80
身の丈に合わない恋愛で終わった話。
23歳の時に友達の結婚式に出席した際新郎の幼馴染に一目惚れをされた。
友達の新郎がすごい人だったので、
付き合う事になったその人も新郎と同じく良家出身の一流大学卒業で若いのにかなり良い所の会社勤め。
私は普通レベルの頭の専門学校卒の一般家庭出身で現在はただのOL、安月給の一人暮らしで節約の日々。
戸惑いと変な警戒心があったが、彼の真面目で優しい所と仕事に対する熱心さを知りそれに惹かれて付き合うようになった。
親友2人を除いた周りの人からは金目当てとか玉の輿wとかと言われた事もあったが、
彼はやっかみだから気にするなと言ってくれた。

デートはいつも高級レストランで食事、貰うプレゼントも高価なもの、相手に誘われて行った旅行はスイートルーム。
近いのは年齢だけであとは全く別世界の人と言う私と彼であったが、相手は特に気にしていないようだった。
付き合って8ヶ月経った頃、デート中に通りかかった公園のベンチでマックを食べている恋人を見つけた。




彼本人は「うわ、デートでマックなんて食べてる。よく彼女にあんなもの食べさせられるなー。しかも公園って…」
と彼氏を非難していたけど、
私はこれから行くテーブルマナーが必要なフランス料理フルコースのお店よりも、
ジーパンで大きな口で頬張りながら笑って楽しそうに会話をしながら食べているその恋人が羨ましく見えた。
(無い物ねだりだったかもしれないけど)



81
相手を嫌いになったわけじゃないけど、それ以来なんだか気乗りがしなくてしばらくして別れを告げた時、
相手は大きなダイヤの結婚指輪をプレゼントするよとか、高級住宅地で一緒に暮らそうとか言われたけど断り、
今まで貰った新品のままのプレゼントを郵送で返したら理解してくれて別れに同意してくれた。
別れた事で周りからは散々勿体ないと言われたり、
ひどい女だよねとか何年か後に後悔するんだよwなんて陰口を聞いてしまったけど、
親友の2人だけは理解してくれてあんたずっとキツそうな顔してたもんねーお疲れ様!と言われ、
それを聞いた時に何故かホッとして泣いてしまった。
仮に付き合い続け結婚となっても彼の家族とうまくやっていける自信が無かったし…。
今は公園でマックデートが出来るような人を好きになり少し前に告白して付き合うようになった。
あの人と付き合っていた時よりも安心が出来て楽しいので、自分にはこれくらいが丁度良いんだなーと思う。


104
>>80
>よく彼女にあんなもの食べさせられるなー。

ようするに、この彼は
「彼女に、高級レストランでフランス料理フルコースを食べさせてる」
っていう感覚の持ち主なわけだよな。
ココが冷めポイントだね。


82
>>81
人間同じくらいの価値観を持たないと無理みたいなことはどこでも大体見かけるな


84
>>81
というかその彼が、公園でマックを食べてる人を見下すような人じゃなかったら
例え価値観が違っていてもやっていけたのかもしれないよ。
上流階級の付き合いってあるから、確かに結婚は難しかったかもしれない。
あなたの家族の事も当然バカにされるんだろうし。
そういう家の人と普通の人が結婚するには、相手にもご家族にも相当な人格が求められるし
逆に玉の輿に乗るほうも、金の為だとかなり割り切れないと難しいだろうなと思う。

友達で親は元官僚の銀行のお偉いさん、娘も高学歴で
とある有名な旅館に嫁いだ子がいるが
それでも結婚してから相当苦労しているよ。
旦那実家も「この役人風情が」みたいな態度だし、しょっちゅう親同士が揉めてるそう。
あれ片方が普通の家だったら、完全ノックアウトで大変だったろうなと思う


83
どっちも悪くない冷めなのが切ないね

これほど極端な格差がなくても、付き合う上で
価値観や生活習慣の違いはかなり重要だからなぁ


85
美味しんぼ思い出した
美男美女カップルでどちらも社長の御曹司と令嬢なんだが
本当は育ちが悪く
自分は相手に釣り合わない!とお互いに思ってた話


90
>>85
バターライスとソーライスの話なw
バターライス大好きだった俺は「下品な食べ物」だと知ってショックだったw
あとソーライスは試してみたらまずかった。


92
どっちもまずそう


97
価値観合わないと難しいよね


101
>>97
あとは、別の価値観もひとつの価値観だと認める度量が双方にないとな。







引用: 百年の恋も冷めた瞬間!122年目