28
彼女と同棲して数ヶ月経つんだけど、時々ベランダに何か居るのに気付いた。
それは大抵ベランダの隅っこで、手摺から頭だけ乗り出して、
隣の部屋を覗くような体勢をしている。
だから顔を見た事はないし、何と呼んでいいか分からないのだが、
『あいつ』としておくか。仮に。

『あいつ』を最初見たときはさすがに驚いたけど、
彼女がナントカ算術?で高名な占い師のところで
「貴女の家には座敷童がいるから、良い事があったらベランダに水を一杯置きなさい」
と言われてたし 多分この事かな?と思って不思議と怖い思いはしていなかった。

ちなみに彼女とそういう話は一切しないけど
『あいつ』のことは多分見えてないんだと思う。




この前、彼女がベランダで洗濯物干してる時に、
凄い悲鳴が聞こえてベランダに飛び出したら、
彼女が「隣の人が頭出してこっち覗いてたんだけど、悲鳴上げて逃げてった。」と。

あとで「私、そんなにグ口かったのかな」とか言って凹んでたけど、
うちのベランダ隣から覗いたりなんかしたら、
『あいつ』とバッチリ目が合うじゃねーかよ・・・
人があんな悲鳴上げるなんて、『あいつ』、どんな顔してんだ?

ちなみに、隣の覗き野郎はすぐに引っ越したので、ベランダに水を一杯供えておいた。

おわり



30
>>28
良い座敷童じゃんw
ああいうのは見る人によって違うとも言うよね
守るべき人がみた場合は、子供だったり穏やかだったりだけど
守るべき人にとって害悪となる人がみた場合、鬼だったりと


31
>>28>>30
興味深い話だな。それは人間においても言えることっぽいね。






引用: ほんのりと怖い話スレ その95