180
私を助けてくれたおばあちゃんが教えてくれた、おばあちゃんのお兄様にあたる方(既に他界)の話。
おばあちゃんは7人きょうだいの5番目、なぜか第1、3、5、7番目が見える子だった模様。
中でも3番目のお兄様がずば抜けていて、両親は反対したが世の中のお役に立ちたいと若くして警官になった。
いわゆるノンキャリアなで町のおまわりさん。
しかし持ち前の勘で窃盗や空き巣の犯人を指名手配したすぐくらいに捕まえて来ちゃう。
おばあちゃんは7人きょうだいの5番目、なぜか第1、3、5、7番目が見える子だった模様。
中でも3番目のお兄様がずば抜けていて、両親は反対したが世の中のお役に立ちたいと若くして警官になった。
いわゆるノンキャリアなで町のおまわりさん。
しかし持ち前の勘で窃盗や空き巣の犯人を指名手配したすぐくらいに捕まえて来ちゃう。
181
続き。
数年後、検挙率がずば抜けていたお兄様は腕を買われて異例の刑事になった。
刑事課では先輩から妬みで事件の情報をもらえないなどいじめや嫌がらせを受けたけど、いじめた奴に
「私のような身分の者につまらんことをするなら母君が亡くなる前に仕切りに気にしとった家宝の掛軸の修理でもしたらどないです?何日も前から母君がうるさくてかなわん」
と言ったら先輩は恐れをなしてそれからお兄様をちゃんと扱うようになった。
逮捕は毎回無駄なく鮮やかで、お兄様は退職まで署内で15回表彰を受けて千里眼と呼ばれた。
数年後、検挙率がずば抜けていたお兄様は腕を買われて異例の刑事になった。
刑事課では先輩から妬みで事件の情報をもらえないなどいじめや嫌がらせを受けたけど、いじめた奴に
「私のような身分の者につまらんことをするなら母君が亡くなる前に仕切りに気にしとった家宝の掛軸の修理でもしたらどないです?何日も前から母君がうるさくてかなわん」
と言ったら先輩は恐れをなしてそれからお兄様をちゃんと扱うようになった。
逮捕は毎回無駄なく鮮やかで、お兄様は退職まで署内で15回表彰を受けて千里眼と呼ばれた。
183
子供の連れ去り事件があった時、なぜかいつもみたいに犯人の姿や逃走経路が見えない。
子供に情がうつりすぎたせいで見えなくなっていたようで、この時
「子供の命がかかっとるのに何じゃ!ワシの力はこんなもんかアホらし情けないわ」と泣いて悔しがっていたら耳元で
「たわけが!お前の力で今があると申すか」と叱られて、声の主はわかんないけど無意識にお兄様は土下座していた。
子供は無事保護されたけど、それからは勘だけに頼らず組織的に捜査する事に重点をおくようになったそう。
子供に情がうつりすぎたせいで見えなくなっていたようで、この時
「子供の命がかかっとるのに何じゃ!ワシの力はこんなもんかアホらし情けないわ」と泣いて悔しがっていたら耳元で
「たわけが!お前の力で今があると申すか」と叱られて、声の主はわかんないけど無意識にお兄様は土下座していた。
子供は無事保護されたけど、それからは勘だけに頼らず組織的に捜査する事に重点をおくようになったそう。
184
しかし次から次へと起こる事件で、誘拐や神隠し事件ははどうしても犯人や被害者の姿が見えない事の方が大半で、
後で亡くなって発見された子が飴玉ほしいとかおかあちゃんおかあちゃんとお兄様のそばで泣く姿を見たときに自分の無力に耐えられず、上官が数年無理に引き止めたけれど結局退職した。
この話を聞いてからテレビや雑誌にでてる霊能者とか占い師はほとんど「霊能ごっこ遊び」の範疇で騒いでる人達だと思っている。
終わり。
後で亡くなって発見された子が飴玉ほしいとかおかあちゃんおかあちゃんとお兄様のそばで泣く姿を見たときに自分の無力に耐えられず、上官が数年無理に引き止めたけれど結局退職した。
この話を聞いてからテレビや雑誌にでてる霊能者とか占い師はほとんど「霊能ごっこ遊び」の範疇で騒いでる人達だと思っている。
終わり。
185
>>180-184
経歴が知人に似てるなぁ、そのお兄様
知人はまだ若いけどw
彼が刑事を辞めたのも似たような理由なんじゃないかと思ってたから
読んでちょっとびっくりした
経歴が知人に似てるなぁ、そのお兄様
知人はまだ若いけどw
彼が刑事を辞めたのも似たような理由なんじゃないかと思ってたから
読んでちょっとびっくりした
186
刑事さんの話おもしろかった。㌧です~。
刑事と言えば、昔アンビリでやってた心霊刑事思い出す。
サツ人現場に行くと被害者の霊が犯人教えてくれたり、自サツで処理され
そうになった霊が「コロされた!」と訴えかけたり、
家で眠ってても霊に話かけられて大変そうだったな。
刑事と言えば、昔アンビリでやってた心霊刑事思い出す。
サツ人現場に行くと被害者の霊が犯人教えてくれたり、自サツで処理され
そうになった霊が「コロされた!」と訴えかけたり、
家で眠ってても霊に話かけられて大変そうだったな。
189
>>186
リアルゴースト(アメリカのドラマ。同じように霊に話しかけられる)か~
主役メリンダのような苦労って現実にあるのね。
リアルゴースト(アメリカのドラマ。同じように霊に話しかけられる)か~
主役メリンダのような苦労って現実にあるのね。
引用: 【恐怖】既女が語る恐い話【心霊】47
コメント
コメント一覧 (18)
それこそ100年に一人、二人とかの極めて稀なレベルだろうけど
そしてそういった人はテレビとかには出てこないんじゃないかなぁ
霊感は遺伝するって言うし
この世には霊感遺伝子なるものが存在してるんじゃないかと思ったよ
あと霊感は隔世遺伝しやすいとか聞いたことがある
嫉妬から?足をひっぱりまくる人もいるだろうし
目に見えない力を信じない人は一定数いるから能力自体も理解を得にくいよね
こういう方々が堂々と活躍できるようになれば
未解決や迷宮入りで傷つく被害者やそのご家族も減るんだろうな
> 飴玉ほしいとかおかあちゃんおかあちゃんとお兄様のそばで泣く姿
想像だけで胸が締め付けられる
彼女は元々警官でその力を使って事件解決に役立てていたそうだ
※1
100年に数人はそういう能力を持った人はいるのかもしれないね
そんな数人が警官となる可能性となるとさらに少なくなるだろうし
能力があっても役立てようと思える人も少ないだろうし
仕事と割りきって被害者に同情もなんもなく手柄になるかどうかだけでやってる人ほど上に行くんだろうな
サツ人と違って意図的に隠されてるから見つけられないのかね
こういう話は心底興味深くてそういうのを語ってくれる霊能者いないかなと思ってる
競技とかでも精神統一して冷静にやるといい得点でたりするのと同じで
集中して探れば見えたかもしれないと思った
ただ人一倍正義感強そうなお兄さんだからそれができなかったのかも
↑なんでいきなり他の霊能者ディスりになるのか・・・。このお兄様は無事だったようだけど(警察官だから?)犯人に逆恨みされて仕返しされた時、その能力者を誰が守ってくれるの?事件が起こらないと警察は動かないんだよ?
こんな考え方もあるぞ。
何でもそうだけど人には向き不向きがあって、向いてるものでもやはり特定の得意分野と苦手分野がある。
犯人の隠したいという意識の強さによってものが見えにくくなったり、見えなくなる。
ただの勘や発想の豊かさなので、証拠や遺留品がないと鈍る。
スピリチュアル的な発想では守護霊が複数いて、時々離れたりそばにいたりして能力が左右される。
本人や守護霊の格などによって、能力に制限がかかってる。
犯人や被害者への波長が合う合わないがある。
なるほどね~
犯人の隠したいって意志の強さはとてつもなさそう
なるほど、
・助けたい気持ちが強すぎる
・隠したい気持ちが強すぎる
・波長が合わない、向き不向き
など色んな都合が重なって見えなくなってしまうのか
もしかしたら土地神様?とか土着的な何かが、災難を避けるためなど何らかの理由で加護という名の邪魔をしてるのかも知れないし?
色んなオカルト読むと※9で書いたのに似たような内容があるから探してみてな。
この刑事さんのように生真面目な人だと理不尽さに耐えられないと思う。
網をはった捜査もしてるなら土地神様は考えにくい、やはり犯人は相当な守護を受けた霊格の高い人物だと考えられる、子供の苦痛や絶望とかは霊的存在にとってご馳走だ。
仮に千里眼に頼らず犯人に辿り着いてもそれだけ霊格が高いと社会的地位も高いだろうから結局何もできないでしょうけどね…それで警察もやめたのかも。
私が知ってる限りの神霊の類は変な奴や面白いのも多いけど総じて気のいい連中だ、しかしスピとかの言う「高次元」存在という連中が本当に何を考えてるか分からないし近づきたくもない、鼻くそほじる感覚で大量殺戮するし。
悪魔・邪神の加護を得た犯罪者がいるのか
果てしなく続く光と闇の闘い
なかなか犯人が捕まらない。
被害者である霊が犯人を庇ってたってオチがあったな。
※15
犯罪者は自分に甘いだけのクズ。
悪魔や邪神は関係ありませんよ。
単に利己的ってだけじゃなく、そうしないと自分の精神がもたない面もあると思う
それに影響されるかしないなは、自身の意志と守護霊次第
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