1
書き溜めしてないから遅くなるけど
暇な奴はちょっと聞いてくれ



2
聞いてるぞ


8
友達と3人で酒飲んでた時になんとなくノリで行ったんだ

友人1 男 以下英夫
友人2 女 以下圭子

肝試しに行こうと言い出したのは英夫で
正直俺は乗り気じゃなかったんだが圭子が乗り気で仕方なく俺もついて行くことになった

俺北海道に住んでるんだけど割と有名な心霊スポットがあってそこに行くことになったんだ
そこは結構出るって噂のところで正直ビビりな俺は本当に行きたくなかったんだ



12
北海道とかガチ臭いロケーションやめろや・・・寝れなくなるだろ・・・




13
圭子は酒飲めないから圭子の運転でそこまで行くことになった
道中本当に真っ暗で車が照らしている部分しか見えない

ちょっと圭子が道に迷ってたときに
このまま着かなければいいのに
とか思ったりもして

だけど結局そんなのは無駄で走ってれば着く
着いて車を止めたのと同時に英夫が真っ先に走って行ってちょっと遠くで
「早くしろよー!!!!」とか行ってる
暗くて姿なんか見えないし
奴が持ってる懐中電灯でなんとか居場所を把握できる程度

それくらい暗い



16
正直そこから一目散に逃げ出したかったが女の子の手前そんなわけにもいかず
震えながら胸張って 強気アピールしてたけど多分ばれてた

先に行った英夫は置いといて
二人でトンネルの中に入って行って

あのシミが人の形みたいだ
あのシミがこっちを睨んでる
そんな気がして
俺はただ無事トンネルを抜けられるのを祈っていた



18
トンネル抜けたところには自然があって
真っ暗な中に広がる小さな大自然

川の流れる音すら不気味に思えて
風に揺られる木の葉の音すら怖かった

トンネルを抜ければ英夫に会えると思っていた俺ら
でも英夫はいなかった
それどころか誰かが通った形跡すら見当たらない

英夫は?
と訪ねてくる圭子に俺は
わからない 探そう
と返した

本当はさっさと帰りたかった
どうせどっかに隠れてるんだろう

そう思っていたから



20
だけど10分
20分
かれこれ1時間は探しただろうか

英夫の姿はなかった
正直怖いし眠いしだった俺は
さっさと英夫に電話かけて帰ろうと思って

繋がらなくて

俺が圏外なわけじゃない
圭子の携帯の電波も通じてる

英夫の携帯が圏外なんだ
そう感じて
何かあったのかと急に心配になって
名前呼んで探したけど一向に現れる気配はない

それどころか
ここに俺らしかいないんじゃないの?
というほど あたりは静けさに包まれていた



23
圭子も少し疲れの色を見せてきた頃
人影を発見した

英夫だ
間違いない
センスのないコーディネートにやたらでかい懐中電灯

あの姿は英夫だ
俺らは急いで英夫の元へ駆け寄った

だけど英夫から返事がない
肩を掴んで振り向かせると
涙を流した英夫がそこにいた



24
どうしたのか
何があったのか

何を聞いても黙っていて
そして動こうとしない

混乱しているのかと少し落ち着くのを待ってたら
英夫はゆっくりと
川の対岸を指差した



25
英夫何みたんだ


26
怖い…


27
人だ
人がいる
それも女の人

その時の時計は多分夜中の2時頃を指していたと思う
そんな時間に人が
ましてや女の人が一人でこんなところにいるわけがない

そう思って
見ないふりをしよう
だけど
彼女は
こっちを見ていた



30
遠くて
暗くて
はっきりとは見えなかったけど

はっきりとわかる
こっちをじっと
ずっと
見てた

よく見るとその女の人はどこかおかしかった
暗闇のせいかもしれない
眠気のせいかもしれない
だけどその女の人

明らかに長いんだ
大きいんじゃない

長い

すらっとして
背が異様に高い



32
八尺様か




34
すると女の人は声を出した
声というより


なんというか新雪を踏むような音
グギリッ グギリッ
って音

そうするとその女の人はゆっくりと森の奥に消えていった

ふと英夫が動き出してその森の方へ向かって歩いて行った
俺と圭子が止めようとしてもそれを振り払って
川を渡って奥へ進む

このままだとまずい
そう思って圭子と俺は後を追って

するといるんだよ
木の陰に女の人が

遠いはずなのに
背の高さのせいでやたらと近くに見える



35
ごめんちょっと長くなりそうだから先に結論書く

その女の人

ついてきてるんだ
助けて



36
リアルほん怖だな


40
北海道でガチなやつを祓えるのは北海道神宮・札幌八幡宮の2つだけだぞ


42
そういえば上に八尺様って出てたけど
二階の窓から顔のぞかせるほどでかいのか?



47
>>42
八尺様はそんぐらいでかかったんじゃね?
ぽぽぽって声が聞こえるから違うかもわからんけど


43
ふむ、それで英夫と圭子はどうしたの?


49
>>43
英夫は音信不通
家にはいるみたいだけどそれしかわからない
圭子は連絡はつくけど家から出てこない
何も言ってくれないけど



44
英夫についてきてんの?


49
>>44

間違いなく俺



51
ついてきてるって
怖すぎる


52
読んでくれてるみんなありがとう
でも外に出る勇気はない

外からグギュって音が聞こえる怖い



53
帰る途中からずっとついてきてるってこと?
帰る途中からついてきてるなら英夫も圭子も視認できてるわけだよな?
なんでその二人には害ないの?ってかついてきてるの分かってるなら寺とか神社とかでお祓いしてもらえばいーじゃん


57
>>53
ちょっとそこらへん詳しく書く

森の中で女の人といろいろあって
圭子の車で逃げ出した

道中音はしなかったけど
ミラーにだけは映るんだ
その姿が

後ろ見てもいないし
そんなわけないんだけど
ミラーの中にだけその女はいた
圭子も気がついていたみたいで

ずっと
顔を伏せて
目だけで前を見て

逃げるように
逃げるように帰った



61
>>57
うん、それは分かった
でもその時点で既に英夫はおかしくなってるわけだよね?なんで寺とかに連れて行かずにそのまま家に返したの?
普通そんなことがあったら家に帰らずにお祓いとかしてもらおうと思うのが普通だと思うんだけどなんでみんな解散した?
ほんでお前は今ミラーなしで見えてるわけ?


63
>>61
お寺とかそんなこと考えてる余裕なんてなかったよ
他人事だと思ってそんなことが言えるんだよ

実際経験したらわかる
寺よりも家
家に帰ることを優先的に考えてしまうから



59
早くお祓い行くのが一番


60
とりあえず九字刀印しときなよ


62
家にまで着いてきたと気がついたのは
三日目の夜だった

寝る時になると必ず
窓の外から


グギュッ グギュッ

それからは布団を頭まで被って寝てたんだけど
それがさっき今日は音しないなと思って
窓の外を
ふと
見たら 明らかに人の頭頂部がそこにあった



65
他に似たような体験談ありませんかね…?


68
>>65
デカイ女についてこられるって言うのはさっき言った八尺様が近いと思う
体験談はいいけどそんな怖い状況で怖い話読めるのかってのが問題だな


75
八尺様て本当にいるのかー
男だけについてくるんだよね






引用: 肝試し行ってきたんだけど