867
怖いっつーか不思議な話
俺の家はけっこうでかい店をやってて、当時も従業員が10人くらいいた
夏のある日、俺が店の前で遊んでたら、おっさんが話しかけてきた

「この家の子?」

俺が頷くと、おっさんは
「私はこういう者です」と言って名刺をくれた
そして、

「この家の人にはとてもお世話になった。お礼を言っておいてください」

と頼んできた
60代くらいで、すごく背が高くて紳士的なおっさんだった
おっさんは、婆ちゃんが店をやってたときに働いていた人だった
婆ちゃんはすごくびっくりしてた。
「今更お礼に来るなんて変だ」とか不思議がってた

問題はその後。
家に、遺品だというおっさんの小さいアタッシュケースが届いた
実は一週間くらい前に、飛行機の墜落事故があった。
おっさんはその事故で亡くなっていたんだ
俺がおっさんから名刺をもらったのは、その墜落事故の翌日だったんだ

つまり俺が会ったあのおっさんは、幽霊だったんだな


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おっさんには家族も身内もいなくて、この辺はよく知らないけど、
どういうわけか遺品が家に届いた
親父は人様の遺品なんてもらっても困るし気味が悪いと受け取りを断ろうとしたが、
婆ちゃんが譲らなくて、結局受け取っていた
そして婆ちゃんは俺に、おっさんの事は誰にもいうなと脅してきた
俺は霊勘とかまったくないけど、本当に不思議な体験だった

で、1年ほど前、その婆ちゃんもこの世を去りました
婆ちゃんの遺品整理してたら、出てきたよ、あのアタッシュケースが
中には俺がもらった例の名刺と、年賀状と、
見なれぬ手紙が輪ゴムで一まとめになってはいってた
手紙の内容は、おっさんから婆ちゃんへのラブレター…
どうやら二人は、昔浮気していたらしいw
親父や親せきに見つからないよう、俺がこっそり処分しておきました
もうすぐ婆ちゃんの一回忌なので、文章下手だけど記念カキコ


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ばあちゃんwww


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不思議な体験で思い出したので、ついでに吐き出し。連投ごめん
怖くないけど、たまにお金が落ちてきた話

小さい頃は姉と二人部屋だったけど、部屋によく小銭が落ちてた。
1円から10円くらい
なんであんた達の部屋はよくお金が落ちてんの!大事にしなさい!とよく母ちゃんに怒られた

中学の時、個室でふんばってて気が付いたら
トイレットペーパーの上に1円が山盛りになってた
同じく中学、合宿中にシャワー浴びてから「チャリーン」と音がして10円が落ちてきた
その10円を拾って部活仲間に「落ちてきた」と話したら、
またチャリーンと天井から10円が降って来た
怖かったから、この20円は公衆電話で使った
高校から一人部屋になったが、数か月に1回くらいか?
思い出したようにたまにお金が落ちてくるようになった
バイト中、そのことをチーフに話してみたら、
チーフが「そんなの作り話じゃんw」と笑った。

その瞬間、 完璧なタイミングで
「チャリーン」と100円が落ちてきた。

無言でチーフと顔を見合わせたのを覚えている
以降、バイト先でもよく金が落ちてくるようになる
休憩中、飲み終わったコップの中に1円が山盛りになってることもあった。
この時もチーフが一緒だった
俺が「自作自演じゃないですよ!」と言うと、
チーフは「わかってるよ!」と怒った。
怖かったらしい
この時は自分の部屋にいる時も、
月1くらいか?頻繁に金が降ってきていた


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小銭は、たまにボロッボロのもあったたけど、昔のお金とかではなかった
でもある日、制服をクリーニングに出したら、
ポケットに入ってましたよ、と百円札も返って来たことがあった
もちろん俺は入れてないし、百円札もこの時はじめて見た。
これは親戚の子が欲しがったからあげた

大学に受かり、引っ越すことになった
部屋を片付け、勉強机も捨てようとして、
机の上に敷かれていた世界地図?をどかして驚いた
下には、大量のお札があった。全部、旧札。
これには、背筋が凍った…
不思議な事に、それまで怖いと思ったことは一度もなかったんだけどな
家族は誰も怖い話とか信じないので、
「銀行行ったら換えてくれるぞ!」とまったく気にしてなかった
そのお金は両親に預けて、俺は東京へ一人暮らし。
それから、お金が落ちてくることはなくなった

チーフは、俺が前世で金貸しをしていて、
貸した人が今になって返しに来ているのでは…と推理していた
チーフは俺と出会って以降オカルトに興味を持ち、
いつの間にか前世やオーラにかなり詳しくなっていた
俺が人生でもっとも影響を与えたのは、間違えなくチーフ、あなただろう…
なんのオチもなくてごめん。
実害も何もない、本当、たまにお金が落ちてきただけの話です


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不思議なオモロイ話だ・・・w


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面白い話だねえ
そしてチーフ可愛いw


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妖精のいたずら的な


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飛行機事故⇒上から落ちてくる
小銭⇒上から落ちてくる
婆ちゃん浮気⇒身篭る⇒>>867の親父⇒>>867
そのおっさんが>>867の本物の祖父の可能性は?
生前に貯めておいた孫への小遣い?


887
>>881
考察ありがとうございます
まさかあのおっさんがお金を…その可能性は考えていませんでしたw
ただおっさんは身寄りのない人だったし、孫みたいに思われてたなら怖い気はしないかな

他にも思い返すとけっこう不思議な体験してるんだけど
ほんのりも怖くないので、いつか別スレにでも書きたいと思います






引用:ほんのりと怖い話スレ その88