2019/12/15(日) 23:18:00
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651 2018/07/01(日) 04:02:17.18 ID:Box6TdXf0
小学生の時、友達と自転車で山の中の細い林道を遊びで走ってた時のこと
しばらく走ってたら先の方に女の人が歩いてるのが見えた
登山やハイキングとかでなくごくフツーの恰好でスカートとか履いてて、片手には買い物カゴみたいなのを持ってるだけ
まさかこんな山の中に人がいるなんて思ってなかったのでちょっとビックリしたのと、人が歩いてると自転車が通れないほど細い道だったんで
友達と自転車停めて何となくその女の人が先を歩いてるのを見てた
友達と自転車停めて何となくその女の人が先を歩いてるのを見てた
するとその女の人、やがて林道から外れて草がボーボーに生えた山の斜面に登って行った
「(何であんなとこに行くんだ?)」って俄然興味が湧いて、その人が登った辺りまで自転車を走らせると、
斜面の少し上の方に一軒のプレハブ小屋みたいなのが建ってて、ちょうど女の人がその中に入っていくのが見えた
斜面の少し上の方に一軒のプレハブ小屋みたいなのが建ってて、ちょうど女の人がその中に入っていくのが見えた
「こんな辺鄙なとこに住んでる人もいるんだね~」ってちょっと感心して、その日はそのまま山を下りて終了
それから一月ほど後、やっぱり同じように林道を自転車で走ってる内に女の人とすれ違った辺りに来たことに気づいた
「そういえばここら辺だったなあ」ってふと斜面の上見たら、あの女の人が入って行ったプレハブ小屋が目についた
653 2018/07/01(日) 04:41:53.18 ID:Box6TdXf0
そうしたら友達のうち1人が「あんなとこにある小屋にホントに住んでるのか?ちょっと覗いてみないか?」って言い出した
最初は止めとけ、行かないとか言ってた奴らも好奇心には勝てず、みんなで自転車停めて斜面を登り始めた
最初は止めとけ、行かないとか言ってた奴らも好奇心には勝てず、みんなで自転車停めて斜面を登り始めた
うっそうとした草の斜面を登り切り、家の周りも草だらけなのを抜けて小屋にたどり着いたんだけど、
小屋の窓がどこも泥とホコリで汚れてるので中が良く見えない
ぐるっと小屋の周りをまわってみると、反対側に入口らしき引き戸があった
小屋の窓がどこも泥とホコリで汚れてるので中が良く見えない
ぐるっと小屋の周りをまわってみると、反対側に入口らしき引き戸があった
もうこのまま帰ろうか?ってひそひそ話してると、言い出しっぺの友人が「『道に迷った』ってフリを尋ねてみようぜ」って提案した
それにはさっきと違ってみんなが強硬に反対したんだけど、言ってる間にそいつが入口をノックして「すいませ~ん」って扉を開けてしまった
それにはさっきと違ってみんなが強硬に反対したんだけど、言ってる間にそいつが入口をノックして「すいませ~ん」って扉を開けてしまった
ところが、扉を開けた友人が「…ええ~?」って変な声を上げたんで「どうしたどうした?」ってみんなも小屋の中覗いてみた
すると中は地面に直接畳が数畳敷いてあって、その上に小さな机が一つ、あとは引き出しが全部ないタンスらしきものもあるだけ
そして何より、小屋の中にも草が生えてたりしてとても人が住んでるようには見えなかった
すると中は地面に直接畳が数畳敷いてあって、その上に小さな机が一つ、あとは引き出しが全部ないタンスらしきものもあるだけ
そして何より、小屋の中にも草が生えてたりしてとても人が住んでるようには見えなかった
誰からともなく小屋に足を踏み入れてみたけどやっぱり他は何もない、草の間の地面に割れた茶碗とか紙くずやごみが見つかるだけだった
だがふと畳の上の机を見ると、何かが置いてあるのが分かった
それは“写真たて”だった
何の気なしに拾って見てみると、丸メガネをかけた昔風の男性の、なぜか妙に新しいモノクロ写真が入っていた
それをみんなで見て何だか言いようのない不気味さを感じて「やっぱりここ入っちゃいけない場所だったんじゃないか…」
って急いで斜面を下り、自転車を走らせてその場を立ち去った
だがふと畳の上の机を見ると、何かが置いてあるのが分かった
それは“写真たて”だった
何の気なしに拾って見てみると、丸メガネをかけた昔風の男性の、なぜか妙に新しいモノクロ写真が入っていた
それをみんなで見て何だか言いようのない不気味さを感じて「やっぱりここ入っちゃいけない場所だったんじゃないか…」
って急いで斜面を下り、自転車を走らせてその場を立ち去った
それからしばらくはそこに近づかないようにしてたんだけど、何年かして「あれ、なんだったんだろう」って一人で出かけてみたことがある
ところが、確かにその場所に行ったはずだけど、あの小屋は跡形もなく消えてしまってどうしても見つけることが出来なかった
ところが、確かにその場所に行ったはずだけど、あの小屋は跡形もなく消えてしまってどうしても見つけることが出来なかった
コメント
コメント一覧 (22)
地元に建ってた3階建ての変わった(色もカラフル)作りの家が間違いなく存在したはずなのに周辺の人に聞いても全く知らないっていうんだよね
ちなみに一緒に友達も見てて同じ記憶が間違いなくある
その場所には普通の家が建ってて俺らが変な家を見た時期もずっと建ってたとか言われて一体俺と友達が見たあの変な家は一体なんだったんだって(何度も見てる)
違う人間と同じ記憶違いなんてすることあるのかな
記憶は後から作られることがあるからな
友人が嘘の思い出話を何度もすると、された方は記憶として固定する場合があるという実験結果が出てる
興味持つのは子供ばっかだった
移るときも中身だけ先に移動して撤去はあとから
友達の家の所有物だったけど、そいつの許可もらって隠れ家ごっこしたなぁ
林道や登山道であきたらず
色々な山や小川を走り回った
ある時、山の中で50センチ位の
小さな祠を見つけ 手を合わせ
50円玉賽銭で置いてきた
その後何度行っても 祠が見つからない
不思議な思い出。
そして役目を終えて廃屋に。
そこに指名手配犯か誰かに追われてる人間が潜伏。
女は食料とか生活品を届けてた。
こいつらに見られたのに気づいて移動。
こんなとこじゃないのかな?
丸メガネの男は『山田』だよ。
で奥さんがたまたま昼ごはんかお八つを差し入れただけとか。
草ぼうぼうの細い道でスカートは無い、虫が多いから
チッョト盛っているような気がします
その小屋で写真の男性が亡くなったとか。。。
普通に普段は物置程度にしか使っていないプレハブ小屋におばさんが入って行っただけの話じゃないのか
その女性と今は亡き父親との思い出の場所で、時々1人で訪ねていたのかもしれない
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