケって死の恐怖を逃れる一種の脳の自衛手段とも言うからね。
トラウマでのたうちまわるような苦痛の記憶も忘れられて
残り少ない人生の最後は心穏やかに過ごせるなら
当人にとっては幸いかも・・・家族は大変だろうがw


773
>>771
そんな会社辞めてヨカッタねと思ったわ。


774
>>771
子供に愚痴を吐いたり、あたったりするような親もいるのに、
自分が嫌だった事を垂れ流して、子供を辛い気分にさせない、お父様は立派な人だね。


777
>>774 激胴です。>>771さん、お父さんは貴女の気持ちを知って、喜んでいらっしゃる気がします。
立派なお父様から受け継がれた志を大事になさって下さい。


775
>>771
見舞いにも来なかったようだし、
おおかた自分の親が氏ねばいいと思ってたんじゃない?
若くして運送業の役員ってどういう人なんだろ。
それにしてもお父さん立派だわ。。


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>>771
強いお父さんだったんだね。物凄く羨ましい。
きっとお父さんの徳は771に受け継がれていくでしょう。






引用: 【恐怖】既女が語る恐い話【心霊】37