812 2018/01/11(木)
高校生のころだから、かれこれ20年以上前の話になる。
市立図書館に夏休み行った。午前中の早い時間。
クーラーが効いてるから涼みに行ったようなもんなんだけど図書館なんだし、
ただ歩いてるのもなんなんで書棚を順番に見ながら、暇潰しをしていた。
夏休みであるけれど、かなり人は少なかったと思う。
歩いていると前方に小学校高学年から中学生くらいの男子がいた。
視線が一瞬だけ合ったんだけど、
自分はその子の後ろにある書棚を見ている振りをして、視線をそらした。
それでもじっと男の子は自分を見ていて、
何だか気味が悪いと思い、図書館を出ることにした。
当時、自転車で図書館に来ていたんだけど、
その男の子も同じ駐輪場に自転車を置いていたみたいで、
その後も1時間ほど追い掛けられた。
しかも自転車と自転車をピッタリとくっ付くような感じで。
最高潮に恐怖と気持ち悪さと、警察に行くかどうか、
このまま自宅に帰ったら自宅を知られるかも知れない恐怖とか、頭がこんがらがった。
そのとき、自分の通っている高校が近くにあることと、
高校に同じクラスで野球部に所属している同級生が部活動で出ているかも知れないと頭に浮かんだ。
すぐ、高校に向かった。
市立図書館に夏休み行った。午前中の早い時間。
クーラーが効いてるから涼みに行ったようなもんなんだけど図書館なんだし、
ただ歩いてるのもなんなんで書棚を順番に見ながら、暇潰しをしていた。
夏休みであるけれど、かなり人は少なかったと思う。
歩いていると前方に小学校高学年から中学生くらいの男子がいた。
視線が一瞬だけ合ったんだけど、
自分はその子の後ろにある書棚を見ている振りをして、視線をそらした。
それでもじっと男の子は自分を見ていて、
何だか気味が悪いと思い、図書館を出ることにした。
当時、自転車で図書館に来ていたんだけど、
その男の子も同じ駐輪場に自転車を置いていたみたいで、
その後も1時間ほど追い掛けられた。
しかも自転車と自転車をピッタリとくっ付くような感じで。
最高潮に恐怖と気持ち悪さと、警察に行くかどうか、
このまま自宅に帰ったら自宅を知られるかも知れない恐怖とか、頭がこんがらがった。
そのとき、自分の通っている高校が近くにあることと、
高校に同じクラスで野球部に所属している同級生が部活動で出ているかも知れないと頭に浮かんだ。
すぐ、高校に向かった。
813
高校に着くと、門の近くに野球部の連中がこれからランニングを始めようとしていたようで集まっていた。
あまりの恐怖で、自転車ごとその集団に突っ込み、
変なやつに付けられてると叫んだ。
付いてきていた男の子は諦めたのか、数十メートル先から
じっと見ているようだった。
けれど、自分があそこにいるやつだと言っても、
部活動の先生も野球部の人たちも、どこどこ?と見つけられないようだった。
高校の正門前にある道は一本道で、見渡しもよく、その男の子以外誰もいなかった。
自転車を脇にして立っている姿があんなによく見えるのに、
でも何故か、他の人には見えていないようだった。
あそこにいる自転車と一緒にいる男の子だと何度も言ったんだけど。
数分すると、その男の子は元来た道を自転車に乗って行ってしまった。
その男の子には太陽の光に当たって間違いなく影もあった。
図書館でぶつかったとき、質感もあった。
けれど、本当に生きてる子だったのかわかりません。
この件以降、図書館は怖くて行かなくなりました。
あまりの恐怖で、自転車ごとその集団に突っ込み、
変なやつに付けられてると叫んだ。
付いてきていた男の子は諦めたのか、数十メートル先から
じっと見ているようだった。
けれど、自分があそこにいるやつだと言っても、
部活動の先生も野球部の人たちも、どこどこ?と見つけられないようだった。
高校の正門前にある道は一本道で、見渡しもよく、その男の子以外誰もいなかった。
自転車を脇にして立っている姿があんなによく見えるのに、
でも何故か、他の人には見えていないようだった。
あそこにいる自転車と一緒にいる男の子だと何度も言ったんだけど。
数分すると、その男の子は元来た道を自転車に乗って行ってしまった。
その男の子には太陽の光に当たって間違いなく影もあった。
図書館でぶつかったとき、質感もあった。
けれど、本当に生きてる子だったのかわかりません。
この件以降、図書館は怖くて行かなくなりました。
817
>>813
怖かったです
怖かったです
引用: 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?349
コメント
コメント一覧 (9)
報告者「逃げよう」
図書館男子「(ノ´Д`)ノ待ってー!」
影がある幽霊の話は聞いたことがないけどそういう幽霊もいるのかな
が、私の場合はキモいおっさんだった…
161の少年は単に久々に見つけてもらえて嬉しかったからじゃれてたようにも見えるね
別に何かをする気はない、ただ追いかけると逃げていくのが面白いだけ
見えてなかったってことだろうね
ある夜も自転車で帰宅途中に、トロトロ二人乗りした青年達(自転車2台)を追い抜くと、明らかにスピードを上げて追いかけてきてる気がする。
大通りから細道に入ってもずっとついてきてるし、後ろで私の事を笑いながら話してるようだった。
やばい。様子見してたがこのまま行くと家バレする。
と思い、自宅を通りすぎようとした矢先、たまたま庭に父がいて、おかえりと声をかけられてしまった…台無し…
ってのを思い出したわ。
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