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姉に話したらナニソレ怖いって言われた話。

自分はちょっと記憶力?がいいらしく、
母親の胎内から生まれてきた時の記憶らしきものがある。
それは結構ある話で、なんとか記憶っていうらしいけど、それとは別の話。

姉がじーちゃんの家で仏壇に線香あげてる時に
『なんで墓に骨はあるのに仏壇にまいるんだろうね?』という事を言った。
で、自分、仏壇は窓なんだよと教えてあげた。
タマシイというのだろうか、前世の記憶なのかは知らないし、
自分の前世が何者だったのかもわからないけれど、
仏壇の向こう側…向こうから見たこちらの世界の記憶がある。

自分はいつも誰かにくっついてた(見守ってる感じ)んだけど、
いつもその人の背後にいる。 背後霊?だったのかも。
で、その人の行くとこについてまわってて、
その人がとても大切なんだけど、背後にいるから顔が見えない。それが残念。
けど、その人が仏壇の前に来てくれた時は自分は仏壇の内側からその人の顔が見える。
それが嬉しいという記憶。
だから仏壇には参らなきゃ。と姉に言ったら気味悪がられた。
ちなみに窓は仏壇だけでなく、墓もそう。

前世?の自分が男か女かもわかんないし、
自分が憑いていたのが若い女性だったのはわかるけど、
いつその仏壇の向こうの世界?が終わったかとかはやっぱりわからない。
けど、寿命で迎える死は怖くないという感覚はある。
わかりにくい話でごめんね。
読み返すとそんなに怖くもないよねw




93
>>91
そういう感覚もあるんだね
僕は墓だろうが仏壇だろうが距離は関係ないと思っている
どこで祈っても祈りは通じるのだけれど
墓や仏壇だと通りが良いように感じています


94
>>91
すごくよくわかる。
仏壇は霊の通り道っていう認識はあったけど
後ろの霊さんが前面に回り込むことができるんだ?
なんか嬉しい。
お墓はお彼岸やお盆の時にご先祖さんたちを迎えに行く待ち合わせ場所だと思っている。
(一族専用霊的どこでもドアみたいな感じで)
生きてる人からも見えたらいいのにね。
以前にお願いして一度だけ後ろの霊さんのお顔を見せてもらったけど
またお目にかかりたいな。


109
>>94
全面に回り込む、という感じではなくて、仏壇はいわば『巣』みたいなもの。
いつもそこにいるんだけど、人が来ても線香あげたらすぐどっか行っちゃうから、顔が見れるのはわずかな時間。
悲しくて寂しくて退屈で、その大事な人にくっついてくことにした。
後ろ頭ばっかしだけどまあ近くにいれたから、気を抜くと仏壇の中なんだけど、
行こうかなと思ったら彼女の後ろに行った。
その彼女がなんかの報告かな?仏壇の前で位牌を見たのか顔をあげて
しばらくじーっとこっちを見たことがあって、
顔がよく見えてすごく嬉しかったって感覚があるんだよ。
あぁ、嬉しいなって思った記憶が強烈で、その人の顔の特徴とかはわからないw
たぶん前世?での娘じゃないかなーと思う。
天国も神様も記憶には全く無いんだけどね。


101
>>91
なんとなくわかる気がする

18歳の時に親が離婚した
原因は父親の浮気、それに要した借金などで、
一家離散に近い形だった。
母と妹は母の実家へ。
俺と兄は職場の近くにアパートを借りて住んだ。
お盆やお彼岸には必ず墓参りをしていたが、クソ親父に会うのが
死ぬ程嫌だった俺は、全く墓参りをしなくなった。

その9年後の27歳に結婚をした。
結婚の報告を兼ねて、クソ親父が現れる可能性のない、
普通の日曜日に1人でお墓参りをした。
「全然来れなくてごめん。事情は知ってるかな。来たかったんだけど、来れなくて。
俺、結婚したんだ。この報告だけはしたいと思ったんだ。」
と、墓の前でつぶやいた途端、 涙が止まらなくなった。
嗚咽交じりにその場に伏して、泣きまくった。
でも、頭の中は冷静で、悲しくも嬉しくもなく、意味もなく泣き続けた。

ご先祖が、俺が来たことと、報告してくれたことを喜んでくれたのかもしれない。
怖い体験じゃないけど、自分とは「別のモノ」の存在を初めて感じた瞬間だった。

それから5年後の今、2人の子供の父親になった。
また報告に行かなければと思った。





引用: ほんのりと怖い話スレ その98