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投下。

小学5・6年生のころ、友達がイジメにあってるのを見てられず、
止めに入ったら、自分もイジメにあった。

「氏ね」「きもい」「ぶさいく」など、一通り悪態をつかれるのは勿論。
物を壊されたり、体操着を足型だらけにされたりなんてことはしょっちゅう。
自分だけじゃなく、親のことまで悪く言われるのが何よりも辛かった。

自分が悪いことをしているわけじゃないし、
こんなことで学校を休んでられないから、
親には言わず、体調悪い時も気合で学校に通い続けた。

幸い一部の人や先生からは、
正義感の強さや、やられても黙ってるタイプじゃないところがかわれていたらしく、
虐められてるのに、何故か生徒会長みたいなものを任された。ある意味異例だと思う。


しんどかったけど、何とか小学校は卒業。
そのまま公立の中学校へ。




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中学に入ってからは、とにかく自分の言動に気をつけた。
猫を被りまくっていた。


「あいつ、小学校のころイジメられてたんだぜ、マジきもいわ」
とバラすやつも中にはいたけど、
自分が完全にいい人で真面目な優等生を気取っていたからか、

噂に信憑性がないと判断されたようで、
「なんでそんなにアイツにかまうわけ?キモいを連発してるお前のほうがキモい。」
とバラした元いじめっ子が、やり玉に上がり、はぶられる状態に。

「悪口言ってきた人をたしなめてくれたのは嬉しいけど、
仲間はずれにしてるのを見るのは悲しいからやめようよ」
と止めることで、皆ころっと感動し、自分の立場はまた優位に。

元いじめっ子からも、過去のイジメ行為を謝られた。


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その後、そつなく中学校を卒業。

高校に入ってから、身なりに気をつけるようになった。
化粧も少しずつ覚えていったし、短かった髪を胸下まで伸ばした。
ダイエットもした。10キロ痩せた。

太っていたころは、お世辞にもきれいと言えなかったけど、
今は道を歩いていて、大手生保レディや営業会社から、
ヘッドハンティングされるぐらいの見た目にはなった。

ある程度自分に自信をもてるようになったから、
少し前に、小学校の同窓会に参加した。
もちろん、猫をかぶったまんまで。

イジメの主犯格だった男子達からは
「こんなに変わるなら、あの時あんなことせずにアピっとけばよかった」
「そういえば、素はよかったもんな」
と言われ、すごくちやほやされた。

イジメに加担していた、当時学年一可愛かった女子からは
「えー、ooちゃん?なんか可愛くなったねー」と
上から目線で悔しそうに言われた。自分が注目浴びなかったからイライラしてた。

(彼女は男子に見えないところで、気に入らない女子をいびる性悪女だったが、
八方美人だから当時男子は皆騙されていた。)

同窓会後、元いじめっ子の何人かから、遊びの誘いを何度ももらったけど、
「彼氏に心配かけたくなくて…ごめんなさい」と断り続けた。
ここでも真面目で清い女性アピール。


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彼らの誘いをスルーし続けて、優しくて堅実で、頭も稼ぎもいい旦那と結婚。
旦那は私がイジメられていたことも、性悪で計算高いところも知っていて、
自分が見栄や体裁のために努力を続けていて、

全く清いところなんてないのに、それでも受け止めてくれてる。
今までがんばったんだから、自分の前では自然体でいたら?と言ってくれる。

男前だし、すごく正義感が強い。
私にはもったいないぐらいの人だと思う。今は幸せだ。


今、イジメの事件で騒がれてるけど、
加害者への復讐として効果的なのは、
自分がこれ以上にないぐらい、幸せでいることだと思う。

難しいことだと思うけど、人間変わることはできる。
もししんどいなら、その場から逃げてもいいと思う。転校だってあり。

自分も氏にたくなったことが何度もあったけど、
今は人生捨てたもんじゃないとは思う。

数日前。
イジメに加担していた、性悪女が離婚したと聞いて、当時を思い出しながら記念パピコ。
怖くもなんともなくてスマソ。

因果応報っていうのが、もし本当にあるならば、
彼女の場合はそれだったのかもな。


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>大手生保レディや営業会社からヘッドハンティングされる
こんなのあるのか お水関係のは知ってるが


100
>>98
ちょいちょいあるよー!

道を歩いているときに
「今お仕事の帰りですか?私こういう者です。一緒にお仕事して下さる方を~」
と大手生保の方に名刺いただいた。

以前東京出張したときも声かけられた。
都会だとそういう事あるみたい。


103
みんな!ヘッドハンティングの話で騙されてるよ!
復讐がないよ‼


108
見返すのは立派な報復だと思うけどなー
確かに手酷く振ってやったりするほうが面白いけどさ


113
>>99
がんばったね、乙。
自分がしあわせになることが最大の復讐ってのにまったく同意。

私も現在継続中のDQNでネチネチした復讐ある。
実家が貧乏で小学生のときにそれをネタにいじめが始まり高校生くらいまで続いた。
田舎の狭いコミュニティで我が家の状況も雑貨店のスピーカーおばさんから発信されてた。
いじめの主犯はいま40代で結婚願望強かったのに未だ毒女。
見栄っ張りで子供の頃の取り巻きがそこそこの家に嫁いだので自分も…と譲らない。
実家住まいで病気の母の介護しつつ往復数時間かけて通勤。
不況で傾きかけた家業継いだ同居の弟(既婚)からはDV。
そんな彼女を自分の披露宴に招いたところから始め、年賀状や同窓会で会ったときに
現在は経済的に厳しい彼女が昔から憧れていた場所に行ったことや欲しがってたブランドのものを買ったこと
家を買った話や義実家(裕福)から相続できるものの話、私の親友が芸能関係の仕事をしているので
たまに芸能人もいる食事会みたいなのに呼んでもらうことなど、彼女が羨ましいと思うと感じることを
端から彼女に話してる。
その都度「あんな貧乏人に出し抜かれたグヌヌ…」となって、あるときは過呼吸起こしたり。

ひとつひとつ自分の力で得たものなんてないから本当は自慢なんてできないし、我ながら馬鹿馬鹿しいと思うけど
そんな馬鹿馬鹿しいことで彼女が悔しがるっていうのも自分としては復讐として楽しめる。
しあわせになればなるほど彼女が悔しがるならいくらでもしあわせになってやる。
貧乏をネタにいじめられてるのを知った親は病気で少ししか働けてなかった。
「服を買ってやれなくてごめんね」と私に泣いて詫びたあの姿を覚えてる限り復讐は続けると思う。



147
>>95-99のものです。
一括でのコメント返しですみません。

小学から中学への進学にむけて、
「いじめてきた子達を、どうしたら悔しがらせることができるか」
と、六年生のころはずっと考え続けていました。(我ながら根暗ですね)

当時はトイレ掃除を一人でやらされ、ふざけて頭から水を被せられたり、
後ろから尖ったシャーペンの針でで刺されたり、
図工の作品を壊されたり、観察池に落とされたり。

そんな毎日の繰り返しだったけど、親にはいえませんでした。
親同士が不仲だったので、とても言える雰囲気ではありませんでした。

なので、
「今日は~にこんなことをされた」と、万が一、自分が自サツした時ように、
記録は常に残していました。今もどこかにノートがあるとは思います。

その上で、中学進学を前に考えついた復讐が、
「自分の立場を優位にして、先生や周りを味方につけ、相手の信頼をなくそう」
というものでした。

自分自身の手は汚さず、相手を陥れるということだけに拘り、
そんな考えに縛られてきた数年間だったので、楽しめたかというと微妙です。

今思うと自分がしたことが正しかったのかはわかりません。






引用: 本当にやった復讐 11