809 2019/02/07(木) 15:49
10年くらい前に付き合ってた元彼の話。
この人時々変に勘が冴えてて予言めいてたことをよく言ってたんだけど
2回何なのこの人?本当に見えてるの?ってことがあった。

一度目は2人とも大学生でうちの実家の猫を看取った時。
寝床に横たわったミーちゃんをいよいよもうダメかなって瞬間に彼と2人で見てあげてたのね。
呼吸が段々小さくなってって水を飲ましてあげようとスポイトに水を汲んでこようと
したときに、彼が「待って、ここにいて」って言うから座りなおして。
そんで私がミーたんって声かけたら
小さく首だけ挙げて目を細くあけて私の目を見てみゃあって鳴いた
何?みーたん苦しいの?って言うとまたもう1回みゃあって鳴いて顔を戻した。
それからいつ逝ったのか分からないうちに亡くなってた。





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鳴きながらみーたんの遺骸を毛布でくるんでると彼氏が私の手を取って
みーちゃんが最後に「家出したときはごめんなさい」と「どうしても子供に会いたかったの」って言ってたよ言うの。

みーたんがうちに来て3年位の頃、
基本的に家猫で庭にしか出なかったみーたんだったんだけどいつの間にか妊娠したのね。
猫を飼うのに反対だった父の手前妊娠で猫が増えたらってことで
生まれた子は全部3か月以内に里子に出したの。
そしてすぐみーたんに避妊手術したの。

それからみーたんは思いに耽るようになったりしちゃって、性格も微妙に変わったというか。
そんなことがあってから半年くらいして家出したの。
母と2人で探し回ったけど見つからず、
ミーちゃん子供を取り上げたことを怒ったのかなって母と2人で悲しんでた。

暫くして小学生の私が土曜日の昼に家に帰ると
みーたんが玄関の敷石の上にちょこんと座って待って帰ってきたーってなったんだけど。



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で、何なのこの人!?って思ったのは、私ですらこの家出事件を忘れてたのよ。
家出の原因と言うか妊娠したことも忘れてた。
後で母に聞いた時もああそんなことあったねって泣いてた。

私と母も定かでなかったことを彼が知ってたってのは
どう考えてもみーたんが言ってたのを理解してたとしか思えない不可思議な話でした。
みーたんあの時は子供達と引き離してしまって本当にごめんなさい。
どうか今幸せでいますように。



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ミーたん、ミーちゃん、みーたんと
名前が一定じゃないのはお前が馬鹿だからなの?


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※812
ああすみません・・・。
私が馬鹿なのもありますけどみーたんは私の呼び方でミーちゃんは本名&家族の呼び方です。
ふっと思い出してばーっと書いちゃったら長文規制?とやらで変な分割になって改行も滅茶苦茶で大変すみません。
以後消えます・・・。


816
>>815
あんま気にしなくていいよ
俺は面白かったわ


823
>>815
ミーたん、心配かけたのずっと気にしてたんだね
あー、涙が






引用: 不可解な体験、謎な話~enigma~ Part107