624 2018/03/14(水)
初のカキコなので改行変だったり読みにくかったらすまん
先日、とある件で知り合った元少年と再会してその時の事を思い出したので投下

五年ほど前のGWで体験したことだが、そこで平行世界?パラレルワールド的な場所で約二ヶ月ほど過ごしていた

長くてすまん

とあるショッピングモールに買い物中、ベンチでうたた寝して目が覚めたら誰もいなかったんだ
吹き抜けの天井見たら不気味なくらい真っ赤な夕焼けが印象に残ってる
取り合えず外に行こうとして道中、小学校低学年の女の子と遭遇して一緒に行動
(なぜか五月なのに暖かそうなジャンパーを着ていたのが気になった)
一階に行くとスーツを着たお姉さんが駆け足でやって来る

「なんで二人いるの!?」

と謎の言葉、お姉さんはすぐに携帯電話で先輩とか言う人と連絡を取り始めた
こっちは先輩の方なんですね、とか言ってた気がする
しばらく携帯で喋ってたんだけど、通話が終わるとお姉さんが

「防災避難訓練中だったのですが、ご家族のかたから姿が見当たらないと連絡を受けまして探していました。これから案内をしますのでついてきてください」

と言って特に気にすることなく付いて行った
普通は気にする所なんだろうけど、この異常な事態に自分達以外の普通な人に会ってホッとしてそこまで気が回ってなかった





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それで一階のレストラン街を通り抜けると食品を売っている場所に行くんだけど、そこの防火シャッターが降りてたんだ
(蛇腹みたいなのじゃなくてツルツルの一枚いたみたいなヤツ)
で、端の方に人が通るだけのドアがあってお姉さんがそこのノブを握りながら

「この度はご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。こちらを抜ければ戻れますので」

確かこんなことを言いながらドアを開けて、そこに押し込まれる感じで二人してドアを通り抜けた
そしたらさ、さっきまで人っこ一人いなかったはずの場所に人がうじゃうじゃいるんだよ
あ、変な人じゃなくて普通に買い物に来たお客さんや店員さんってことだよ
直前どころかちょっと前でも避難訓練していましたよ的な様子もなく買い物しててさ、は?へ?防災訓練どこ行った!?って感じで女の子と顔を見合わせて二人揃って後ろを振り向いたらさ

防火シャッター、降りてなかったんだよ

後ろにあった光景はシャッターじゃなくて、お昼時にレストラン街でどの店に入るか選んでるお客さんや、買い物に来てこれから帰る人がわらわら
もう頭のなかパニック寸前だったけど、女の子がいたからなんとか平静を保てた

その後異様に寒いなと思いながら、女の子の親御さんを探すんでインフォメーションセンターに向かったら、三日前から行方不明になっていたことが判明
母親から誘拐犯扱いされたりしたが女の子の必死の弁解と、防犯カメラの映像、館内放送で呼び出され不機嫌な母のトンデモ発言で事なきを得た
どうも女の子は売れっ子の子役らしく(そのあたり見事に疎いんで分からなかった)以前も未遂があったらしい
呼び出された母がロッカーから荷物も持ってきていてコートを渡された
正直寒かったので助かった



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そしてごたごたで精神的に疲れて自宅に帰ってニュースを見たらアナウンサーが

「三月三日のニュースをお伝えします」

と言った
何故だか約二ヶ月前の三月に戻っていた
一瞬空耳かと思ったんだけど、ニュースの内容に百段だか階段だかのひな飾り?(だったかな)の話に
不機嫌な母に今日って何月何日と聞いたら、お前が結婚できないのは雛人形を飾らなかったからかねー、となげやりな感じで言われてへこんだ
てか、どおりで寒いわけかよと思った
しばらく呆然としてたんだけど、他局にチャンネル変えたらCMであの女の子を見かけた
しかもそのCM本来は別の女優さんがやってたような記憶がある
携帯の画面も、ネットで調べても二ヶ月前の三月三日に戻っていた

慌てて自分の身の回りを調べてみた
職場に変わりなし、西暦年号地名も変なことになってないし、携帯の明細や任意保険の支払いお知らせのハガキの日付も二月までのしかなかった
ただ変わっていたのが、私の本棚にあった小説と人間関係(険悪だった同僚とは良きライバルになってたり)、それとこの世界には毛利小○郎みたいに有名な探偵が数名いたってこと
その数名の探偵の一人と自分が多少なりとも関わりがあったこと



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その中で一番変わっていたのが親友のAだった
結構ひどい言い方になるんだけど、Aの家とAの母方の親族は公務員こそまさに神、正社員至上主義、長男教信者な家
その中でAは長女で、氷河期の煽りが残っていて非正規雇用だった
あまり細かいことを書くと身バレするのでフェイク入れるが、Aはその母方の親族のせいで会社を辞めて介護奴隷をさせられていた、暴力も振るわれていた
そのAが何故か某有名な小説家の養女になっていて、女流棋士になっていて、しかも小説家と結婚して、Aの熱狂的なファンにサされたりしていた
wikiにAのページがあって顎が外れるほど驚いたし、しかも近影っていうのかな?顔写真が私がしばらく見ていなかったぐらいの穏やかな表情だった
ググってみたら週刊誌らしきページも出てきて、娘を金で売った家とかAの実家がこき下ろされていた

そして私の本棚、ジャンルに変わりはなかったんだけど、とある小説家のシリーズものの最新作が出ていた
ちなみにそのシリーズ作品、今の世界での(変な書き方になるけど)現時点では(今の年月日の時 点で)覚えていたタイトル以降十年以上新作が出ていないもの

とにかくここが限りなく自分のいた世界に近いけれど違う世界だと言う状態なのを理解して、どうにか戻るように調べ始めたんだ
会社の人間関係に戸惑いつつ、Aには最近様子が変だけど彼氏と何かあったの?とか心配されつつ(自分は喪女なのにこっちの自分には彼氏がいやがった!?と驚愕した)
上記の探偵からこの間頼んだ件はどうなりましたとせっつかれてテンパり、あのとき会った女の子からスタジオ収録の見学に呼ばれたり
彼氏らしき相手からホワイトデーに○○行こうとメールをもらいリア充爆発すればいいのにと思い、母にはご飯マダーといつも通りに言われながら過ごしていた



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それでまあ色々ありながら結局戻る方法が見つからないまま二ヶ月が経過した
そして五月のGW、つまりはあの日に同じようにショッピングモールにやって来た

その日はなるべくあの時と同じように行動した方がいいと思って、出来うる限り思い出して歩いていた
したら男の子とぶつかり、その決意はわずか数分で消え去った
しかもそこ男の子、当たりどころが悪かったのか涙目になるやいなや泣き出してしまった
やべっ!泣かしたと慌ててなだめると、どうやら痛くて泣いたんじゃないことが判明
どうにかこうにか男の子から事情を聞くと、一緒に来ていた友達三人がエレベーターで遊んだらいなくなったらしい
それで探し回っていたら私とぶつかったらしい
もっと詳しく聞くと、エレベーターで異世界にいく方法を試したとのこと
自分も知ってはいたけど、あれってさ十階以上の建物じゃないとだめじゃん?
このショッピングモールは三階建てで、どうやっても十階にはほど遠い
だからからかわれてるだけかもよと言うと、その友達の一人のお兄さんとやらが法則を見つけたとか言ってたらしい
それなら十階なくてもチャレンジできると、それでこのショッピングモールで友達と挑戦することになったらしい

事情は分かったから、とにかくその友達を見つけないといけないわけで
それで館内放送をかけてもらうためにインフォメーションセンターに二人して行くことにしたんだ
ちなみに母は一瞬で面倒事と判断したらしく、後は頑張れとサムズアップしながら買い物に行ってしまった

それでインフォメに向かう途中で、作業着らしきものを着たおじさんと遭遇した
おじさんは私と男の子を見ると驚いた顔をして

「どうやってここに来たんだ」

と言った



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そんなん言われても普通に来ただけですがなって感想しかでなかった
おじさんは男の子に目線を合わせながら優しく事情聴取、私には普通に聞いてきた
大体の事情が分かったらしくおじさんが

「悪いな、ここしばらく不安定で繋がり?(通じ)やすくなってるんだ。帰りかたは分かるか?」

もちろんNOだから二人揃って首を横に振った
したらおじさんが私を見て

「嬢ちゃんいなけりゃ連れてぐだけなんだがな…どうしたもんか」

と、とんでもないことを言いやがった
しばらくおじさんは悩んでから男の子を見ると

「こっちの坊やは連れて行くから、嬢ちゃんはこのエレベーターの行きと帰りをやりな。邪魔が入んねーよーにするから、この子の友達と一緒に戻れ」

はっきり覚えてないけど、そんな感じのこと言われた

後は急かされるようにエレベーターの行きと帰りを教えてもらい、モールのあまり人気のないエレベーターに移動
男の子とおじさんに見送られながら箱に入って操作を始めた
ただ扉を閉めるときおじさんが「同じ所は無理かも知れん、すまないな」みたいなことを呟いてた

おじさんが言った通りに人気がないとは言え、GWなのに一度も止まらず(各階でボタンを押されなかった)に行きが完了
三階で止まったんだけど男の子の友達がいないか声を出さずに首だけ出して探したんだ
そしたらさ、エレベーターの外が最初私が遭遇した状況とまったく同じだった
人が誰もいない場所、動がなくて静が支配している空間

しばらく(十分以上かな)開くボタンを押したまま待ってたんだけど男の子の友達らしき子達は見つからず…
仕方なく帰りを始めるためにボタンから手を離したんだ



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そうすると扉が自動で閉まるんだけど、あと少しで閉まるって所で急に扉が開いて箱がガタガタ揺れた
よく電車で駆け込み乗車があるじゃん?あの時にドア付近にいると感じる揺れかたに近かった
箱の中を見たけど自分以外は誰もいないし、もしかして別のヤバイの乗せちゃったと焦った
どうしようとも思ったけど扉は閉まっちゃったし、腹をくくって帰りの操作を始めることにした
帰りも順調に進んで無事に一階に到着

ゆっくり扉が開いていくとおじさんはおらず、男の子だけの姿が見えた
扉が全部開くと男の子が「お姉さん!A!B!C!」と叫んだ
いやいや少年、誰も乗ってないからと思った私の隣を男の子と同じ年頃の子供が駆け抜けていった
その男の子達は私の方を指しながら「女じゃなくてヤバイヤツが出た!」と激しく失礼なことを口走る
男の子が「ヤバイヤツってなんだよ」と聞けば「今ボタン押すとこ立ってるだろ!?お前見えないのかよ!?」とまくし立てる
男の子はキョトンとした顔で私を見て、「いや普通のお姉さんがいるだけなんだけど」と友達を誘導



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友達が唖然とした顔で箱から出てきた私を凝視
いやだって、さっきは黒いモジャモジャがとか、真っ黒な人影だったのに等など言う
どうもエレベーターに乗ってる間、彼らには私の姿が別物に見えていたらしい
男の子におじさんのことを聞いたら、ここに案内してもらったらどこかに行ってしまったそうだ

男の子の友達はエレベーターの行きをやったら、私が遭遇した誰もいない場所にいたらしく
成功した興奮よりも恐怖が上回ってただオロオロしてたそうだ
そこで乗ってきたエレベーターが再び動き出して扉が開いて、中から真っ黒な人影が辺りを探すように動いていてビビっていたらしい
ただしばらく扉は閉めないままで危害を加える様子もなかったし、扉が閉まり始めたので慌てて乗り込んだそうだ



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とにかく全員怪我もないし、おじさんもいないからとここでお別れして私は母を探した
母は私が別世界に行く前と変わらず(記憶にある場所と)同じ場所で探し物をしていた
その姿に物凄くホッとした
それから買い物も終えて、夕飯を食べて(何故か私がおごることになっていた)帰宅
そのまま今に至る
会社の人間関係ももちろんもとに戻ってたし、彼氏も探偵もおらず、小説の続きも出ていない

唯一の違いは…
親友Aが介護をしていた相手が一ヶ月前に亡くなっていたこと(最初にいた世界では存命)
Aが右目を失明していたこと
亡くなった状況に事件性があるとかでAに容疑がかかり、私が何か動いていたらしく無実が判明したらしい



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これで最後です

おじさんが扉が閉まる前に言った台詞はこう言う意味だったのかと、今思ってる

ただ、先日元少年に会うまですっかり忘れていたのが不思議だ
これだけ強烈なのになんで忘れてたんだろうとさえ思う
しかも今もどんどん忘れていってる
お姉さんがスーツ姿、おじさんは作業着なのはかろうじて覚えているけどすでに顔は思い出せない



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(久々にやるか…)
おっさああああああああああああああああん
時空のおっさあああああああああああああああん


642 2018/03/14(水)
作業着のおじさんで思い出したけど数年前、
真夜中12時頃友達の飲み会の帰り携帯で嫁に
明日朝の牛乳がないからマックスバリュ(24時間営業)で買って来て言われたんで仕方なく
行った。
スーパーは真夜中なのでお客さん数人しかいない。店員も数人しかいない。
こんなだったら万引き犯いても捕まらなさそうだなと思ってたら、
自分の背後スレスレを作業着のおじさんが早足で通り過ぎたと思ったら、
棚の袋に入った菓子パンをレジ通してないのにおもむろに開け、かじった。

もぐもぐ食べて、「確かに・・・」とつぶやき、
歩き出して弁当棚の前で止まって幕の内弁当を取って立ったままフタを開け箸で食べだした。
真夜中のスーパー にはこんなヤバい人が出るんだコワーて見てたら、
館内放送で“作業員は肉売り場最寄りの事務所へ~”とかアナウンスがあって
その作業着のおじさんも食べてた弁当箱を棚に返し
急ぎ足でその事務所へ向かって行った。

おいおい、お前は違うだろ、待てヤバい人!と 思いながら着いて行くと、
作業着のおじさんは事務所の扉の前で俺に振り返り、
「小僧、 おまえにはまだ早い」と言って扉を開けた。

事務所の中に作業着のおじさんそっくりのおじさんが何人も見えた。
てか、事務所の中は眩しいくらいに明るい・・・ あれ?窓の外は夕焼け?なんで? 約1秒ほどの光景だったので他は覚えてない。
自分も入ろうと扉に手をかけたが鍵かけたように開かなかった。
スーパーを後にして家に着いて初めて気づいた。
嫁がスーパーの袋を覗いて、牛乳買って きてって言ったじゃん、なにこの食いかけの菓子パンとお弁当は?レシートも無いし、
家計簿に付けられないじゃないよー。
色々な意味でそのスーパーには寄りつけなくなっている。



643
>>642
時空のおっさんの詰所だったのかw






引用: 不可解な体験、謎な話~enigma~ Part105