※衝撃体験

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おじいちゃんの「遺産」が、「封筒」と「鉛筆」だったこと。
正確には「形見分け」ね。

おじいちゃんが大往生して、1人暮らしの家を掃除したら
膨大な量の、「事務用封筒」と「事務用鉛筆」が出てきた。
どれも、ごくふつうの。箱入りや包装されたまま、未開封未使用。
封筒は白いのと茶色いのと。

年代もので、「郵便番号が5ケタ」なんてのもあった。





鉛筆も事務用で、ボディが深緑とか、おしりに消しゴムのついた黄色いのとか、
赤と紺の2色のとか。

すごい年代もので、「軍用」なんて焼印が押されたのもあった。
(太平洋戦争中のものらしい。物資が不足していたようで、
見るからに雑な作りで、ためしに使ってみたら、芯もすぐ折れた。)
大きな段ボール箱3つにぎっしり。

封筒も鉛筆も、よく見ればメーカーが違い、少しずつだがデザインも違う。
どうも、おじいちゃんは「事務用品マニア」だったらしい。
しかし先立ったおばあちゃんがそんな話をしていたことはなく、
親戚一同、聞いたこともなかった。
おじいちゃんの秘密のコレクションだったってことか……。

秘密のコレクションというと、アレとかコレとか考えるけど、
こんな「奥深い」世界があったことが衝撃だった。



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現代に生きる文具マニアにとっては垂涎の品かもしれない…w







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