僕らの知らない世界で生活をする人ロゴ19

【職業の裏話 その1】僕らの知らない世界で生活をする人たち
http://www.oumaga-times.com/archives/1067802780.html


ひよこのオスメス別士って本当にいるのかな?
家に視聴率レコーダーがある人はどこで手に入れるんだろう。
マグロ遠洋漁業の漁師の生い立ちも知りたい。
敏腕プロデューサーってどうして肩からセーターを羽織るんだろう?
僕らの知らない世界で生活をしている人、あるいは周辺にいる人たち
いろんなお話を知りたい!貪欲に知りたい!

5
一度親戚の家に視聴率調査機が設置されたことがあった
なんか、知り合いに頼まれたと言ってました
一緒に買い物調査の機械もあったな
ちなみに一部上場企業の社員宅
無作為に選んだといってるけど実態はつてを頼って設置しているのじゃまいか


29
そいや、夜中ドラッグストアに買い物に行ったら(AM2時ごろ)
狂ったように棚卸ししている人たち(店員じゃない)がいたけど
棚卸し専業の会社とか有るのかな?

あったらその関係者の方おねがい!


32
>>29
棚卸し専業の会社にバイトで勤めた事があります。
もう数年前だけど大手スーパーやコンビニ、本屋100均などにも行ってました。
コンビニは1日で2件、スーパーなどは閉店間際や深夜などが多かったです。
忙しい時期などは昼間はコンビニ、深夜は大手スーパーという感じで労働基準法は?って感じな事も
ありましたw 移動は車でした。
仕事は棚卸し専用の機械を腰から下げ、値段と数を打ち込みます。
慣れてくると機械を見る事無く打ち込む事ができるようになります。
打ち込んだ場所は重複しないように、印としてその棚の端に専用のシールを貼ります。
後でシールのチェックをし、無かったら貼り忘れかどうか調べます。
打ち込み終了後に専用機械をPCに繋げ、情報を移しそして内容を印字します。
そして印字中にシールを取り棚の整頓などします。
コンビニなどは大体3,4人で行ってました。
あまり売り上げと棚卸しの結果が違いすぎると、再度依頼があるとかいう噂が・・・
でも万引きなどが多い店なのは、何ヶ月分かは分かりませんがコンビニでも100万位差があるとかで。




33
大変なのは細かい物が多い物。
箱などに入っている場合は数数が書いてあるので大体分かりますが、出ていたらすべて数を数えない
といけないので。
箸売り場なんか大変でしたよw
本屋などはコミックスは大体同じ値段が多いので楽でした。
大体値段が高い物は慣れた人が打ち込みをしていました。
年に1度、会社の方で仮の棚を作りいかに早くそして確実に打ち込めるかのイベントがあります。
女の人の方が向いているようです。
バイトも女の人の方が多かったです。

忙しい時と暇な時の差がかなりあり、忙しい時は自動車事故が多かったです。
休憩はコンビニなどの場合は時間があまり無く、食事も移動中の車でしてました。
移動時間も安かったですが時給が付き、運転手は正規な時給が付きました。
先にも書きましたがその月によって仕事量が違うので、正社員よりもバイトの方が多かったです。


42
本屋の棚卸でもいいかな

1月後半から2月にかけてが棚卸月間だった。
支店ごとに行うので、他の店から応援に行く。
他には昔のバイト上がりの人とか、トーハンとか日販など取次ぎの人も。
埃まみれになるけど、本の単価って同じものが多いからけっこう楽。(135-Aの棚、端からずっと
\500、25冊とか)

どこの店もそうだったけど、かならず金が落ちている。
硬貨もあったし、紙幣もあったし。
盗撮用のカメラが出てきたこともあった。


37
近所で大事件が起こった人の生活。

狭い街で報道陣の姿を見ない日はない。
家にも来る。買い物しててもその辺にいる。
学校の集団登下校のシーンを毎日撮影している。
変わりばえしないだろうに、意味あるのか?
事件現場周辺は定点カメラよろしく報道陣がずっといる。
警察も聞きこみに来る。
他県から応援に来た人らしい。妙にフレンドリー。
情報を話し安い雰囲気を作るためなんだろうな。
自分が在学中の学校の雰囲気とか聞かれたり、卒業名簿の提供を求められる。
事件発生から1ヶ月後に事件は解決。
翌日は日曜日。近隣から野次馬が押し寄せて、 実質一本道の県道が車で渋滞。
バスのダイヤは大幅に乱れまくり、運ちゃんはご機嫌斜め。
事件解決までの間、ことさらに不愉快な目にあったことはないのだが、
どこか不自由を感じて、じわじわとストレスのたまる1ヶ月だった。


46
むか~しレストランでバイトしてた時、夜の10時頃突然警察官が来て、
「猟銃強盗の二人組がこの辺りにいる通報を受けた。犯人はこれこれこういう奴で ゴルフクラブを包むバッグに猟銃を隠しもって行動している。もしも店に来たらこの番号に 電話して」
なんて言うもんだからさあ大変。
未成年とおばさんパートは即座に帰宅させ
「一人で帰るのコワイ」という人を主任さんが送って行き、おれら未来ある学生バイトにも
「12時になったら帰っていい。あとは社員だけ残る」などと
「強盗め、さあいつでも来い」 とばかりに臨戦態勢w
結論いえば何事もなかったんだけど、こういう事に慣れてない人たちばかりだから、
対応もかなり大袈裟すぎたかも。


48
よくあることかもしれないけど、聞き込みにあった話。

近くに繁華街があって、何回かサツ人事件があった。
自宅で1度、駅前で1度聞き込みされたことがある。

自宅に来た時はいかにも調査は足だ!的な
「おやっさん」タイプと「その部下」タイプでちょっと笑った。
(ハンチングかぶってたし)

駅前で遭った時はエリートぽかった。
スーツ&コートで目つきが厳しくて。
このあたりに住んでるんだって言ったら拍子抜けしてましたが。
最初に聞いて欲しかった・・。


50
刑事(でいいのか?)って何でコートなんだろ?
しかし,事件の事情聴取や聞きこみされた人って結構いるのな
自分はクマーを目撃して事情聴取されたくらい
田舎は平和だw


57
>>50
危険度
クマー>>>>>>>>>>>>>>刃物を持ってうろつくサツ人犯


51
バイトしてたら、その店で買ったハサミで傷害事件起こしたヤツがいたらしくて
わざわざ他県から刑事さんが2人確認しに来たけどな。
しかし、「半年前に買ったらしい」って知らんがなw


60
デパートで6年ほどバイトしていました。
棚卸しは社員とバイト・パートで店休日にやっていました。
うちは文房具だったので恐ろしく細かかったです。
ペン一本から数えます。
下準備をど れくらいしているかで当日の労働量が決まりますw
発注を控え、在庫は極力少なくしていました。
(なので棚卸しが終わったらすぐこちらへ商品を納品してもらうよう、各メーカーさんに協力しても
らっていました)
また、棚の下においている在庫を5、10単位にまとめて当日は箱をかぞえればわかるようにしたり。
また面倒くさいのは前金をいただいていて、かつまだお客様が商品を取りに来ていない状態の物も数に
入るので、そういう物の伝票あわせが大変でした。
また棚卸し前にある程度そういう案件をなくす努力も必要なんでした。
(再度早めの来店を連絡する、など)とにかく数を数えるのがきつかったです。

51さんの話で私も思い出しました。
私が売った大き目のカッターがサツ人事件がらみで使用され、
(レシートから自分が売ったものとわかった)
調べのうちなのか警察が事情聴取に来られたことがありました。
その事件は同じ県内であったので、私も知っていましたがまさか自分が犯人と接触してたとは。
しかも妙に印象に残っていたんですね。後味の悪い思い出です。


49
主に漫画を扱った製版所のバイトの話。

やる事は漫画のネーム(下書き)を見ながら写植(セリフの文字)をPCで打って
それを生原稿に貼り付けて、それをPCで通常雑誌に載ってる形に仕上げて
印刷の元を作る・・・と言った感じです。

バイトは生原稿に写植を貼り付けたり、取引先の出版社に原稿の受け渡しに行くのが
主な仕事ですが、マイナーな主婦雑誌からメジャー誌の大ヒット作品まで扱うのでオタな人にはたまらないでしょう。
もっとも大多数のスタッフはほとんど興味ないみたいで、漫画に貼り込んでも
皆黙々と作業に没頭してますw


58
49でマンガ関連の話が出たので私も軽くですがひとつ。
コミックスのデザインをしています。

まはず出版社の編集さんから、×月×日発売の○○先生の
コミックスデザインをお願いしますと、事前に予約の電話がかかってきます。

イラストが上がってから打ち合わせ。
漫画家さんと直接会うことはほとんどなく、
編集さんが原画とテキスト(タイトルやオビのアオリ、折り返しに入るプロフィールなど)を持ってきます。
漫画家さんから何か要望がある場合は、編集さんが聞いてきてくれます。
打ち合わせは、ピンクで派手目にとか、大人の読者層を狙って渋くとか、
出来上がりの雰囲気を話し合うと言う感じです。あまり細かいことは言われません。

原画を預かって作業です。大まかなラフを描きながら、書体探し・素材探し。
だいたい決まったらMacでデザインします。

出来上がったら家にある適当なコミックスの本来のカバーをひっぺがし、
デザインした物をプリントアウトして巻いてみます。
画面だけで見るのではわからない欠点が見えますので、
調整しながら何度もそれを繰り返します。
端から見ると、作業台の上は同じマンガがズラ~と並んだみたいに見えます。



59
決まったら編集さんに画像をメールして確認してもらいます。
昔はココらへんに、こんな書体が入ります~くらいの
モノクロコピー(ところどころ手描き)をFAXしていたものですが、隔世の感ですね。

直しが入ったらそこに手を入れ…をOKが出るまでやります。
このとき編集さんは漫画家さんにデザインを転送して見てもらっています。
たいてい特に何もないか、「先生も気に入ってました~」くらいの伝言があるのみです。
最終チェック(特に誤植)が入ったら、印刷所に入稿します。
実作業は他の仕事も平行でやりつつ、2~4日くらいです。

出版社によって違いますが、その3~4週間後に書店の新刊コーナーに本が並びます。
私には1~2冊の献本があります。
ちなみに料金は買いきりですので、
何刷されても最初のデザイン料以外お金は入りません。

こんな感じの毎日ですが、思春期のころに神と崇めていた漫画家さんのコミックスの
依頼が来たときは本当~に嬉しかったです。原画を持つ手が震えました。
あと、カラーが美麗で有名な漫画家さんの原画は、本当に目が潰れるほどの美しさですよ。
また、ちょっとグロ系のホラーマンガの売れっ子作家さんはB2サイズの
イラストボードに描かれるので、仕事場がホラーな雰囲気になります。
でも最近はデータでイラストを描かれる方が多くなったので、ちょっと寂しい気もしますね。

コミックスを買ってアンケートハガキなど出してみようかと思う人は、
ヒトコト「表紙のデザインもよかったです」等書いていただけると、
私の次の仕事につながりますので、デザインが良かった折にはどうぞよろしく…。


64
>>58-59
すごく興味深いです。
以前から気になってたんですが、
昔の集英社や白泉社のコミックスのように、ほぼ決まったフォーマット
(タイトル・イラスト位置やフォントも規定どおり)のものって最近は減ってきましたが、
それらもデザイナーの手を経ているんでしょうか。
あと、連載物は同じデザイナー(デザイン会社)が一貫してやってるように見受けられますが、
1巻目と2巻目以降ではデザイン料に差が出たりするんでしょうか。

よかったらお教えください。


65
58-59
話に出てくる某漫画家さんが気になってしょうがないw
どんな経由でそのお仕事につかれたんですか?なにか資格はお持ちですか?
やっぱ新人デザイナーは新人漫画家のデザインしかやらせてもらえないの?


66
>>64
昔のマーガレットコミックスや、花ゆめ(コレは今もですね)みたいに、
あそこまで決まっているのは最初のフォーマットはともかく、
社内とDTP屋さんでやってるんじゃないかなぁ、と思いますが…どうなんでしょ。
今、家にある本を見たのですがクレジットも載ってないですね。

そして連載物ですが基本は同じ値段だと思います。
今私は、巻数を重ねるようなマンガは手掛けていないのですが、
昔勤めていた会社で週刊連載の少年マンガを扱っていたときは、
同じ値段で楽な仕事だーと思っていました。
ただそのコミックスの場合、タイトルロゴは編集さんが
別のロゴ屋さんに発注していたので、本当にレイアウトだけでした。
そういえば、今手掛けている本にシリーズ物はあります。
例えば「モナーの一日」「モナーは夜歩く」「モナー危機一髪」みたいな3冊で、
基本のデザインは1冊目で決め、以降デザインは踏襲したとしても同じ値段です。

>>65
気になりますかw
私の経歴は至って普通で、美大⇒デザイン事務所⇒フリーです。
事務所時代に知り合いになった編集さんから仕事をもらったり、
そこから他の人に紹介されたり~みたいな感じです。資格はありません。
新人はたいてい事務所勤めだと思いますんで、
上司の割り振りで仕事が決まります。普通の仕事と同じですね。


67
ちょっと小地味ですが、デパ地下サラダ量り売りの話です。

まず、朝は開店の2時間前に出勤して、サラダの盛り付けをします。
食材は全て真空パックで工場から送られてくるので、1品目2~5キットあるそれを
マニュアル通りに混ぜ合わせたり、組み合わせたりする作業です。
種類によっては前日の残りがあるので、残りを手前に持って来て美しく成形します。
(なので朝イチはおすすめしません)
私はウィンドウ担当でしたが、パック詰めの担当もいます。
デパ地下で皆さん見た目につられて散財する事もあると思いますが、
意外とこれはテクニックが必要で、上手にやると売り上げも
のびるので結構神経を使います。
講習もありますが、基本的に教える人(同じ店舗の人)が上手だと技術もあがります。

開店後は減り具合を見ながら追加をしていくのですが
毎日夕方は大混雑なので、まさに1分を争う感じになり殺伐としてきます。
(笑顔は絶やさずにですけど)

暇な時間は販売をやりますが、慣れると言われたグラム+前後5グラム1発で
入るようになり、オリジン等で重宝します。

閉店後は廃棄するものとしないものをわけて清掃し終了です。
食品の持ち帰りは基本的にできないので、終わった後に皆で食べたりしました。

つまんなかったですね。ごめん。



68
デパ地下とはいえ食品加工会社から仕入れているのですね。
ちょっと幻滅。


70
>>68
私の働いていた店は自社工場を持っていたのでそこから送られてきます。
キットで送られてきますが、もちろん味を作っているのは本社です。
最初はびっくりしましたがデパ地下にはその場で作っているものは実演以外は意外と少ないと思います。



78
リクエスト。

モデルとかでなく一般人でも超美人のひと。
好きになった人は必ずおとせるのかききたい。


90
>>78
本人じゃなくて、美人の妹を持つ姉でよければ。

姉の欲目抜きにして、妹は美人だと思います。ケイゾクの頃の中谷美紀に似ている。
物心ついたときから、妹は天使のように可愛く、
一緒に街を歩いていても、いろんな人からお菓子もらったり、
お店では普通に店を見ているだけなのに、オマケしてもらったりしていました。
もちろん街を歩いていると、すれ違う人の大半が妹を振り返っていた。
本人はあんまり意識していないようです。それが当然だと思っているのか・・・

好きになった人は必ず落とせるか、ですが、
長年彼女の話し相手となり、周囲の人間を観察していた限りでは、
彼女に「落とす」という概念はないと思われます。
好きとかいう感情が芽生える前に、相手が好意を持っているという感じ。
元々彼女は(というか我が家の家系が)恋愛体質じゃないっつーのもあるんでしょうが、
あまり自分から積極的に恋愛感情を持つタイプではなく、
好意を持って長い間接してくる男の中から、彼女が好意を持つって具合です。
外見だけ見て言い寄ってくる奴はかなり嫌がっていました。

妹はボーッとしていてあんまり欲がないというか、
持っているものを全く生かそうとしていないです。
私が妹の容貌だったら、確実に芸能界入りや玉の輿とか狙うでしょう。
まあ、そこが彼女の良いところなんですが。

結局妹は、普通にそれなりの大学に入り
奇妙な実験系サークルに入って彼氏を作り結婚しました。
彼女の旦那はいかにもなオタクさんです。
美人は相手のルックスにこだわらないというのは、本当です。

長文失礼しました。身内自慢のたわごとと思って、適当に読み流してください。


79
リクエスト
小学生の時、一年中半袖で過ごした経験のある人の話を聞きたい。
親の強制?それとも自発的に?寒い日は誘惑に負けて長袖着ようと思ったことあるの?


80
>>79
めちゃくちゃ怖い先生がいて
そいつが担任のとき強制的にクラス全員「薄着っ子隊」に入れられ
毎日半袖半ズボンで過ごさせられた。
まさに地獄だった。
でも「平和」小学校って名前だった。
なんの冗談だよ!と思いながら通ってたよ。


81
>>79
>>80さんと同様に担任教諭の強制。

別のクラスの話でしたが、学校に着いたら半そで半ズボン(女史はスカート可)
を強制されていたようでしたね。女の子はタイツも禁止。
親御さんは、せめて行き帰りくらい寒くないようにと気を使っていたのではない
かなあ。


84
>>80
「教師の強制」って理由は初めて聞きました。でも理由が教師って以外に多そうですね。
風邪ひく子供とか確実にいただろうに…


82
>>80
ワロスwwww
年中半袖半ズボンだった奴の共通項は、サッカーやってる活発な子だったかな


94
>>79
確か低学年は一年中半袖半ズボンだった。
慣れ。単に寒いと思わなかった。
そういえば長袖長ズボンはなんかまとわりつく感じが嫌だったな。


83
担任の強制って言うのは学校方針とか?公立?


85
>>83
担任の主義だと思う。
柔道の山下が金メダル取った時の話を号泣しながら語ってたから
そういうストイックなのがすごく好きだったんだと思う。


88
> 担任の主義だと思う

そうなのか。
親の主義ならともかく、たかがイチ教師の好みで
毎日の生活の大切なことを押し付けられたらたまらないわー



97
死に化粧する仕事やってました。

私が勤めていたのは葬儀会社の子会社でした。
大抵葬儀は夕方~夜に行われるので、その前日もしくは
その日の昼間とかにお客の自宅か葬儀会場(まれに病院)でやってました。
だいたい一日に2~3件、多いときで4件くらいかな。
作業時間は1件につきおよそ2~3時間で、遺体の状況などに
よってそこらへんは変わります。
仕事依頼は親会社が葬儀のオプションとしておすすめしていて
お願いされた場合に日時設定⇒うちの会社に依頼、という流れでした。
他にも契約している病院やら親会社以外でこういったサービス部門を
持ってない葬儀社からの依頼もありますが。

湯灌(ゆかん)と言われるものなんですが、車に可動式の
バスタブとシャワーのようなものがついていて
それを現地に運び込み、ご家族の前でご遺体の全身を洗う⇒死装束を着せる⇒化粧を施す⇒棺桶に入れる、という感じでした。
可動式のやつが持ち込めない(路地の狭い所とか)場合は
そのお宅で人肌程度のお湯を洗面器に用意してもらって
そこに洗浄剤を入れタオルで体を拭く、という感じになりますね。
もちろんご遺体にはバスタオルをかけてご家族の方の目には体を
お見せしないようにしてました。
人間って氏んでもしばらくは毛も伸びるので、ちゃんとヒゲ剃りあてたりもしてました(使い捨てカミソリを使用)
意外と死ぬとそのまんま、血も出ない、と思ってる方がいて、
ヒゲが伸びてたり出血したりするとびっくりするご家族の方もいましたね。



98
たまに自然死ではない方(自サツやら事故やら)もいましたが
できるだけ生前と同じように、ということで色々やったこともあります。
遺体を洗浄中にときどき(例えば術後の傷やらいわゆる色々な穴から…)
出血する場合がありますが、そんな時は他の方に見えないように
瞬間接着剤とかガーゼを当ててガムテープ使うとかで出血を止めたりもしてました。
化粧に関しては普通の人が使うのと同じで某メーカーのファンデとか使ってました(もちろん会社の備品として用意されているもの、です)。
顔色悪い人だったり傷跡がある場合はドーラン使ったりとか。
病死の場合は大抵痩せこけてしまっていたりするので、口に綿詰めたり
目が落ち窪んでいる場合はまぶた下に綿詰めたりしてなるべくふっくらと見せるようにしてました。
時々目が閉じ切っていない場合もあって、そういう時はやはり瞬間接着剤を
使ってなるべく閉じるようにしてました。

ご家族の希望によって死装束に愛用されていた服や着物、化粧品も愛用されていたものを使ってください、と言われる場合も結構多かったですね。

ちなみに勤めていた会社ではしばらく見習い期間があって、
ある程度ベテランの方と一緒に回らされて、仕事のない時は会社で髭剃りやら洗浄の手順やら練習させられたりしてました。



100
>>97
すげえ。氏に化粧を専門に扱う会社があるなんて知らなかった。面白いです。
ガムテープとか瞬間接着剤とかを使うのもビックリです。
氏体だから全然構わないんだけど、なんか驚き



101
>>97
その仕事は資格いらないんですか?
氏体損壊罪というのがあるのでちょと疑問


103
>>101
なるほど。そういう見方があるとは。
遺族から遺体の調整(氏に化粧をさせたり清拭したり)を依頼された業者がその業務に関わって氏体の傷を 修復したりする行為は正当業務行為として認められると思われるので従って違法性阻却事由に該当するものと思われます。


104
>>101
フツー
検死なり、死亡診断なりが
終わってからの作業じゃね?


122
>>98さん
昨年父が亡くなり、その時お世話になりました。
父は老人性の全身に水泡ができる病でしたので、
全身にテーピングをして、寝たきりだった体の強張りを
延ばして、綺麗にお化粧をしていただきました。
遺族に見守られながら、タオルで隠して見えないように、
これらの事を慌ただしい葬儀準備の中、
流れるように済ませて下さった事と、
病にやつれた父の顔をふっくらと綺麗にしていただいた事に、
今でも驚きと同時にとても感謝しております。
大変ですが、とてもありがたいお仕事だと思いました。


105
>>97-98です。

そんなところにツッコミが入るのにビックリしてたりw
遺体は当然死亡診断済みであり、もちろん検死が必要な遺体の場合でも検死も済んでいます。
(そもそも普通は死亡診断もしくは検死後に葬儀の依頼をされますし…)
ご家族の中には検死であちこち傷つけられてかわいそう、少しでも綺麗にしてあげたい、という方もかなりいらっしゃいましたしね。

今はもうやめてしまっているのでどうかはわかりませんが、少なくとも
私が勤めていた頃(数年前)は特別な資格は必要ありませんでしたよ。



106
読み入っちゃった。
少し前に父が氏んだ時に、前日剃った髭が伸びてると
母が言ってたのを思い出した。
俺が剃ったんで剃り残しだと、なだめたんだけど
氏んでも伸びるんですね。

ありがとう


108
>>106
体の末端の細胞が死ぬまでのタイムラグでひげが伸びるのと、
肌が弾力を失ってしぼむような感じになるのでひげが目立つのが理由。


110
なんかすごい泣けてきた。すばらしいお仕事ですね。
私は素人なんですが、夫のなくなった祖母にお化粧させてもらったことがあります。
田舎で、氏に化粧を業者さんに頼む習慣がなかったようなのでそのままよりはとでしゃばりました。
高齢で病死だったため、肌は冷たく乾燥しきってささくれており、
なかなかうまくできませんでした。

人間の最後の話のあとで大変申し訳ないんですが、
うちの子供代わりの愛猫が病気でもうあまり先が長くありません。
すでにかなりの大金を注ぎ込んで治療を続けているのですが、
この子がいなくなったらと思うともう涙がとまりません。
どなたか動物の最後を送るお仕事をご存じでしたらお願いいたします。


111
>>110
>動物の最後を送る仕事
それは動物用ホスピスみたいな施設を希望してるのか、それとも剥製のような感じに氏体を加工する仕事を希望してるのか。。。
ホスピスは飼い主や家と離れなきゃいけないし、剥製は動物本人(猫)にとって幸せだとは言いがたい。
都会だったらペット霊園、田舎だったら庭先に埋めなされ。
病気が長びいて見ていられないのだったら、安楽死も愛のうちです。
動物は苦しみを言葉で伝えられないから。町田康の本で白血病もちの子猫を闘病させながら飼う話が
ありましたが、「生きさせるのは飼い主のエゴなんじゃないか」と苦しむ描写がありました。






引用:僕らの知らない生活をする人たち 11人目