165 2012/05/30
かなり昔だけど泥棒された話、オカルト成分入り。
空気読まず投下。

うちは田舎のかなり古い家で、本当に古いだけで何も凄いことはないんだけど、ほんのちょっとだけ
自慢できることに「異国の血が混じってる」ってことがあった。
その関係で母方のおばあちゃんが異国のおもちゃとか大事にしてて、それが母へと受け継がれてた。
中には相当な値打ちものがあるんだけど、そんなものはどうでもよくて、ただおばあちゃんが大事に
してたものというそれなりに丁寧な扱いをしていた。

十数年前のこと、
都会から疎開してきたバツイチ家族(ママと子二人と両親)があいさつに来たのだけど、
田舎でお隣さんとも離れ気味とは言え、なんでうちのほうまで来るんだろうという程度の距離。
しかも何かと理由をつけて(子供をダシにしたりもらいものを持ってきたり等)家に上がりたがるような人だった。
こちとら田舎でも、
やたら家の奥に入りたがるような人はさすがに付き合いたくなくなり、当然周りでもそんなんだから、当然のように孤立していきました。

ところがある時、同じ集落の人で町でリサイクルショップをやってる旦那が夜中に突然やってきて、
「見間違いだったらいいんだけど、あれ、どこにある?」と言ってきました。




その顔色から母はピンときて、すぐにおばあちゃんの遺品を探したけど色々となくなってました。
大事にしてたビスクドールのカトリーヌ(仮)、お守りのカメオ、さる貴族様から頂いたといういわくつきのブローチ、etc...
他のはともかく、その三つについてはちょっとした問題があり、いわゆる家や家人を守ってくれてるんだけど、
その代わりに周りに災厄を起こしたり、無断で持ち出したりすると怒って災厄の固まりになるといわれているもの。

当時学生だった私は別に信じてたわけじゃないけど、確かに扱いが悪かったりするとなんか気持ち悪く
なったり不思議と悲しくなったりするのと、昔の遊び相手たちだったこともあり、一応大事にしてた。
そして母やショップ旦那はおばあちゃんが生きていた時に何かあったらしく、完全に信じてる人だった。


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ショップ旦那が言うには、例の家族のママがアンティークだといってそれらのアクセサリー類を持ってきたんだそうな。
ショップ旦那はそれに気づいて、「うちはアンティークはやってないけど。こりゃかなり値打ちものだよ。きちんと鑑定すればどれもすごい値打ちがあるよ。ショップだと買いたたかれるからきちんと鑑定できる、大きな骨とう品店とかに聞きに行ったほうがいい」と簡単に売らないように牽制をしてくれたんだそう。(嘘は言ってない)

うちの家族も慌ててショップ旦那が駐在さんを呼びに行ってる間に泥棒ママの家に襲来、
夜中にも関わらずドアをドンドンやって泥棒の両親をたたき起して「うちから盗んだもの返せ!」とテンパって突っかかった。
しかし泥棒ママの両親は「何か証拠でもあるのか?警察呼ばれたくなかったら帰れ!」と。
今考えれば当然の対応なんだけど、その時横から「コツン」と音がして、横を向くと廊下の「真ん中」にカトリーヌが座ってた。
すると泥棒の母親は腰抜かして「なんで、車のトランクに入れてたはずなのに!!」と。

ちょうど到着した駐在さんとショップ旦那が車に向かい、すったもんだの末トランクを開けさせると、
うちだけじゃなくいろんなものが入ってた。
泥棒ママの母も窃盗に協力してたらしい、泥棒ママの父はポカーンとしてたので知らなかったのかもしれない。

うちのいわく付きのものだけは調書を取った後すぐ返してもらえて、家の定位置に戻してあげた。
今考えるとすぐ戻ってくるとかありえないんだけど、たぶん駐在さんもこれだけはやばいと祖母から
聞いてたりしたのかもしれない。


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そして翌々日、捜索中だった泥棒ママと子供が遺体で発見された。
車で隣県に行こうとしてたらしく、隣県につながる山道でがけから落ちて全員亡くなってた。
転落場所のガードレールが破れてなかったために発見が遅れたのだけど、
なんと泥棒ママだけは警察が発見するまで約2日半生きてた(警官発見時にはまだ意識があった)らしい。
ただ、怪我具合から即死しててもおかしくないような大怪我で、どうやって生きてたかもわからないが、その間意識があったなら地獄の苦しみだっただろうということ。

その後の調査で、時速150km以上の速度でがけから斜めに飛んで、木にぶつかりながら数十m転げ落ちたということが分かった。
発見時の状況(誰もベルト締めてなかった)から、中はミキサー状態だっただろうと。
…街灯もない真っ暗な山道で、しかも道にも不慣れなはずなのに、なぜそんなに猛スピードを出してたのかは不明。
車の中からは盗品が見つかったので、隣県に売りに行こうとして運転ミスったんだろうとなった。

その数日後、今度は泥棒の家が火事になった。
出火原因は泥棒ママの供養の蝋燭らしいが、泥棒の家全焼、泥棒の父は出かけてて無事だったらしいけど、執行猶予で戻ってこれてた泥棒の母が大やけどを負った。
その後、泥棒の両親はいつの間にかどこかに引っ越していた。

ちなみにそのいわくつき3点は、母が亡くなった時に遺言に従って一緒に燃やしました。
なんでも四人で話し合って自分が逝くときに一緒に逝こうと決めたんだそうで。

まとめるとなんて現実感ない文章なのかと我ながらあきれる…


171
乙でした。
子供まで亡くなったのは後味悪いですね。


172
乙でした。

>>171
泥棒ママの父が最後まで無事だったから、子供達も盗む手伝いをしてたんじゃないかな。


170
不思議な品ってあるんすね・・って
車のトランクに入れたって事は丁度崖から車が転げ落ちた頃に
トランクから抜け出したのでせうか・・


173
>>170
崖から落ちたのは後の話だよ。


179
>>173
泥棒の家突撃時に不在で出かけていたようなので(泥棒ママの両親対応)
車は2台(田舎だと普通だろうし)その内の一台に乗って売りさばきにお出かけで
その時事故ってたんじゃないかと


175
>>170
すいません、ほんとにそこは今まで気づかなかった。
「泥棒ママの両親の車に入れてたもの」という意味だったのか、「売りに行ってた泥棒ママの車のトランクに」 と言う意味だったのかということですよね。

少なくとも駐在さんはすぐに車庫のトランクに目を付けたので、泥棒の両親の車のトランクに隠してた
つもりが、子供が勝手に引っ張り出して放置したんだろうということになってました。
あれ?でもそうするとショップ旦那はカトリーヌ(仮)を見てすっ飛んできたわけで、
泥棒ママはそのまま帰らず山道を隣県に疾走したはずで… あれ?

すいません、怖くなってきたのでこの辺は考えるのやめます。
フェイク失敗ということにしといてください。


174
異国の血が混じってるって事は今でこそそんなに珍しくもないけど、昔だったら、自慢どころか恥と言うか、隠しておきたい位の事だろうよ。


178
>>174
そうでもないですよ。
別に先祖帰りして青い目だったわけでも金髪だったわけでもないし、顔立ちもいたって日本人。
んで、離れに洋館風の建物があったり、珍しい洋風のものがあったり。
おばあちゃんの時代ではどうだったかわかりませんけど、私が育ったころ(高度成長期後期)
には十分自慢できることで、田舎でもプチ羨望の対象となってました。


177
乙でした

>まとめるとなんて現実感ない文章なのかと我ながらあきれる…
この手のスレに居ると呪いの人形とか面とかの話があるから案外と抵抗が無かったりするw






引用: 【窃盗】発見!泥棒~手癖の悪いママ181】