370 2019/01/04(金)
幽霊列車と幽霊踏切の話。
俺の母親の郷里と父親の郷里には、幽霊列車の話がある。
どっちも概要は同じだ。
夜、営業時間が終わって駅も閉まった後で幽霊列車が走る。というもの。
どちらも地元では言われて無くて、離れた町で言われたりネットで広まっている。
それで今でも時々肝試しに来る奴がいて、時には終電の時間を間違えて事故ったりする。
ただ、その真相は2つとも違う。
母親の郷里だと戦後間もない頃に列車上そう事故があり、その幽霊が乗っている。
と言う設定になっている。
真相はこうだ。
昔その路線では、営業時間が終了した後、回送車が出てた。
回送車でその日の売上と駅員を回収して車両基地まで運ぶ。
回送なので車両の電気は消して、乗っている人は外を見て、
危険箇所が無いかのチェックなどをしていた。
ダイヤに載っていない、定期列車。それで通称幽霊列車と呼んでた。
戦前にその路線で山の崩落事故があり集落と列車が飲まれたのは本当だけど、
その後線路を付け替えているので場所は全く違うそうだ。
崩落事故があった辺りには、かつての線路の面影など何もない。
親父の郷里では、戦前山崩れで列車が埋まり、死者が多数出た。
夜中の列車にその幽霊が乗っている。という設定になっている。
真相はこうだ。
戦時中、その路線は軍に徴発される時があった。
関東から九州の方に兵士を運ぶ路線の1つとして。
その列車は真夜中に走っていてそうだ。
空襲を避けるために、駅も付近の家も街灯も全て消された中を列車は走った。
ダイヤに載っていない臨時列車。その列車を見た。
と言うのを誰かに伝えると直ぐに特高がやってきて、子供でも大人でも引っ張られて行った。
それで見たり口にしたりすると祟りがある列車として、幽霊列車と言われるようになった。
俺の母親の郷里と父親の郷里には、幽霊列車の話がある。
どっちも概要は同じだ。
夜、営業時間が終わって駅も閉まった後で幽霊列車が走る。というもの。
どちらも地元では言われて無くて、離れた町で言われたりネットで広まっている。
それで今でも時々肝試しに来る奴がいて、時には終電の時間を間違えて事故ったりする。
ただ、その真相は2つとも違う。
母親の郷里だと戦後間もない頃に列車上そう事故があり、その幽霊が乗っている。
と言う設定になっている。
真相はこうだ。
昔その路線では、営業時間が終了した後、回送車が出てた。
回送車でその日の売上と駅員を回収して車両基地まで運ぶ。
回送なので車両の電気は消して、乗っている人は外を見て、
危険箇所が無いかのチェックなどをしていた。
ダイヤに載っていない、定期列車。それで通称幽霊列車と呼んでた。
戦前にその路線で山の崩落事故があり集落と列車が飲まれたのは本当だけど、
その後線路を付け替えているので場所は全く違うそうだ。
崩落事故があった辺りには、かつての線路の面影など何もない。
親父の郷里では、戦前山崩れで列車が埋まり、死者が多数出た。
夜中の列車にその幽霊が乗っている。という設定になっている。
真相はこうだ。
戦時中、その路線は軍に徴発される時があった。
関東から九州の方に兵士を運ぶ路線の1つとして。
その列車は真夜中に走っていてそうだ。
空襲を避けるために、駅も付近の家も街灯も全て消された中を列車は走った。
ダイヤに載っていない臨時列車。その列車を見た。
と言うのを誰かに伝えると直ぐに特高がやってきて、子供でも大人でも引っ張られて行った。
それで見たり口にしたりすると祟りがある列車として、幽霊列車と言われるようになった。
372
>>370
幽霊踏切の話は、俺が子供の頃住んでた辺りの話だ。
これも、離れた町やネットで噂されて、今でも肝試しに来る奴がいる。
10年ぐらい前それで事故に遭った奴もある。
真相はこうだ。
そこは山裾を回り込むように線路が敷かれている。
山裾には集落があるし、小さい谷間に田畑があった。
かつて、そんな谷間の畑に行くために、勝手に踏切を作った人がいた。
フェンスの一部を切って扉に改造して、踏切を渡って畑に行く。
35年ほど前まで、その踏切は存在した。
何度かバレて怒られ補修されたけど、その人は改造して使ってたそうだ。
それでとうとう、路盤工事の時に、
二度と改造できないようにそこだけフェンスを強化して電気柵も付けられてしまった。
地元ではそういう勝手に作られた踏切を「幽霊踏切」と呼んでた。
本来無いはずなのに時々現れる踏切。と言う意味だ。
それで離れた町にその名称だけが伝わり、
幽霊がでる踏切だと勘違いされて、怪談話に仕立て上げられてしまった。
幽霊踏切の話は、俺が子供の頃住んでた辺りの話だ。
これも、離れた町やネットで噂されて、今でも肝試しに来る奴がいる。
10年ぐらい前それで事故に遭った奴もある。
真相はこうだ。
そこは山裾を回り込むように線路が敷かれている。
山裾には集落があるし、小さい谷間に田畑があった。
かつて、そんな谷間の畑に行くために、勝手に踏切を作った人がいた。
フェンスの一部を切って扉に改造して、踏切を渡って畑に行く。
35年ほど前まで、その踏切は存在した。
何度かバレて怒られ補修されたけど、その人は改造して使ってたそうだ。
それでとうとう、路盤工事の時に、
二度と改造できないようにそこだけフェンスを強化して電気柵も付けられてしまった。
地元ではそういう勝手に作られた踏切を「幽霊踏切」と呼んでた。
本来無いはずなのに時々現れる踏切。と言う意味だ。
それで離れた町にその名称だけが伝わり、
幽霊がでる踏切だと勘違いされて、怪談話に仕立て上げられてしまった。
373
>>370,372
兵隊さん移送の軍用列車の話はよく聞くね
幽霊踏み切り、おもしろかった! 国鉄と農民のイタチゴッコだったのだろうな
兵隊さん移送の軍用列車の話はよく聞くね
幽霊踏み切り、おもしろかった! 国鉄と農民のイタチゴッコだったのだろうな
375
>>372
最近ニュースで勝手踏切と呼んでたな。
兵員輸送のためのダイヤが公開されない列車と、見てしまうと特高が…はリアルな怖さが。
最近ニュースで勝手踏切と呼んでたな。
兵員輸送のためのダイヤが公開されない列車と、見てしまうと特高が…はリアルな怖さが。
引用: ほんのりと怖い話スレ 133
コメント
コメント一覧 (2)
実際に恐ろしい目にあうという教訓で
近付いてはいけないと周知させるために
幽霊などで言い伝えられている場合もあるからね
なかなか興味深いお話でした
すごく感銘を受けた
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