15 2018/03/28(水)
小学校上がる前の話だから多分5歳位の幼稚園生の頃かな?
ピアノ習い始めてしばらくしてからだから
5歳であってるはず。

私は中国地方の田舎の生まれでおばあちゃん家は漁師村みたいなとこなのね。
んで、ひな祭りの季節になると15段?くらいのでっかい雛人形の飾りが奥の床の間のある部屋に出されるの。
ガラスに入った60センチくらいのオルゴールがなる和風の人形とかも出される。

小さい頃物心がつくくらいからその部屋が凄く怖くてさ。
日本人形って子どもの頃何か怖くない?

小さい頃春休みとか長期の休みになると2.3週間おばあちゃん家に泊まるのね。
母がママさんバレーとかやってたからそっちの方が都合よかったのかも?

んで、ある時変な事が起き始めたのよ。
おばあちゃん家に泊まる時は仏壇のある部屋で家族4人で(父、母、弟、私)寝るんだけど
頭を向けてる方が襖でその襖の先が雛人形が出てる部屋なのね。
目が覚めると何故か私だけ雛人形の部屋で寝てるの。
恐怖で固まってうまく動けなくてほふく前進みたいな格好で隣の部屋まで行くんだけど真っ暗でさらにリビングのほうの襖を開けると
大人達(父、母、祖父、祖母)がお茶してて
(その当時10時、15時、23時にお茶の時間があった)
「まだ起きてたの?」って言われて
身体が動かないまま 足を何かに掴まれるところで目が覚めるんだけど普通に朝なのよ。
台所に行くといつも通りおじいちゃんが新聞読みながらコーヒー飲んでて、おばあちゃんが「何食べる?」って聞いてくるの。
だから私も何だ夢だったのかーってホットしてご飯食べるのね。





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でもその晩また同じ夢を見るんだ。
その当時雛人形は3/3の1週間前からその後1週間くらい出しっぱなしにしてたのね。
普通嫁に行くのが遅れるからとかってしまうのにねw
2.3歳の頃私がすごく喜んでたから長く出てたみたい。

で、夜になって寝て目が覚めるとまた私1人雛人形の部屋にいるのね。
何か雛人形達が皆こっちを見てるような気がしてまた怖くてほふく前進で大人達のいる部屋に行くの。
したらまた足を掴まれて目が覚める。

何回かその夢を見てるうちに変わってきたことがあった。
足を掴まれるタイミングがはやくなってくんだよ。最初は親に「まだ起きてたの?」って言われたあとだったのにリビングへ繋がる襖を明ける前、襖にたどり着く前、雛人形の部屋の襖を開けて中ほどまで進んだ後。。。
もう子どもながらにこれは下手したら連れてかれる!!!雛人形の部屋の扉を開けられなかったらどうなるのか!と恐怖で仕方がなかった。



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最後に雛人形の襖を開けて中ほどまで進んだところで掴まれた夢を見た日の朝に泣きじゃくって今までの話をして雛人形を閉まってもらった。
そしてその夜は泊まらずに家に帰り自宅で両親の間で泣きつかれるまで抱っこしてもらって寝た(笑)
その日から変な夢は見ず落ち着いた。
何かあったら供養してもらおうと言っていたがとくにその後何も無かったので今でもおばあちゃん家の2階にしまわれているだろう。

最近祖母とその時の話をしていて、
その雛人形達は祖母が私の叔母(私からすると叔母)が子どものころに買ったものでかれこれ50年以上前のものだった。
祖母は東京の生まれで東京大空襲の時に山陰の親族を頼って住み移り、そこで見合い結婚をしたのだが祖父が大工でその村の大半の家を建てていて色々よくしていただいた時にその当時だと安く買えたものだったようだ。



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私は2.3歳の頃は1人でよくひな壇の部屋で
雛人形達に話しかけるように遊んでいたそうだ。

私の前に、従兄弟が2人女の子が居たが雛人形の部屋には近寄らなかったそうだ。
2階にしまわれ続け子どもも寄り付かず
久しぶりに私が居て嬉しかったのだろうか。

祖母が「神さんに気に入られたんだろうかねぇ、連れてかれらんで良かったわー」
と言う言葉に少しゾッとした。


2ちゃんを見るようになってコトリバコなどの話が自分の地方に近いなと思い祖母に聞いてみたりしたことがあるが、「そげな話知らんねぇ」と言っていた。
まあ確かに2ちゃんの話だしなーと流していたが、祖母は元々東京の人間だったし次実家に帰ったら元々住んでいた祖父にも話を聞いてみようかなと思っている。







引用: 怖い話、体験談